2014-09-12

ネットで楽しく斧を投げ合うモヒカンになるために

最近はてな村から村民が居なくなることがある。

特に粘着された結果消耗して、という引越のしかたが一番モッタイナイと思う。

そこで、夏休みに親戚のちびっ子連中に教えたネットリテラシーの中から、いくつか対処法を書いておこうと思う。

  1. 無知である理解力がない、固執する、口汚い、は全て異なるパラメータである
  2. 様々な意見があって当然なので、どんな意見にも3つは反対する理由を作れる
  3. 常に、自分が間違っているかも知れないと思うことは良いことだ
  4. 匿名の相手とは、連続したやりとりをしない
  5. 口汚い相手とは、一切やりとりをしない

一応、「匿名場合、書いてる相手は全員小学生だと思って対応するのが良いよ」と言ってある。

無知である理解力がない、固執する、口汚い、は全て異なるパラメータである

勘違いやすいが、知識が無い事と、罵倒することは別のことだ。

同じ意見に固執してしまう(意見を変えない、指摘を受け入れない)相手と、

正しい意見から罵倒する相手であれば、固執する相手の方と付き合うべきだ。

様々な意見があって当然なので、どんな意見にも3つは反対する理由を作れる

現実社会でもそうだけど、ネット特に簡単に意見が出せる。

で、あらゆる意見には、反対する理由が作れる。

これは、「事実」と「意見」とが違う、ということでもある。

から、「右が正しい」と書いたら「いや左だ」と言われ、

「左でも良いかも」と訂正したら「いや右だろう」と言われ、

「真ん中かも」と書くと、「いや真ん中の選択肢は無い」と言われるコトがある。

2chなんかで良くあることだけど、何をやっても批判される状況というのは、結構ある。

右向いても左向いても、下手をすると「なにもしないこと」を批判されたりする。

常に、自分が間違っているかも知れないと思うことは良いことだ

なにか「これだ!」と思って書き込みをした後で、フルボッコになることがある。

そう言うとき、冷静になって以下のどのパターンか観る必要がある。

  1. ボコってないコメントもある
  2. ボコってるのが特定人達だけ
  3. 全員からボコられてる

1番なら、気にしすぎだったり、意見の届かない人だったりすることがある。

2番なら、「ある特定人達」をボコらせに走らせる書き方をしていないか見直してみる

3番なら、どんなに自分が正しいと思っていても、見直してみる

大抵の場合自分が間違っていることが多いが、そうじゃないことも多い。

特に2番はネットでやってしまいがちなので、具体例でみよう。

自説のために、他を貶める

海外ドラマのすばらしさを言うために、日本ドラマアイドルばっかりだ、と言ってしまうとか

トップギアおもしろさを伝えたくて、NHKドキュメンタリー馬鹿にしてしまうとか

自分の買ったスマホが嬉しくて、他のスマホの不備や欠点だけあげつらってしまうとか

バトルシップを熱く語りすぎて、うっかりジョン・カーターに触れてしまうとか

前半だけ言えば良いのに、というパターン

気をつけていてもやってしまうのが人間なので、指摘してくれたことに感謝して、謝罪しよう。

普通はそれで炎上はしない。

ある特定ワードや話題に触れてしま

これはモヒカンたる村民なら別に問題ないんだけど、子供達にはちょっと早い話題がある。

放射能」「原発再稼働」「EM菌」「日韓関係」「アベノミクス」等々

読んで良く判らないようなことを言う人が大量にやってくる話題があって、そう言うとき

自分はまだ良く判ってなかった、勉強する」とだけ書いて、忘れなさい、と伝えてある。

匿名の相手とは、連続したやりとりをしない

単発で相手をすることはあっても、連続してやりとりをしない。

この場合匿名とは、IDで追いかけられない(連続性が不明)な相手と、という意味だ。

IDで追いかけることが出来ても、連続で相手をしない方が良い場合もある。2chとか)

これは、相手は急にいなくなることが出来るし、さっき言ったのは自分じゃないからその議論意味がない、とか言われて消耗するからだ。

匿名からと言って無視しなくても良いけど、連続してやりとりをしてはいけない。

口汚い相手とは、一切やりとりをしない

「正しい意見なのだから、伝え方はどんな方法であっても構わない」というのは正しいので、

罵倒を混ぜず、普通の伝え方で、意見を伝える」人とだけ、対応するようにする。

たまに、意見が正しければ罵倒も正しい(罵倒することでしか意見を伝える事が出来ない)という信念の人もいるけれども、そう言う人とは距離を置こう。

足を捻挫しているとき遊園地に行っても楽しめないのと同じで、実は精神的な傷も行動に影響が出る。

ソレは目に見えないほど小さな傷かも知れないけれども,蓄積すると結構な重荷になる。

から、「罵倒をする」「口汚い言葉遣いをする」相手は、一切無視する。

(これは「以後一切やりとりをしない」という意味ではないのがポイントだ)

それ以外の人と普通に議論をしたりやりとりをするのを観れば、相手は去っていくか、対応を改める。

例えば自分は「腐れハゲが」と書いてあっても気にしないが「茂木某が」みたいな、相手の名前をワザと知らない風に書く場合罵倒だと判断してる。

親戚のちびっ子は不思議そうにしていたが、「自分にとって嫌な気分になる単語」を使っていれば無視でOKだと言ってある。

まとめ

対応する場合としない場合をキチンと分け、自分が嫌な気分になる言葉遣いをする相手は無視する(返事をしない)のが一番良い。

(読んで楽しむのは下世話な趣味で、それ自体は良いと思うが、対応するのとはまた違う)

世の中には罵倒を混ぜずに、誤りを指摘する人や、その意見とは見解が異なると言ってくれる人もいる。

そして、そう言う相手とだけやりあっていても、モヒカンにはなれる。

なお、親戚のちびっ子には言っていなくて、親にだけ伝えてあることだけど、

ネット無職で暇な粘着質の人もマレにいて無視してもしつこく罵倒を続けたり、個人情報を暴こうとする人がいる

(例えば、天気や日没電車の遅延、テレビの話題など、気にせずに出てしまう個人を絞る為の情報は相当数ある)

そう言うときは、発信者情報開示請求を使うと最近はすぐ判るし、ヤバいな、と思ったら弁護士立てると示談まではスムーズに行くよ、と伝えてある。

30〜50万くらいなら必要経費だろと思って裁判で負けても良いやと考えて書いてる人もたまに見かけるけど、それはまた別のお話

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