では、引き続き大雨や土砂災害について、お伝えしていきます。
前線の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で、大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降っています。
大規模な土砂災害が起きた広島市でも、昨夜から断続的に雨が降っていて、土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
では現在の各地の様子です。
こちらは、北海道函館市の現在の様子です。
灰色の雲が、山の半分くらいを覆っています。
10時50分までの1時間の雨量は3ミリで、現在、雨は小康状態のように見えます。
このあともさらに雨が突然降りだす可能性があります。
また北海道では、これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
北海道南部の松前町白神では、住宅の裏山が幅10メートル、高さ20メートルの範囲で崩れたということです。
住宅への被害の情報は入っていないということです。
また隣の上ノ国町でも幅7メートル、高さ16メートルにわたって土砂が崩れ、倉庫の一部が壊れたということです。
警察によりますと、いずれもこれまでのところ、けが人は出ていないということです。
ただ、このあと、さらに土砂災害が発生するおそれがありますので、警戒を続けてください。
かわってこちらは、岡山県津山市の現在の様子です。
画面の中央、流れているのはよしい川です。
茶色く濁った水が勢いよく流れています。
現在、雨は小康状態に見えます。
10時50分までの1時間当たりの雨量は2ミリとなっています。
津山市では午前9時半過ぎまでの1時間に36.5ミリの激しい雨を観測しました。
これまでの雨で地盤が緩んでいます。
土砂災害に警戒してください。
気象庁によりますと、日本海から東北に延びる前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定になり、西日本と北日本の各地で雨雲が発達しています。
午前10時までの1時間には、高知県四万十市西土佐で41.5ミリの激しい雨を観測しました。
また午前9時半までの1時間には、愛媛県今治市大三島で55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
福岡県では、きょう明け方にかけて、発達した雨雲がかかり、福岡県太宰府市では、午前4時過ぎまでの1時間に98.5ミリの猛烈な雨を観測しました。
大規模な土砂災害が発生した広島市では、昨夜から断続的に雨が降っていて、午前3時までの1時間には、広島県が広島市佐伯区に設置した雨量計で、31ミリの激しい雨を観測しました。
広島市ではきょう昼ごろにかけて、局地的に激しい雨が降るおそれがあり、これまでの雨で地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
また福岡県と長崎県、佐賀県、青森県、それに北海道では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
きょうは西日本から北日本にかけての広い範囲で雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、西日本ではきょう昼ごろにかけて、北日本では今夜にかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の増水や低い土地の浸水に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
この大雨で被害が出ています。
福岡県志免町では、けさ4時半ごろ、大雨で冠水した道路の状況を確認していた警察官から、一緒にいた同僚の警察官がいなくなった。
道路脇の側溝に落ちたかもしれないと、警察に連絡がありました。
側溝は川につながっていて、警察と消防が捜索した結果、およそ2時間後、3キロほど下流で警察官が見つかり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、小塩裕哉巡査で、けさは冠水した道路を通行止めにする必要があるか確認するため、見回りに出ていたということです。
側溝は幅1メートル、深さ70センチほどで、警察は道路が冠水していたため、側溝があることに気付かず、転落した可能性もあると見て調べています。
浸水の被害も出ています。
福岡県筑紫野市を流れる高尾川に、県が設置した河川監視カメラの映像です。
午前3時の時点では、画面中央を流れる川と、その右側の駐車場に数台の車が止めてあるのが確認できます。
1時間後の午前4時。
川の水が一気に増水し、駐車場まであふれ出しました。
5時の時点では、車が隠れるほどになりました。
そして6時には水が引き始め、7時にはご覧の位置にまで水位が下がっています。
こちら、筑紫野市中心部、高尾川付近の商店街です。
町のほとんどが水につかってしまい、店の方々が出て、水で泥を流したり、中の荷物を外に出したりするなど、復旧作業に当たっています。
福岡県筑紫野市の商店街では、ほとんどの店で床上まで水につかりました。
その後、水は引きましたが、店の商品や家具が被害を受けました。
避難に関する情報です。
福岡県内では、川の氾濫や土砂災害のおそれがあることから、午前10時現在で、4つの市と町の合わせて10万人余りに避難勧告が出ています。
福岡県では、筑紫野市で御笠川があふれるおそれがあるとして、市内全域の10万2337人に避難勧告が出ています。
また太宰府市では687人に、春日市では206人に、須恵町では835人に避難勧告が出ています。
北海道でも大雨になっています。
北海道南部の松前町と隣の上ノ国町では、住宅の裏山が崩れるなどしました。
警察によりますと、これまでのところ、いずれもけが人は出ていないということです。
松前町は土砂災害が起きるおそれがあるとして、白神地区のすべての世帯の372人、荒谷地区のすべての世帯の111人に、避難勧告を出しています。
それでは、西日本から北日本にかけての今後の雨の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
このあともあすにかけて、西日本から北日本では、局地的に激しい雨、あるいは非常に激しい雨の降るおそれがあります。
この時間の雨の様子です。
この時間は西日本から北日本、各地で雨となっています。
四国では現在、1時間に30ミリ以上の激しい雨の降っている所があります。
この24時間に降った雨の量を見てみますと、この12時間に降った雨の量を見てみますと、北日本、また西日本で100ミリを超えている所があります。
また福岡県内は赤い色、150ミリを超える大雨となっている所があります。
福岡県太宰府市では98.5ミリと、1時間に観測、猛烈な雨を観測しています。
それでは雨の様子です。
午前4時から動かしていきますと、九州北部では1時間に80ミリを超える猛烈な雨が降りました。
線状の非常に発達した雨雲が連なっています。
こうした雨雲の下では、数時間で100ミリを超えるような集中豪雨となるおそれがあります。
それでは、このあとの雨の予想です。
北日本でもこの時間、活発な雨雲がかかっています。
それでは雨の予想です。
このあとも西日本、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がありそうです。
夕方にかけて九州、四国、中国地方などで1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
また、北日本も局地的には雨雲が発達し、激しく雨の降る所があるでしょう。
さらにこのあとの雨の予想です。
今夜7時の予想、東北から北海道、局地的に雨雲が発達し、激しく雨の降る所がありそうです。
まだ北陸から西でもところどころで雨雲が発達し、激しく降るおそれがあります。
そしてこのあとです。
今夜遅くからあすの未明にかけて、北日本を中心に非常に激しい雨の降るおそれがあります。
北海道から北陸にかけて、激しい雨の降る所があるでしょう。
そして、このあとです。
北日本、または東日本もあすの日中、局地的には激しい雨の降るおそれがあります。
西日本は雨の降る範囲は狭くなりますが、局地的には雷雨となる可能性があります。
そして晴れている地域では、気温が上がっています。
この時間の気温、東日本から東北の各地で30度を超えています。
予想最高気温です。
きょうは関東から東海、北陸を中心に35度以上の猛暑日となる所がありそうです。
きょうも熱中症には十分な注意が必要です。
午前6時の天気図です。
日本付近、東北付近には温暖前線、西の付近には寒冷前線がかかっています。
今夜にかけて、前線は西日本付近を通過する見込みです。
特に寒冷前線周辺では非常に激しい雨の降るおそれがあります。
また北日本も、あすにかけて低気圧や前線の影響を受けて、激しく雨の降る所があるでしょう。
このあとの週間予報です。
このあとあすにかけて、広い範囲で雨が降りやすく、局地的には激しい雨の降るおそれがあります。
そして日曜日になると、雨の降る範囲は狭くはなりますが、まだ大気の状態は不安定で、ところどころで雷雨がありそうです。
日曜日にかけても雨の降り方に今後も十分な注意が必要です。
続いて、大規模な土砂災害が起きた広島市の雨の状況です。
広島市では昨夜から断続的に雨が降っていて、午前3時までの1時間には、広島県が広島市佐伯区に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。
広島市ではきょう昼ごろにかけて、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で、地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
土砂災害が起きた地域では、昨夜からの雨で、警察や消防、それに自衛隊は二次災害のおそれがあるとして、行方不明者の捜索を中断していました。
このうち自衛隊と消防は捜索の再開に向けて準備を進めていましたが、午前9時からおよそ1100人の態勢で捜索を再開しました。
また警察も午前11時前から捜索を再開しました。
自衛隊は安全を確認しながら、およそ650人の態勢で被害が大きかった安佐南区の八木地区と緑井地区で行方不明者の捜索を進めています。
広島市の土砂災害では、これまでに死者が39人確認されていますが、警察によりますと、新たに1人が行方不明になっていることが分かり、行方不明者は52人になるおそれが出ています。
これによって、死者・行方不明者は合わせて91人になるおそれが出ています。
避難に関する情報です。
広島市は今後、強い雨が予想され、土砂災害のおそれがあるとして、市内のおよそ1800世帯4300人余りに避難指示を出しています。
避難指示が出ているのは、安佐南区では八木4丁目と緑井7丁目の合わせて366世帯912人、安佐北区では可部東6丁目、可部東2丁目、三入4丁目、それに可部町桐原の4つの地区の合わせて1408世帯3474人です。
また避難勧告は、およそ6万9000世帯16万4000人余りに出ています。
広島市が安佐南区と安佐北区に開設している15の避難所には、午前9時現在で自主避難を含め、合わせて746世帯1746人が避難しています。
市民生活への影響も続いています。
土砂災害の影響で、安佐南区や安佐北区を中心に、1000世帯余りで断水が続いています。
また午前10時現在、安佐南区と安佐北区のおよそ700世帯で停電しています。
それでは広島市安佐南区の避難所になっている小学校の前と、捜索現場の近くから中継でお伝えします。
JR可部線の梅林駅の南側にあります横断歩道橋の上に、私たちはいます。
朝から雨が降り続いています。
今少し弱まった印象もありますけれども、やみ間なく雨が降り続いています。
私たちの後ろに見えます、山肌がむき出しになった2本の筋ですけれども、そのふもとの右側、白い色の服を着た人影が動いている様子が見えます。
現場に向かう自衛隊員によりますと、こちら、5名ぐらいの行方不明者の情報があるということで、捜索活動が行われているもようです。
その少し上なんですが、山肌の中腹には、水が流れている様子が確認できます。
かなり危険な中での捜索活動が続いています。
この場所から数百メートルの所にありますのが、避難所の一つ、梅林小学校です。
現在、警察車両が30台ぐらい止まっています。
校庭にも入り込んだ土砂が、雨を含んでくるぶしまで埋まるぐらいぬかるんでいます。
そして、この校舎の先に、八木の大規模な土砂災害現場があります。
こうした土砂崩れ現場が複数ありますけれども、捜索活動を行うため、救助犬が現場に向かう様子も見られました。
付近の住民の皆さん、至る所に残る土砂に悩まされています。
雨の中、床にたまった土をモップで書き出したり、水を当てて洗い流す作業が行われています。
現在も雨が降り続いている梅林小学校近くからお伝えしました。
その梅林小学校のすぐ近くです。
同じく広島市安佐南区の八木、4階建ての屋上に、私たちは今います。
ここからはその八木の大規模な土砂崩れ現場を見渡すことができます。
今から15分ほど前、クリーム色をした壁の県営住宅、そして、その隣にあります、めちゃめちゃに壊されてしまった家の間、あの辺りにオレンジ色の服を着た消防隊員と見られる人たちの姿が見え始めました。
そして画面では確認することができないんですけれども、壊れてしまった家の奥側、つまり山側のほうにも、先ほど、隊員が入っていく様子を確認することができました。
きのうもあの現場では捜索活動が行われていました。
重機などが入れないために、スコップやつるはしなどを使って、手作業での捜索活動でした。
そして行方不明者が見つかったときに備えて、足元にはたんかも置いてありましたそのすぐ上の山肌はむき出しになっています。
このあとも雨の降り方には警戒が必要です。
広島市安佐南区八木からお伝えしました。
では広島の詳しい雨の見通しについて、気象情報担当の佐藤さんです。
広島県内は、このあともあすにかけて雨が降りやすく、雨足の強まるおそれがあります。
引き続き土砂災害に警戒が必要です。
昨夜からの雨の様子を見てみますと、広島県内、昨夜からは再び雨が降りだし、局地的には激しい雨が降りました。
この時間も広島県内、各地で雨となっていますが、この時間は、強く降っている所はないようです。
しかし広島県内の周辺には、発達した雨雲があります。
それではこのあとの雨の予想です。
12時間で降った雨の量、広島県内では昨夜から、50ミリを超えた所があります。
それでは雨の予想です。
このあと、2、3時間は、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
夕方にかけても雨が降りやすい見込みです。
さらに、このあとの雨の予想。
午後7時の予想です。
広島県内はところどころで雨雲が発達し、雷を伴って雨足の強まるおそれがあります。
そしてこのあとです。
夜遅く、日付が変わるくらいには、いったん雨のやむ所が多くなりそうです。
そして広島のポイント予報です。
このあと、今夜からあすの昼ごろにかけては曇り空となりそうです。
しかし、あすの午後は再び大気の状態が不安定となります。
あすの午後は、再び雨が降りだす見込みです。
気温のほうは、南風によって気温の高い状態、続く見込みです。
夜になってもあまり気温が下がらず、ほとんどの時間が25度以上と、蒸し暑さが続く見込みです。
熱中症にも注意が必要です。
そして、このあと1週間の天気の予想です。
広島県に注目しますと、このあとも曇りや雨の天気、続く見込みです。
日曜日はいったん曇り空ですが、ところどころでは、にわか雨や雷雨の可能性があります。
また月曜日から火曜日は、また雨が降りやすくなりそうです。
雨足の強まるおそれがあります。
今後の情報にも十分な注意が必要です。
そして広島の予想雨量、ご覧ください。
このあと、特に数時間は1時間に60ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあります。
また、あすの昼までの多い所、予想雨量は70ミリです。
すでに多くの雨が降って、地盤も緩んでいますので、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
今後も、あすにかけても雨が降りやすく、局地的に雨足が強まります。
土砂災害には引き続き警戒が必要です。
大雨による被害や影響は、各地に広がっています。
四国、松山市です。
大雨は西日本から北日本にかけて、降り続いています。
こちらは大分市です。
九州でも大雨となりました。
福岡県筑紫野市の商店街です。
町のほとんどが水につかってしまい、店の方々が出て、水で泥を流したり、中の荷物を外に出したりするなど、復旧作業に当たっています。
商店街の方々によりますと、最大で1.5メートルほどの所まで、水が来ていたということです。
商店街のすぐ近くを流れる高尾川に、県が設置した河川監視カメラの映像です。
午前3時の時点では、川の右側の駐車場に車があるのが確認できます。
1時間後の午前4時、川の水が増水して、駐車場まであふれ出しています。
そして午前5時には、車が隠れるほどになりました。
このカラオケ店では、肩の辺りまで水がつかり、店の機材がすべて壊れたといいます。
商店街では、ほとんどの店で床上まで水につかりました。
その広島市では、昨夜から土砂災害のおそれが再び高まりました。
きょう避難所には、いったん自宅に戻ったものの、再び避難した人も。
警察と消防、それに自衛隊は、二次災害のおそれがあるとして、昨夜からけさにかけて、捜索を中断していました。
現場では、朝になって、特殊車両や警察犬と伴に現場に向かう姿が見られるようになりました。
午前9時、捜索を急ぐ必要があるとして、自衛隊と消防は捜索活動を再開しました。
それでは広島からお伝えします。
広島です。
広島市は、土砂災害のおそれがあるとして、けさ、新たに安佐北区の一部、1408世帯3474人に避難指示を出しました。
土砂災害の被害に見舞われた広島市では、昨夜から断続的に降った雨のため、行方不明者の捜索が中断されていましたが、警察と自衛隊、消防は、合わせておよそ2800人の態勢で、けさから捜索を再開しました。
広島市は今後、強い雨が予想され、土砂災害のおそれがあるとして、午前8時10分に、安佐北区可部東6丁目、可部東2丁目、三入4丁目、それに可部町桐原のすべての世帯合わせて1408世帯3474人に、避難指示を出しました。
広島市ではこのほかにも安佐南区八木4丁目の合わせて52世帯113人と、安佐南区緑井7丁目の314世帯799人の、合わせて366世帯912人に避難指示が出されています。
広島市で避難指示が出されているのは、およそ1800世帯4300人余りに上っています。
また避難勧告が出されているのは、安佐南区では梅林、八木、山本、長束西、伴東、沼田町伴、緑井の7つの地区の合わせておよそ2万4000世帯5万8000人余りとなっています。
安佐北区では大林、三入、三入東、可部、可部南、口田東、口田、落合、ふ川、亀崎、真亀、倉掛、落合東、井原、志屋、亀山南の16の地区の合わせて4万5000世帯余りのおよそ10万6000人に避難勧告が出ています。
このため広島市全域では、およそ6万9000世帯16万4000人余りに避難勧告が出ています。
広島市では午前9時現在、15の避難所に、合わせて1700人余りが避難しています。
また広島県安芸高田市は、土砂災害のおそれがあるとして、午前8時20分に、市内のすべての地域、1万3188世帯合わせて3万169人に対して、避難準備情報を出しました。
土砂災害の被害に見舞われた広島市では、昨夜から断続的に降った雨のため、行方不明者の捜索が中断されていましたが、警察と自衛隊、消防は、合わせておよそ2800人の態勢で、けさから捜索を再開しました。
昨夜からの雨で、再び土砂災害のおそれが高まったとして、警察や消防、それに自衛隊は、昨夜、捜索活動を市内全域で中断しました。
しかし行方不明者が多数に上る中、捜索を急ぐ必要があるとして、警察と自衛隊、消防はきょう午前9時から、順次、捜索を再開しました。
このうち安佐南区八木の土砂災害の現場では、午前9時過ぎ、小雨が降る中、チェーンソーなどの機材を持った自衛隊員たちが隊列を組んで、土砂崩れがあった斜面を登り、捜索に向かっていました。
警察と自衛隊、消防は、アパートが土砂で流されて多くの人の行方が分からなくなっている、安佐南区八木3丁目など、被害が大きかった八木地区と緑井地区で、およそ2800人の態勢で、安全を確認しながら、捜索を進めています。
警察によりますと、広島市の土砂災害で、新たに1人が行方不明になっていることが分かり、行方不明者は52人になるおそれが出ています。
これまでに死者39人が確認されていて、これによって、死者・行方不明者は合わせて91人になるおそれが出ています。
きょう午前0時の降り始めからの雨の量は、壱岐空港と佐世保市で88ミリ、小値賀町で77ミリなどとなっています。
大雨の影響で、佐世保市内の数か所で、住宅の裏山が一部崩れたり、道路ののり面から土が流れ出たりしていますが、警察や消防によりますと、けが人や建物の被害はないということです。
県内各地に出されていた土砂災害警戒情報は、午前11時にすべて解除されましたが、気象台は、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、引き続き土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
長崎でした。
佐賀です。
佐賀県に発達した雨雲はなくなりましたが、県内ではこれまでの大雨で地盤が緩み、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
気象台では、夕方まで土砂災害に警戒するよう呼びかけています。
現在の佐賀市の様子です。
この時間、雨はやんでいます。
県内ではきょう未明から雨が強まり、唐津市で午前3時15分までの1時間に、62ミリの非常に激しい雨を観測しました。
降り始めから午前11時までの総雨量は、唐津市で118ミリ、佐賀市で113ミリに達しています。
土砂災害のおそれがあるとして、吉野ヶ里町ながやま地区の26世帯82人と、かんざき市脊ふり町の5世帯16人に出されていた避難準備情報は先ほど解除されました。
佐賀県に大雨をもたらした雨雲は東に抜け、発達した雨雲はなくなりましたが、これまでの大雨で地盤が緩み、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。
佐賀地方気象台は、午前11時前に、県内に出していた土砂災害警戒情報をすべて解除しましたが、引き続き佐賀市や鳥栖市など、9つの市と町に大雨警報を出し、土砂災害への警戒を呼びかけています。
佐賀でした。
ここまで、九州の大雨の状況についてお伝えしました。
ここで今入った情報です。
広島市は雨のため、土砂災害の危険が高まったとして、安佐南区八木町の一部に出していた避難勧告を、先ほど午前11時半に、避難指示に切り替えました。
安全の確保に努めてください。
では、四国の状況について、松山からお伝えします。
お伝えします。
四国地方は大気の状態が非常に不安定になっていて、きょう昼過ぎにかけて、非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
では高知市から中継でお伝えします。
高知市中心部を東西に走る国道32号線、通称電車通りです。
画面の奥のほうが東の方向です。
高知市中心部では、午前11時20分過ぎから、強い雨が降ってきました。
15分ほど大粒の雨が傘に当たって、ぼつぼつと音を立てるような、そんな雨が降ってきましたが、現在は少し弱まっています。
そしてそれと前後して、雷が鳴るようになってきました。
11時15分か20分過ぎから、雷が何度も鳴り始め、最初は雷の音だけ、そのあと稲光がして、そのすぐあとに雷鳴が響くといったような雷が鳴っています。
けさからの大雨で、高知市などを走る路面電車、土佐電鉄に一部区間で運行に影響が出ています。
けさまでに降った雨で、線路に倒れた木を撤去するため、高知市東部のようせき通りから、南国市のごめ町の間でバスによる代行輸送を行っているということです。
このあとも急な強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。
高知市からお伝えしました。
高松地方気象台によりますと、四国地方ではきょうの昼過ぎにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがあります。
四国では午前11時20分までの1時間に、愛媛県新居浜市で32.5ミリの激しい雨を観測しました。
気象台によりますと、あす正午までの24時間に降る雨の量は、瀬戸内側、太平洋側でいずれも120ミリとなっています。
気象台は、これまでの雨で地盤が緩んでいることから、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するとともに、あすにかけては落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあることから、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物の中に移動するなど、安全確保に努めるよう呼びかけています。
四国電力によりますと、愛媛県内ではけさ8時40分ごろから、松山市北部の合わせて431世帯が停電しているということで、四国電力が復旧を急いでいます。
交通への影響です。
九州北部で大気が不安定になっているため、日本エアコミューターの松山と福岡を結ぶ2便が欠航しました。
JR予土線は、大雨の影響で、愛媛県の宇和島駅と高知県の窪川駅の全線で運転を見合わせています。
ここまで四国の状況についてお伝えしました。
続いて北海道の雨の状況について、札幌からお伝えします。
札幌です。
前線の影響で北海道南部では、松前町で午前8時半過ぎまでの1時間に40ミリを超える激しい雨が降るなど、大雨となっていて、気象台と道は、松前町と福島町に土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
札幌管区気象台によりますと、東北北部にある前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、北海道南部で大雨となっています。
松前町では、午前8時半過ぎまでの1時間に41.5ミリの激しい雨が降ったほか、木古内町で午前5時過ぎまでの1時間に、27ミリの強い雨が降りました。
この大雨のため、松前町は土砂災害が起きるおそれがあるとして、白神地区のすべての世帯の219世帯372人、荒谷地区のすべての世帯の66世帯111人に避難勧告を出していて、午前11時現在、合わせて18人が避難所に避難しているということです。
一方、警察によりますと、松前町白神では、住宅の裏山が幅10メートル、高さ20メートルの範囲で崩れたということですが、住宅への被害の情報は入っていないということです。
また上ノ国町でも、幅7メートル、高さ16メートルにわたって土砂が崩れ、倉庫の一部が壊れたということです。
北海道南部では、これから数時間は多い所で1時間に60ミリの非常に激しい雨が降ると予想されています。
気象台と道は、松前町と福島町に土砂災害警戒情報を出して土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけるとともに、渡島東部、西部と、ひやま南部に大雨警報を出して、低い土地の浸水や河川の氾濫に警戒を呼びかけています。
北海道の状況について、お伝えしました。
2014/08/22(金) 11:00〜11:54
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報「大雨」関連[字]
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