事件【朝日新聞会見詳報(1)】「吉田調書を読み解く過程で評価誤り、命令違反で撤退と…」 木村社長が謝罪+(1/3ページ)(2014.9.11 20:30

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【朝日新聞会見詳報(1)】
「吉田調書を読み解く過程で評価誤り、命令違反で撤退と…」 木村社長が謝罪

2014.9.11 20:30 (1/3ページ)朝日新聞「吉田調書」報道訂正会見
会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

会見した木村伊量社長=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)

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 (19:30~19:40)

 《東京電力福島第1原発事故をめぐり、政府が吉田昌郎所長(当時)への聞き取り調査の結果をまとめた「吉田調書」について、朝日新聞社が11日午後7時半から記者会見を開いた》

 《問題の記事は、5月20付の朝刊。調書は非公開扱いになっており、「所長命令に違反、原発撤退」として大々的に取り上げた。朝日が問題にしたのは、東日本大震災から4日が経過した平成23年3月15日の朝の第1原発の所員の対応だった》

 《「第1原発の所員の9割にあたる約650人が吉田氏の待機命令に違反し、10キロ離れた福島第2原発へ撤退した」と断じた上で「東電はこの命令違反による現場離脱を3年以上伏せてきた」「葬られた命令違反」と東電の対応を批判していた》

 《しかし…。産経新聞は8月18日付朝刊で「命令違反の撤退はなし」と解釈が正反対の内容の記事を報じた。調書の内容を精査、当時現場にいた複数の元所員からも裏付け取材を行い掲載した》

 《他社も追随した。NHKは8月24日、読売新聞は8月30日付朝刊、共同通信も同日に配信し、いずれも「命令違反ではない」と指摘。読売は社説で「朝日新聞の報道内容は解せない」と疑問を呈した》

朝日新聞「吉田調書」報道訂正会見のニュース

このニュースの写真

会見で謝罪した木村伊量社長(中央)、杉浦信之取締役編集担当(右)ら=11日、東京・築地(川口良介撮影)
木村伊量社長の会見には多くの報道陣が詰めかけた=11日午後、東京・築地(川口良介撮影)
記者会見する朝日新聞社の木村伊量社長=11日午後、東京都中央区
会見を前に朝日新聞社前には多くの報道陣が集まった=11日午後、東京・築地
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