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新潟・下越の海上で竜巻発生か
9月12日 16時07分

新潟・下越の海上で竜巻発生か
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気象庁は12日午後、新潟県の沖合で竜巻とみられる雲が確認されたとして、「竜巻注意情報」を発表しました。
竜巻が発生したとして「竜巻注意情報」が発表されるのは、今月2日に運用が始まってから初めてです。

気象庁によりますと、12日午後1時半ごろ、新潟市にある新潟地方気象台の建物の屋上から北へおよそ10キロの海上で、竜巻とみられる渦巻き状の雲が上空から海面に伸びているのを職員が確認したということです。
このため気象庁は午後1時38分に、新潟市を含む新潟県下越の沖合で竜巻などの突風が発生したとみられるとして、「竜巻注意情報」を発表し十分な注意を呼びかけました。
そのあと、竜巻とみられる雲は数分で見えなくなったということです。
「竜巻注意情報」はこれまで、局地的に発達した積乱雲が確認された場合などに発表されていましたが、気象庁は、全国の職員が竜巻を目撃した場合にも一層の注意を呼びかける新たな運用を今月2日から開始していました。
竜巻が発生したとして「竜巻注意情報」が発表されるのは初めてです。
気象庁がおととしまでの13年間に国内で発生が確認された193の竜巻について分析した結果、32の竜巻については最初の竜巻から6時間以内に周辺で別の竜巻が発生していたということです。
気象庁は「竜巻注意情報が出た場合は、急な天気の変化や雷などに注意して、頑丈な建物の中に入るなど安全を確保してほしい」と話しています。

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