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米ゲイツ基金、エボラ熱対策に約53億円の寄付を表明

2014年 09月 11日 14:52 JST
 
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[ロンドン 10日 ロイター] - 米マイクロソフト(MSFT.O: 株価, 企業情報, レポート)の創始者ビル・ゲイツ氏が創設したビル・アンド・メリンダ・ゲイツ基金は10日、西アフリカで史上最悪の流行となっているエボラ出血熱の緊急対策に、5000万ドル(約53億円)を寄付すると表明した。

国連機関および国際機関に寄付し、流行地域での対策に向けた物資購入に役立ててもらう。官民と協力して薬やワクチン、診断器具の開発加速、治療および拡散防止に尽力するとしている。

グリーニング英国際開発相は寄付に歓迎を表明し「(エボラ熱流行による)健康、社会、経済的リスクに対応するには、国際社会全体が一段の努力を払う必要がある」と述べた。

ゲイツ基金はすでに1000万ドル以上をエボラ対策のため複数の機関に寄付しているほか、米疾病対策センター(CDC)に対し、対策強化資金として200万ドルを直ちに寄付することも表明している。

 
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