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英独外相 シリア空爆参加せず9月12日 8時22分
アメリカのオバマ大統領がイスラム過激派組織「イスラム国」の壊滅を目指し、シリアにも空爆を拡大する方針を示したことについて、イギリスとドイツの外相は11日、シリアへの空爆には参加しないという考えを表明しました。
ドイツのシュタインマイヤー外相とイギリスのハモンド外相は11日、ベルリンで会談し、両外相は会談後、そろって記者会見しました。
この中でハモンド外相は、「イスラム国に対抗する国際的な連合の拡大を目指すアメリカの方針を全面的に支持する」と述べ、イギリスとしてあらゆる支援を行う用意があると強調しました。
その一方で、シリアへの空爆については「シリアに対する軍事行動は去年、議会で否決されており、その方針を変えることはない」と述べ、参加しない考えを明らかにしました。
また、ドイツのシュタインマイヤー外相は、「イスラム国」に対する空爆について「参加を求められておらず、こちらから参加するつもりもない」と述べ、ドイツとしては空爆には一切、加わらないという方針を示しました。
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