蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】チェン15勝でオリオールズはM8 7イニング1失点でメジャー自己最多勝利更新2014年9月12日 紙面から ◇オリオールズ10−6レッドソックスオリオールズのチェン・ウェイン投手(29)が最多勝争いに絡む15勝目(4敗)を挙げた。10日、敵地でのレッドソックス戦に先発し、7イニングを3安打1失点。6回1死まで走者を許さず、球団公式サイトによると、本人も「攻撃的にいけた」と納得顔。元竜戦士がけん引するチームは優勝マジックを「8」に減らした。 勝利を呼ぶエースの投球だった。「自分が投げるときは絶対に勝ちたい」。スライダー、チェンジアップで緩急をつけ、新人バトラーに左中間二塁打を許すまで16打者連続アウト。7回に先頭ボガーツに左越え本塁打を浴びたものの、「完全試合も頭をよぎったけど、そんな簡単にできないから。とにかく一人一人に集中した」と振り返った。 メジャー1年目の2012年は12勝(11敗)。だが、硬いマウンドで右膝を痛め、その影響で昨季は7勝7敗に終わった。昨年10月に膝の骨棘(こっきょく)除去手術を受け、今季は下半身が安定。7月以降は12試合で8勝1敗、防御率2・85と大車輪の働きで、この日封じ込められたレ軍のファレル監督も「今日の彼はいつもと同じ。いつも攻略が難しい」と脱帽した。 現在のハーラートップはシャーザー(タイガース)、ウィーバー(エンゼルス)の16勝。2006年にヤンキースで19勝(6敗)を挙げた王建民以来となるアジア人の最多勝は射程範囲だ。座右の銘は日本時代に覚えた「一生懸命」。台湾の先輩に続くタイトル、そして17年ぶりの地区Vへ。竜育ちのエースが、勝利の美酒へ突き進む。 PR情報
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