第1日、7番で3打目となるアプローチを直接カップインさせた小浦和也=軽井沢72で
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◇ゴルフ世界男子アマチュアチーム選手権
ゴルフの世界男子アマチュアチーム選手権第1日は10日、長野県の軽井沢72の押立コース(7010ヤード、パー71)と入山コース(7008ヤード、パー72)の2コースを使って第1ラウンドが行われた。入山コースを回った日本は小西健太(東北福祉大2年)と小浦和也(専大4年)が3アンダー、小木曽喬(福井工大福井高3年)が1アンダー、通算6アンダー(上位2人の成績の合計)の10位と好スタート。カナダ、スイス、スウェーデンが10アンダーで首位に立った。
堀田勝市(かつじ)監督は「予定通り。きょうは貯金が1つできました。ただ勝負はまだ先だと思っている。最終日に向けて、集中していく」と厳しい表情を崩さなかった。先週行われた女子は、優勝を期待されながら最終日に大きく崩れて8位に終わった。男子が同じ失敗を繰り返すわけにはいかない。
エースとしての期待が集まった小木曽は3人の中でワーストの1アンダー。その不振の穴を埋めたのが、ナショナルチームの一員として、国際大会出場が14度目という小西と、最年長の小浦。チームリーダーの小浦は「緊張もせず、まずまずのゴルフができた。日本で開催される世界アマだから、絶対に上位に入りたい。4日間で20アンダーを超えたい。そうすれば上位に食い込める」と力を込めた。(青山卓司)
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