【日本ハム】中田3ラン!独走90打点 ペーニャと8差
2014年9月12日6時2分 スポーツ報知
◆日本ハム7―2ソフトバンク(11日・東京ドーム)
バットを振り抜いた瞬間に、中田は確信した。「狙っていたカーブ。いい場面を作ってくれたので、最低限、犠牲フライという楽な気持ちで打席に入れました。その余裕があったので、初球から思い切って自分のスイングができた」。3点リードの3回無死一、三塁。武田の外角初球を右中間スタンドに放り込んだ。25号3ランで、打点は「90」に到達。2位のオリックス・ペーニャとの差を「8」に広げた。
以前はバットを揺らしながらタイミングを取っていたが、この3連戦からは、バットを動かさないフォームに変更。不振にあえいでいたが、9日のカード初戦で10試合ぶりのソロを放つなど、3戦2発と復活の兆しを見せている。
11年にマークした自己最多91打点の更新とともに、初のタイトルも目前だ。栗山監督も「打った瞬間、というのは久しぶりだった。もう悩んでいる時期じゃない。目いっぱい、いってもらいたい」と満足そうだった。(尾形 圭亮)