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100歳以上の高齢者 過去最多9月12日 11時22分
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全国の100歳以上の高齢者はおよそ5万9000人で、去年より4400人余り増え、過去最多となったことが厚生労働省のまとめで分かりました。
厚生労働省は毎年、「敬老の日」に合わせて住民基本台帳を基に100歳以上の高齢者の調査を行っています。
それによりますと、100歳以上の高齢者はことしの9月1日の時点で、全国で5万8820人で、去年より4423人増えて過去最多となりました。
このうち、男性は7586人、女性は5万1234人で、女性が全体の9割近くを占めています。
人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の数を都道府県別にみますと、最も多い島根が90.17人と全国平均の2倍近くになったほか、高知が86.44人、鳥取が79.58人、鹿児島が77.26人、香川が73.71人と西日本で多くなっています。
最高齢は大阪市の大川ミサヲさんで、明治31年3月生まれの116歳です。
大川さんは、去年世界最高齢としてギネス世界記録に登録されています。
男性の最高齢はさいたま市の百井盛さんで、明治36年2月生まれの111歳です。
百井さんも、男性の世界最高齢として先月、ギネス世界記録に登録されました。
100歳以上の高齢者は、調査を始めた昭和38年には全国で153人でしたが、平成10年には1万人を超え、ここ数年は年に3000人から4000人ほど増え続けています。
これについて厚生労働省は、「医療技術の進歩など、高齢者の暮らしを支える環境が改善されているためではないか」と分析しています。
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