12回シリーズでお届けする「夏を楽しむトロピカルプランツ」。
次回は「熱帯果実はやっぱりバナナ」。
テキストも是非参考にして下さい。
(テーマ音楽)
(三上真史)さあ皆さんこれ何だと思いますか?真っ白ですよねぇ。
さあさあさあさあ。
おっだんだんここまで見えると分かってきたかな?おはうございます!三上真史です。
もったいぶってすみません。
こちらがですね今日のテーマである「サボテン」なんですね。
いやぁこれサボテンだって分かりましたか?いわゆる一般的なイメージのサボテンと随分違いますよね。
これだけユニークで個性的な姿が魅力のサボテン。
今日はマニアからビギナーまで引きつけるサボテンの魅力世界をたっぷりとご紹介します。
教えて下さるのは園芸研究家の長岡求さんです。
(2人)よろしくお願いします。
花の卸売り市場に勤めあらゆる植物に精通する長岡求さん。
海外の原生地を訪ねるほどサボテンマニアの長岡さんにその魅力をご紹介頂きます!さあ長岡さんついにサボテンの回がやって来ましたね。
誰もがみんな知っているメジャーな植物ですよね。
植物にそれほど詳しくない人でもサボテンという名前は知ってるし何かイメージを思い浮かべると思うんですね。
三上さんはどんなイメージをサボテンにお持ちですか?やっぱり針のようなトゲがあって砂漠で暑くても乾燥に強いたくましく育つイメージがありますね。
自分も西部劇に出てくるハシラサボテンがサボテンというとパッと浮かんでくるんですけど。
でも実際は違って形もサイズも色もさまざまなんですね。
今日はそんなサボテンを皆様に紹介できればと思ってたくさん持ってきましたので。
いやぁ楽しみです。
僕らの知らないサボテンの世界を楽しめるという事ですね。
よろしくお願いします。
それでは本日のラインナップはこちらです!「あなたの知らないサボテンの世界」。
まずはさまざまなサボテンの姿をご覧下さい。
イメージを覆す個性的なサボテンが続々登場します!「サボテンを駄目にしてしまった」という人は必見!屋外や家の中で上手に育てるポイントをお伝えします。
最後は寄せ植え。
他の草花とはひと味違った世界が広がります。
インテリアとして楽しめますよ。
後半は…夏の終わりにできるタネまき。
今まけば年内に咲かせる事ができますよ。
まずはこちらからどうぞ!こちらにサボテンずらっとご用意頂きましたけどもいやぁ見事ですね。
まず紹介しますのは「トゲのあるサボテン」。
サボテンといえばトゲですけどトゲの特に美しいグループですね。
これ見事ですよね。
いやぁもうきれいですよねトゲが。
どうしてこんなトゲになるんですか?もともと葉っぱがトゲに変わったといわれてるんです。
トゲって葉なんですか?葉っぱに由来するといわれてますね。
でもなんで葉がトゲになっていったんですか?草食動物に食べられないように。
そういう事なんですか。
身を守るために葉をトゲにしていったといわれている。
へえ。
確かにこれは草食動物食べないですね。
痛いですからね。
次は「トゲのないグループ」。
トゲのないものがあるんですね。
トゲがほとんどなかったりあるいはあっても柔らかいトゲを持ってるそんなサボテンのグループがあるんですね。
ほとんどこれトゲないですね。
なんでトゲがないんですか?それは周りに植物がたくさん育ってる環境だと例えば森の中とかそういう環境だと動物はあえてサボテン食べなくても食べやすい葉っぱがたくさんあれば食害のリスクって減りますよね。
食べられる心配がないからトゲがないんですか?はい。
森で育ってるんですか?砂漠ってイメージが強いんですけど。
これ自分がメキシコで撮ってきた写真なんですけど木の足元薄暗い森の中にこんな形で育ってるサボテンもあるんですね。
これもトゲがないわけですよねほとんど。
あっても柔らかいトゲですよね。
周りの柔らかい葉を食べればいいわけですからわざわざ堅いサボテンは食べられる心配がないと。
もう一つですね実はこれもサボテン。
これサボテンなんですか?全く今までのイメージと変わりましたけど。
木とか崖に着生して育つサボテンなんですね。
高い所に育ってるって事ですか?そうですね。
食べられる心配がないからトゲがない。
よく出来てますね。
はあ〜。
トゲがないものは…。
トゲが苦手だよって方には是非こちらをお薦めという事ですかね。
続いては最初に三上さんが持っていた「白い毛を持ったサボテンのグループ」。
気になってたんですよ。
面白いですよね。
なんでこんな白くなるのかっていう事で。
特に僕が持ってたこれ柔らかいんですよ。
毛のような感じなんですけどどうしてこうなるんですか?長い柔らかい毛を持つ種類は寒さから身を守るため。
あるいは白いトゲをたくさん持ってるものというのは強い日ざしを遮る反射するそんな目的で白いトゲを持ってるといわれてます。
これトゲなんですか?トゲが変化したといわれてます。
こんな柔らかいのに。
へえ。
いわゆる直射日光当たりますよね砂漠って。
それが強いので守っている。
すごい人気ありますよ。
そして植物ならではのサボテンの姿。
こんなサボテンがある事知っていましたか?これは大きく美しい花を咲かせる「花サボテン」と呼ばれているタイプです。
しっかり管理すれば毎年花を咲かせます。
トゲと花の組み合わせがとってもキュートでたまりませんよ。
正直サボテンといいますと鋭いトゲというイメージだったんですけどトゲがないものだったり白いものそしてこんなにきれいな花が咲く。
ほんとに知らない世界がまだまだあるわけですね。
皆さんもイメージが変わったんではないでしょうか?「あなたの知らないサボテンの世界」。
続いては「育て方」。
丈夫だからといって油断は禁物。
あなたのサボテンライフをお手伝いします。
さあここからはサボテンと長くつきあっていくためのテクニックをご紹介頂きます。
長岡さんサボテン丈夫なイメージなんですが意外と枯らしてしまう人多いですよね。
よく聞くんですよ。
多くの場合水のやりすぎが原因なんですね。
やりすぎてしまう。
といいますと?春と秋はよく育ってますので多少多くやりすぎても腐る事は少ないんですけどサボテンって暑さに少し弱くてそれから寒さに弱いんですね。
暑さに弱いっていうのは意外ですね。
丸いでしょ。
熱が籠もってしまうので夏越しもやっぱり大切。
どう管理するかっていうのはポイントになるんですね。
季節によって水やりも気を付けなければいけないと。
もう一つは外で管理する場合と室内で管理する場合は光の強さとか温度の変化違いますよね。
そういう環境の中で水をついついやりすぎてしまうと根が腐ってしまう。
戸外と室内そこでもまた変わってくるという事なんですね。
その辺を是非詳しく教えて下さい。
まず戸外から教えて頂けますか?サボテンの生育適温というのは10℃から25℃ぐらいの間にある時なんですね。
30℃ぐらいまで大丈夫でしょうけど春と秋がちょうどその温度帯にありますよね。
その時は1週間に1〜2回。
多くても1週間に1〜2回でいいと。
それが春と秋ごろですね。
それから秋から冬にかけて気温が日々下がってきますけど最低気温が10℃を切るぐらいになったらばそのころから水やりの回数を減らしていくんですね。
5〜10℃ぐらいであれば2週間に1回ぐらい。
それで5℃を下るようになったらば水やりを止める。
5℃以下になるとサボテンは休眠してしまうんですね。
でも水やりを冬寒い時にしてしまうと根腐れしてしまう原因にもなると。
夏はどうなんですか?最高気温で30℃超えるようになるとサボテンは暑がるんですね。
意外ですねそこが。
遮光してあげて強い光を遮って風通しのいい場所に置くんですね。
それと生育が少し衰えますので水やりも1週間に1回あるいは2週間に1回ぐらい。
夏も水やりの頻度下げた方がいいんですね。
これ結構皆さん間違えてしまうとこですよね。
「サボテンイコール暑さに強いからいくら暑くても大丈夫だ。
暑いから水をたっぷりやろう」が駄目という事なんですね。
ちょっと辛めに夏も管理した方がいいですよね。
夏と冬は頻度を下げる事が重要という事ですね。
分かりました。
サボテンを上手に育てるポイントは水の頻度。
春や秋など屋外の最低気温が10〜25℃では1週間に1〜2回。
秋から冬冬から春の季節の変わり目は2週間に1回。
そして最低気温が5℃以下の冬は水やりストップ。
また日当たりを好むサボテンも30℃を超える暑さは苦手です。
この時期は風通しの良い半日陰に置くなどして暑さ対策を心がけましょう。
続いて室内に置く場合なんですがどうしたらいいんでしょうか?基本的にはできるだけ光がさし込むような窓辺に置くのがベストなんですね。
ですけど窓辺の光がさし込むといっても戸外と比べるとその光の強さっていうのはぐらいしかないんですよ。
そんなに低くなるんですね。
当然光が弱くなりますからサボテンの育ち方というのはちょっとレベルが低くなりますよね。
あまり活動しなくなる?あまり活動しなくなるのでちょっと水をやりすぎるとそれでストレスを感じて根腐れになったりするという事はそういうリスクは高まるんですね。
やはりやりすぎに注意。
そうですね。
窓辺で育てる場合は戸外よりも水やりを控える事がポイント。
こちらも室内の最低気温に合わせて回数を調整しましょう。
窓辺以外の場所に飾りたいという人は更に水を控えましょう。
サボテンと長くつきあっていくには水をやりすぎない事が大切です。
部屋のいろんな場所に飾って楽しめますよ。
サボテンを組み合わせて自分だけのインテリアをつくりましょう。
「あなたの知らないサボテンの世界」いろいろご紹介頂きましたが続いてはこちらですね。
寄せ植えです。
サボテンで寄せ植えできちゃうんですね。
多分寄せ植えにした方が鉢を替えたりインテリアとしてもねこちらの方が自分らしさが出しやすい。
自由に自分の好みで作る事ができる。
いやぁかわいらしくなりますよね。
僕もですね寄せ植え作ってみたんですよ実は。
こちらなんですね。
先生のがそれぞれ違う品種なので同じ形のものでも大きさや色が違うものあるじゃないですか。
それを3つそろえてみました。
僕のイメージではお父さんお母さん子ども小さい家族が出来たようなそんな感じで作ってみました。
形だけじゃなくて色も違いますしね。
ほんと好きな品種を組み合わせて自分だけの寄せ植えが出来るって事ですよね。
ワクワクしますよね。
そちらの寄せ植えも紹介して頂きたいんですが。
これは多肉植物とサボテンを合わせたものなんです。
手前は「フチベニベンケイ」ですけど同じような環境に育ってるものが多いんですね。
多肉植物とサボテンの環境が似ている。
それからサボテンにない姿形をしたものが多肉にはありますよね。
それだけ描ける絵の幅が広がりますよね。
かなり広がりますよね。
多肉植物ほんとに多様ですから。
これを見る限りでも森の中のような木があって下に生えているサボテン。
印象が柔らかくなりますかねトゲがない分。
これから寄せ植えを作るなら秋口がお勧めです。
暑い時期は株が傷みやすいので少し涼しくなってから行いましょう。
サボテン用の土など水はけの良い土に植えるといいですよ。
さあというわけで今日はサボテンの知らない世界をたっぷりとご紹介頂きましたけども正直僕の知っているサボテンって一部にすぎなかったんだなと。
ほんとに多種多様なんですね。
是非いろんなものに手出して頂いて楽しんで頂けたらなと。
水やりをしっかり行えば長くつきあえるという事ですね。
長岡さん今日はどうもありがとうございました。
皆さんも是非サボテン育てて下さいね。
ここで次回の「趣味の園芸」お知らせです!全く新しい園芸番組その名も「趣味の園芸ラボ」。
水やり肥料タネまきなど今更聞けない疑問をサイエンス!こちらを見れば明日からの園芸作業が変わります。
「趣味の園芸ラボ」放送は31日日曜日。
Eテレに樹の妖精が現れます!見るのだぞ!今やりたい園芸作業をご紹介する「しゅみえんダイアリー」。
今日の作業は…作業のコツを伝授します。
まだまだ残暑が厳しいですねぇ。
おや?こんな所にパンジーのタネ?パンジーなんて時期外れじゃないですか?
そんな事ないですよ。
実はパンジーは今がタネまきの適期なんです。
皆さんも今年は一年草をタネから育ててみませんか?まずはセルトレイにまく方法をご紹介します。
セルトレイを使うと効率よくたくさんの苗を育てる事ができます。
セルトレイで小さな苗を作りそのあとポット苗そのあと庭植えやプランターなどに植えていくように苗の大きさに合わせて生育する事が成功の秘訣です。
冬のガーデンを華やかに彩るパンジーやビオラスイートアリッサムなどは9月上旬までにタネをまけば年内に花が咲きます。
タネまき用の培養土をトレイに入れます。
余分な土を落とし全体を平らにならしたらトレイを軽く落として土を落ち着かせます。
土は…
では早速タネを…。
あっ小さすぎてつかめないよ
このタネ袋を活用すれば小さなタネもうまくまく事ができます。
タネはあらかじめ袋から出しておきます。
このように出したあとタネの袋を手で開いていきます。
開いたタネ袋は半分に折って片側をハサミで斜めに切り落とします。
ここに取り出しておいたタネを戻せば準備完了。
割り箸を使ってタネを落としていきます。
セル1つにつき…スイートアリッサムは株の大きさが小さいので5〜8粒まとめてまきます。
タネが見え隠れするぐらい薄く土をかけます。
深植えすると芽が出にくくなりますよ。
最後にたっぷり水をかけましょう。
芽が出るまでは乾燥させないように底面給水をしながら明るい日陰で管理します。
場所をとらないセルトレイはこういう時にも便利ですねぇ
本葉が4〜6枚出てきたら苗を移し替えます。
根を傷めないようにフォークなどで用土ごと掘り上げてポリポットに移しましょう。
続いてポットに直接まく方法です。
コスモスのタネは指でつまめるぐらいの大きさがあるのでポットに直接まく事ができますよ。
コスモスは発芽適温が20℃ぐらいなので8月中にタネをまきましょう。
タネまきが遅くなりますと未熟な株のまま花をつけてしまう事になります。
3号ポットにタネまき用の培養土を入れたら間隔を空けてコスモスのタネを3粒置きます。
あとは培養土でタネを薄く覆って下さい。
最後にたっぷり水をやればタネまき完了です。
今からタネをまいておけば秋から冬にかけてたくさん花を楽しむ事ができます。
皆さんもやってみて下さいね。
次回の放送は9月の第3週。
「花信〜わたしのメモリアル〜」。
今日はピンチを救われ大きく育った花のお話です。
「庭に老木のカキがあります。
その枝分かれ部分にある年何か分からない芽が出ました。
植木好きの父が「蘭に似てるけど何かな?」と言って大事に育てていました。
その芽が突然なくなってしまいました。
父は大慌てそしてがっかり。
私にも『ここの芽を知らないか?』と聞いてきました。
犯人は小鳥でした。
ついばんでカキの根元に落としていたのです。
気付いた父は1週間も放ってあった芽を急いで水ゴケで囲って元の場所に植えました。
その後花が咲きセッコクである事が分かりました。
今ではカキの木の揺りかごで見事なセッコクの大株に育ちたくさんの花を咲かせてくれています。
花を見るたびに亡き父の慌てた顔見つけた時の笑顔を思い出し『すてきな花をありがとう』と感謝しております」。
今日ご紹介した「サボテン」そして「しゅみえんダイアリー」は「趣味の園芸」テキスト8月号に掲載されています。
サボテンの育て方について詳しく紹介しています。
今後の内容についてはテキスト9月号を参考になさって下さい。
水やりやタネまきなどついついやりがちな園芸作業の一コマを実験や特撮映像を交えて検証します。
2014/08/24(日) 08:30〜08:55
NHKEテレ1大阪
趣味の園芸「あなたの知らないサボテンの世界」[字]
綿毛のような柔らかなトゲをもつ最新品種。長く付き合うポイントは置き場と水やりなどの基本管理<ミニ>しゅみえんダイアリー【晩夏のタネまき】講師・落合英司/花信
詳細情報
番組内容
“鋭いトゲ”、“丈夫で水入らず”。サボテンに抱かれがちなイメージの本当を検証。綿毛のような柔らかなトゲをもつ最新品種カタログ。変化が少ないからこそ置き場、水やりなどの基本管理が重要。水をやりすぎると根腐れに、逆に放置しすぎると枯死する。【司会】三上真史(D−BOYS)<ミニコーナー>しゅみえんダイアリー【晩夏のタネまき】パンジー、ビオラなど。落合英司(園芸研究家)/花信〜わたしのメモリアル〜
出演者
【講師】園芸研究家…長岡求,園芸研究家…落合英司,【司会】三上真史,【語り】笠原留美,園部啓一
ジャンル :
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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