全盲女子生徒傷害、44歳作業員を任意で聴取
埼玉県川越市のJR川越駅で、県立特別支援学校「塙保己一学園」に通う全盲の女子生徒が何者かに足を蹴られて軽傷を負った事件で、川越署は12日、複数の目撃情報などから同県狭山市の男性作業員(44)が事件に関与した可能性があるとして、同日から任意で事情聴取を始めた。
発表によると、作業員は、同市内の障害者施設に入所し、軽作業をしている。現場にいた目撃者の話などから作業員が浮上した。同署の事情聴取に対し、受け答えが困難な状態で、明確な説明は得られていないという。事件当時は1人で行動していたとみられる。