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syrup16gニコ生実況

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/30(土) 09:46:29.92 ID:PUl1LaoK.net
番組タイトル:syrup16g 再始動 ニコ生12時間SP〜NEW ALBUM 『Hurt』発売記念〜
放送日時:8月30日(土)12:00〜
視聴URL:http://live.nicovideo.jp/watch/lv189712667
syrup16g 再始動を記念して、初のニコニコ生放送12時間特番が決定しました。
同番組では、デビュー時からの音源と映像、そして最新作『Hurt』もオンエアーします。
五十嵐隆、中畑大樹によるスペシャルラジオも収録! お楽しみに。

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/30(土) 09:48:03.10 ID:PUl1LaoK.net
【放送タイムテーブル】
12:00 【LIVE】 BLACK SOUND(2004年6月2日)
13:31 【ALBUM】 Free Throw
13:49 【ALBUM】COPY
14:40 【ALBUM】coup d'Etat
15:43 【ALBUM】delayed
16:38 【LIVE】遅死10.10(2004年10月10日)
18:18 【ALBUM】HELL-SEE
19:19 【ALBUM】Mouth to Mouse
20:28 【ALBUM】Delayedead
21:29 【LIVE】GHOST PICTURES(2007年6月3日)
22:40 五十嵐隆・中畑大樹スペシャルラジオ(収録)
23:30 【ALBUM】Hurt
24:22 五十嵐隆・中畑大樹スペシャルラジオおまけ(プレミアム会員限定コーナー)
※放送時間は目安です。前後・変更する場合がございます。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/30(土) 23:12:02.01 ID:5D2KIsFj.net
今さらながら聞きだしたおおー、本人だ
喋り声高いんだね
だめだ、ニ窓で聞くと音にノイズ入るわ

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/08/30(土) 23:46:58.14 ID:5D2KIsFj.net
さっきラジオ終わった

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/05(金) 23:45:44.45 ID:29htZhIZ.net
ニコ生のラジオを書き起こしたので投下します。
聞き間違いがあったらごめんなさい。そのまま書き起こしたので、読みにくいかも。


五十嵐隆・中畑大樹スペシャルラジオ(収録)

内容

1. オープニング
2. 近況報告
3. 海外ライブの話
4. ニコ生について
5. フォーエバーヤング
6. syrup16g初期を思い出す
7. ツアー"再発"の名前の由来
8. 解散後のメンバーそれぞれの音楽活動について
9. 解散後の音楽活動に対してのKIMOCHI
10. 大樹ちゃんメール問題
11. 解散後に変わったこと(五十嵐さん)
12. 解散後に変わったこと(中畑さん)
13. いがPの野望
14. "Hurt"の感想
15. 久々のレコーディングについて
16. これから"Hurt"を聞くリスナーへのメッセージ
17. エンディング

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/05(金) 23:51:23.94 ID:29htZhIZ.net
1. オープニング

五十嵐「ニコニコ生放送をご覧のみなまこんばんわ。syrup16gのVo, Gtの五十嵐隆です。」
中畑「こんばんわ。syrup16g Dr.の中畑大樹です。」
五十嵐「今回はsyrup16g再起…再始動ニコ生12時間SP 〜New ALBUM "Hurt"発売記念のニコ生で、ずっと僕たちの過去の作品を振り返ってもらって…いるんですよね?」
中畑「そうです。で、こっからは、僕ら二人のコメント録り卸パートということで、ラジオ形式で、まぁ俺中畑が、五十嵐さんにインタビューしていこうと思います。
   インタビューするってことなんですけども、単純に俺が色々あなたに聞くっていうコーナーです。(五十嵐「なるほど」)
   ちなみに、今これをね、やっているのは、下北沢のとある居酒屋でやっています。で、もうなんなら、飲みながらやってますんで」
五十嵐「少しだけね」
中畑「何とここ貸し切ってやっているので、この二人しか、二人とスタッフの方とかお店の人しかいない状況でやってるっていうのを、
   皆さんぼんやりこの不思議な風景を思い浮かべながら聞いていただければ」
五十嵐「すごい雰囲気いいですよ」

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:03:08.89 ID:R8JDByvE.net
2. 近況報告 (1/2) PV撮影の話

中畑「(笑)シーン…シーンとしてる。まぁあの二人でこうやってゆっくり話すのでね、まぁちょっと近況報告を。まずね。まず、まずね」
中畑「すごい緊張してるから」
五十嵐「してる(笑)」
中畑「何やってたの?」
五十嵐「え?今日?(笑)」
中畑「一週間くらい?一週間くらい空いてたからね。一週間ちょい空いてたからね」
五十嵐「(一週間前は)撮影があったから。あー、あれはどこだったんだっけ?芝公園?」
中畑「そう。東京タワーの近く」
五十嵐「そうですね。ずっと結構長い時間地下駐車場にいたよね(笑)」
中畑「いた(笑)。ものすごい蒸し暑い、地下駐車場にいましたね」
五十嵐「ずっと水撒いてくれてるから、すごい湿度も高い…」
中畑「打ち水効果もなかった。ひどい感じの」
五十嵐「楽しかったね」
中畑「うん。そんな感じでした?最近は」
五十嵐「そうだね。最近…うーん。あ、でもツアーのリハが始まるから少しそれの準備してるかな(中畑「準備?」)
    でも、全然進んでないけど(笑)。気にはしてる。」
中畑「フハハ(笑)。気にし始めてる時期なんですね。楽しみですね。」
五十嵐「そうなの。そう。明日からリハだからね」
中畑「そう、明日から…まぁ明日からってこのオンエアの次の日ってことじゃないけど(笑)」
五十嵐「あ、そっかー。そうそうそう。すいません。分かんないもんで」
中畑「この収録の次の日から始まりますね。」

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:06:19.96 ID:R8JDByvE.net
2. 近況報告 (2/2) 中畑さんのお土産話

中畑「僕はね、お盆休み海外に行ってました」
五十嵐「あ!なんかちょっと小耳にはさんだ」
中畑「そうそう。ハンガリー。なぜかハンガリーに」
五十嵐「それは、何ゆえに?」
中畑「単純に友達がハンガリーにいて、で、ハンガリー行ってみようかと。行ったらたまたまその時期にフェスやってて。(五十嵐「へぇー↑」)
   一週間くらいフェスやってんだけど、Jake Buggとか(五十嵐「へぇー↑↑」)、KORNとかThe Prodigy。(五十嵐「すごいね」)
中畑「そう、毎日色々出てて、ちょうど俺が行った日はThe ProdigyとMadnessが出てて。(五十嵐「へー盛り上がるやつだ」)
   初めて、その、海外のフェス行ってなるほどって思ったのは、お客さん外人だから全く見えねぇの。」
五十嵐「あー、身長的なものか。あぁ、でかいからねぇ。」
中畑「背伸びしてちょっと見ると、チョロチョロっと(見える)。(五十嵐「女の人もでかいからねー」)そう…そんな近況報告。」
五十嵐「え?そこ終わり(笑)?あとで聞けばいいけど(笑)、ハンガリーネタいいの?」
中畑「ハンガリーネタもういいです。」
五十嵐「ハンガリーて何時間くらいかかるの?」
中畑「10(数時間)…でもね、直行便がなくて、俺はフィンランドで乗り換えて。トータルで、飛行機乗ってるのは12時間くらい。
   乗り換えの時間も入れたら14、5時間くらいかかるんじゃないかな。」
五十嵐「ハンガリーて何語?」
中畑「ハンガリー語。だからその友達がいないと全く分かんないの」
五十嵐「英語は通じるの?」
中畑「通じない。英語を話してくれる人はいるけど、基本的にはハンガリー語なの。だからその人がいるから行こうと思ったけど(笑)、いなかったらちょっと…」
五十嵐「え、ジャパニーズなの?その人」
中畑「そうそうそう」
五十嵐「へー。ハンガリーでバンドやってるの?」
中畑「いや、前ハンガリーでお仕事でされてて、何年か住んだ事のある人で。で、今回は一人でぷらっと遊びに行ってるって言うから、向こうで合流してみようかってなって。
   そんなきっかけで行った」

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:15:58.18 ID:R8JDByvE.net
3. 海外ライブの話

五十嵐「海外行ってる?」
中畑「いや俺ね、今回で3回目?かな」
五十嵐「バンドで行ったんだっけ?」
中畑「最初はVOLAでロンドンに行って」
五十嵐「いいね、かっこいいね。ライブやったんだっけ?」
中畑「ライブやった」
五十嵐「すげえー」
中畑「向こうのねフェス出たの。色々、それにまつわってライブやったりして」
五十嵐「SXSWとかは?」
中畑「おーおー、行かない。行ったことない。ね、海外やってみたいけどね。」
五十嵐「海外ね(笑)」
中畑「台湾とか、いいんじゃないですか」
五十嵐「なんか、どうなんだろうね、そこ」
中畑「いんじゃないですかね。ハハ」
五十嵐「台湾の人って聞いたりとかする?でもネットあるとて…」
中畑「結構ねなんか、すごい…ウェルカムみたいよ」
五十嵐「台湾の人はそういう話聞くけど、どうなんだろうねー。なんか俺ビジュアル系とかぁ、すごい人気あるって聞くけどね」
中畑「ヨーロッパとかすごい人気ある。俺、ハンガリー行くその日、成田でビジュアル系風な人達、結構何人も見たよ。やっぱりすげえ量の荷物、なんかやってたよ。
   海外はすげぇ、ビジュアル系は人気ある。」
五十嵐「んー、いつかね。行けたらいいね」
中畑「行けたら」
五十嵐「フフッ(笑)、あんま思ってないか」
中畑「いや、俺はいい…(五十嵐「(笑)」)でも、行ってみたほうがいいと思うよ。」
五十嵐「そうだね。また地蔵なのか…どうかね。」
中畑「(爆笑)そりゃ向こうも盛り上がりますよ」
五十嵐「そこは同じなのかどうかを確認したい」
中畑「まぁ、そうだね。そこはどういう風に受け取られているのかをちょっと確認して見てみたい」

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:21:49.62 ID:R8JDByvE.net
4. ニコ生について

中畑「ちょっと話は変わりますけど、このニコニコ生放送…(五十嵐「ニコ生」)ニコ生ですけど。知ってた?ニコ生」
五十嵐「知ってる、知ってる」
中畑「本当。見た事もある?」
五十嵐「あるよー」
中畑「これってなんか、こう…個人的な番組を放送するような感じなの?あんまよくね、知らないの俺。正直。(五十嵐「あぁー、俺も」)
   今やっててこういうこと、目の前で言っていいのか(笑)」
五十嵐「スタッフの目の前で(笑)。いるよ、いるよ」
中畑「あんま正直、詳しくは知らないの。見たことない。…見たことあるんすね?」
五十嵐「あるけどやっぱー、パソコンとか買ったのが遅いからぁ。触れるのもすごい…全然最近(中畑「あ、そっかそっか。)
    なんか新鮮だなと思って。見てて」
中畑「あの文字がさ、コメントがこうブワァーっと流れるやつでしょ?」
五十嵐「うん。なんて言うんだっけ?あれ。なんて言うの?砂嵐じゃなくて…あ、弾幕?弾幕」
中畑「弾幕っていうんですか、あれ。ブワァーっと流れてるやつ。
   たぶんね、今(放送してる時間が)夜11時くらいで、ものすごいブワァーっと出てますよ。何かが。出てないかも。」
五十嵐「えー、出てなかったら寂しいからやめとこうよ。(中畑「(笑)」)全然、全然そんなんじゃないかもしれないし」
中畑「『声ちっさ!』てね(笑)」
五十嵐「ごめんごめん、マイク一応使って喋ってんだけど(笑)」
中畑「(コメントが)出てるかも。みなさん見てますか?これ。あの、見てますかって聞いても全くその反応は僕には分かんないんですけど。見てくれてほしいと」
五十嵐「昔ラジオとかやったけどね」
中畑「ラジオはね」
五十嵐「久しぶりになんかこういう、マイクでこう、喋るってのは。あんまり。MCとかしないし(笑)。マイクで喋るってのは、あんまりしない。」
中畑「MCね(笑)。この空間、一瞬だけでも映像として流したほうが面白そうな気はするけど」
五十嵐「せめてね。だって、映像でやってるわけでしょ。ごめんなさい。」
中畑「まあいいじゃないですか、今日は。分かんないですけど」
五十嵐「映像に耐えられるビジュアルじゃないんですよ(笑)。ビールがすごい(目の)前にあって不謹慎かも」

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:23:22.31 ID:R8JDByvE.net
× こんばんわ ⇒ ○ こんばんは

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:26:05.23 ID:R8JDByvE.net
5. フォーエバーヤング

中畑「お互い歳も食いましたからね」
五十嵐「いやでも全然、中畑さん若い。(中畑「そうですか?」)キープですよ。フォーエバーヤング。」
中畑「五十嵐さんも。フォーエバーヤング(笑)。(五十嵐「本当ですか?」)本当変わってなかったのよ。変わってないなと思って、本当にびっくりした」
五十嵐「本当にー?たぶんね、最後に会った武道館の時、その後から逆にちょっと細胞が若くなった」
中畑「(笑)そうなの?」
五十嵐「悪玉が結構身体中に入ってたから。ストレスとかで。色々こう、あったから。自分の中ではリフレッシュしてた部分もあったかもしれないから」
中畑「あー、なるほど。時間は経ったけど、結構浄化された部分はあったかもしれない?」
五十嵐「もちろん老化はあるんだけど。気持ち的にはすごくなんか(リフレッシュした)。ってのもあってぇ。かなぁ」
中畑「俺、全くね、どんな人が現れるかと思って。」
五十嵐「あぁ、世捨て人みたいな(笑)。毛も髭も、なんか…みたいな」
中畑「そう、全くイメージできなかったから。最初パッて見たらなんて声かけようとか。場合によっちゃさ、言葉に詰まるケースもあるかもしれないじゃない?
   あっ()、あっ()みたいな。分かんないけど(笑)」
五十嵐「分かる、分かるー」
中畑「言葉が出てこないかもしれない。でも全く変わんなかったから。」
五十嵐「そうだね。普通にしゃべってたね」
中畑「久しぶり、って普通のこと言っちゃってたよね。ハハハ(笑)、久しぶりって普通に言っちゃったような気がします」
五十嵐「そうだね。別に、どっかで打ち上げとかでさぁ、俺が(たまたま行った)お店とかでさ、会ったりしてもいい、じゃない?大体東京で活動範囲、大して変わんないから(笑)。
    一回もなかったもんね。そういうの。プライベートでこう(会ったりとか)」
中畑「そう。本当にね。…まあでも、ね、こうやってね、またこうやって(一緒に)できるのが嬉しいですね」
五十嵐「そう。うん、楽しい」
中畑「今日はこんな感じで、改めてよろしくお願いしますということで。」
五十嵐「よろしくお願いします。」
中畑「よろしくお願いします。」
五十嵐「ですです。」

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:29:38.69 ID:R8JDByvE.net
6. syrup16g初期を思い出す

中畑「えっと、それでは改めてインタビューしていくので、覚悟してほしいんですけど」
五十嵐「うん(笑)」
中畑「まず改めてsyrup16gっていうバンドについて(説明してください)。やってる本人(中畑)が、やってる本人(五十嵐)に聞くのもどうかと思うんすけど。
   初めてこれを、たまたま見ちゃった人が、ちょっとだけ気になった人がいるかもしれないので、ちょっと簡単に説明してみてください」
五十嵐「うん…俺が?分かった。(中畑「(笑)」)なんかここ(カンペ)には書いてあるんだけど、'96年結成なんだね。なんかその辺って結構、曖昧…」
中畑「多分そうですよ…'96年?あ、でもシロップってなったのはそう、かも」
五十嵐「どうなんだろうね、もうちょっと後な気もするけど…学校卒業してすぐではないもんね」
中畑「すぐではない…学校卒業したのが何年かももう分からないけど(笑)」
五十嵐「えっと5年?…'95年かな」
中畑「あ、そうなの?じゃあ…んーと、厳密に言うと(佐藤も含めた)三人、三人っていうかsyrup16gていう名前がついたっていうことで言うと'96年(結成説が正しい)」
五十嵐「そうだね。でもまぁ大樹ちゃんと一緒に音出し始めたのはもっと前」
中畑「このくらいの感じ、かなぁ」
五十嵐「だから結構、考えるとすごいね」
中畑「で、その後の2002年coup d'Etatでメジャーデビュー…これ何年くらい(笑)?(結成してから)6年くらいやって」
五十嵐「うちら、だって20代後半…」
中畑「ですよ。だって俺が27でメジャーデビューしてるから」
五十嵐「すごいこう、なんか遅咲きっていう…括りでいいのかすら」
中畑「(笑)咲こうとしてなかったからね」
五十嵐「そうだね。ライブハウスも入っ…出たりしてない時期があったから」
中畑「だって、ライブハウスとか初めてやったのが'98年とか…'97年?'98年とか」
五十嵐「そうだよね。新宿JAMだよね」
中畑「あれが初めてでしたね」
五十嵐「うん………それで?」
中畑「俺が結局喋ることになっちゃう(笑)」
五十嵐「いやいやなんか、色々書いてあるから」

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:39:59.68 ID:R8JDByvE.net
7. ツアー"再発"の名前の由来

中畑「そうすね。それで(2002年に)デビューした後、2008年の3月1日に武道館でのライブを最後に解散をしまして、(五十嵐「しました、はい」)で今年再結成をして。
   8年ぶり…8年ぶりですって。オリンピックが2回。オリンピックが2回。」 ※6年ぶりの間違いでは
五十嵐「へー、生まれた子が小2」
中畑「そう、小2になるくらいの年で、オリジナルアルバムの"Hurt"をリリースすることになるんですけど」
五十嵐「ありがとうございますー」
中畑「で、それに伴うリリース記念ツアー"再発"の開催をすると」
五十嵐「なんかありがたいことに、結構チケットの方はきちんとお手元にいってるらしくて。みなさんの」
中畑「あっ、よかった」
五十嵐「よかった」
中畑「まあ奇しくも、取れなかった人もいるのかもしれないですけどね」
五十嵐「あぁ、そうか。申し訳ないです。それは本当に、ありがとうございます」
中畑「次の機会にね(笑)。(五十嵐「そう。」)ね、やっていただければ。
   で、今回のツアーの"再発"っていう名前なんですけど。僕はね、リリースツアーの名前が"再発"なんだって思ったんですけど。
   これ何かものすごい思いが込められてるんだなと思って。その熱い思いを今、言ってください」
五十嵐「(笑)。何?何その、業務用…業務用みたいな(笑)」
中畑「(笑)。"再発"ってこう、意味とかあんの?」
五十嵐「なんかほら昔から俺、漢字二文字って、なんかちょっと…」
中畑「色々あった、あったね(笑)」
五十嵐「だから、これアルバムタイトル考えてるときに出てきたのかなぁ、最初は。なんかほら、生還の時から。じゃあ生還の後何かなーと思って。
    生還の後何か出すんだったら、って二文字考えてる中の一つに"再発"ってあって。なんか"発症"的な…また悪い病気が移ってしまったみたいな(笑)」
中畑「(笑)。あー、そういうこと」    
五十嵐「も、あるしー。ただ"Hurt"じゃなかったら"再発"ってアルバムだったかもしれんぐらいに、こう…だったけど。
    でも思いっていうよりも、なんかやっぱり、再出発じゃない?だから、ツアーで皆さんの前にちゃんと会いに行くので、再出発しますよーっていうのが伝わればいいなと思って」
中畑「そういうことなんだね。"Hurt""再発"っていうので言うと面白いなと(笑)」
五十嵐「あっ、そうだ。文章的にはいいかもね。"Hurt""再発"っていうの」
中畑「そうなんですね。初めて聞きました。多分これを見てるみなさんと、俺は今一緒の気持ちですね」
五十嵐「初めて言いました(笑)」
中畑「あっ、初めて言ったんだ。そーゆーこと(笑)」

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:43:18.08 ID:R8JDByvE.net
8. 解散後のメンバーそれぞれの音楽活動について

中畑「まぁ、じゃあ、ちょっと、僕が一番聞きたいことなんですけど」
五十嵐「おおっ!」
中畑「2008年解散してね、今までの6年間ね。…(カンペを見て)まぁ解散当時のバンドの状況ってのは、解散するぐらいだから、解散するような状況だったってことにしといて、次の項目。
   まぁ当時の解散理由も同じ理由ですね。で、そして、その後のメンバーそれぞれの音楽活動について(五十嵐さんはどう思ってたのか)って項目。」
五十嵐「あー、俺は結構大樹ちゃんを一方的に見てるかんじだったからねー」
中畑「見てたの?」
五十嵐「見てた、見てた。それはなんか普通に、TVつけてたらなんか…」
中畑「(笑)TVに出てた?出てたね(笑)」
五十嵐「出てたし…PVとかよく出てたじゃない?あなた」
中畑「PV男優(笑)」
五十嵐「PV男優(笑)。PV男優さんだから…。売れっ子だからさ、よく見ててさ。わー、なんか頑張ってるんだなぁと思って。いつも見てましたよ」
中畑「そう、なんか…売れかけてはいたけど」
五十嵐「売れかけてた(笑)?売れてるんじゃなくて?その基準がわからないんだけど」
中畑「売りっこではあったけど(笑)。売れっこではなかった」
五十嵐「めんどくせ(笑)」
中畑「(笑)売りっこではあったけど…でもまぁ、色々やってましたよ、僕は」
五十嵐「ねー、本当に」
中畑「色々っていうか、お願い…お願いというか、必要とされている内が華だなと思って。まぁなんでもこう、これも経験だな思って色々。お手伝いできることは、なんでもやってみようと思って」
五十嵐「いうてもほら、シロップやってる時から結構他のバンドでも叩き始めてたから。そういう意味ではほら、俺そういう延長線上に大樹ちゃんいたのかなって思ってたんだけど。
    でもそれにしても結構ちゃんとこう、なんだろうな、すごいメジャーな人達と一緒にやったりとかしてるからー」
中畑「ありがたいことにね」
五十嵐「なんか、嬉しい反面、置いてかれたなーと思って(笑)」
中畑「ハハハハハ(笑)」
五十嵐「なんか、すごい複雑な気持ちにはなったりとか。何してんのかな、俺?みたいな時はあったけど。んー、でもやっぱり嬉しかったかなぁ。(中畑「えー」)
    だってほら、いうても学生の時から一緒だから。その人がTVにずっと出てると不思議な感じするというか。自分も(一緒に)やってたから変だけど(笑)
    なんか普通の(人みたいに)、超音楽離れてたから。普通の、一般的な目線で見ると、変だなと思って。知ってる人出てるから(笑)」
中畑「そっかぁ…まぁありがたいことにね、自分のバンドの活動以外にも、そうやってお手伝いとか色々させてもらってたから」
五十嵐「だから再結成をきめたきっかけって(カンペに)書いてあるんだけど、それもやっぱり大樹ちゃんが、ちゃんと一線で…一線っていうと本人照れるかもしれないですけど、
   そういうとこでやっててくれたからシロップみたいなものも消えないでいた部分もあるかなと思って。みんなの中で。
   だからそれはすごく…それが一番のきっかけじゃないかもしれないけど、それはすごくデカいような気もするので、感謝してますよ」
中畑「いやいや…。色々なバンド手伝ったりとか、ほかのバンドでやったりしてもね、やっぱりシロップ好きでしたって言う人がすごいいっぱいね、ジャンジャン(いて)…」 
五十嵐「あー、時間たってるからね」
中畑「で、シロップ好きでした、の次に『五十嵐さん元気ですか?』ってずっと聞かれてたから(五十嵐「(笑)」)
   それは俺も知りたいって言ってて(笑)。いろんな人にね言われたことですよ。やっぱり、そういうバンドにいたんだなっていうのを再確認したというか。それはやっぱついて回るんだなって思って」
五十嵐「うんうん、そうだねー」

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:46:48.84 ID:R8JDByvE.net
9. 解散後の音楽活動に対してのKIMOCHI

中畑「音楽活動…音楽活動って意味ではなんか(そういうことをしていた)?」
五十嵐「まぁ大樹ちゃんは、みなさん知ってる人も多いと思うけど…。音楽活動って括りでは何もしてないのでー(中畑「(苦笑)」)
    なんか(笑)、音楽、やりたかったのかやりたくなかったのか分からない時間が長かったから…。でも好きでいれたから今があるのかなとも思うから」
中畑「それはね、一番よかったなと思う。どう思ってんだろって聞きづらいなって思ってた部分もちょっとあったから。本当はやりたくないって思ってんのに、『やった方がいいよ』って言うのもしんどい話だなと思って。
   ちょっと時間が経ちすぎて(五十嵐さんがやりたくないと)言いづらいなっていう風にも思ってたから。そういう風に思ってたんなら良かったなと思って」
五十嵐「そういう風に思えるようになった、ってことなのかもしれないけどねー。やっぱり時間が経って、ある程度自分の中で整理されたりとか。もういいかなって思える部分もあったりとか」
中畑「多分、辞めれない人なんだろうなってのは思ってたけど。幸か、不幸か(笑)」
五十嵐「んー…俺は結構、半分ぐらい辞めると思ってたからぁ」
中畑「本当!?」
五十嵐「半分以上かなぁ。割と半々かなぁ。」
中畑「そうなんだ…」
五十嵐「辞めるしかないかな。っていうか辞めたかった」
一同「(爆笑)」
中畑「今これね、見てる人どよーんってなってますよ、たぶん」
五十嵐「ナハハ(笑)。なんかほら、辞めた方がいいんじゃないかな?って思ったの。シロップもそうだし、俺っていう存在もそうだしぃ。
    ある時期のリスナーの方達の思い出の中で生きていくってのも、俺はそれはそれですごくいいことだなって思うし。
    それを上書きされるようなことしないで欲しいな、っていう気持ちになられたら悲しいなっていうのもあったし。」
中畑「まぁね、そういうのはあるかも…。でも別に、やりたいってなってやるんだから、そこはいいと思いますよ」
五十嵐「今はね。今は。そう、ですよ」

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:48:59.81 ID:R8JDByvE.net
10. 大樹ちゃんメール問題

中畑「で、こうなるまでの間ね、私色々…半年に一遍くらい、あなたに、近況を聞きたいなと思ってご連絡してたんですけど」
五十嵐「ほんとにー?俺、それあんまり覚えてない…。結構盛ってんな!って思ったんだよ、それ聞いたとき(笑)」
中畑「(笑)えー、お正月とあなたの誕生日の6月に、半年に一遍」
五十嵐「あー、誕生日はくれてる気がしてた」
中畑「一応ね、当たり障りのない文脈でご挨拶のメールを送ってたんです」
五十嵐「うん。でも俺返してたと思うんだよ??」
中畑「うん、返ってはきてた。二日くらい遅れて…」
五十嵐「いやいやいや!(笑)そこでしょ!盛ってますよ(笑)」
中畑「割と最近は結構、レスポンスが早くてー。あっ()、あっ()ってちょっと思いましたね。あーなんか早く返事くれるんだ(棒)」
五十嵐「それはだから、あのね、携帯をチェックするってのがない…ないから(笑)」
中畑「アハハ(笑)」
五十嵐「物理的に見る時間がすごく遅れたとか、そういうことだと思う。気持ちは全然、ありがたく思ってたよ」
中畑「今だから聞くけど、ああいうの貰って…どうでした?素直に。また、返事しにくいなみたいな感じでした?」
五十嵐「んー、だから、何だろうなぁ。自分に対してすごく自信がないからぁ、なんか…うーん、なんて言ったらいいのかなぁ?って思っちゃったかなぁ。
    軽い、面白い感じでとか、ギャグっぽい感じで返してもサブいだろうし(笑)、結構シリアスなやつ返しても困るだろうなって思って」
中畑「へへへ(笑)あー、本気の返事を書いてね」
五十嵐「だから、どう返していいのか。大樹ちゃんの中での俺の存在がよく分かってないので。だからどういう返しをしたら正解なのか分からなくて、というのもあったかもしれない」
中畑「あー、そうだね。俺もまぁ、返事の内容はともかく、返事が来るか、来ないかっていうことが俺の中で重要だったんだと思う。多分」
五十嵐「あーそっか。そっかそっか。そっかそっか」

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:53:55.95 ID:R8JDByvE.net
11. 解散後に変わったこと(五十嵐さん)

中畑「解散してから今までで、さっきもちょっと話したかもしんないけど、特に変わったことってある?」
五十嵐「特に変わったこと?えっと…どこからどこまでの話?」
中畑「解散してから今まで」
五十嵐「解散してから今まで…んーそうだな、すごいスパン長いから…」
中畑「6年は長い、ね」
五十嵐「俺の中でも色々、気持ちのアレもあったりとかしたけど…んー、そうだな…」
五十嵐「でも結構、普通に健康的な時間ていうか、精神的に健康的だった時間って多分1年くらいしかなくて。他の休み始めてから何年かとか、生還やりますってなった時とかからは結構、…しんどかったから(笑)」
中畑「やっぱしんどいんだ(笑)」
五十嵐「うん。その2つは違う意味で辛かったんだけどね。またやるってのも辛いし。シロップ終わった時もすごく色んな…犬が吠えるやったりとかしてたし、それも辞めちゃったりとかしてたから」
五十嵐「その時その時で色々悩んだりとかはあって…意外と、長いような短いようなだったかなー」
中畑「俺も結構、気が付いたらそんな経つんだって思ったな。でも6年て」
五十嵐「すごい年食うと早いってのは、助けられたかもしれないね」
中畑「(笑)あっという間」
五十嵐「これ思春期で引きこもりするってなったら結構…」
中畑「ちょっと変わる可能性もあるもんね。その後の過ごし方とかね」
五十嵐「だからもし、これ見て…聞いてくださっている方は、なるべく、若いうちは頑張って外行った方が。あの…多分しんどいと思うので(笑)」
中畑「あ、先輩からの助言ね(笑)」
五十嵐「やっぱり年食えばね、色々諦めがつくので。もうあの、自己責任なので(笑)」

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 00:57:41.20 ID:R8JDByvE.net
12. 解散後に変わったこと(中畑さん その1)

五十嵐「そうだな…大樹ちゃんは?」
中畑「俺、変わったことって…あの、全く音楽と関係ないけど40になって」
五十嵐「なったね。最近?」
中畑「先月ね(笑)。区から無料の健康診断のお知らせがきたりとか。あと腰を一度痛めたのよ。一年(くらい前に)」
五十嵐「ヘルニア?」
中畑「ヘルニアじゃないけど、たまたま疲れてたのか知んないけど。とあるライブの前の日に腰が痛くてもう起き上がれなくなっちゃって」
五十嵐「ふーん、やばいやつだ」
中畑「病院行くにも電車も、椅子のさ一番端っこに手すりがついてるでしょ。都内走ってる電車の椅子の端にはね手すりがついてるんですけど」
五十嵐「(手すりは)大体ついてるよ(笑)」
中畑「それを掴まないともうさ立ち上がれないわけよ。そのポールの意味が初めて分かったっていう」
五十嵐「違うと思うー(笑)。それは、そういうことじゃなくて。まあいいや分かった。それで?」
中畑「やっぱりいつ死ぬか分かんねぇっつって。好きなものを好きな時に好きなだけ食ってたんだけど。そういう生活をしてたんだけど。
   これをやってたら早死にするかもってやっぱ思って。ちょっとね健康の管理に気を付けるようになってきました。」
五十嵐「それはいつ頃からなの?」
中畑「わりとここ半年くらい」
五十嵐「あぁそんな感じ?ちょっと最近痩せてきてるよねなんか」
中畑「痩せました。痩せたっていうか、いっさ荘にいた頃に戻ったんだね」
五十嵐「(聞いてる人は)いっさ荘知らないよ(笑)。あの、場所は特定しないけど、ある川縁のね、綺麗な川が流れてる、なんとか川」
中畑「(笑)うん、目黒川」
五十嵐「目黒川って言っちゃったけど(笑)」
中畑「川のとこにある…いっさ荘ね」
五十嵐「(いっさ荘は)すごい、なんて言ったらいいんだろう、アンティーク調のって言ったらいいのかな…(笑)」
中畑「古いでいいよ(笑)。めちゃめちゃ古いでいいよ」
五十嵐「アハハ。…ね、味があって…」
中畑「いっさ荘に住んでた頃に戻った。体重的にはね」

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:00:32.52 ID:R8JDByvE.net
12. 解散後に変わったこと(中畑さん その2)

五十嵐「あぁ本当?昔細かったから。そっかーそっかそっか。でもなんかほらドラマーって大きくても結構かっこいいから、それはそれで」
中畑「そう、(大きくても)いいかなと思ってたんだけど。やっぱり腰を(壊)したら元も子もないかなと思って。」
五十嵐「そうだね、歳だからねぇ」
中畑「変に身体に負担をかけるのはやめようっていう、その気遣いをするようになりましたね。」
五十嵐「なるほどねー」
中畑「6年経つと。…だってさー、34ってことでしょ?6年前は。俺って」
五十嵐「あぁそうだねー」
中畑「34とさ、40って…僕らより年上の人も多分見てらっしゃると思いますけど、40になると急にあちこちどうのこうのってよく聞くじゃない?」
五十嵐「言ってたね。お父さんとか」
中畑「そうそう。だからそういうケアを。今ある部品をケアしていかないともう僕たち新しい部品ないですからね」
五十嵐「成長する部分はもうない、ないんだ。劣化…老化していくしかないもんね」
中畑「劣化していくだけですから。メンテしていかないと。楽器と一緒ですよ(五十嵐「そっかー…そうだね」)
   それが、唯一変わったことですよ」
五十嵐「辛気臭い話(笑)」
中畑「辛気臭い(笑)。辛気臭いですけど」
五十嵐「あはは…やばい(笑)」
中畑「全くフレッシュさのかけらもないですけどね(笑)」
五十嵐「そっか。聞いてる人もね、そいうのあるかもしれないしね。一緒に年を食ってきた人がもしいればさ」
中畑「いれば。あるある!って思ってると思いますよ。みんな。」
五十嵐「あるかなー。特にバンドマンって結構、ギターもそうだけど背中とか腰とか結構(壊しやすい)」
中畑「だってさ、肩に、片肩にさ、片方の肩に楽器背負って変な重さがかかってるわけでょ、ずっと。絶対におかしいよね。」
五十嵐「そうだねー(笑)。やっぱ歪むよね(笑)何だか知らないけど」
中畑「絶対歪むでしょ。職業病じゃないけどさ。なると思います」
五十嵐「確かに。気を付ける」
中畑「そんな6年だったんですね。じゃあね」
五十嵐「そう(笑)。…ざっくりしてるけどねー。絶対そんなわけじゃない、もっといっぱいあるけど。とりとめもなくなっちゃうから」

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:04:38.19 ID:R8JDByvE.net
13. いがPの野望

中畑「良かった一年って、どんな一年だったんですか?わりと安定してた一年って」
五十嵐「えー?そうだね、犬解散して2年後くらいかなぁ、少しなんか外で、新宿の吉本新喜劇見に行ったりとか(笑)」
中畑「へへへ(爆笑)。初めて聞いた。あ、外に出れるようになったてこと?」
五十嵐「そうそうそう。少し新宿御苑を歩いてみたりとか。ハハハ(笑)。なんかそういうことが、できるようになった。うん」
中畑「そこら辺からこう、気持ちが上向きになるの?」
五十嵐「そこからまた、あれだよね。何してるんだろうな?って感じになってくるからぁ。それは当然、こうなるよねぇ(笑)」
中畑「あー、そっか。それはそれでまた、そういうのが見えてくるんだね」
五十嵐「うん。そん時にまた、『じゃあ、音楽やるのかな?それとも、ちゃんと働いたりとかしないとダメかな?』とかは思ったりしてて…た時に、そういう生還の話があったから。
    まぁちょっと後だけど、それは。その前から結構話とかはあって。それで準備的なことをしていったらいいよねーみたいなことを言ってくれてたので」
五十嵐「じゃあちょっと、もしやるんだったら頑張ろうかなーとかは、思ったり、そこはしたよ」
中畑「そう思ってくれてよかったですよ。」
五十嵐「本当?」
中畑「やればいいのに、ってずっと思ってたもん。本当に」
五十嵐「ハハ、やれば(笑)」
中畑「どんな気持ちだったか知らなかったけど。やればいいのになーって。
   ねぇなんかさ、お互いね、別のなんかやってCDとか出してさ、『聴いたよ』とか言って初めて連絡をしようと思ってたのに、何…何も出ないからさ(笑)」
五十嵐「一応でも自分でなんか作れたらいいな、とは思ってたのよ。だからその休んでる時にも少し曲とか作ったりとかはしてたんだけど。
    でもいかんせん、その、自分がステージに立ってるとかしてることが浮かばないから。あまりにも離れすぎちゃってて。距離感があって。
    だから、これ、曲作っていつか何かになるのかな?みたいな気持ちになって萎えたりするけど。でも一応作ってたりとかしてたから今があるんだとしたら。やっぱり曲(作るの)が好きだったのかな?と思って」
中畑「まぁでも、よかったね。そう気付けたのは。6年…だろうが」
五十嵐「できたらね、俺がプロデューサーとかになってさ、ハハ(笑)。これカットかな?」
中畑「それ見たいけど(笑)。それ」
五十嵐「一人でやって、それで、大樹ちゃんも一緒にやってて、3人でやるみたいなのが理想ではあったんだけど。そういう形でできれば一番いいなと思ってたけど」
中畑「バンド以外の音楽の表現の仕方はあんまイメージなかったの?」
五十嵐「んー、そうだね。言っても、だから俺、大樹ちゃんとバンドをやってるしかなかったんだよね。20代って、全然その(他は何もしていなかった)。
    だから、その頃から自分一人でできる準備をしておけばよかったんだけど。いざ、こう、シロップ最後放り出されたらやっぱり…」
中畑「(笑)」
五十嵐「(笑)早々に打ち込みに挫折してしまうとかさ。そういうことはなかったわけじゃん?宅録とかちゃんと勉強してれば。だからそれは結構ねぇ、痛恨だったけどね」
中畑「あー…」
五十嵐「なんか…『あ、俺こういうのできないんだ』と思って」
中畑「ちょっと見てみたい気はしたけどね」
五十嵐「うん。それは、これからね…少し、必要であれば自分なりにテクニックとかはそんなにいかないかもしらんけど。方法論的には、なんかそういうのも(アリ)。
    それがバンドに還元されてもいいし。色々変わってってもいいかなとは思ってるけど」
中畑「楽しみにしてます」
五十嵐「うん。してて」

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:08:17.02 ID:R8JDByvE.net
14. "Hurt"の感想

中畑「はい、じゃあ、次はですね。この8年ぶりとなるオリジナルアルバムの"Hurt"ができたんですけど。聞いてもらった方も多分たくさんいらっしゃると思いますけどね」※6年ぶりの間違い
五十嵐「そうだねー。いてくれてたら嬉しい」
中畑「改めて、出来上がった率直な感想をね」
五十嵐「あぁ、うちらの?」
中畑「だらだらと話してみてください」
五十嵐「おー。……大樹ちゃんどうですか?」
中畑「ハハハハハ(笑)!あの、率直に言うと、出来て手元に届いて、懐かしいなと。久々に見たなと思いました。syrup16gのアルバムを久々に見たな…というのが率直な感想」
五十嵐「そうだね。ジャケット見てるとこう、"syrup16g"って書いてあることが結構…」
中畑「新鮮だったから」
五十嵐「久しぶりだったから」
中畑「嬉しかったですね、率直に言うと。この質問項目にある『今回の"Hurt"が前の"syrup16g"とどう違うんだよ』という項目があるんですけど。あなた結構いろんなところでちゃんと説明されてるので」
五十嵐「そうだね」
中畑「それを知りたい方は皆さん読んでいただいて」
五十嵐「そうだねー(笑)」
中畑「僕個人的には、前のアルバムとの一番の違いは何かと言われたら、そんなにはないです(笑)。個人的には。実を言うと」
五十嵐「あー、本当にぃ?」
中畑「やってることはそんなに変わんないんですけど。ただやっぱり、しばらく時間が空いて、お互いそれぞれ離れて時間を過ごして、また会って曲作ってやったでしょ。
   シロップのアルバムだなって聞いてくださった方は多分わかると思うんですけど。やっぱそれがまた作れたっていう気持ちが入ってるんじゃないかなって思ってます。本当に」
五十嵐「どっちかって言うと、シロップ最後のアルバムより、もうちょっとその前のコロムビアのスタジオ…スタジオていうか本社の下の会議室みたいなのをスタジオにしてた時にせーので出して作ってた時みたいな感じに近かったかな」
中畑「気持ちはすごい、近いんだよね。聞いた方はどう思うのかはアレですけど。作ってるこっちのメンタリティは、その頃にはすごい近い」
中畑「スケジュールがわりかしタイトだったのもあるし、結構瞬発力…ガッと集まってガッと作って録ったていう感じのところも」
五十嵐「ラストアルバムは結構時間はかけたんだよね。まぁ一緒にはやってないからそこはすごく一番デカかったのかもしれないけど」
中畑「まぁそいうのも一理あるけど。みんなの顔見て一緒に録音したっていうのも」
五十嵐「逆にこういう録り方してるバンドってあんまいないんじゃないかなー」
中畑「いないの!?」
五十嵐「や、どうだろう?せーのでっていうのがあんまり。ベーシックは録るだろうけど。そのまんまそれをOKテイクで、あんま大して直しもせず使っちゃうっていうのは(笑)ハハハ」
中畑「(笑)まあ、まあね」
五十嵐「最近は結構荒っぽいって思うんじゃないかなー」
中畑「そうかもね。もっとこうより良く…」
五十嵐「アレンジの人が入ったりとか」
中畑「整理整頓したりとかするかもしれないけど。うちら結構…まぁ言っても6年前のアルバムって、うちらもそんなに技量が…今でも俺はそうだけど」
五十嵐「んー、いや全然(技量あるよ)」
中畑「そんなにね(笑)。やれることをただ一生懸命やるって感じだからね。そこはあんま変わんなかった」
中畑「でもね俺、それから6年時間が空いて、他の人の作品で録音したりとかもしたけど、結構わりとみんな一緒に集まってせーのでやることの方が多かった」
五十嵐「あー、そうか。そういうバンドが。そかそか」
中畑「ま、たまたまかもしんないけど。そういう意味ではね、あんまり違和感はなかったけど。ただ、キタダさんとがっちゃんと3人で、顔見て演奏するっていうのはやっぱり。
   音聴いてると、そういうのは分かんないけど。やってる俺本人としては、そういう気持ちが入ったんじゃないかと思います」
五十嵐「技術的な問題も結構、たぶん、ちゃんとクオリティが大樹ちゃんもすごく上がっているから。余計それ(せーの)が全然できるようになったっていうか。
    もしなんか、結構頑張ってエディットっていうの?していかないとみたいなことじゃなくてさ、気持ちがちゃんと乗っているテイクをそのまま使えるっていうのは、すごくやりたいことだったし。
    そういうのが見えたら、きっといいなと思ってたから」
中畑「それはなんか、そういう風になったような気がするね」
五十嵐「なってたら嬉しいなーと思ってるんだよねぇ」

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:11:20.52 ID:R8JDByvE.net
15. 久々のレコーディングについて

中畑「がっちゃんはさ、そのー、久々の録音でしょ?それこそ6,7年ぶりくらいの、録音するわけでしょ」
五十嵐「そうだねー」
中畑「大変だった?やっぱり」
五十嵐「(すごい顔)…大変だったー。大変だったしぃ…」
中畑「(爆笑)この、今の、顔!見てほしい。この、大変だったって言った時の顔w」
五十嵐「もうなんか、やっぱり一発勝負なんだよね。レコーディングの…それが醍醐味だからいいことなんだけど。
    その緊張感って、俺の流してた時間にはなかった瞬間だったから。ものすごくこう、…痺れたね!」
中畑「だろうなとは思ったけど」
五十嵐「やっぱりやってる奴は違うな!って思った。ハハハ(笑)」
中畑「ハハハ(笑)、演奏してる人は違うなって思ったの?ずーっと弾いてたもんね。ずーーっと弾いてたもんね!スタジオ入ったら。その日弾く曲をずーっと弾いてたもんね」
五十嵐「あー、だから…もちろん弾けなくてってのもあるんだけど。結局アレンジをギターしか使わないから。キーボードとか鍵盤とか、ほかの楽器を入れたりとか一切してないから。
    アレンジが全部俺なんだよね(笑)。だから如何様にも(できるように)いっぱい入れとこうと思って。…でもほとんどそれ使われなかったんだけど(笑)ハハハ(笑)」
中畑「(爆笑)。わりとリッチな感じだと思いますよ。ギターは。あの、3人だけで、最終的には3人で演奏するじゃない?ライブでもさ。それを見越してこれくらいなのかなっていうのもありつつ。
   でも、今までのシロップの曲だなって思う音色でもあったし」
五十嵐「結果的にあんまり入れない方がいいって言う判断があって。本当はもっと…ギターは基本的にはキラキラしてるけど、coup d'Etatの時みたいな、色んなギターが入ってるもいいのかなって思ってたんだけど」
    意外となんかそうすると、ごちゃごちゃしちゃってたんだよねぇ。もしかしたら…今の音数すごいじゃない?普通のバンドサウンドって結構すごい厚いけど。
    だからスカスカだなって思われるかもしれないんだけど、それも含めて空気感だから。そこにシロップらしさがあれば、嬉しいなと思うけど」
中畑「シロップっぽいな、って思いましたよ。俺は。そういう風に思いました」
五十嵐「本当ー?(笑)そうだねぇ」

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:13:26.96 ID:R8JDByvE.net
16. これから"Hurt"を聞くリスナーへのメッセージ

中畑「この"Hurt"ってタイトルに込めた思いってあるんですか?」
五十嵐「うーん…"Hurt"ってほら、NINに昔"Hurt"って曲あったでしょ。"Hurt"って…なんか好きだったんだよね。字面が。うん。そうだなー…」
中畑「これ、(雑誌のインタビューで)喋ってるのね?これは。色々。タイトルについては。じゃあ知りたい人はね、色々探していただいて。」
中畑「このアルバムについて、どうしても言いたいことがあったら、今すぐ言ってください!」
五十嵐「えぇ??…何々?どういうこと??」
中畑「このコメント、コメントって言うかうちらのダラダラな喋りの後に新しいアルバムの"Hurt"を流すんですよ」
五十嵐「あっ、そっかぁ。すごい。いやぁ〜」
中畑「聞いていただくことになってるので。もういいから早く聞かせてよってことなのかもしんないので」
五十嵐「変な先入観を植え付けってしまってないかな?大丈夫かな?フラットに聞いてほしいけど」
中畑「(メッセージは)フラットに聞いてくださいってことですか?」
五十嵐「うん(笑)。あの、変なバイアスをかけず、期待もせずに、お手柔らかに聞いてほしいですね」
中畑「初めて聞いていただく方もいるかもしんないので、そういう人達にはそういう気持ちですか。フラットに聞いてほしいってことですか」
五十嵐「だしぃ、やっぱり、俺の中ではすごく…意味合いが強いって言うかぁ。やっぱり、またシロップ始めることになって、また自分が歌うことになって、それがまた音源として残るって言う初めてのやつだから。
    作ってるときはもうギリギリまでやったかなー。そんななんかすごい、やった!達成感だ!みたいなことはあんまないんだけど。できる限りのことは尽くしたかな、と言っていいんじゃないかなと思って。
    だから、心意気だけ感じていただければ、嬉しい、です」
中畑「だそうですよ、みなさん。そういう気持ちで聞いてもらえたら、いいね」
五十嵐「うん」

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:17:01.14 ID:R8JDByvE.net
17. エンディング

中畑「番組の最後に、プレミアム会員の方だけが視聴できるおまけコーナーがあるそうなんですよ。おまけがまだあるんだって。おまけが」
五十嵐「わー。やばい(棒)」
中畑「そのやばいおまけコーナーの中で、もうちょっとだけ喋らないといけないらしいのよ」
五十嵐「あー。喋る…」
中畑「プレミアムな会話を(笑)」
五十嵐「プレミアムな会話はできるかなぁ?(笑)」
中畑「プレミアムな会話をすることになってるんですね(笑)」
五十嵐「頑張ります(笑)」
中畑「もうちょっとだけ聞いていただければと思いますね。で、"Hurt"を聞いていただくんですけど」
五十嵐「あぁー(ため息)。大変だぁ」
中畑「最後にあります?一言」
五十嵐「んー?まぁさっきも言ったけど、3人の全てが入ってるので、なう、現在、現在の全てが入ってるので、一緒に共有してください!」
中畑「そうですね。僕も、全く同じ気持ちです」
一同「(爆笑)」
中畑「本当に。聞いてほしいです。いろんな人に聞いてほしいなと思います。じゃあ一旦締めましょうかね?ここで」
五十嵐「ごめんなさい、みなさん」
中畑「お相手は、私syrup16gのドラムの中畑大樹と」
五十嵐「Vo,Gtの五十嵐でした」
中畑「さよなら」
五十嵐「さよなら。ありがとうございました」

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:24:40.54 ID:R8JDByvE.net
五十嵐隆・中畑大樹スペシャルラジオおまけ(プレミアム会員限定コーナー)

内容

1. オープニング
2. "再発"ツアーの展望
3. 武道館『もっと叩けたのに』発言について
4. ライブを楽しまない問題
5. エンディング

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:26:01.65 ID:R8JDByvE.net
1. プレミアムなオープニング

中畑「本編終了後のお楽しみおまけコーナー。さっき言ったプレミアムおまけコーナーなんすけど
   ね、("Hurt"を)聞いていただいてどうだったのか…気になるところですね」
五十嵐「んー。どうだったのかなぁ。…あんまり自信がないんだけど…」
中畑「ハハハ(笑)。これ自己紹介しなきゃいけないらしくて。改めまして、syrup16gのDr.の中畑大樹です」
五十嵐「はい。syrup16gのVo, Gtの五十嵐隆です」
中畑「先ほどのインタビューの続きってことで、またちょっとプレミアムな会話をするんですけど。何をもってプレミアムな会話とするかってことですけど」
五十嵐「ハハハそれは(笑)うん、難しいよねぇ」
中畑「この聞いていただいた"Hurt"を引っ提げて"再発"ツアーをするわけですけど、そのライブについてのことをちょろっと話してみようかっていうことが、
   プレミアムだからよろしく頼むってことらしいんです。どうやらね」
五十嵐「うん、分かった。うん」

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:26:59.56 ID:R8JDByvE.net
2. "再発"ツアーの展望

中畑「ちょっと先の話ですけど、どんな曲やりたいとかってのがあるか…」
五十嵐「あぁー、どうしようかね?やっぱり久しぶりに行くし。ツアーに、出るから」
中畑「そぉー、だね!あなた、特に」
五十嵐「だから結構…東名阪だけど、久しぶりに来てくれる人とかいるかもしれないし。
    また聞きたいなっていうのもあったりとか…曲がね、あったりとかするかもしれないから。そこは結構…考えないといけないね!なんか」
中畑「まぁ時間もちょっと限られてるからね。聞きたいって曲があればみんなやりたいってのは、演奏したいってのはヤマヤマだけど。
   どうしてもね、あーっ、これはできない!って。やっぱ長くやってるとさ、ライブでできない曲がどんどん増えていくってことじゃない」
五十嵐「?」
中畑「今までの曲を全部やろうと思ったら、時間がすごくかかるでしょ。ということは、アルバム出してツアー出掛けると…」
五十嵐「あー、そっかそか。(曲数の)分母が、分母が多いから」
中畑「(分母が)多くなるから、結果的に好きな曲はいっぱいあるんだけど、聴けない曲が増えてく一方じゃない」
五十嵐「そうだねー、すごく残酷だよねー」  ※新譜も出さずに本編全曲新曲祭りしてたバンドのコメントです。
中畑「残酷じゃない。やりたい曲はいっぱいあるけど、どうしてもね。そんな終電なくなる時間までやるわけにもいかず」
五十嵐「そうだね。久しぶりに来る人は…生還も来れなかったって人は、昔からやってる曲…すごくスタンダードな曲やったらいいのかな?とも思うし。
    でもなんか全然、シロップをやってる時も、昔もやってなかった奴とかもいっぱいあるわけじゃない。ストックとしては。
    んー、だから…それはうちら出来るのかっていう問題が(笑)」
中畑「ハハハ(笑)!それをぉ、明日からやるんです!私たち。一生懸命、やるんです」
五十嵐「いや〜、俺ねぇ、覚えてないんだよね〜。本当に。聞く?自分のCD」
中畑「自分のCD…やっぱり録音、レコーディングするまでって練習もいっぱいするし、曲…」
五十嵐「あ、身体に入る?」
中畑「身体に入るし、録音したら録音したで一々自分の演奏聴くでしょ?そうすると、改めてCDになると一回くらいは『あ、できたな』と聞くけど。
   中々ね、その後そこまで俺は聞かないわけよ。それまでさんざん聞いちゃってるから。たまにすごい古い曲とか聞いたりするけど」
五十嵐「そうだねぇ。やっぱり、どうしても出来たときはある種の昂揚感があるから、『あぁ、なんか』って思うんだけど。いいなって思うところもあるんだけど。
    段々やっぱり聞き返すことにちょっと綻びというか、自分の中の後悔というかさ」
中畑「アハハ(笑)だって言ってもさ、昔の自分の写真を見るようなものでしょ。つまりその一周前の」
五十嵐「あー、ちょっと前のね」
中畑「そう、ちょっと前の。で、まだお互い40になっても、今の方がまだマシって、ちょっと俺は思ってるから」
五十嵐「昔に比べればって事?あー、そりゃそうでしょ。うん、成長してる」
中畑「だから、これ聴いてるより演奏する方がいいのにってちょっと思っちゃうんですよね。思うんですよね。思うのね(笑)」

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:28:08.83 ID:R8JDByvE.net
3. 武道館『もっと叩けたのに』発言について

五十嵐「これはなんか言っていいのかわからないけど、武道館の時ってさ、『もっと叩けたのに』って、なんか」
中畑「そう思ったの。本当に。あの時は、シロップ最後だし、武道館って初めてやるわけじゃない?」
五十嵐「そりゃそうだ!」
中畑「あんなデカいとこでさ。そこを…昔、初めて渋公やった時に、俺の中では『バービーボーイズが立ったステージ』に立つわけじゃない」
五十嵐「あー、あれ、初ライブだったんだよねぇ、確か」
中畑「これ聞いて見てる人が知ってるかどうかわかんないですけど、バービーボーイズって言うね、素晴らしいバンドがありまして。僕好きだったんですけど。
   そのバービーボーイズがやった渋公でライブやるって時に気負いすぎて、ライブがちょっと自分の中で納得いくような出来じゃなかったの。個人的には。
   で、その時から、どんな会場だろうと楽しんでやろうと思って。だから武道館も、あんな大きい舞台だけど、こじんまりうまくやろうとか、そんな風にやってうまくできる器でもないし。
   せめて、最後だし悔いのないようにやろうって思ってやってたら…その後DVD出たでしょ。見たら『もっとうまくできたのに』ってずっと思っちゃって」
五十嵐「あー、ちょっと解放しすぎちゃったんだ(笑)」
中畑「そう、アハハハ(笑)あっらい、粗い!」
五十嵐「すーごい楽しそうだもんね」
中畑「楽しかった」
五十嵐「笑顔だったもんね」
中畑「楽しかったんだけど、そのー、演奏としていいかっていったら自分中でちょっとね…ちょっと疑問が。もうちょっとここ…あんたはいいかもしんないけどさ、あんたは楽しんでるけど…
   俺がもしお客さんだったら、『もうちょとちゃんとやればいいのに』って思うんじゃないかなと思ったとこもあって」
五十嵐「おー、厳しいんだ。自分に厳しいね、そういうとこはね」
中畑「そう思って、生還の時にはね、あの、もう一回、もう一度シロップの曲を演奏するってチャンスが来たから。そこは一生懸命やりましたよ僕は」
五十嵐「なるほどねぇ。ちょっとじゃあ気持ちが、ちょっと違ったんだ」
中畑「ちょっと違いましたね」
五十嵐「でも、武道館の時も好きだけどな。あの感じ」
中畑「あれはあれで否定はしないですけど。個人的にはそう(思った)」
五十嵐「俺は、だから、大樹ちゃんみたいになるまではすごい時間かかった」
中畑「アハハハハ(笑)」
五十嵐「なんかもう、最初の方は手と両足同時に出てたぐらいのー、感じだったからやっぱ。圧倒されてたから。武道館楽しむまでいくまで、結構中盤ぐらいまで、全然そんな感じになれなかったから。
    すごいなんかDVD見て(大樹ちゃんが)最初から楽しんでるから羨ましいなーと思って(笑)」
中畑「アハハハハ(笑)」
五十嵐「思ったよー、逆に。うん」
中畑「でもねぇ、全然偉そうに言う気はないんですけど、武道館てね、もっとステージから見たら広いもんかと思ってたの。割とお客さんが近く感じたんだよね、なんか」
五十嵐「そうだね、割と立体的というか、こう、遠いって感じはしないんだよね」
中畑「うん。なんか野外ですごい広いとこで、お客さんの顔が遠くて見えないみたいな感じではなかったよね。割とみんなの顔が見えるような感じだった」
五十嵐「それはねぇ、でもね、あの、場所的なこともあるよね、やっぱり。エヘヘへ(笑)」
中畑「そうなの?」
五十嵐「やっぱ、ちょっとほら奥でしょ。ステージで。だからそこのね、前いると。前に人、人、お客さんしかいないのと、背中があるわけでしょ、一応味方の。
    あとね、やっぱこう、なんだろうねー…あの、結構気持ち的にはやっぱ…それはまぁ冗談だけど。もっと楽しめばよかったなーと思う時があったけどな、俺は」

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:30:19.33 ID:R8JDByvE.net
4. ライブを楽しまない問題

中畑「まぁでもこれはね、次のツアーでそれを思う存分やっていただいて」
五十嵐「やー………厳しいなー………そのまとめは厳しいなー…。そこきたか」
中畑「(笑)変わんないね、そういうとこね」
五十嵐「何がぁ(笑)?」
中畑「その、(ライブを)全く、全く楽しまないっていう(笑)」
五十嵐「いや、無理だよ。だからこれは言ってるけど、これは無理だなって思いながら喋ってるからね」
中畑「まぁ正直に言って」
五十嵐「楽しめ…楽しみたいなと思ってるけど。そんな気持ちでライブしたことなんかないから」
中畑「ハッハ(笑)ごめんなさい。まぁ俺も見たことなーい、けどね」
五十嵐「基本顔面蒼白で行くでしょ、俺。なんか大体」
中畑「うん、なんかもう会場入りした時の顔がもう違うもん」
五十嵐「もうだめだよね。もう吞まれてるもん(笑)」
中畑「アハハ(笑)完全に」
五十嵐「もうー。負けてるんだよね。そこはねー」
中畑「それをまた見れるんだね。ね。お弁当にも手をつけず」
五十嵐「あー、そうだね、食べれないんだよね。胃酸が、あがっちゃって」
中畑「あの、口数もなく」
五十嵐「まぁねぇ。普段からないけど。より無いよね」
中畑「リハするまで声を聞かないみたいな、そういう感じがまた見れる」
五十嵐「みなさん、だから、もし来てくださる方、ちょっと温かく見守っててください。なんかあの、変にこう、プレッシャーかけないで。温かく…」
中畑「(笑)そっとして。そっと見守っててほしいのね」
五十嵐「そうそうそう。それぐらいでいただけると、すごく優しい気持ちに、なるので(笑)。よろしくお願いします」
中畑「だそうですね。あの、よろしくお願いします」
五十嵐「すいませんね」

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:31:27.08 ID:R8JDByvE.net
5. プレミアムなエンディング

中畑「じゃあまぁ、十分プレミアムを出したので」
五十嵐「そうかい?」
中畑「最後に今後の活動情報含め、こうやって12時間くらい長い間聞いていただいた(五十嵐「あー、ありがとうございます」)
   みなさんに一言メッセージを言いたいんですけど。じゃあまず俺から。
   過去の、今までのシロップの作品ずっと聞いていただいて、最後に新しいアルバムも聞いていただいたうえで、まぁ眠いでしょうけどグダグダな話にも付き合っていただいてありがとうございます。
   これからまたシロップをやっていくので、末永くお付き合いしていただけたらこれ幸いと思って。別に頼まれなくてもやっていくバンドだと思うんで、気が向いたら聞いてほしいなと僕は思います。
   じゃあ、最後にちゃんと締めてください」
五十嵐「えぇー?あー…」
中畑「その顔(笑)」
五十嵐「結構、そんなすごい12時間…皆さんそれを聞き続けたら、たぶんヘトヘトでしょうし。なんだろうなー。今更喋ることないんですけど。本当に感謝しかないです。自分のような人間が喋っているのを聞いてくださるなんてのも嬉しいし。
   もちろん音楽を一応作ってきたんで、それをまだ頑張って聞いてやるかって思ってくれる人がまだいてくれることが奇跡みたいだと思ってます。
   あの、んー、まぁたぶん老い先長くないと思うんでぇ(笑)、程々に死にますけど、それまでみなさんとこの世で一緒に生きていけたらいいなと思ってます。
   えー、あの、みなさんは、どうですか?楽しいですか?僕も楽しくなろうと頑張ってます。えっと、早くちゃんと全国ツアーとかできるぐらい」
中畑「しましょうよ〜!」
五十嵐「頑張るので。あのー、ちょっと、やるだけやってみるんで。よろしくお願いします。頑張ります。ありがとうございます」
中畑「はい。それではまたライブでね、みなさんお会いしましょう。みなさん、ありがとうございました。さようなら」
五十嵐「さようなら。おやすみなさい」

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:34:34.66 ID:Yt8TSieh.net
ありがと!
文字でみるとまた違う感じでよかった!

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:35:30.01 ID:R8JDByvE.net
>>30
誤字訂正
五十嵐「もうだめだよね。もうのまれてるもん(笑)」

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 01:50:00.20 ID:V55AFbXY.net
おつかれさま!&ありがとう!!
読み返してもなんか微笑ましいなー

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 02:00:09.74 ID:OakQKxII.net
大変だっただろうに書き起こしどうもありがとう!
読んでると聴いてた時の音声で脳内再生されたわ
もしも雑誌のインタビューが音声だったら細かいニュアンス
なんかも伝わるからだいぶ印象が違う様にとれるだろうなと
書き起こしを読んで思ったよ

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 03:08:59.49 ID:szQFkxUmI
長文の文字起こし、お疲れさまでした
改めて読んでみるのも面白かったです
ほんとありがとう!

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 16:29:02.31 ID:1Bv6t4XK.net
ありがとうありがとう。
プレミアムじゃない負け犬だったから嬉しいわー
またやって欲しいな、ラジオ

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/09/06(土) 18:19:47.13 ID:9bp7uq2M.net
ありがとう
読んでて楽しかった!

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