つ、、、ついに人類は
「テレパシー」をも実現させてしまいました。
脳波を検出する機械を使ってヘリコプターを操縦したり、ゲームのキャラクターを動かしたりする事例を見たことがある方は少なくないでしょう。
その技術をさらに応用することで、私たちはついに
意識だけでメッセージを送ることができるようになりました。
スペインのバルセロナ大学とフランスのAxilum Robotics社、ハーバード大学医学大学院、そしてStarlab Barcelona研究所によって開発されたこの装置は、脳波記録計(EEG)で脳内の神経細胞の電気活動を記録し、
「こんにちは」や「やあ」といった言葉を2進数に変換。
脳波記録計は脳内の電流を記録し、異なる思考は異なる電流として認識。
その電流をコンピューターが解析し、次に
受信側のコンピュータへデータを送信します。
受信側のコンピュータは受信者の
意識の中へ電気的な刺激を用いてメッセージを埋め込み、メッセージは受信者の視界に光の点滅となって現れます。
連続して現れる光によって、受信者は
メッセージを解読することが可能。
最初のテストでは、インドのティルバナンタプナムにいるボランティアからフランスのストラスブールに、あいさつが送られました。
さらに同様の実験がスペインとフランス間でも成功し、合計の失敗率はたったの15%。
そのうち5%は送信側のエラー、約11%が電気信号の解読におけるエラーとのことです。
これは人類がお互いの脳に「ほぼ直接的に」メッセージを送った最初の例なんだとか。
研究者たちは「そう遠くない将来に、コンピューターが人間の脳とスムーズにやりとりをし、コンピューターと脳、または脳と脳とのコミュニケーションをサポートするようになるだろう。」と言っています。
最近はウェアラブルデバイスによってジェスチャーや音声で様々なアクションを起こすことが出来るようになってきましたが、近い将来はもはやそれすら必要なくなるかもしれません。