(七海朱里)ありがとう。
いただきまーす。
(朱里)うん!美味しい!
(保田謙)美味しい?
(五十嵐京平)うまいうまい!美味しい美味しい!
(浜島佳代)美味しい!キャーッ!助けて…。
(竹内さとみ)おはようございます。
(さとみ)おはようございます。
(さとみ)おはようございます。
あっおはようございます。
(五十嵐亜紀子)わ〜。
(さとみ)仲よしですね。
(上村久志)ハハハ…どうも。
娘が結婚記念日にプレゼントしてくれたんですよ。
そうですか!
(狩矢和美)まずは貴船の川床で鮎とお素麺。
次に慧観寺で名物の葛饅頭。
ねえさっきから何ビクビクしてるの?
(夏目利彦)だってこれ夫婦しか参加しちゃいけないツアーだろ?俺たちまださ…。
シッ!こんなにすごいツアー他にないからね。
まあ老舗の「瓢や」で鱧懐石ってのは魅力だけどな…。
でしょ!だから今日は私たちもいい夫婦って事で。
しょうがないな…。
(さとみ)おはようございます。
大丈夫ですよ。
はい皆さん揃いましたね。
では参りましょう!はい行きますよ〜!
(さとみ)「皆様本日はいい夫婦京都まんきつグルメツアーへようこそ」「わたくしガイドの竹内さとみでございます」
(拍手)「いい夫婦のツアーを担当して早12年」「ですがわたくし今も独身でございます」「早くそちら側へ行きたい!」
(一同の笑い声)
(拍手)「よろしくお願い致します」こちらは源氏物語の舞台として有名な野宮神社でございます。
縁結びの神進学祈願で有名です。
(さとみ)さあ皆さん到着致しましたよ〜。
お足元お気をつけください。
お疲れさまでございました。
どうぞ前へお進みください。
お疲れさまでした。
(さとみ)ここ貴船神社は平安時代歌人の和泉式部が夫との復縁を祈願し見事元通りになった事で有名です。
以来ここは縁結びの神として知られております。
(さとみ)出ました?
(上村尚子)あっ大吉!
(さとみ)よかった!
(佳代)あ〜末吉。
大吉が…。
うわっ!
(カメラのシャッター音)
(さとみ)こちらが和泉式部の石碑でございます。
(シャッター音)
(さとみ)貴船の夏の平均温度は市内よりなんと5度も低いんです。
さあ皆さんお待ちかね!最初のグルメに到着しましたよ。
(さとみ)夏の風物詩といえば鮎。
そして素麺です。
本日は特別に貴船川上流の天然の鮎をご用意して頂きました。
どうぞお召し上がりください!どうも!改めまして上村と申します。
妻の尚子です。
はじめまして。
狩矢…。
(咳払い)夏目和美です。
主人の夏目利彦です。
新婚さんですか?いいですね初々しくて。
和美さんは写真をお仕事にされてるんですか?はいカメラマンをしています。
小さな出版社なので記事も書きますけど。
記者さんですか!私も若い頃は新聞記者に憧れましたよ。
あっ!夏目君…。
主人が記者です。
京日新聞の。
はい。
毎朝お世話になってます。
上村さんお仕事は?松原でおばんざい屋をやってます。
京都の人たちは舌が肥えてますからなかなか大変で…。
そうなんです。
だからこのツアーに参加して有名なお店から何かヒントをもらいたくて。
はあ〜!美味しいものを食べたい一心で申し込んだうちの愚妻とは大違いだな〜。
何よそれ!え?ハハハハ…。
(シャッター音)うん!さすが天然の鮎。
身の締まり方が違うわ〜!まさに絶品!佳代。
ん?すぐブログにアップして。
わかった亜紀子。
どうした?夏目君あの人五十嵐亜紀子さんよ。
ほら。
最近よくテレビに出てる…。
あっ!美人すぎる料理研究家だ!「まさに絶品!」「絶品」が決め言葉の…。
そうそれ!さっきも言ってた。
(さとみ)次に向かいます慧観寺のお庭はその庵主が源氏物語第25帖「蛍」に魅せられて造った庭として有名です。
庵主さんが好物だった堂庵特製の葛饅頭とお抹茶を頂きます。
ほお〜。
これが予約1か月待ちの葛饅頭か。
味わって食べないとな。
確かに美人よ。
美人ですよ。
でもそんな美人すぎるってほどでも…。
なんだ?妬いてんのか?別に!嫉妬しすぎるカメラマン。
いいね…。
ちょっと!シッ!あれ…。
なんなの?あなた…。
見えないな…。
誰と話してるんだよ。
あっ…。
すいません。
いやあの…どなたとお話しになってたのかなと思って。
ファンよ。
こんなところまで来るなんて困ったものよね。
大変だなプライベートがないなんて…。
おい!うん!桜の塩漬けがこしあんの甘みを引き立ててまさに絶品!
(さとみ)さあ次は人力車で京都ならではの竹林をお楽しみ頂きながらトロッコ列車の駅に向かいます。
うっ!え?え?
(さとみ)え?何!?もうちょっと…!大丈夫ですか?大丈夫ですか?ちょっとどうするんですか?ど…どうしましょう?すいません…。
食あたりで動けません…。
食あたりだって…。
風が気持ちいい〜!なんでこんな…。
なんでガイドさんまで…。
お兄さん頑張って!あらよっと!
(警笛)
(一同)わ〜!すごい絶景!いくよ。
待って待って…。
いいよ!わ〜!すご〜い!
(シャッター音)ほらほら!あれ!
(警笛)はい撮るよ〜。
(シャッター音)
(佳代)すいません。
写真撮って頂いていいですか?もちろんです!撮りますよ。
はい。
はい。
(シャッター音)
(五十嵐)ありがとうございます。
(尚子)ねえこっちも撮ってもらっていいですか?撮りますよ!
(シャッター音)僕らも!お願いします。
はい撮りますよ!
(カメラのシャッター音)もう1枚。
(一同)わ〜!
(さとみ)皆様この一条戻橋にはある不思議な言い伝えがありまして…。
時は平安時代。
この橋に葬式の列が差しかかると突然雷が鳴り響き棺の中の死体がよみがえったといわれているんです。
父上!浄蔵…。
父上!
(さとみ)死者が戻るとの言い伝えから一条戻橋と名付けられたこの橋は以来千年にわたって数々の伝説を生み出した有名な心霊スポットなんですよ…。
気をつけてください。
ほら…あなたの後ろに幽霊が!
(佳代)キャーッ!ああ…。
(怪談の効果音)これで盛り上げてもダメでしたかね。
今は改装されてそんな伝説も信じられなくなりましたかね。
(2人)どろどろどろどろ〜!
(さとみ)たまに成功するんですけど…。
死者が…戻る…。
料理はもちろんだけど器も素敵ね〜!ありがとうございます。
瓢やさんにはうちの食器を使って頂いてるんです。
うちの?五十嵐和食器の五十嵐京平といいます。
五十嵐和食器…。
あっ社長秘書さんですか。
来月父に代わって社長に就任します。
もしよろしかったら裏に書いてある私の携帯にお電話ください。
きれいな方には特別お安くしますから。
え〜?そんな…。
おい和美女将の挨拶始まるぞ。
(女将)本日皆様にお召し上がり頂きますのは瀬戸内は淡路産の鱧を使うた瓢や名代の鱧づくし懐石でございます。
板長の川手慎也です。
本日は皆様お楽しみの鱧を存分に味わって頂くため豪勢にお膳に盛りつけました。
特に鱧の落としは瓢や謹製の梅肉でお召し上がりください。
(拍手)はい撮りまーす。
(シャッター音)
(シャッター音)
(2人の笑い声)ん!うまっ!もう…。
社会部とはいえ記者なんだからもっとそれらしい感想はないの?和美だって記者だろう。
どうなんだよ?味は。
え?言ってみろよ。
そうだ!ここはプロ中のプロ料理研究家の亜紀子さんの感想をお伺いしたいです。
よろしいですか?もちろんです。
ね?亜紀子。
キリリと締まりそれでいてふっくらとした鱧の身。
そこへ絡む梅肉の酸味が涼しさを運んでいます。
さりげないゴマの香りがアクセントになってまさに絶品!
(一同)ほう…。
(拍手)お褒め頂き光栄です。
ただ…今回の料理にはゴマは一切使用しておりません。
なるほど!亜紀子の言うとおりよ。
ゴマをまぶせばさらに味に深みが増してまさに絶品な味わいになるわ!ね?亜紀子。
そういう事です。
失礼致しました。
アドバイスありがたく頂戴致します。
今のあれ間違えたわよね。
シーッ!気分が悪くなったわ。
失礼。
ちょっと見てきます。
はい…。
(尚子)わ〜!
(芸子たち)おおきに!おおきに!おたの申します。
(芸子たち)おたの申します。
「一条戻り橋二条の生薬屋」「三条酒屋に四条の芝居」「五条五条の橋弁慶に六条の本願寺」あーっ!こちらをどうぞ。
はい。
(一同)お〜!お見事!京南大学ユニコーンズの名誉にかけて次は勝ちますよ!京南大学ユニコーンズ?僕と五十嵐亜紀子さんと佳代が学生時代に所属していたテニスサークルです。
楽しかったな〜あの頃は。
皆さん同じサークルだったんですね。
あっ!あーっ!「とらとーらとーらとら」「千里もあるよな藪の中皆さん覗いてごろうじませ」「金の鉢巻タスキに」「和藤内がえんやらやと捕らえし獣は」「とらとーらとーらとら」はい!「とらとーらとーらとら」あっ!や〜!くっそ〜!おい和美。
こっちも撮ってくれよ。
尚子君も来ないか?いいわよ…。
はい撮りますよ!
(シャッター音)よし次は勝つぞ!
(上村)おっ!頑張ってください!やりましょう!「とらとーらとらとーら」
(さとみ)バスまでの道はいい散歩コースになってるんですよ。
せっかくですからめったに行かない道を通りましょうか。
(さとみ)足元気をつけてくださいね。
大丈夫ですか?
(亜紀子)嫌っ!そこ死者が戻るって橋よね?
(さとみ)ええそうですよ〜。
もしかしたら今そこに…。
(上村)お〜っ!うわっ!びっくりした!誰かいる!和美さんご協力感謝します。
違う!本当に…。
え?あの陰のところ!和美!おいおいおいおい!どこだよ?
(保田)見るんじゃない。
人が倒れてるんです。
はい救急です。
場所は一条戻橋の下です。
(橋口刑事)警部死亡していたのは右京区在住の前島弘道さん。
死因は後頭部を鈍器のようなもので殴られた事による脳挫傷と思われます。
第一発見者はたまたま…。
たまたま通りかかったツアーの…。
(狩矢警部)ツアー?まさか夏目君のツアーじゃ…。
(山本刑事)警部!
(山本)ツアーの担当者に来てもらいました。
ああ…。
あなたが第一発見者ですか?いえ警部。
第一発見者はあちらのご夫婦です。
(和田刑事)すいませんこちらへ。
なっ…!
(ため息)夏目さんご夫妻です。
お知り合いでしたか?
(橋口)わかったわかった…。
何も見るな何も聞くな!なんでお前たちがここにいるんだ?しかもいつから夫婦だ?夫婦しか参加出来ないツアーだったからそう言うしかなかったのよ。
仕方がないでしょ。
仕方が…!ああわかったわかった。
お前はもう何も言うな。
あの…刑事さん。
わたくしどもは事件とは無関係です。
お客様を京都駅までお送りしなければなりませんので失礼してもよろしいでしょうか?あっいや…。
あっ山本君事情聴取みんな済んだか?はい。
大丈夫です。
どうぞお帰りください。
失礼します。
ちょっと待ってお父さん!私は捜査に協力する!夏目さんご夫妻もお帰りください!さあ行け!…ああっ!夏目君!君もね鈍い男だね。
何がですか?和美はね夫婦でしか参加出来ないツアーに君と一緒に行きたいと言ったら君が結婚に向けて動くだろうと期待するだろう。
それをだ…。
私はね和美が不憫でならないんだよ。
お父さん違うんですよ。
和美の本当の目的はこれ…これです。
なんだ?これ。
いい夫婦のツアー…。
ん?天然鮎と素麺?葛饅頭?これ食べ物ばっかじゃないか。
はい。
これ食い気のツアーか!そうなんです。
まさか最後にこんな事になるとはね…。
どういう事なんだ?被疑者は前島弘道41歳。
中京区のみやこ警備会社でアルバイトをしています。
(甘利千夏)堀川の現場で採取しました。
傷の形状が一致した事から凶器はおそらくこちらの石と思われます。
死因は後頭部を強く殴られた事による脳挫傷と確定しました。
胃の内容物。
豆糖質…。
桜の花?おそらく和菓子です。
午後3時前後に口にしたようです。
(和田)現場を通りかかったツアーの参加者は全員被害者との面識はないと言っていました。
財布は手付かずか。
ええ。
現金もカードもそのままのようで。
目撃証言は?現場付近は人通りも少ない上大通りからも死角にあたっているため今のところありません。
引き続き目撃者探し。
そして被害者の身辺を徹底的に洗ってくれ。
当日の足取りもな。
以上。
(一同)はい!
(山野美野里)一条戻橋に死者が戻る!
(美野里)死を呼ぶグルメツアー!狩矢よくぞその場に居合わせた!ほんで犯人に繋がる手がかりはなんかあんのか?被害者はツアーに参加してなかったんですけど参加者の中に被害者と顔見知りの人がいるような気がするんですよね。
…って社長聞いてます!?う〜ん!清志ちゃん美味しい〜!
(中山清志)やろ〜?スイートでエレガントな僕らにぴったりや。
な?柴田君ティープリーズ!
(柴田健治)はーい。
はい。
ティープリーズ。
おおきに。
ちょっと待て。
ティーってこれこぶ茶やないか。
メーンはフレンチトーストやで?意外と合うんですよ。
騙されたと思ってほら。
そう?どうです?うーん…。
ほのかな昆布のだしとメイプルの香りが口の中で出合うてまさに絶品…。
なわけないやろ。
ん?あっ!これ意外と合うわ。
でしょ?意外ですよね〜。
せやで狩矢。
意外なところに事件を解決するヒントがあるかもしれへん。
写真でも見てまあよう思い出しい。
そんな簡単に言わないでよ…。
これ殺された人だわ。
前島弘道さん。
社長!意外なところにヒントありました!よっしゃ!狩矢!さっさとスクープとってこい!さあ行け〜!さとみさん!どうしてここへ?和美さん…私自首します!ちょっと!どうしたんですか?実は橋の下で死んでた人ツアーに参加するはずの人だったんです。
えっ!?お待たせ致しました…。
失礼ですけどご夫婦でいらっしゃいますか?
(前島弘道)はい。
(水崎玲奈)ハハハハハ!んなわけないじゃない。
(さとみの声)夫婦限定のツアーですからってお断りしたんですけど…。
なんでそれ昨日警察に言わなかったんですか?入社して苦節10年。
いい夫婦のグルメツアーは初めて通った私の企画なんです。
だから私必死で…。
ああっ!でもやっぱり隠し続けるのは犯罪なんじゃないかなって…。
だから和美さんに自首しに来たんじゃないですか!それ自首って言わないですから。
やっと和美も本気になったか…。
披露宴の料理はステーキ…じゃなくてフレンチがいいかな〜。
でねお父さん…。
あ〜披露宴か…。
あっ和美。
お父さんあれ見たいんだよな。
ほら2人でロウソクを持って各テーブルを回ってポッポッポッと火をつけていくだろ。
あ〜キャンドルサービス?ああそうそう!いいわよ。
でねお父さん…。
それとねお父さんあれはやめてほしいんだな。
ほらあの…花嫁がさ両親の前でこう手紙を読むだろ。
感謝の手紙。
あれはさもう…和美が一生懸命読んでる姿想像するとさ…。
あれはな泣けてくるんだ。
あれはやめてほしいな。
ダメだ。
(狩矢澄江)はいお待たせ。
スイカですよ。
どこ?どこ?まあ…。
いい夫婦のツアー?ウフフッ!これに参加したのがいい刺激になったのかしら?そうなの!本当にいい夫婦ばっかりだったの!ねえお父さん見て見て。
どれもいい写真ばっかりでしょ?ああいいね。
うん。
いいいい…。
でねお父さん。
ん?ここ見て。
こっちもよーく見て。
和美これは?前島弘道さんよね?私が一条戻橋で発見した。
なぜ被害者がここにいるんだ?実は前島さんツアーに参加するはずだったらしいの。
何?夫婦だって嘘をついて申し込みに来たってバスガイドさんが言ってたの。
でね連れの女性が夫婦じゃないってばらしちゃったから結局ツアーには参加出来なかったらしいんだけど…。
和美。
この和菓子を食べたのは何時頃だ?確か…午後3時頃だったと思う。
(千夏)和菓子です。
午後3時前後に口にしたようです。
やっぱり前島さんツアーの後をつけてたのね。
でねお父さん私考えたんだけど前島さんはツアーの中に知り合いがいて…。
ああっ!もういいもういい!和美はな夏目君との結婚の事だけを考えなさい。
お父さんがなこれしばらく預かるぞ。
被害者の前島はグルメツアーをつけていたという事でしょう。
ではツアー客をあたってきます。
うん。
和田山本さん。
警部こんなところでなんですがこちらをお受け取りください。
なんだ?
(橋口)お嬢さんご結婚おめでとうございます。
(和田・山本)おめでとうございます。
あっ!いやいや!いや…これ違うんだ!あれはなツアーに参加するために…。
(ため息)これツアーの時の写真です。
わざわざありがとうございます!うわ〜!どれも美味しそうですね。
どうぞ!好きにつまんでください。
はいどうぞ。
いいんですか?こんな素敵な写真撮って頂いたんだもの。
そのぐらいさせてほしいわ。
ありがとうございます。
あの…写真なんですけどこれも見て頂けますか?
(上村)この人橋で亡くなってた人ですか?そうなんです。
どういう事?よく見たらこの人どの写真もこの人たちの事見てない?ほら。
美人すぎる料理研究家のグループ。
本当だ…。
でもどうして和美さんが事件の事を?そりゃあ旦那さんのためだろう。
社会部の記者さんなんだし。
すみません…。
実は私たちまだ結婚してないんです。
えっ!?すっかり騙されましたよ。
あのツアー食いしん坊さんには魅力的だものね。
そうなんです!特に瓢やさんは一見さんお断りの名店です。
どうしても食べてみたくて…。
うちの味はいかがです?いただきます。
この賀茂なすの田楽お味噌も美味しい!あっ!そうだ。
ぜひうちのタウン誌で取材させてください。
ありがとう。
美味しい!これ黒糖ですか?喜界島の特別製を使ってるの。
嬉しいわ。
美味しいって言ってもらえて。
本当に美味しいですから。
なんて優しい甘さ。
話してもいいけどあなたの協力次第ね。
ウーロン茶でしょ?それ。
ええ。
これにしてくれる?高っ!じゃあ…それで。
一緒に行ってくれって頼まれたの。
常連さんの頼みだし断れないわよ。
常連さんってどれぐらい来てたんですか?週4日は来てたわね。
前島さんって時給1200円の警備員でしたよね。
いくら独身とはいえ週4日も通えるような経済状況ではないと思うんですけど…。
佐藤様フルーツ盛り入ります!
(歓声と拍手)お酒だけならここまでね。
もっと聞きたければフルーツ盛り合わせを。
そうね…2皿!高っ!2皿も頼んだら給料なくなっちゃいますよ…。
あっそう。
じゃあさよなら。
さよならってちょっと…!わかりました。
わかりました。
2皿お願いします…。
お金の事ね。
だったら前に変な事言ってたわ。
変な事?俺には欲しい時にお金をくれる天使がいるんだよ。
天使…。
夏目君!何やって…!お父さん!あの…誤解なんです。
僕はただ事件関係者に取材をしに来ただけなんです。
取材にかこつけてこんなとこで遊んでる暇があったらさっさと和美を口説いて結婚…。
お父さん先に失礼します!ちょっと待ちなさい!夏目君!ちょっと待て…!ああ…。
あの水崎玲奈さん呼んでもらえるかな?ありがとうございます!玲奈さんのテーブルシャンパン入りました!
(歓声と拍手)え?いや…。
な…な…なんだ?これ。
違うんだよ。
(コルクを抜く音)開けちゃったよ…。
誤解だよ誤解!ああ…。
(一同)乾杯!いただきます!天使…。
前島さんの稼ぎで高級クラブへ通うのは不可能。
通えてたのはお金をくれた天使がいたって事よね?まあそうなるな…。
もしかして強請ってたんじゃない?その相手の事を天使って呼んでたか…。
そうかもしれないな。
だとするともしかして…。
見て。
この写真前島さんどの写真もこの4人を見てるの。
五十嵐京平さん亜紀子さん。
保田謙さん佳代さん。
まさかこの中に天使がいる?前島さんこの中の天使にプレッシャーをかけるためにツアーに参加しようとしてたんじゃない?参加は断られた…。
だから後をつけたか。
庭園で亜紀子さん誰かと揉めてたわよね?なんなの?あなた…。
ファンだと言いつくろってたけどあれ前島さんだったのかも。
それに帰りのバスの中でのあの2人何か様子がおかしかったもんな。
どういう事なんだ?何かありそうだな…。
(五十嵐)今広告の撮影中で取り込んでますが…。
お忙しいところお邪魔してすいません。
実は皆さんにツアーの写真を見て頂きたくて。
(亜紀子)違う!そっちの深い鉢。
イライラさせないで!あ…ごめんね。
何度言えばわかるの?クズ!止めた方が…。
ああ!大丈夫ですよ。
2人は昔からあんな感じであれでうまくいってますから。
(五十嵐)亜紀子と佳代さんは幼なじみなんです。
亜紀子はわがままで気が強いからアシスタントがついてもすぐに辞めてしまうんですが佳代さんだけはずっと離れずにいてくれます。
いいもんですよね親友って。
そうなんですね。
すぐブログにアップして。
わかった亜紀子。
(シャッター音)
(2人の笑い声)亜紀子もあんな態度とってますが友達は佳代さんだけだって私には言ってるんですよ。
だから庭園にいたのは迷惑なファン。
バスの中はただの夫婦喧嘩。
原因も忘れちゃったわ。
ねえ?あなた。
ああ…。
そんな事聞きに来たの?タウン誌の記事にもならないでしょうに。
実は皆さんにツアーの写真を見て頂きたくて。
この方前島弘道さんなんですけど…。
知らない人ね。
和美さんこの方が何か?前島さんあなたたちの誰かをつけていたんです。
え?なんなの?知らないって言ってるでしょ。
こっちは朝から撮影で疲れてるの。
もう帰って。
(山本)京都府警です。
五十嵐さんちょっとお話を聞かせて頂けますか?橋口さん何があったんですか?すいませんお嬢さん警部に口止めされてまして…。
ご同行お願いします。
五十嵐京平さん。
えっ!五十嵐さん?前島弘道さんの口座にアリナミカナという人物から毎月20万円の入金がありました。
10年の間欠かさず。
何をおっしゃりたいんですか?調べましたがこの名前に該当する人物はいませんでした。
そして1週間前この人物が使っていたATMと同じATMから300万円の入金があったんです。
「8月8日」「イガラシキョウヘイ」あなたですよね?10年もの間慎重に偽名を使っていたのに思わぬところで油断をしたもんですね。
違う!違います。
確かに300万は私です。
でもそれは…貸しただけです。
貸した?あなた前島さんの事は知らないとおっしゃってましたよね?すみません。
来月社長就任式があるので面倒に巻き込まれたくなくて…。
300万もの大金を貸すほどの関係だったという事ですか。
飲み屋で知り合ったんです。
私が外で酔っ払いに絡まれていたのを助けてくれました。
お金に困っているのでお貸ししたんです。
300万なんて私には大した額じゃありませんから。
どうしてツアーに参加したんですか?
(五十嵐)得意先に勧められたからです。
もし前島が行くとわかっていたら絶対に行かなかった。
やっぱりお知り合いだったんですか。
知り合いたくなかった…あんな男。
おかげでこの10年どんな…。
10年。
そんなに前から…。
(携帯電話)社長!今…。
(美野里)「狩矢!あれが見つからへんねや!」あれじゃわかりません。
なんですか?あれ言うたらあれやんか!もう。
はよ戻ってんか!待て!金なら払う。
金なら…。
だからあれってなんですか?やめろ!ああっ!五十嵐さん?五十嵐さん?五十嵐さん!はい場所は柊塚です。
よろしくお願いします!五十嵐さん!今救急車来ますから!誰かに突き落とされたんですね?誰なんです?あ…ああっ…。
五十嵐さん…五十嵐さん!まさかお前が突き落としたんじゃないだろうな?んなわけないでしょう!でも誰かに突き落とされたのは間違いないと思うわ。
「やめろ!」って声がしたもの。
現場には防犯カメラが設置されていたはずです。
すぐ確認します。
さあお前は帰りなさい。
え?いいから帰りなさい!主人は?ええ。
崖から転落して頭を強く打ってます。
出血もひどく…かなり危険な状態です。
ああっ…!転落…。
あの時と同じだ…。
すいません。
こちらに狩矢という者が来てませんか?いますよ。
呼んできてくれ。
はい。
暑いですね。
あちらです。
そっちの狩矢が来ちゃったかよ…。
あっちの狩矢はもう帰りましたよ。
聞こえてましたか…。
あっちょうどいい。
君に渡したいものがあるんだ。
お父さんこれは?実はね夏目君。
あのいい夫婦のツアーから帰ったあとさ和美と色々話をしたんだよ。
そしたら…ハハハ!あいつもああ見えてやっぱり女の子だね。
色々夢を語っていたよ。
キャンドルサービスの事とか花嫁の手紙の事とか…。
でこれはねその予行演習が出来る券なんだよ。
え?いや君だってさ和美の喜ぶ顔見たいだろ?だから…。
見たくないの?見たいです!きっとそうだろうと思ったんだ。
それでね申し込みは済ませてきたからさ。
だからこれ…必ず行ってくれ。
な?ああ…これは男と男の約束だ。
じゃあ。
はい!
(ため息)和美の行動力は間違いなくお父さん譲りだな…。
ストーカー?前島さんが?前島さんが唯一親しくしていた仕事仲間の話では前島さんには昔結婚を考えていた女性がいたそうなんだよ。
といってもそれは彼の一方的な思い込みで彼はその女性をストーカーしていたらしい。
その女性に話を聞けば何かわかるんじゃない?それが無理なんだ。
亡くなってるんだよ10年前に。
10年前?五十嵐さんと前島さんに関わりが出来たのも10年前…。
おかげでこの10年どんな…。
前島のストーカー相手の件は俺が追ってみる。
何かわかったらすぐ連絡するから。
イタッ!噛んじゃった…。
え〜?突き落とされた人って五十嵐和食器の次期社長であの美人すぎる料理研究家の旦那さんなんやて?誰に突き落とされはったんや?聞いたんですけどただ「あ…ああっ…」って。
あっわかった!亜紀子って言いたかったんや。
よっしゃ!記事のタイトル出来た!「美人すぎる料理研究家裏の顔は美人すぎる殺人鬼」。
「その殺しの切れ味はまさに絶品!」。
イマイチやったか?実は気になる事があるんですよね。
気になる事?10年前前島さんがストーカーしていた女性が亡くなっているんですけど五十嵐さんが前島さんと関わり始めたのもどうやらその頃なんですよね。
狩矢ええとこまで来てるやんか!よっしゃ!スクープとってこ〜い!ただいま〜。
ああおかえり。
夏目君!何してるの?そこお父さんの席…。
和美ご飯は?まだ。
夏目君が飯田屋さんとこのメンチカツお土産に買ってきてくれたのよ。
うまいぞ。
あの近江牛専門店の?食べる食べる!はいはい。
和美和美。
例の10年前の件だけど…。
わかったの?京南大のサークル仲間とキャンプに来ていた看護学生が滑落したって記事見つけたんだ。
まあ事件性がないから情報は少ししかなかったんだけど。
亡くなったのはこの七海朱里という21歳の女性。
仲間と離れて散策していた時に誤って滑落死したって。
京南大のサークル…。
京南大学ユニコーンズの名誉にかけて次は勝ちますよ!僕と五十嵐亜紀子さんと佳代が学生時代に所属していたテニスサークルです。
もしかして…亡くなった七海朱里さんとキャンプした仲間って五十嵐さんたちなんじゃない?あ…確かに同じ大学だよな。
それにね保田さんが病院で妙な事言ってたの。
あの時と同じだ…。
気になるな。
ただいま。
あっ夏目君!そこ私の席…。
ああ…そうかそうか。
いよいよ決心したか。
え?え?夏目君ねお父さんと男同士大切な話をするために来たんですって。
いやいやそんな大げさな事じゃ…。
まあまあ照れる事はないよ。
そうか…。
やっとこの日が来たか。
あっ母さん和美ちょっと席を外しなさい。
男同士の話があるから。
あっそうね。
あ…。
えっと…お父さん。
はい。
これなんですけど…。
なんだ?これ。
お父さんから頂いたチケットです。
そんなのわかってるよ!ああいやいや…。
なぜこれ…今出すんだい?ええ…。
実はこの予行演習1人3万もするんですね。
僕も給料日前だしちょっと厳しいかな…。
っていう事で今回は非常に残念なんですけどもキャンセルという事で…。
すいません。
ああ…話ってそういう事か。
ええ…。
あっ!でもねお金の心配ならいらないよ。
実はねこれ私預かってるんだ。
これは君たち2人のものだ。
自由に使っていいんだよ。
ご祝儀袋…!いや僕たちまだ結婚もしてませんし受け取れません。
だったらさっさと結婚すればいいじゃないか。
そのために使うんだったらこれ自由に使っていいんだ。
とにかく予行演習だけはやってきなさい。
はい…。
なんかすっごい見られてない?この格好時代遅れなんじゃ…。
俺たちの頃のテニスサークルってこんな感じだったろ?潜入捜査なんだからもっと堂々としてろよ。
俺まで恥ずかしくなるじゃないか。
10年前の名簿をご覧になりたいんですか?ええ〜俺たちの事覚えてないの?このサークルで十うん年前にブイブイ言わせてた伝説のOBとOGなんだけどな。
こう見えても私たちテニス上手なのよね。
この部室も全然変わらない。
懐かしいわ。
去年部室移動したばかりですけど…。
えっ!?あれっ?このパーカ懐かしいな。
ほら俺たちの頃と一緒だよ!ほら!懐かしいな。
助かったわ。
よくわかったわねあのパーカ。
ああ…壁に写真があったんだよ。
いた。
五十嵐京平と保田謙。
第12期だ。
2つ下の第14期…。
高杉亜紀子…これが五十嵐亜紀子だな。
同じ14期の浜島佳代っていうのが佳代さんね。
あっ夏目君この人…。
七海朱里…10年前キャンプ場で滑落死した前島のストーカーの被害者だな。
もっと色々話を聞きたいわね当時の事を知る人に。
女性の口を滑らかにするには…。
これしかないな。
(金沢真希)うちのサークル京南大学だけじゃなく近くの女子大とか看護学校の子も参加してたの。
朱里もその1人よ。
(木浦優子)この子が朱里。
かわいい子だったわ。
朱里さんはサークルの仲間と行ったキャンプでの事故で亡くなったんですよね?
(三枝緑)そう。
一時は亜紀子が朱里を突き落としたんじゃないかって噂もあったわよね。
えっ!?亜紀子さんがですか?
(高橋梨華)五十嵐さん亜紀子と付き合ってたのに朱里に手を出そうとしてたの。
あっキャンプに誘ったのも五十嵐さんよ。
(真希)でも朱里は全然相手にしてなかったわ。
(優子)彼氏いるって言ってたもんね。
彼氏ってどんな人だったんですか?顔も名前も知らないわ。
少し年上の社会人って事しか聞いてないし。
キャンプに一緒に行ったメンバーってわかりますか?確か…五十嵐さん保田さん亜紀子佳代よね?あと中沢さんもいたはず。
そうそう。
中沢孝介さん。
その中沢さんはどの方ですか?
(緑)あっこれです。
彼は今どちらに?さあ?ちょっと…。
何?これ。
超美味しい!
(緑)嘘?お話し中すいませんけど…。
あっ本当だ!美味しいよね!何かわかったら連絡すればいいんでしょ?
(梨華)でも太る…。
(真希)大丈夫だよ。
黒糖は太らないって。
(梨華)そっか!ごちそうさまでした。
美味しかったね〜!また来ようね。
ありがとうございました。
おおきに。
いやすごいパワーだったな…。
ありがとうございました。
本日もありがとうございました。
こちらこそ急なお席のお願いに対応して頂いて…。
お料理の方はお口に合いましたでしょうか?ええもうおかげさまで皆さん口もすっかり滑らかに。
余計な事はいいから。
どれも美味しかったです。
デザートの水ようかんは絶賛でした。
うちは黒糖には特にこだわってますので褒めて頂いて嬉しいです。
(携帯電話)失礼します。
(携帯電話)うちのサツ回りによると前島の口座にアリナミカナという偽名で毎月20万の振り込みがあったらしい。
警察はそれを五十嵐さんだと考えていたようだけどまた調べ直しているそうだ。
アリナミカナ…。
それが前島さんの言う「天使」ね。
にしん蕎麦お待たせしました。
はい。
すごいな。
まだ食べる気かよ。
話を聞くのに精いっぱいで食べた気がしなくて。
「おののこまち」「正解」「世界三大美女の小野小町ですね。
次の問題です」「平仮名にして入れ替えると夏の風物詩になります」
(テレビの音楽)夏目君わかった!ちょっと待って待って。
俺も考えてるんだから。
違う。
わかったのはアリナミカナよ。
「かとりせんこう」「正解」アリナミカナ…これをこう並べ替えると…。
ナナミ…。
アカリ…。
ナナミアカリ…。
前島さんにお金を振り込んだ天使は七海朱里さんの関係者…。
天使が脅迫されたネタは10年前の七海朱里さんの滑落死絡みだな。
もしかしたら事故死じゃなかったのかもしれないわね。
ここ一条戻橋で前島さんは殺された。
死者が戻ってくる橋…。
それを知っておびえていた人がいるわ。
死者が…戻る…。
強度の近眼で眼鏡がないと何も見えないのよ。
大丈夫ですか?目元が腫れて…。
夫がこうなってから毎日泣いてたから…。
痛くてコンタクトもつけられない。
2人揃ってなんの用?10年前あなたたちが行ったキャンプ場での事故の事なんですが…。
なんでそれを…?亡くなった七海朱里さんにはストーカーがいました。
それが一条戻橋で遺体で発見された前島弘道さんです。
亜紀子さん前島さんの事ご存じだったんじゃないですか?知るわけないじゃない。
アリナミカナ…。
アリナミカナという名前で前島に10年間金を振り込み続けた人物がいます。
アリナミカナ…並べ替えるとナナミアカリ。
五十嵐さんをめぐって朱里さんと揉めていたそうですね。
そんな事ないわ。
あなたが突き落としたんじゃないか…。
そんな噂もあったと聞いています。
冗談じゃない。
あれは事故よ!帰って。
あの…開いてたから…。
すいません。
今日お休み頂いてて…。
間違いないのか?はい。
前島の口座に毎月入金していたのは五十嵐亜紀子でした。
五十嵐亜紀子に話を聞こう。
はい。
五山送り火ってどんなものか知ってる?毎年8月16日の夜8時最初の大文字に火が入る。
それから5分おきに妙法船形左大文字鳥居形の順に火がともされるんだ。
お盆に帰ってきた霊を見送るための火だから厳粛に…。
ハハッ。
和美は食べてばっかりだな。
カンニングペーパー落ちたわよ。
えっ?
(携帯電話の振動音)話したい事があるの。
えっ?明日の朝柊塚に来て。
亜紀子さん…。
どうして…。
(カメラのシャッター音)
(カメラのシャッター音)どうしてまたお前がここにいるんだ?ええ?警部!上にこれが落ちてました。
被害者のものと思われます。
「すべて私が犯した罪です。
夫も前島も」「すべては10年前…」
(亜紀子の声)「10年前私はキャンプ場で七海朱里さんを突き飛ばし滑落死させてしまいました」「それを朱里のストーカーだった前島弘道に見られていました」「前島は10年間私を脅迫し続けた揚げ句ツアーにまで追ってきた。
もう限界でした」「それで私はあの日瓢やを抜け出して前島を殺したのです」
(亜紀子の声)「夫は私が前島を殺した事に気づき離婚すると言い出しました」「夫と別れるなんて考えられない…」「思い詰めていました」「そして夫を突き落としたんです」
(亜紀子の声)「でも日に日に罪の意識は深まり私にはもう耐えられません。
ここに全てを告白し…」「全てを告白し責任をとります」遺書ですね。
自殺という事になりますか。
ちょっと待って!そんなはずないわ!だって亜紀子さん昨日の夜私に電話してきて話したい事があるからここへ来てくれってそう言ったのよ。
だから私…。
話したい事というのはこの事だったんじゃないですか?この事?五十嵐亜紀子さんは自分が犯人だと遺書に残し自殺する。
その事をお嬢さんに伝えたかったんだと思います。
あの防犯カメラに亜紀子さんが転落する様子が映ってます。
時刻は午後8時35分です。
その前後に不審な人物は映ってません。
全てを告白したうえで五十嵐さんを突き落として殺そうとした場所での死を選んだ。
そういう事ですか?さすが!持ってますね!話したい事があるの。
自殺だなんて…。
ただ今戻りました。
(美野里)おかえり。
眼鏡…眼鏡と…。
あれ?美野里ちゃん僕の眼鏡知らんか?頭の上見てみよし。
あっあったわ。
(柴田)ベタですね〜。
万年こぶ茶の君には言われとうないわ。
ってまたこぶ茶だよ…。
そうか眼鏡…!やっぱりどこにもない…。
亜紀子さん眼鏡がないと何も見えないって言ってたのに現場に眼鏡がないのはおかしいわ。
なんやて?ちょっとこれスカートになんか書いてあるように見えへんか?
(中山)片仮名の「ナ」やな。
ほれ…。
亜紀子さんがなんで「ナ」なんて書いたのかしら?アホやなあ。
これがいわゆるダイイングメッセージっちゅうやっちゃ。
清志ちゃんそれや!ナ…ナ…。
わかった!上村尚子さんの「ナ」ちゃうか?亜紀子さんを殺した犯人が尚子さん…。
(携帯電話)おう和美。
ちょっとこれ見てみろよ。
この間のサークルのOGが見つけてきてくれたんだけどさ…。
夏目君これって…。
(尚子)七海朱里は私の妹です。
朱里が5つの時両親が相次いで亡くなりました。
それから私が親代わりになって妹を育てたんです。
(尚子)朱里が看護学生になった頃今の夫と出会い結婚を決めました。
朱里はとても喜んで…。
おめでとう!ありがとう。
新婚旅行は私が初任給でプレゼントする。
本当?待っててね。
約束!ありがとう!
(朱里)ううん!すごい!約束したのに…。
警察の方から聞いたんです。
もっと早く見つかって適切な処置をしていたら妹は助かったかもしれないって…。
ずっと悔しかった。
なぜ早く見つけてくれなかったの?って。
尚子さん。
あなたとあの4人が同じツアーに参加したのは偶然ですか?どういう意味かしら?私が仕組んだとでも?それとも…私が殺したって言いたいの?五十嵐亜紀子が全て告白し自殺した…。
全て終わったんです。
もうそっとしておいてください。
(橋口)金箔?なんでそんなものが胃の中に?金箔は食べ物や飲み物の飾りとして使われる事がありますから。
衣服と靴底に付着しているオイル類…。
これは?
(千夏)多種類のオイルが検出されました。
おそらくマンションやビルの防水加工に使われる塗料の成分ではないかと。
柊塚で防水加工の工事なんかやるはずないだろ。
成分の分析急いでくれ。
はい!
(ため息)何か気になってるんですか?ツアーに参加していた上村尚子は七海朱里の姉だった。
偶然にしては出来すぎだ…。
お嬢さんも何か気にしてるんですよね。
さっきも現場に眼鏡がなかったかとメールで聞かれましたし。
橋口。
(橋口)はい。
お前いつから和美とこの…メールのやり取りしてるんだ?まさかまたこうやって返事してるんじゃないだろうな?いえいえ…。
眼鏡がなかったら返事しないでと言われましたので。
まったく…。
なんだ絵文字だらけだな。
「このことはお父さんには内緒…」橋口。
「お父さん」の横のこの絵文字はなんだ?これ。
(橋口)鬼ですね。
ああ鬼か。
「お父さん」…私鬼か!まったく…。
遺体の発見現場に眼鏡はなかった。
亜紀子さん眼鏡がないとどこにも行けないのに変よね?でも防犯カメラに映ってた亜紀子さんは最初から眼鏡かけてなかったんだろ?亜紀子さんどこか別の場所から柊塚へ運ばれて突き落とされたんだとしたらきっとその間に眼鏡がなくなったのよ。
うん…。
これがダイイングメッセージで片仮名の「ナ」だとしたら亜紀子さん犯人が尚子さんだって言いたかったんじゃない?全て終わったんです。
確かに尚子さんには10年前に妹を殺されたその動機があるもんな…。
もしもあのグルメツアーに10年前の事件関係者を集めたのが尚子さんだったとしたら…。
あのグルメツアーに最初に申し込みに行ったのは上村夫婦で間違いないですよね?はい間違いありません。
そのあとに亜紀子さんが五十嵐さん夫婦と保田さん夫婦の分をまとめて申し込みに来ました。
前島さんが来たのはそのあとですか?そうです。
はあ…さすがのお味ですね〜。
このお店次のツアーに入れたいな〜。
実は瓢やさんはツアーNGのお店だったんですけどダメもとであたって突破したんですよ。
板長の川手さんが8月のツアーにどうぞって言ってくださって。
ありがたかったな〜。
川手さんが?お褒め頂き光栄です。
まあ瓢やさんの方も思惑があったようです。
お得意さんに和食器の五十嵐さんにぜひツアーに参加するよう勧めてくれって頼んだようですし。
五十嵐さんを指名したって事ですか?五十嵐さんは地元の有力者だし奥さんは有名な料理研究家だからじゃないですか?おお…。
一見さんお断りの名店の瓢やさんがそんな理由でね…。
どうしたんだよ?さっきから黙って。
私のあんみつまだ来ないんだけど。
お待ちどおさまです。
やっと来た私のあんみつ!あっ違う…。
すいません私が頼んだの白みつじゃなくて黒みつなんですけど。
そんなのどっちだっていいじゃないかよ。
よくない!だってあんみつは黒みつじゃなきゃ!なんたって黒糖のコクが…。
黒糖…。
喜界島の特別製を使ってるの。
うちは黒糖には特にこだわってますので…。
黒糖!そうだ夏目君黒糖よ!わかったわかった。
あんみつは黒糖なんだろ?違う。
いやそうなんだけど…今はあんみつは置いといて…。
水ようかんよ。
水ようかん?ご注文水ようかんでしたか?あっいえ…。
置いといてください。
はい。
ああもう…!
(店内の音楽)やっぱり…。
似てると思ったけど同じだったんだわ。
同じ?尚子さんと川手さんの水ようかん。
同じ喜界島の黒糖を使ってるの。
もしかして2人は知り合いだったのかもしれない。
それで尚子さんが川手さんに頼んでツアーに亜紀子さんたちが揃うよう事前に仕向けた。
そう考えたらどう?なるほど。
事前に仕向けた…。
事前といえば予行演習…。
瓢やは来週京料理フェアだって。
ねえ捜査の一環として行ってみない?京料理フェア…。
フェアといえばウエディングフェア…。
さっきから何言ってるの?
(鐘)お似合いですよ。
ご案内致します。
こちらへどうぞ。
すいません写真撮って頂けますか?はい。
かしこまりました。
わざわざ写真なんか撮らなくても…。
お父さんに送るんだよ。
約束は守りましたって。
なんせ1人3万もするんだからもう…。
サンマ?いいんだいいんだ…。
じゃあお願いします。
ええ〜?笑って笑ってほら。
もう…。
(係員)笑ってください。
はい1足す1は…。
(2人)2…。
(カメラのシャッター音)それではどうぞ。
(カメラのシャッター音)すごい…。
おお…。
(シャッター音)和美がこういうのやりたかったとはなあ。
違うわ!お父さんが。
もっと寄り添って笑ってください。
(カメラのシャッター音)あっ…。
ああ…。
消えちゃったよ…。
あっこれ。
これ送ろう。
ええ〜?途中で止まっちゃってるのに?いいんじゃないの?結婚に踏み切れない私たちらしいっていうか…。
まあな…。
夏目君…。
うん?これ平仮名の「つ」に見えない?途中で止まると別の形に見えるんだな。
亜紀子さんのスカートのダイイングメッセージ私たちは片仮名の「ナ」だと思い込んでたけどもしかしたら違う文字を書こうとした途中で亜紀子さんが意識を失ったんだとしたら…。
(携帯電話)夏目君!ナ…ナ…ナ…!あのさいくらなんでも省略しすぎだろ。
せめて夏目の「ナツ」ぐらいまでは…。
違う。
「ナ」の正体がわかったのかもしれない。
亜紀子さんが殺されたのは五山送り火の夜。
亜紀子さんが意識を失う前に見た最後の景色があの「大」だったとしたら…。
柊塚へ移動させられる前に襲われた場所を書き残そうとした亜紀子さんは「大」と書こうとした途中で力尽きた。
それが片仮名の「ナ」に見えたのかもしれない。
今の電話うちの記者からでさ。
亜紀子さんの死因になった転落による前頭部の損傷の他に後頭部にも殴られた跡が見つかった事から警察は殺人事件として捜査を進めてるらしい。
それと犯人に繋がる手がかりの1つとして亜紀子さんの胃の内容物に金箔が含まれていたそうだ。
金箔?わあ〜!だとすると犯人はやっぱり尚子さん…?8月16日京都市内で防水工事をしていたのはこのビルだけです。
当日はお盆休みで午後6時に業者が作業を終えたあとはビルの中には誰もいなかったという事です。
五山送り火が眺められるビルはどこも人でいっぱいだった。
しかしここだけは無人だったという事か…。
警部!この屋上に塗られた防水塗料の成分が被害者の衣服や靴底に付着していたものと一致しました。
また被害者のものと思われる血痕も見つかりました。
五十嵐亜紀子の後頭部の傷には生体反応がありました。
ここで何者かに殴られて倒れた時点ではまだ息があったという事ですね。
そのあと柊塚に運ばれて転落死させられたか…。
ここから柊塚までは車なら10分の距離ですね。
いやしかしあの夜は五山送り火を見に来た10万の観光客で京都市内は大混雑だった。
市内各所に通行止めがあり主だった道路は渋滞していた。
五十嵐亜紀子が和美に電話を入れたのが午後8時15分。
柊塚の防犯カメラで姿が確認されたのが午後8時35分。
わずか20分の間に車で運ぶのは不可能だ。
そうでした…。
ではどうやって?それを解くカギは消えた眼鏡…。
10年前のキャンプに行った中沢孝介さんの実家の住所がわかったから行ってみるよ。
和美は1人で勝手な事するなよ。
勝手な事って…。
夏目君こそ気をつけてよ。
じゃあな。
えっ…息子さん…孝介さん亡くなったんですか?
(中沢節子)はい4か月前に…。
胃がんでした。
この方は?孝介のいとこなんですよ。
最後までずっと孝介の見舞いに来てくれてましてね。
警部!松宮町の交番に届けられた拾得物の中に五十嵐亜紀子の眼鏡がありました。
松宮町溜池通で拾われたもので現在届け出た人物に当時の状況を確認しているところです。
(橋口)溜池通…。
当日は自動車は通行出来ないエリアですね。
犯人はどうやって五十嵐亜紀子を運んだんだ?和美さん?尚子さん五山送り火の夜何をしていましたか?なんであなたにそんな事を話す必要があるの?亜紀子さんに会ってたんじゃないですか?何を言ってるの?胃の内容物に金箔があったそうです。
亜紀子さんここで食べたんですね?あなたの作った水ようかんを。
ええ食べたわよ。
和美の奴また勝手に1人で動きやがってよ…。
佳代さん…。
なんだって!?わかった。
そっちへ向かう。
ずっと「朱里は事故死だった」そう自分に言い聞かせてきた。
でもやっと諦めかけた今頃になって朱里は五十嵐亜紀子に殺された可能性があるって知ったの。
それで川手さんに頼んで亜紀子さんたちがツアーに参加するよう仕向けたんですか?そうよ。
全て私の計画だった。
10年前本当は何があったのかあの人たちから聞き出そうとしたの。
亜紀子さんを転落死させたのは朱里さんの復讐をするためにあなたがしたんですか?何言ってるの?五十嵐亜紀子は自殺なんでしょ?いえ自殺ではありません。
亜紀子さんはあの大文字が見える場所で襲われたあと柊塚へ運ばれて殺害されました。
・いい加減にしろ!
(川手)関係ない奴が口出すな!尚子さん早く行ってほら!早く!ほら早く行って!ダメ!もうやめて!
(川手)離せ!
(佳代)もうやめて!和美…!
(川手)離せ!やめろ!来るな!ああ…うわっ…。
佳代さんどうして!?ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…!ごめんなさい…ごめんなさい…。
10年前のあの日…。
(亜紀子)あんた五十嵐さんの事狙ってんでしょ?
(朱里)いい加減にしてよ!五十嵐さんあなたの事うっとうしいって言ってたわよ。
待ちなさいよ!やめてよ!そんな事あるわけないじゃない!
(佳代の声)朱里の言葉にカッとなった亜紀子は朱里を突き飛ばしました。
助けて…。
朱里!大丈夫?今救急車呼ぶからね!
(佳代の声)助けようと思ったんです。
(朱里)亜紀子が…私を殺し…。
(佳代の声)朱里の言葉で気づいたんです。
このまま朱里が死ねば亜紀子は人殺しになる。
そうなれば亜紀子を一生苦しめられるんだって…。
(尚子)見捨てたの!?そんな理由で朱里を…。
あの時の私には亜紀子への憎しみしかなかったんです。
どうして?亜紀子さんは親友じゃ…。
親友…?亜紀子は私の事なんて召し使いとしか思ってなかったわ。
でもあの瞬間から私たちの立場は逆転したの。
全部見た。
どうするつもり?黙っててあげる。
だって私たち親友でしょ?あなただけが本当の親友よ佳代…。
結局朱里の死は滑落事故として処理されました。
私たちの関係は表向きはこれまでと同じ。
亜紀子は秘密を知る私から何度も逃げようとしました。
もう限界。
仕事辞めるわ。
何言ってるの?亜紀子。
マネジャーの私に逆らえるとでも思ってるの?お願い佳代。
あなたを召し使いみたいにこき使ってきた事は謝る。
だからもう許して。
ダメよ亜紀子。
あなたが私の心を壊したんだから責任とるまで頑張ってもらわなくちゃ。
あなたが殺した朱里の分もね。
(佳代)召し使いのように見えても本当は私の方が上。
そう考えると気分がよかった。
10年前のあの日前島弘道は全てを見ていた。
前島が最初に脅迫したのはあなたですね?
(佳代の声)でもあの男の目的はお金だけ。
だったら…。
強請るなら亜紀子の方がお金になるわよ。
協力してあげる。
(佳代)私に従い前島は亜紀子を脅迫しました。
亜紀子が払えるのは毎月20万だと教えたのは私です。
罪の意識を消さないよう朱里の名前をもじって偽名を作ったのも私です。
10年もの間亜紀子さんは金を入れ続けていた。
でもそれが夫の五十嵐さんにばれ全てを話した。
そうですね?
(佳代)五十嵐さんは前島に直接会ったそうです。
300万で亜紀子から手を引くよう言い前島もそれを受け入れたと聞きました。
これで終わる。
私はそう思っていたのに…。
全部あんたの差し金だったってばらしたらあんたは終わりだ。
せっかくあの人気者の五十嵐亜紀子を陰で操る快感に浸ってたのに残念だね。
今度は私を強請るつもり?天使がいないと俺生きていけないからさ。
俺はストーカーしてた女を見殺しにしてあんたは自分の密かなお楽しみのために彼女を助けなかった。
悪人同士仲よくやろうよ。
(佳代の声)前島には金を払うから一条戻橋の下で待っているよう伝え宴会の途中で抜け出し…。
うっ…。
(佳代)前島を殺せば私の罪は消える…。
そう思ったんです。
あなただったとは…。
あなたは朱里さんの恋人だった。
俺たちは…結婚を誓い合ってた。
川手君…。
キャンプに行った中沢孝介さんはあなたのいとこだったんですね。
孝介が亡くなる前…。
(中沢孝介)慎ちゃん…。
(川手)うん?話しておきたい事があるんだ。
孝介なんだよ?見間違いかと思ってずっと黙っていたけど…。
10年前のあの日朱里ちゃんが滑落した崖の方から五十嵐亜紀子が慌てた様子で走ってくるのを見たんだ。
なんだって?
(尚子)川手君…五十嵐亜紀子が朱里を殺しておきながら白を切ってのうのうと生きてるんだとしたら私絶対に許せない!あの女は裁きを受けなきゃいけない!そうでしょう?尚子さんのためにも真実を明らかにしなきゃいけない。
だから俺は…。
真実を警察に話すようにさ奥さんを説得してくれよ!無理だ。
金なら払う。
金なんていらないんだよ。
なっ?出来ない!俺はただ真実をさ…。
出来ない!金でなんとかしてくれ。
おい!貴様…!やんのか!?やめろ!
(五十嵐)うわっ…!おい…。
おい…!事故みたいなものよそれは。
だとしたらなぜ亜紀子さんを殺したの?和美さん言ったわよね?亜紀子さんは大文字の見える場所で襲われて柊塚に運ばれたって。
そうなんですか?ええ。
倉辻町のビルから運ばれた事は間違いありません。
倉辻町…。
だったら川手君のはずないわ。
だって川手君車の免許持ってないんですよ。
いやいや。
仮に犯人が車を使ったとしてもあの夜は渋滞や通行止めで亜紀子さんが襲われた場所から柊塚まで20分では行けません。
ですが別の手段で運ばれたとしたら…。
えっ?ああ…例えば…。
人力車です。
(川手の声)俺は五十嵐亜紀子をビルの屋上に呼び出し気絶させた。
(川手の声)それから亜紀子を人力車で柊塚まで運んで亜紀子が夫の五十嵐を突き落とした罪を悔いて自殺したように見せかけるため俺は亜紀子を同じ場所から突き落とそうと思ったんだ。
もし亜紀子が別の場所から運ばれた事がばれたとしても車の免許を持ってない俺に容疑が向くとは思わなかった。
亜紀子さんの眼鏡を拾った男性が夜分にこの辺りでは珍しく人力車が走り抜けるのを見たそう証言しています。
(橋口)警部!瓢やの接待用の人力車に現場のビルのものと同じ塗料と五十嵐亜紀子の血痕が付着していました。
川手さん。
(ため息)五十嵐の様子が知りたくて病院に行った時…。
(川手)尚子さんや俺が朱里を失ってどれだけ苦しかったか…。
これであの女も思い知って白状する…そう思った。
けど違った。
俺は…。
どうしても許せなかった!だからあの女が朱里にしたように突き落としたんだ。
あなたは五十嵐亜紀子が法に裁かれて罪を償う機会を永遠に奪ってしまった。
残念でなりません。
五十嵐京平さんが先ほど意識を取り戻したそうですよ。
あなたのせいよ!全部あなたの…。
尚子さん!返して!朱里を返してよ!尚子さん…本当にごめんなさい!朱里がお姉さんの事をよく話してたの今になって思い出しました…。
(すすり泣き)うん。
優しい甘さね。
大好き!お姉ちゃん。
ごめんなさい…ごめんなさい…。
ごめんなさい…!10年前あなたが犯した罪…。
その罪は前島を殺しても消えるはずがない。
むしろ新たな罪を生んでしまった。
今あなたに出来る事は警察で全てを話して今度こそしっかりと罪を償う事です。
あぶり餅わらび餅豆大福みたらしだんご…。
どれも行列の出来る店だけどイケメン記者のツアーにはどれを取り入れたらいいと思う?それさ和美が全部食べたいものだろ?っていうかね買いすぎ。
これはいいツアーにするための投資です。
自信を持って皆さんにおすすめ出来るものじゃないと。
あっ夏目君!あのお店美味しそう!おじさん2本。
はい。
おいまだ買う気かよ。
やっぱり和美は結婚なんかよりも食欲で頭がいっぱいなんだな。
200円です。
はい。
食欲の秋がきたのかも。
ハハッ!秋はまだ早いでしょ!そもそも和美はもう一年中食欲あるからな。
2014/08/23(土) 12:00〜13:55
ABCテレビ1
山村美紗サスペンス 京都グルメツアー殺人事件[再][字]
観客10万人が見た殺人トリック!?“五山送り火”に浮かび上がるダイイングメッセージの謎!
詳細情報
◇番組内容
大好評!“狩矢父娘シリーズ”の第15弾!京グルメをめぐる夫婦限定ツアーで殺人事件が発生!藤谷美紀&原田龍二&田村亮の凸凹トリオが、犯人の大胆トリックを暴く!
◇出演者
藤谷美紀、田村亮、原田龍二、山村紅葉、川上麻衣子 他
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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