カフェイン中毒者が知らずに得ている『6』の偉大なご利益

ハーバード大学の公衆栄養学部教授「 Rob van Dam」さんによると、カフェイン中毒の人はそうでない人よりも長生きする傾向にあるといいます。 彼と彼の研究チームのメンバーはコーヒーを日常的に飲む130,000人の人を対象に調査を行ったところ、副作用が現れている人は全くと言っていいほどいませんでした。 それどころか、 余計なものを何も加えていないコーヒーならば、あなたを長寿へと導いてくれることでしょう。

コーヒーは、血液中の脂肪酸を大量に増やす効果があり、それによって脂肪を燃焼させ、栄養として身体に吸収することが出来ます。 燃やす為の脂肪酸が増えれば増える程、摂取する炭水化物は少なくて済むのです。

ほとんどの人が、コーヒーをそれぞれのタイミングでリフレッシュするための飲み物として愛好しています。しかし、コーヒーは単なる飲み物ではないのです。 生のコーヒー豆のエキスには、著しく体重の減少を促す効果があることがわかっています。 この研究は、スクラントン大学心理学科のもので、16人の太った成人に22週間生のコーヒー豆のエキスを与え続けたところ、37.5%の成人が平均体重まで落ちたと言います。

アメリカ化学学会、及び「 Agricultural & Food Chemistry」誌は、コーヒー愛好家は2型糖尿病のリスクを抑えることが出来るとする研究結果を公開しました。 一日に4、5杯のコーヒーを飲む人は飲まない人に比べて50%以上2型糖尿病のリスクが落ちるそうです。 また、「Brigham and Women’s」病院とハーバード医学部の20年に及ぶ研究結果では、一日に3杯以上のコーヒーを飲む女性は、コーヒーを飲まない女性に比べて皮膚がんの発生率が低く、さらに東武フィンランド薬科大学によると、毎日3〜5杯のコーヒーを飲む人は、老後にアルツハイマーや痴呆症に悩まされる確率が65%ほど落ちるそうです。

朝の一杯のコーヒーはあなたの一日に勢いをつける助けになるだけでなく、あなたの脳を解放してくれる役割を持ちます。 オーストリアはインスブルックにある薬科大学の研究によると、朝コーヒーを飲む男性に短期記憶のテストを行ったところ、コーヒーを飲まない男性よりも著しくいい結果を出したそうです。 Time誌の記者であり、熱烈なコーヒー愛好家でもある「Michael Lemonick」氏曰く「コーヒーを飲むことで脳の機能をより効果的、効率的にに発揮することが出来る」と言います。

どんな研究結果を提示するよりも、コーヒーの匂いを感じたあの瞬間こそがコーヒーを飲む一番の幸せだと言えます。 しかし、あえてさらに研究結果を並べるならば、米国国立衛生研究所によると、コーヒーは美味しい抗酸化飲料であるだけでなく、一日に4〜5杯のコーヒーを飲む人は、コーヒーを飲まない人に比べて10%以上、鬱になりにくいそうです。 いかがでしたか？コーヒーが美味しいだけの飲み物ではないということがわかりましたね。 ただ、そうは言っても、コーヒーを大量に飲むことがノーリスクなわけではありません。何事もほどほどが大事ですので、気をつけてコーヒーを楽しみましょう。