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北日本中心 非常に激しい雨のおそれ
9月12日 7時55分

北日本中心 非常に激しい雨のおそれ

上空の寒気の影響で大気の状態が不安定となり、北海道や東北では局地的に雨が激しく降っています。
12日も北海道など北日本を中心に非常に激しい雨のおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水に引き続き警戒を呼びかけています。

気象庁によりますと、日本の上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込んでいるため、北日本と東日本は大気の状態が不安定になっています。
北海道の太平洋側や東北の北部で局地的に発達した雨雲がかかっていて午前7時までの1時間に、青森県が東通村に設置した雨量計で54ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、11日午後11時半までの1時間には気象庁のレーダーによる解析で、北海道苫小牧市平野部付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
北海道では今月9日の降り始めからの雨量が、支笏湖畔で378.5ミリ、白老町森野で307ミリ、苫小牧市で292.5ミリなど、平年9月1か月分の雨量を超えている所があります。
これまでの雨で北海道では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があるとして「土砂災害警戒情報」が発表されています。
11日の未明から日中にかけても北日本を中心に猛烈な雨が降り、気象庁は北海道の石狩と空知、それに胆振の各地方に大雨の特別警報を発表していましたが、11日午後4時すぎまでにすべて解除しました。
気象庁によりますと、大気の不安定な状態が続くため、北海道など北日本では12日も1時間に70ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあるほか、東日本も1時間に30ミリ以上の激しい雨のおそれがあります。
13日の朝までの雨量は北海道の多いところで200ミリと予想されています。
気象庁は北日本を中心に土砂災害や低い土地の浸水、それに川の増水に引き続き警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

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