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【芸能・社会】

布袋 世界デビュー!! 年明けから各国でリリース

2014年9月12日 紙面から

本格的な世界デビューに向けて意気込みを語った布袋寅泰=東京都港区で(高嶋ちぐさ撮影)

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 ロックギタリストの布袋寅泰(52)が本格的に世界デビューすることになった。11日、東京・港区のユニバーサルミュージックで本紙などのインタビューに応じて明かした。第1弾となる作品は、アルバム「New Beginnings」。10月1日に日本で先行発売、年明けから世界各国でリリースしていく計画だ。

 世界の舞台での活躍をにらんで、一昨年にはロックの本場ロンドンに家族とともに移住。現地の音楽関係者と親交を深め、地元のライブにも積極的に出演するなど“国際色”を磨いてきた。

 布袋は「ワールドワイドでの活動は、いつかはと思っていた、10代からの夢でした。このアルバムは世界への第一歩、僕の新しい始まりです」などと語った。

 今年は3月に世界のスーパーグループ、ローリング・ストーンズの東京ドーム公演にゲスト出演。また、夏にはスイスでのジャズ祭に参加。世界との距離感が縮まった手応えをつかんだという。

 1年半をかけて制作したニューアルバムは布袋が「BOΦWYでのデビュー、ソロデビューに続く3度目のデビュー作」と位置付ける作品だ。自らのボーカルは封印し、「Medusa」など収録した12曲は全てギタリストとしての演奏に徹した。

 「今までで一番、自分らしいアルバムになったと思う」。セルフプロデュースを長く続けてきたが、今回は外部の4人にプロデュースを依頼。また、米国の男性シンガー、イギー・ポップ(67)らをゲストに招き、「Walking Through the Night」など歌入りの曲も収録した。

 世界進出に向けて、家族も全面協力している。妻で女優の今井美樹(51)は、食事面などで布袋の健康を厳しく管理してくれているという。「僕や子どもたちの栄養を考えてくれたり、妻はナイチンゲールみたいな人。これからはナイチンゲールの言うことを聞いて、世界を一歩一歩上がっていきます!!」と意気込んだ。10月中旬からはニューアルバムを引っ提げた日本ツアーを展開する。

◆「耳の調子心配」 盟友・氷室にも言及

 インタビューでは、BOΦWY時代の盟友、歌手の氷室京介(53)についても言及した。氷室が耳の不調を理由に、来年のツアーを最後にライブ活動を休止する発表をしたことには、「共に闘ってきた同志。引退とも聞いてびっくりした。耳の調子を心配しています」と話した。

 また、氷室の最後のステージで「ギターを弾きたい」などとブログにつづったことについて、「それはヒムロック(氷室)が考えるステージであるべきで、無理やり弾かせてくれとは言えない。オファーがあったら断る理由はありませんし、自然に任せたい」とした。

 BOΦWYの解散から26年。今もファンの間では再結成を望む声が強い。その可能性について、布袋は「長い時間がたち、昔の気持ちに戻れるかは難しいことだと思う。氷室さんの体調のことが一番、大事。僕もようやく世界に出発しようという時期でもあり、まずは自分のことに集中したい」とコメントした。

 

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