菅官房長官「迅速に訂正し名誉回復を」9月12日 12時24分
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、朝日新聞がいわゆる「吉田調書」を巡ることし5月の記事などを取り消したことについて、個人、企業、国家の名誉などに多大な影響を及ぼす重大性に鑑み、速やかに訂正し、責任をもって名誉の回復に努める必要があるという認識を示しました。
このなかで、菅官房長官は「言論の自由、報道の自由があることはもちろんだが、報道の影響力の大きさを考えれば、当然のことながら、誤報などがないように細心の注意を払っていただく必要があるのは当然のことだ」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「もし誤報があった場合は、個人や企業、国家の名誉や信頼に多大な影響を及ぼす重大性に鑑みて、速やかにきちんと訂正し、責任を持って毀損された名誉の回復に最善を尽くしていただきたい」と述べました。
さらに、記者団が「誤った印象を海外を含めて与えることになったが」と質問したのに対し、菅官房長官は「そうしたことも含めて、責任をもって対応していただきたい」と述べました。
また、菅官房長官はいわゆる従軍慰安婦を巡る朝日新聞の報道に関連し、「誤報の部分があると分かった時点で、できるだけ速やかに、そこはもっと早く謝罪すべきだった」と述べました。
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