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●両陛下24、25日ご来県 (09/11 18:58)
 天皇皇后両陛下は被災地八戸市の復興状況を視察されるため今月24日と25日の2日間、青森県を訪問されることになった。
 これは11日、宮内庁と県が発表した。
 天皇皇后両陛下は今月24日八戸市に入られ、第3魚市場の復興状況や三陸復興国立公園の種差海岸を視察される。
 25日は田舎館村で田んぼアートをご覧になられたあと、黒石市の県りんご研究所を訪問される。
 両陛下は東日本大震災後、被災地を訪問して被災者を励まされている。
 青森県内の被災地を訪問されるのは初めてで、90年7月以来24年ぶりのご来県となる。
 三村知事は「親しく県民とふれあいを深めていただけることになり、心から歓迎申し上げます」と談話を出した。



●防災強化へ避難階段 (09/11 18:56)
 東日本大震災から3年半経った八戸市では津波被害を受けた地区に避難階段が完成するなど、防災面での強化が進められている。
 避難階段が完成したのは八戸市新湊地区から高台の館鼻公園やJR陸奥湊駅に向かう市道汐越線。
 市が東日本大震災の復興交付金を活用してことし3月から8000万円の事業費で改良工事を行い、7月に完成した。
 これまでの階段は入り口の幅が3メートルあったが高台に進むにつれて幅が狭くなり、段差も高くなっていた。
 完成した全長67メートルの新しい階段は幅を4メートル広げ、両側に手すりをつけた。
 市はこの地区にあと3か所の避難階段を来年度中に作る計画で、防災面の強化を進める。
 震災後、八戸市では自主防災会が増えた。
 震災前71だった自主防災会は81に増えた。
 全世帯の80%近くが自主防災会に加入したことになる。
 それぞれの団体は年に1回独自の防災訓練を行って、万一の災害に備えている。
 汐越二部町会では完成した避難階段を使って、来月12日に防災訓練を行うことにしている。
 震災から3年半、八戸市では防災に対する行政や市民の意識が着々と浸透してきている。



●活断層否定できずの見解 (09/11 18:54)
 東通原発の敷地内断層を調べている原子力規制委員会の調査団は敷地を南北に走るF-9断層などについて、活断層の可能性を否定できないという見解で一致した。
 調査団ではこれまで東北電力から聞き取りしてきた内容をもとに論点を絞って議論を交わした。
 その結果、東通原発の敷地を南北に走るF-9断層は活断層の可能性を否定できないという見解で一致した。
 またその西側を走るF-3断層は活動性を示す横ずれの成分があるという判断で最終的に一致した。
 原子炉建屋周辺の断層については次の会議で東北電力からさらに説明を聴くことになった。
 調査団は来月27日の会議で東北電力の説明を受け、その次の会議で評価書案を提示したい考え。



●敬老会に園児訪問 (09/11 18:52)
 敬老の日を前に青森市では幼稚園のこどもとお年寄りが触れあい、弘前市では美容学校の生徒たちがお化粧のプレゼントをした。
 呉竹幼稚園の園児たちがお年寄りと触れ合ったのは青森市内の9つの町会から178人が参加した敬老会。
 園児たちは踊りを踊ったり、歌や楽器の演奏を披露してお年寄りたちの長寿を祝った。
 お年寄りたちは園児たちの姿に元気をもらいながら楽しいひと時を過ごしていた。

 弘前市では青森市のヘアーアートカレッジ木浪学園の生徒たちがグループホーム薫風舎を訪れて、お化粧のプレゼントをした。
 木浪学園の生徒たちはお年寄りからお化粧の好みを聞きながらメイクしていた。
 孫のような年齢の生徒たちにお化粧をしてもらったお年寄りたちはうれしそうにでき映えを確認し、気持ちまで晴れやかになったようだった。



●2年ぶり 生産量日本一 (09/11 11:52)
 去年収穫された県産ナガイモは5万9000トンで2年ぶりに生産量日本一となった。
 農林水産省のまとめによると去年全国で収穫されたナガイモは13万6500トンと、前の年を2400トン下回った。
 このうち県産ナガイモは全体の4割を超える5万9000トンで2位の北海道を1400トン上回り、2年ぶりに全国1位となった。
 これは平年並みに収穫できた県産ナガイモに対し北海道は春先の雨不足で生育が伸びず、1割近く収穫量を落としたため。
 一方、全国の7割近くを占める県産ニンニクは1万3800トンで38年連続、ゴボウは5万1400トンと12年連続で生産量日本一となった。



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