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44歳男を聴取 全盲女生徒負傷事件で 埼玉県警

産経新聞 9月12日(金)22時14分配信

 埼玉県川越市のJR川越駅で8日、全盲の女子生徒が脚を蹴られて負傷した事件で、埼玉県警捜査1課などは12日、目撃情報などから、同県狭山市の作業員の男(44)を容疑者と特定したと発表した。男は受け答えが困難という。県警は傷害容疑で刑事責任能力の有無を任意で調べている。

 同課によると、男は8日午前7時50分ごろ、JR川越駅構内で、視覚に障害を持つ児童生徒らが通う同県立特別支援学校「塙保己一(はなわほきいち)学園」(川越市)高等部専攻科1年の全盲の女子生徒が点字ブロックを歩いていた際、生徒の白杖(はくじょう)が自分にぶつかったことに腹を立て、生徒の背後から右膝の裏を蹴り3週間のけがを負わせたとしている。周辺での複数の目撃情報などから、狭山市内に住む男の関与が浮上した。

 同課によると、被害者の女子生徒は容疑者が特定されたことについて「感謝している」と話しているという。

最終更新:9月12日(金)23時30分

産経新聞

 

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