文化庁、著作権者が分からない作品利用時の裁定の手引きを改訂 11
ストーリー by hylom
著作物は活用しよう 部門より
著作物は活用しよう 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
文化庁は、2014年8月付で著作権者不明等の場合の裁定制度の改訂を行った。これまでは、権利者が誰だか分からない、権利者がどこにいるのか分からないといった作品を利用するためには「相当な努力」を払って著作権者と連絡するという努力義務があった。相当な努力には、
- 権利者の名前や住所等が掲載されている名簿・名鑑類の 閲覧
- ネット検索サービスによる情報の検索
- 著作権等管理事業者等への照会
- 利用しようとする著作物等と同種の著作物等の販売等を行う者への照会
- 利用しようとする著作物等の分野に係る著作者団体等への照会
- 下記のいずれかの方法で、公衆に対し広く権利者情報の提供を求める
- 日刊新聞紙への掲載/CRICのウェブサイトに30日間以上掲載
といった内容が含まれていたが、見直し後では1.および2.のうち適切なものを選択する、4.の照会は不要、CRICのウェブサイトでの広告期間を7日以上に短縮するといった簡略化が行われた。
書籍の増刷や電子書籍化などについても、出版社が数量や期間を区切って補償金を追加供託することにより利用が可能になったとしている(カレントアウェアネス・ポータル、[PDF]権利者不明等の場合の裁定制度の見直しについて)。
個人レベルでは、もっとラフでいいのかも。 (スコア:0)
(プルルル)
???「法テラスです」
私「祖父の遺品の写真があるのですが。朝霧に包まれ登山者2人がの顔や容姿もわからず。移ってるのが祖父である確証がないのでみなし処理も出来ないと思うのですがどうしたらいいでしょうかね」
テラス「その写真どうしたいんです?」
私「いい構図なので。素材として誰もが使えるようにアップロードしたいのですが」
テラス「写真はいつのです?」
私「それも分かりません」
テラス「んー。文句言う人いなさそうならいいんじゃないですかね。言ってくる人がいたらその時ってことで」
私「はぁ。そんなもんですか」
テラス「そんなもんです」
私「ありがとうございました」
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投稿処理前プレビュー確認後書込処理検証処理前反映可否確認処理後……
Re: (スコア:0)
どこからその発想が出てきたんだ。
Re: (スコア:0)
祖父が撮った写真じゃないのはほぼ明らかだろ。
つまり、 (スコア:0)
補償金を供託することで、私でも「竹取物語」を電子書籍化できるということですね。
# 死後50年経ってる確証が得られませんでした。
Re: (スコア:0)
京都では数百年前の著作権さえ留意が必要ですものね
長生きな方もいらっしゃるので難儀します
# 鳥獣戯画
Re:つまり、 (スコア:2)
> # 鳥獣戯画
ウサギとカエルとエイリアンが相撲をとっている。
それは、鳥獣ギーガー。
#著作権は残っていそう。
Re:つまり、 (スコア:1)
こういう [chikumashobo.co.jp]のも著作権が残ってるので留意が必要ですね。
Re: (スコア:0)
大蔵出版の話かと思ったら筑摩書房ですし、本当に空海が記した部分に著作権が残ってるのでしょうか?(解説文とか装丁とかは、著作権ありそうですが)
出来ましたら、解説をお願いします。
Re:つまり、 (スコア:2)
だって、作者は奥の院で今も修行中
#ということになっている。
Re: (スコア:0)
弘法大師はまだ高野山で禅定に入られていることになっていますので。
# 四国でお目にかかれるという噂も