タレント紗綾デング熱との闘病語る「手足が真っ赤に腫れ上がった」
2014年9月12日6時0分 スポーツ報知
テレビ番組収録中に蚊に刺され、デング熱に感染したタレントの紗綾(さあや、20)が11日、東京・銀座で行われたイベントで仕事に復帰。退院後初となる公の場で、苦しかった入院生活を明かした。
薄いピンク色のワンピース姿で、紗綾は笑顔を浮かべながら会場に現れ「もう元気になりました」と復調をアピールした。
紗綾がデング熱に感染したのは、主要感染源とされる代々木公園(東京・渋谷区)で8月21日のTBS系情報番組「王様のブランチ」の虫捕りロケ中だった。朝から半日がかりの収録で、両足だけで33か所、両腕なども合わせて約40か所を蚊に刺されたが「田舎育ちなので気にしなかった」という。
しかし、26日深夜に発熱。「目の奥が痛くなり頭痛もひどくて吐き気や寒気がすごかった」。その後、デング熱と診断され30日に入院、今月5日に退院した。
悪夢のような闘病生活だった。「40度くらいの熱が1週間くらい続き、その後ひどい発疹が出て手足が真っ赤に腫れ上がり、手は倍くらいの大きさになった。痛がゆさが耐えられなくて、ずっと氷水で冷やしていました」と振り返った。
厚生労働省はこの日、国内で感染した患者が横浜市や東京都などで新たに7人確認され、国内感染は15都道府県の計104人になったと発表。新たな感染者はいずれも東京・代々木公園や周辺で蚊に刺され感染したとみている。マネジャーによると、紗綾も104人に含まれている。
紗綾は「もう蚊は嫌いです。皆さんも長袖、長ズボンで肌をしっかり守ってほしいです」と注意を呼びかけた。