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朝日新聞「自社主張にそったつまみ食い」に拭えぬ疑問 国益損ねた自覚もなし
2014.9.12 11:19
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「いろいろと批判を受けているが、内容には自信を持っている」
吉田清治氏の証言では「訂正が遅きに失したことを読者におわびする」(木村氏)とは言うものの、慰安婦問題については本心では悪くないと考えているようにみえる。朝日の点検記事は、言い訳と自己正当化に満ちた甚だ不十分な内容だったにもかかわらずだ。
「一部の記者の問題か、もっと深い(構造的な)問題があったのかも含め、社外の第三者委員会でも違う角度から検証していく」
木村氏は、今後も一連の誤報の検証を続けることを何度も強調した。その言葉は往生際が悪く聞こえ、どこか人ごとのようだった。(政治部編集委員 阿比留瑠比)
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