時刻は10時を回りました。
引き続きニュースをお伝えします。
前線の影響で、西日本から北日本にかけての広い範囲で、大気の状態が不安定になり、局地的に非常に激しい雨が降っています。
大規模な土砂災害が起きた広島市でも、昨夜から断続的に雨が降っていて、気象庁は、土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけています。
では、各地の現在の様子です。
こちらは瀬戸内海に浮かぶ広島県尾道市の生口島の現在の様子です。
画面に見えているのは西瀬戸自動車道、通称、しまなみ海道の橋です。
午前9時50分までの1時間に降った雨の量は、11ミリとなっています。
近くにある愛媛県今治市の大三島では午前9時半までの1時間に55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
今も低く、黒い雲が垂れ込めています。
そしてこちらは北海道函館市、現在の様子です。
路面がぬれています。
雨が降っているようです。
9時50分までの1時間の雨量は3.5ミリを記録しています。
北海道松前町では午前8時半までの1時間に、41.5ミリの激しい雨が降りました。
僅かな雨でも崖崩れ、山崩れが起きるおそれがあります。
危険と思われる箇所には近づかないようにしてください。
北海道函館市、現在の様子でした。
気象庁によりますと、日本海から東北に延びる前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、広い範囲で大気の状態が不安定になり、西日本と北日本の各地で雨雲が発達しています。
午前9時半までの1時間には、愛媛県今治市大三島で55ミリの非常に激しい雨を観測したほか、高知県四万十市西土佐で38.5ミリ、岡山県井原市で33.5ミリの激しい雨が降りました。
また午前8時半までの1時間には、熊本市で50ミリの非常に激しい雨を観測しました。
気象庁のレーダーによる解析では、午前4時半までの1時間に、福岡県の筑紫野市付近と太宰府市付近、それに那珂川町付近で、いずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
大規模な土砂災害が発生した広島市では、昨夜から断続的に雨が降っていて、午前3時までの1時間には、広島県が広島市佐伯区に設置した雨量計で31ミリの激しい雨を観測しました。
広島市ではきょう昼ごろにかけて、局地的に激しい雨が降るおそれがあり、これまでの雨で地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
また福岡県と長崎県、佐賀県、青森県、それに北海道では、これまでの雨で、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
きょうは西日本から北日本にかけての広い範囲で、雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、西日本ではきょう昼ごろにかけて、北日本では今夜にかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で、北海道と九州北部で150ミリ、東北で100ミリと予想されています。
気象庁は土砂災害に厳重に警戒し、川の氾濫や低い土地の浸水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
それでは福岡県博多駅から中継でお伝えします。
博多駅です。
まず新幹線の情報ですが、九州新幹線に遅れの表示が出るようになりました。
きょうは朝から、この博多駅を発着する新幹線、平常どおり動いていたんですけれども、10時を過ぎたころから、鹿児島中央行きの下り線で、遅れという表示が出るようになりました。
そして在来線ですが、一部の路線の一部の区間で運転を見合わせているものの、遅れながら運行しています。
通勤のピークは過ぎて、この時間は家族連れの姿も、多く見られるようになりました。
京都から来て、このあと佐賀県の鳥栖市へ結婚式に行くという家族連れは、少し遅れているようだが、駅にある子どもを遊ばせられるスペースで待とうと思いますと話していました。
こちらで取材をしておりますと、皆さん、口をそろえておっしゃるのは、遅れているが、なんとか動いていてよかったということです。
通勤のピークを過ぎ、利用する方の様子も、いっときと比べると落ち着き始めています。
博多駅でした。
この大雨で被害が出ています。
福岡県志免町ではけさ4時半ごろ、大雨で冠水した道路の状況を確認していた警察官から、一緒にいた同僚の警察官がいなくなった。
道路脇の側溝に落ちたかもしれないと、警察に連絡がありました。
側溝は川につながっていて、警察と消防が捜索した結果、およそ2時間後、3キロほど下流で警察官が見つかり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは小塩裕哉巡査で、けさは冠水した道路を通行止めにする必要があるか確認するため、見回りに出ていたということです。
側溝は幅1メートル、深さ70センチほどで、警察は道路が冠水していたため、側溝があることに気付かず、転落した可能性があると見て、調べています。
浸水の被害も出ています。
こちら、筑紫野市中心部、高尾川付近の商店街です。
町のほとんどが水につかってしまい、店の方々が出て、水で泥を流したり、中の荷物を外に出したりするなど、復旧作業に当たっています。
福岡県筑紫野市の商店街では、近くの川が氾濫して、ほとんどの店で床上まで水につかりました。
その後、水は引きましたが、店の商品や家具が被害を受けました。
商店街では、店の人や近所の人がホースで水をまいて、流れ込んだ土砂を店の外に流したり、水につかった商品や電気製品などを外に運び出したりしていました。
避難に関する情報です。
福岡県内では川の氾濫や土砂災害のおそれがあることから、午前9時現在で、5つの市と町の合わせて11万人余りに対し、避難勧告が出ています。
このうち筑紫野市では、御笠川があふれるおそれがあるとして、市内全域の4万2342世帯10万2337人に避難勧告を出しました。
また大野城市は、御笠川流域の2100世帯8617人に、太宰府市は249世帯687人に避難勧告を出しています。
このほか土砂災害が発生するおそれがあるとして、春日市の102世帯206人、須恵町の275世帯835人に避難勧告が出ています。
さらに北海道松前町でも土砂災害が起きるおそれがあるとして、午前7時53分に、白神地区のすべての世帯の219世帯372人、荒谷地区のすべての世帯の66世帯111人に、避難勧告を出しました。
広い範囲での局地的な激しい雨の見通しについて、気象情報担当の檜山さんです。
まずはレーダーで雨の様子を午前3時から動かしてみましょう。
活発な雨雲が九州、中国、四国地方を通過しています。
いくつかこのように、線状に発達した雨雲があって、こういった黄色や赤の下では、1時間50ミリ以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。
今、九州では鹿児島県、熊本県、大分県、この辺りにライン状の雲があります。
これが通過するまであと2、3時間は警戒です。
また中国地方もこのあとだんだん南に下がりますので、あと2、3時間警戒です。
四国は今夜にかけても、まだ発達した雨雲かかりやすい状態となりそうです。
そして北日本にも、発達した雲があります。
北海道から東北の北部にかけて雲が発達して、北海道南部から青森県にかけて、時折、激しい雨も観測しています。
このあと、こちらは次々とこういった発達した雨雲がかかりやすい状態となりそうです。
それでは、雨の予想を見ていきましょう。
午前11時から動かします。
九州、中国地方は、あと2、3時間、非常に激しい雨のおそれがあります。
四国ではこのあと、今夜にかけても非常に激しい雨の降る所がありそうです。
そして北海道から東北地方北部も、今夜にかけて1時間50ミリ以上、非常に激しい雨が予想されます。
そのほか東北南部から近畿にかけて日中、晴れる所も、こちらも局地的に急に雨雲が発達して、雷雨があちこちでありそうです。
そこでこちら、ご覧ください。
紫色は1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が予想される所です。
赤は1時間に30ミリ以上の激しい雨、黄色は雷を伴った強い雨が予想される所です。
きょうは九州から北海道にかけて、広い範囲で大気の状態が非常に不安定となりそうです。
北日本、それから中国、四国、九州で1時間50ミリ以上の、非常に激しい雨に警戒が必要です。
そのほかの東日本、西日本でも局地的には、ざっと雷雨となって、激しく降るおそれがあります。
こちらも急に雨雲が発達することがありますので、レーダーなどで、こまめに雨雲、近づいていないかチェックするようにしてください。
そして天気図を見てみますと、前線が北日本、そして日本海から西日本にかけて延びています。
この前線に向かって、高気圧の周りを回って、非常に湿った空気、流れ込みやすい状態が続いています。
このために、雨雲が発達しやすい状態がこのところ、続いています。
さらに上空には、広い範囲、寒気が流れ込んでいるため、一層、大気の状態が不安定になっています。
そしてこの寒気が流れ込んでいる状態、あすにかけても同じような状態、続きますので、あすも広い範囲で雨雲が発達しやすくなります。
あすにかけて、大雨に警戒が必要です。
そしてあさってになりますと、ようやく西日本では、この寒気が抜けていきますので、西日本はあさってには大雨、降りやすい状態は収まりそうです。
そして一方で、太平洋高気圧に近い所、東日本を中心に晴れていて、気温がぐっと上がりそうです。
こちらは猛暑の続く所が多くなりそうです。
そこで予想最高気温を見てみましょう。
特に気温が高くなるのが、関東から近畿にかけてです。
こちらは最高気温、35度ぐらいの所が多く、猛烈な暑さが続きそうです。
この画面に地点のない所、最高気温、高い所では東北の南部、福島や山形でも35度近くまで上がりますし、北陸、それから北陸などでも35度くらいまで上がる所がありそうです。
東北南部から東日本中心に、熱中症にも十分に警戒をしてください。
広い範囲の大雨、あすにかけても警戒が必要です。
今入った情報です。
政府は、局地的な豪雨による広島市の土砂災害で、行方不明者が多数発生し、救助活動が長期化する事態が生じていることなどを受けて、きょう午前9時、災害対策基本法に基づき、非常災害対策本部を設置しました。
政府は午前10時半から古屋防災担当大臣と、関係省庁の局長級による初会合を開き、今後の対応などについて、協議することにしています。
続いて、大規模な土砂災害が起きた広島市の雨の状況です。
広島市では、昨夜から断続的に雨が降っていて、午前3時までの1時間には、広島県が広島市佐伯区に設置した雨量計で、31ミリの激しい雨を観測しました。
広島市ではきょう昼ごろにかけて、局地的に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で地盤が緩んでいるため、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
広島市の土砂災害では、これまでに死者が39人確認されていますが、警察によりますと、新たに1人が行方不明になっていることが分かり、行方不明者は52人になるおそれが出ています。
これによって、死者・行方不明者は合わせて91人になるおそれが出ています。
昨夜からの雨で、警察や消防、それに自衛隊は、二次災害のおそれがあるとして、行方不明者の捜索を中断していました。
このうち自衛隊と消防は、雨の状況を見ながら、捜索の再開に向けて準備を進めていましたが、捜索を急ぐ必要があるとして、午前9時過ぎから捜索を再開しました。
自衛隊は、安全を確認しながら、およそ650人の態勢で、被害が大きかった安佐南区の八木地区と緑井地区で行方不明者の捜索を進めています。
避難に関する情報です。
広島市は今後、強い雨が予想され、土砂災害のおそれがあるとして、市内のおよそ1800世帯4300人余りに避難指示を出しています。
避難指示が出ているのは、安佐南区では八木4丁目の52世帯113人と、緑井7丁目の314世帯799人の合わせて366世帯912人、安佐北区では可部東6丁目、可部東2丁目、三入4丁目、それに可部町桐原の4つの地区の合わせて1408世帯3474人です。
また避難勧告はおよそ6万9000世帯16万4000人余りに出ています。
広島市が安佐南区と安佐北区に開設している16の避難所には、きょう午前7時現在で自主避難を含め、合わせて715世帯1673人が避難しています。
市民生活への影響も続いています。
土砂災害の影響で、安佐南区や安佐北区を中心に、1000世帯余りで断水が続いています。
また午前9時現在、安佐南区と安佐北区のおよそ700世帯で停電しています。
それでは広島・安佐南区にある避難所の近くから中継です。
JR可部線の線路の上に架かる歩道橋の上にいます。
こちらに私たちが到着したのは、午前8時過ぎなんですけれども、そのときからですね、かなり大粒の雨が降り続いています。
やみ間なく降り続いています。
今、見えていますのが、山の地肌がむき出しになった土砂崩れの跡が二筋あります。
その下のほうでは、黄色やオレンジ色の人影、動いている様子が見えます。
捜索活動が行われているもようです。
こちらとは別の八木4丁目の土砂崩れ現場で捜索活動を行うために、海上自衛隊などの救助犬が午前9時台に入っていく様子が見られました。
そしてこちらが避難所の一つになっています梅林小学校です。
校庭に入り込んだ土砂が雨を含んでぬかるんでいます。
校舎の奥に、八木の大規模な土砂災害現場があります。
先ほど可部線沿いにある会計事務所の方にお話を伺いました。
1階のガレージで土砂でぬれた書類などの整理作業を行っていました。
片づけをしているが、この雨では、ぬれたものが乾かない。
雨が上がってほしいと、話していました。
安佐南区八木から中継でお伝えしました。
安佐南区からの中継、大粒の雨が降り続いているということでした。
では広島の今後の雨の見通しについて、気象情報担当の檜山さんです。
まずレーダーをけさから動かしてみましょう。
広島県内、けさから時折、発達した雨雲が通過しています。
いったん、小康状態になりましたが、また次の雨雲が今、かかり始めていて、本降りの雨になっていると思われます。
この雨雲、この雨雲が通過するまでは、雨が激しく降ったり、また非常に激しく降ったりするおそれがありますので、この雨雲、通過するまで降り方、警戒が必要です。
それでは雨の予想、見ていきましょう。
午前11時から動かしてみますと、こういったこの雨雲がこのあと、昼過ぎ、午後3時ごろにかけて、通過していくと予想されます。
そのあともいったん、少し雨が降る可能性がありますが、夜には雨はやんできそうです。
もう一度見てみますと、このあと、動かします。
この雨雲、通過する際、発達した雨雲も含まれていますので、1時間50ミリくらいの非常に激しい雨の降るおそれもあります。
雨の降り方に警戒をしてください。
今夜には雨はやんでくるでしょう。
それでは広島市のポイント予報を見てみます。
きょうこのあと午前中、特に午前中は大雨、雨の降り方、警戒をしてください。
そして午後3時ごろまでは、雨が弱まってもまだ降りやすい状態です。
少しの雨でも、災害の危険がある箇所がありますので、警戒が必要です。
そして夕方以降は、雨がやんでくるでしょう。
また気温を見ますと、日中、30度近くまでは上がってきそうです。
湿度がかなり高いですから、かなり蒸し暑い状態となりそうです。
停電など発生している地域もあると思われます。
また作業などする場合も、熱中症対策、十分に心がけるようにしてください。
そして天気図を見てみますと、前線が日本海沿岸から、そして西日本、中国地方に延びています。
この前線の南には、非常に湿った空気が流れ込んで、水蒸気がたっぷり、雨雲発達しやすい状態です。
さらに上空には寒気が流れ込んでいる状態、続いていますので、大気の状態、不安定です。
こういった状態、あすにかけても続きますから、あすもまだ雷雨が起こりやすい状態です。
ただ、あさってになりますと、ようやくこの寒気が抜けていきますので、大気の状態が安定してきそうです。
そこで広島、このあとの天気、まとめてみますと、きょうは昼ごろにかけて、非常に激しい雨のおそれがあります。
午後3時ぐらいまでは雨が降りやすいでしょう。
夕方からあすの午前中にかけては、雨がいったんやんで、小康状態となりそうです。
ただ、あすもまだ大気の状態が不安定ですから、あすも午後からは、また雷雨が起こりやすくなりそうです。
あすにかけて雨の降り方には十分注意が必要です。
そしてあさって日曜日になると、大気の状態、安定してきますので、日曜日は雷雨が起こりやすい状態も解消していきそうです。
ひとまず、きょう、あすにかけて雨の降り方に、厳重に警戒をしてください。
僅かな雨でも、山崩れ、崖崩れが起きるおそれがあります。
このあとの最新の情報にも十分にご注意ください。
では広島からお伝えします。
広島です。
広島で土砂災害のおそれがあるとして、けさ、新たに安佐北区の一部、1408世帯3474人に、避難指示を出しました。
土砂災害の被害に見舞われた広島市では、昨夜から断続的に降った雨のため、行方不明者の捜索が中断されていましたが、先ほどから自衛隊と消防が捜索を再開しました。
広島市は今後、強い雨が予想され、土砂災害のおそれがあるとして、午前8時10分に、安佐北区可部東6丁目、可部東2丁目、三入4丁目、それに可部町桐原のすべての世帯合わせて1408世帯3474人に、避難指示を出しました。
広島市ではこのほかにも、安佐南区八木4丁目の合わせて52世帯113人と、安佐南区緑井7丁目の314世帯799人の合わせて366世帯912人に避難指示が出されています。
広島市で避難指示が出されているのは、およそ1800世帯4300人余りに上っています。
また避難勧告が出されているのは、安佐南区では梅林、八木、山本、長束西、伴東、沼田町伴、緑井の7つの地区の合わせておよそ2万4000世帯5万8000人余りとなっています。
安佐北区では、大林、三入、三入東、可部、可部南、口田東、口田、落合、深川、亀崎、真亀、倉掛、落合東、井原、志屋、亀山南の16の地区の合わせて4万5000世帯余りのおよそ10万6000人に、避難勧告が出ています。
このため、広島市全域ではおよそ6万9000世帯16万4000人余りに避難勧告が出ています。
昨夜から断続的に降った雨のため、行方不明者の捜索は中断されていましたが、先ほどから、自衛隊と消防が捜索を再開しました。
昨夜からの雨で、再び土砂災害のおそれが高まったとして、警察や消防、それに自衛隊は、二次災害のおそれがあるとして、昨夜、捜索活動を市内全域で中断しました。
しかし、捜索を急ぐ必要があるとして、自衛隊と消防は午前9時から捜索を再開しました。
このうち自衛隊は、被害が大きかった安佐南区の八木地区と緑井地区で安全を確認しながら、およそ650人の態勢で捜索を進めています。
警察によりますと、広島市の土砂災害で、新たに1人が行方不明になっていることが分かり、行方不明者は52人になるおそれが出ています。
これまでに死者39人が確認されていて、これによって、死者・行方不明者は、合わせて91人になるおそれが出ています。
雨の状況についてです。
前線の影響で、広島県内は大気の状態が不安定になり、断続的に激しい雨が降っていて、昼ごろにかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。
これまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。
広島地方気象台によりますと、低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、県内では大気の状態が非常に不安定になり、発達した雨雲がかかっています。
国土交通省が設置している雨量計では、三次市三和町で午前8時までの1時間に42ミリの激しい雨を観測したほか、安芸高田市では午前6時までの1時間に52ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また広島市佐伯区に県が設置した雨量計では、午前3時までの1時間に31ミリの激しい雨を観測しました。
大気の不安定な状態はこのあとも続き、昼ごろにかけて、局地的に雷を伴い、非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あすにかけて雨が降りやすい状態が続き、あすの朝までに降る雨の量は、いずれも多い所で南部で100ミリ、北部で80ミリと予想されています。
これまでの雨で地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害が起きるおそれがあり、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。
生活関連の情報です。
停電の情報です。
中国電力の午前9時現在のまとめによりますと、広島市内では土砂災害の被害が大きい安佐南区と安佐北区の合わせておよそ700世帯で停電しています。
停電しているのは、安佐南区が八木と緑井のおよそ480世帯、安佐北区が可部東、可部大林のおよそ220世帯です。
中国電力は、局地的な豪雨で被害を受けた広島市と、隣接する安芸高田市や東広島市など、合わせて11の市と町を対象に、被害に遭った人から申し出があった場合、今月から10月までは電気料金の支払い期限をそれぞれ1か月間延長するほか、被災して電気が使えなくなったり、全く使わなかったりした場合、半年間は基本料金を免除することにしています。
特に被害が大きい広島市安佐南区と安佐北区からの受け付けに応じる広島北営業所の電話番号は、0120ー516ー830です。
また豪雨の被害を受けた地域に、ガスを供給する広島ガスと農協プロパンセンターも、被害に遭った人から申し出があった場合、先月から9月までは、料金の支払い期限をそれぞれ1か月間延長するほか、被災してガスが使えなくなったり、全く使わなかったりした場合、半年間は基本料金を免除することにしています。
交通機関の情報です。
JR西日本広島支社によりますと、可部線は作業をしようとしても近づけない現場があるため復旧のメドが立っておらず、きょうも緑井駅と可部駅の間で終日運休します。
JR呉線は、大雨の影響で三原市の三原駅と、呉市の広駅の間の上下線で運転を見合わせています。
路線バスを運行している広島交通は、土砂災害の影響で、きょうも広島市内の一部の路線で終日、運休することを決めました。
このうち全線で運休するのは、安佐北区の桐原と上原を結ぶ桐原・上原線と、安佐北区の大林車庫やとうようだいと桧山を結ぶ桧山線の2つの路線です。
また一部で運休する区間や乗り降りができない区間、それに遅れが出る可能性がある区間もあります。
広島電鉄は、土砂災害で道路が通行止めになっている影響で、きょうも県内の3つの路線の一部の区間で運休することを決めました。
広島県内の金融機関は、預金通帳がなくても本人確認ができれば預金の払い戻しに応じるなどの対応を取っています。
このうち広島銀行ともみじ銀行、それに広島信用金庫は、被災した人たちが預金通帳や印鑑をなくしてしまった場合でも、運転免許証などで本人確認ができれば、預金の払い戻しを行っています。
また被災した人の希望に応じて、定期預金の満期前の払い戻しにも応じるということです。
続いて山口からお伝えします。
山口です。
山口県内はきょう未明から局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、一時大雨警報や洪水警報が発表されました。
これから昼前まで局地的に雷を伴って、1時間に40ミリの激しい雨が降るおそれがあり、気象台では、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。
ご覧いただいているのは、山口市の現在の様子です。
雨は小康状態になっています。
ただ車が通るたびに、路面にたまった水をはねています。
避難に関する情報です。
岩国市は午前6時40分に、今月6日の大雨で土砂災害や浸水の被害が受けた、立石町、新港町、多田、川西の1244世帯2525人に避難準備情報を出しました。
河川の情報です。
山口県によりますと、下関市を流れる友田川は、一時、自治体が避難勧告を出す目安にしている、避難判断水位に達しました。
また中国電力山口支社によりますと、雷などの影響で、下関市で一時、およそ1000世帯が停電していましたが、午前9時32分に全世帯で復旧しました。
以上、山口でした。
ここまで、中国地方の状況をお伝えしました。
続いて、九州地方の状況について、福岡からお伝えします。
福岡です。
九州北部地方では、福岡県太宰府市で午前4時過ぎまでの1時間に、98.5ミリの猛烈な雨を観測するなど、未明から局地的に、猛烈な雨が降りました。
福岡県では、大雨の対応に当たっていた警察官が、川に流され死亡したほか、川の氾濫で近くの商店街のほとんどの店が水につかるなどの被害が出ていて、一部の自治体で避難勧告が出されています。
前線の影響で、九州北部地方では、局地的に猛烈な雨が降りました。
各地の1時間雨量は、福岡県太宰府市で午前4時過ぎまでに98.5ミリの猛烈な雨が降ったほか、長崎県佐世保市で午前3時半までに74.5ミリ、佐賀県唐津市で午前3時15分までに、62ミリとなっています。
レーダーによる解析では、午前4時半までの1時間に、福岡県の筑紫野市付近と太宰府市付近、それに那珂川町付近では、それぞれおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。
現在、寒冷前線の南下に伴って、特に熊本県や大分県で大気が不安定になっていて、大分県や熊本県で、やや強い雨が降っています。
また福岡県と佐賀県、それに長崎県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
大雨の影響で人的な被害が出ています。
けさ4時半ごろ、福岡県志免町たどみで大雨で冠水した道路の状況を確認していた警察官から、一緒にいた同僚の警察官がいなくなった。
道路脇の側溝に落ちたかもしれないと警察に通報がありました。
側溝は、志免町を流れる宇美川につながっていて、警察と消防が川を捜索した結果、およそ2時間後、3キロほど下流で警察官が見つかり、病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
死亡したのは、粕屋警察署管内の志免交番に勤務する小塩裕哉巡査で、けさ早く、道路が冠水しているという情報を聞き、同じ交番に勤務する20代の警察官と2人で、道路を通行止めにする必要があるかどうかを確認するため、見回りに出ていたということです。
警察は、道路が冠水していたため、側溝に気付かずに誤って転落したと見て、当時の状況を調べています。
また福岡県内では、川の氾濫などのために、各地で商店や住宅が水につかる被害が出ています。
こちら、筑紫野市中心部、高尾川付近の商店街です。
町のほとんどが水につかってしまい、店の方々が出て、水で泥を流したり、中の荷物を外に出したりするなど、復旧作業に当たっています。
商店街の方々によりますと、最大で1.5メートルほどの所まで、水が来ていたということです。
商店街のすぐ近くを流れる高尾川に福岡県が設置した、河川監視カメラの映像です。
午前3時の時点では、画面中央を流れる川と、その右側の駐車場に数台の車が止めてあるのが確認できます。
1時間後の午前4時には、川の水が一気に増水し、駐車場まであふれ出しています。
5時の時点では、車の天井が見えないほどになっています。
そして6時には、水が引き始めています。
7時には、ご覧の位置にまで水位が下がっています。
このほか、福岡市博多区や大野城市などで、住宅が水につかる被害が出たということです。
福岡県内では、川の氾濫や土砂災害のおそれがあることから、午前10時現在で合わせて4つの市と町の10万人余りに避難勧告が出ています。
このうち筑紫野市では、御笠川があふれるおそれがあるとして、市内全域の4万2342世帯10万2337人に避難勧告を出しました。
また太宰府市は、249世帯687人に避難勧告を出しています。
このほか、土砂災害が発生するおそれがあるとして、春日市の102世帯206人、須恵町の275世帯835人に避難勧告を出しています。
一方、大野城市は、御笠川流域の2100世帯の8617人に出していた避難勧告を、午前10時過ぎに解除しました。
九州北部では、これから昼前にかけて、熊本県や大分県を中心に、非常に激しい雨が降るおそれがあり、予想される1時間の雨量は多い所で、熊本県で70ミリ、大分県で50ミリ、福岡県と長崎県で40ミリと予想されています。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけています。
続いて大雨の情報について、長崎、佐賀、熊本からお伝えします。
長崎です。
長崎県内は、このあともしばらくは激しい雨が降るおそれがあり、気象台ではこれまでの大雨で、地盤が緩んでいる所があるとして、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
現在の長崎市内の様子です。
雨は降っていません。
雲は多いものの、ところどころ、青空も見えています。
長崎県内では未明から大雨となり、佐世保市では午前3時半までの1時間に74.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
このあともしばらくは局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、1時間の雨量は多い所で40ミリと予想されています。
大雨の影響で、佐世保市内の数か所で住宅の裏山が一部崩れたり、道路ののり面から土が流れ出たりしていますが、警察や消防によりますと、けが人や建物の被害はないということです。
また松浦市で1世帯3人が近くの公民館に自主的に避難しています。
これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるとして、宇久地域を除く佐世保市、平戸市、江島・平島を除く西海市に、土砂災害警戒情報が出されており、気象台は、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。
長崎でした。
佐賀です。
引き続き、昼前にかけて激しい雨の降るおそれがあります。
これまでの大雨で地盤が緩み、今後、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあることから、気象台は、厳重な警戒を呼びかけています。
現在の佐賀市の様子です。
この時間、雨が降っている様子は確認できません。
県内ではきょう未明から雨が強まり、唐津市で午前3時15分までの1時間に62ミリの非常に激しい雨を観測しました。
降り始めから午前10時までの総雨量は、唐津市で118ミリ、佐賀市で113ミリに達しています。
この大雨で、土砂災害のおそれがあるとして、吉野ヶ里町永山地区の26世帯82人と、神埼市脊振町の5世帯16人に、避難準備情報が出されていました。
午前10時現在、吉野ヶ里町と基山町、武雄市の合わせて3世帯8人が公民館などに自主的に避難しています。
発達した雨雲は東に抜けましたが、佐賀県では引き続き、昼前にかけて、1時間に30ミリの激しい雨の降るおそれがあります。
気象台では、鳥栖市と神埼市、吉野ヶ里町、基山町、上峰町、みやき町では、土砂災害の危険性が非常に高まっているとして、土砂災害警戒情報を出して、厳重な警戒を呼びかけています。
佐賀でした。
熊本です。
熊本県では、このあと昼前にかけて、所によって、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象台は低い土地の浸水や、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。
ご覧いただいているのは、今の熊本市内の様子です。
先ほどからまた、弱い雨が降り始めました。
依然として雨が降ったりやんだりの状態が続いています。
熊本市では午前8時20分過ぎまでの1時間に56ミリ、山鹿市では午前7時20分過ぎまでの1時間に、55ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また八代市では午前9時過ぎまでの1時間に34.5ミリ、阿蘇山では1時間に30ミリの激しい雨を観測しました。
このあとも、昼前にかけて所によって雷を伴い、1時間に70ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
あす午前9時までの24時間に降る雨の量は多い所で120ミリと予想されています。
阿蘇市は午前8時前に市内の4か所に避難所を開設して、早めの避難を呼びかけています。
阿蘇市によりますと、午前10時現在、4世帯8人が自主避難しているということです。
気象台は、熊本市と山鹿菊池、荒尾玉名、上益城、それに阿蘇地方のそれぞれ全域に大雨洪水警報を出して、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒するとともに、土砂災害や落雷、竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
以上、熊本でした。
次は、JR博多駅から中継です。
博多駅です。
まず、新幹線の情報ですが、先ほど一部、遅れて到着する列車もありましたが、現在は平常どおりの運行となっています。
そして在来線は、依然として一部で運転の見合わせ、また遅れが続いています。
雨雲のかかっている熊本方面から来る列車を中心に、遅れが出ているようです。
ただ、運転できている路線が多くなっています。
きょうは朝からダイヤが乱れたため、窓口などはまだ混雑が続いています。
長崎へ向かおうとしていた方に伺いますと、乗ろうとしていた列車に間に合わなかったため、切符を変更しようとしたが、すでに満席の列車が多く、2便あとの列車がやっと取れましたと話してらっしゃいました。
駅の係員に伺いますと、ダイヤは平常に戻りつつあるということですが、しばらくは混雑が続きそうです。
JR博多駅でした。
ここまで九州の大雨の状況についてお伝えしました。
では続いて、四国の状況について、松山からお伝えします。
お伝えします。
四国地方では、これからあすにかけて大気の状態が非常に不安定となり、落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨のおそれがあり、気象台は屋外での活動に注意するよう呼びかけています。
高松地方気象台によりますと、四国地方の上空およそ6000メートルには、あすにかけて氷点下9度の強い寒気が流れ込む見込みです。
四国で午前10時20分までの1時間には、高知県津野町船戸で30.5ミリの激しい雨を観測したほか、愛媛県宇和島市で27ミリ、高知県四万十市西土佐で20ミリの強い雨が降りました。
2014/08/22(金) 10:00〜11:00
NHK総合1・神戸
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