2014年9月12日13時24分
名古屋大医学部付属病院(名古屋市昭和区)は12日午前、医師が2012年8月に入院患者の静脈にカテーテルを挿入しようとした際、誤って動脈に刺し、患者が出血し死亡した、と発表した。
病院によると、死亡したのは急性散在性脳脊髄(せきずい)炎の患者。管を通して胃に投与していた栄養剤が肺に入り込み、危篤な状態になったことから集中治療室に搬送され、カテーテルの挿入を受けた。ところがカテーテルを抜いた約6時間半後にせき込んで胸の内部で出血、その2時間半後に死亡したとしている。
病院側は午後1時半から、記者会見するとしている。
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朝日新聞社会部
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