The Island Times

1983年生まれの男の日常。一児の父。テニス、サッカー、ランニング、食べること、テレビが好き。

1歳までに動物園に連れて行けばアレルギーになりにくいって聞いたんだけど

 子どもが産まれる前に誰かから「1歳までに動物園に連れて行けばアレルギーになりにくいらしいよ」って聞きました。誰が言ってたんだろうか。もしかして妻かな・・・忘れた!

 明日動物園に行くので、そのことを思い出しました。それが本当なのか気になったのでググってみました。どうやらそういう話は存在しているようで、ソースがNHKの番組らしいということがわかりました。

 これを視聴したので、軽く紹介します。ちなみにこの番組は2008年11月に放送されたものなので、情報が古いかもしれません。

この番組に出てくるアレルギー

モンゴルの遊牧民と、オーストリアの農家の子どもは花粉症、アレルギー性ぜんそくの人が少ない

 動物の糞に含まれているエンドトキシンという成分がアレルギーを防ぐ一つの要因とみられている。

ミュンヘン大学の調査

 1歳までに家畜小屋に出入りしていた子どもは、1歳を過ぎてから家畜小屋に出入りをし始めた子どもに較べて、アレルギーになる可能性が少ないということが調査の結果わかったそうだ。

IgE型免疫と細胞型免疫

 IgE型免疫は2億年前に哺乳類が寄生虫や吸血ダニから身を守るために新たに獲得した免疫。細胞型免疫ははるか昔から哺乳類が持っていた免疫。花粉が体内に入ると、花粉を悪いものだと細胞が勘違いして、IgE型免疫が大量に作られた結果、花粉症を引き起こすそうです。乳幼児期にIgE型免疫と細胞型免疫が体内でせめぎあい、このバランスがその後アレルギーになりやすいかどうか一生に渡る体質を決めると考えられている。エンドトキシンに触れると、細胞型免疫が増える。だから産まれた時からエンドトキシンに触れることが大切ということらしい。

まとめ

 この番組の内容をまとめると、1歳までにエンドトキシンに触れることができる家畜小屋に出入りすることがアレルギー対策に有効な手段の一つであるとのことです。動物園に行けばなんてことは番組には出てきません。家畜小屋が身近にないなら、動物園でいいんじゃね?というように変化したのだと思います。「1歳までに」というのも、たまたま調査したのが1歳以下と1歳以上で区切ったことから、出てきたのかなと思います。また、幼い子どもを動物園に連れて行くのもメリットだけではありません。動物の毛でアレルギーを引き起こして高熱になってショック症状を起こすこともあるそうです。動物園に連れて行くかどうかは自己責任で。

とびだす! うごく! どうぶつえん (てのひらえほん)

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