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橋本「力まずに」6回トドメの2点打!

2014年9月12日6時2分  スポーツ報知
  • 6回2死二、三塁、左越え適時二塁打を放つ橋本

    6回2死二、三塁、左越え適時二塁打を放つ橋本

 ◆阪神2―6巨人(11日・甲子園)

 打球は、前進守備を敷いていた左翼手・マートンの頭上を越えた。4点リードの6回2死二、三塁。2番手・金田の148キロの直球に、橋本は力負けしなかった。「逆方向を狙ってはいなかったのですが、力むことなくいい形でたたけました」。ダメ押しの2点二塁打は、3試合13打席ぶりの安打。初回以降は追加点が奪えなかっただけに「試合がこうちゃくしていたので、あそこで打てたのはよかったです」と安堵(あんど)の表情だった。

 試行錯誤の毎日だ。5月、左太ももを肉離れし離脱するまでの打率は3割1分6厘。しかし7月に復帰後、数字は下がる一方で、現在は2割6分5厘だ。172センチと小柄だがパンチ力がある打撃が武器。しかし、自然と当てにいく打撃をしている自分に気づいた。

 そこでフリー打撃では右足を大きく上げ一本足打法を採用。試合でそこまで上げることはないが「軸足に体重を乗せて、上からたたくイメージを染みこませたかった」。この日の一打は理想的な長打となった。

 それでも、タイムリー以外は2三振を含む音なし。試合後は「その他の打席が悪すぎる。こういう内容だと試合に出られるかわからない」と厳しい表情だった。

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