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【プロ野球】

広島あと1本が… 総力戦実らず

2014年9月12日 紙面から

7回裏1死満塁、代打松山(左)は空振り三振に倒れ、ガックリの野村監督(中央)ら広島ベンチ(北村雅宏撮影)

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◇中日2−1広島

 中日が1点差で逃げ切った。大野が7回途中1失点で8勝目。6回にルナの17号ソロなどで2点を先制。7回のピンチを2番手の又吉がしのぐなど、救援陣が踏ん張った。福谷が9回を締め6セーブ目。広島は拙攻。

 6回に2点を先制されてもその裏、梵のタイムリー打で1点差として、なおも1死満塁。7回にも堂林から3連打で1死満塁の逆転機をつかみながら、あと1本が出ない。1点が重く、中日に3連勝とは行かず、再び巨人にマジックを点灯させた。

 「どんどん仕掛けて勝負に行ったんだけどなあ。(逆転できる)雰囲気はあっただけに…」。野村監督はあと一歩攻めきれなかった攻撃にため息を漏らした。

 野手全員出場。延長戦になると、投手に打席が回っても代打がいない。捕手・倉が負傷すると、投手が守りにつかなければいけない状況で死力を尽くしただけに、指揮官はサバサバした表情だ。

 逆転優勝を狙うヤマ場の9連戦の3戦目。すべて勝つにこしたことはないが、考えられる作戦すべてを出して負けた。「選手全員に攻める姿勢を見せてくれたことが大きい」と同監督は今後に向けてあくまでも前向きだ。巨人にマジックを点灯させたが、同監督は「それは関係ない。うちは勝ち続けなきゃいけないんだし。上を目指しているんだから。下を気にして試合はしていない」と逆転Vにチャレンジしていく姿勢を見せた。 (宮脇渉)

 

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