所さん! 事件ですよ「刑事も仰天“前代未聞の結婚詐欺事件”ほか 」 2014.08.21

地区に避難指示を出しました。
去年9月宮崎県警に56歳のオンナが逮捕された。
いわゆる「結婚詐欺」だ。
取り調べにあたった刑事はオンナの手口を聞いて耳を疑った!「なりすまし」。
社会の片隅で起きていた不思議な事件の数々。
今宵敏腕ディレクターが意外な真相をあぶりだす。
(鳥の鳴き声)一瞬たりとも見逃すことなかれ!「所さん!事件ですよ」。
(拍手)さあ始まりました。
「所さん!事件ですよ」。
この番組は新聞の片隅にひっそりと載ってるんだけれどもちょっと気になるというのをあえて深掘りすると。
(所)どうなんですか?どうなんでしょう?ねえ先輩。
大丈夫です。
3つそろえました。
小っちゃく見えますけど掘ったらもう油田ぐらいはね。
本当!?早速1つ目の事件をご紹介しましょう!こちらです。
ドーン!ジャーン!。
…というね。
驚かないですよ。
驚かないでしょう。
普通の出来事ですよもう。
これから。
これも全国版のニュースとか新聞ではほとんど取り上げられてなくて宮崎版の記事の小さなところではいくつか取り上げられてるけど不思議な事件なんです。
56歳。
そう。
ちょっと不思議なポイントいきますよ。
見てください。
被害者とされているのがこの2人。
1人は20代の男性。
もうひとり女性がだまされているんです。
女性なの?はい。
この男性側は「医学部に通う女子大生と思っていた」と言っています。
女性は何と言ってるかというと「相手は若い男だと思っていた」と話してるんですね。
かなりの額だまし取られてしまったんです。
あら?どういうことかなって?56歳のオンナがって。
だからいろいろスタッフも想像したんですよ。
例えばね時には美男子時には美女に変身できる言ってみれば宝塚のトップスターみたいな人だったのかもしれませんし今問題になっているいっぱい人を引き連れてやってる詐欺グループいますよね。
その大ボスだったのかもしれないって取材に出てみたんですが真相は驚くべきものだったんです。
あっそうなの。
ちょっと面白そうですね。
いきましょう!所さん!事件ですよ。
ディレクターがやってきたのは逮捕された56歳のオンナが住んでいた宮崎市。
(鶴見ディレクター)下原町って…一体どんなオンナだったのか?オンナの自宅周辺で聞き込みをすると。
どちらかと言うと…どうやら「絶世の美女」ではないらしい。
ではどうやって20代の男女に結婚詐欺を働いたのか?オンナを逮捕した警察でその手口を聞くことにした。

(職員)ここが…はい。
(職員)よろしいですか?はい。
おはようございます。
現れたのは事件を担当した2人の刑事。
詐欺事件を専門に捜査するすご腕だ。
(鶴見)被害者の方?
(刑事)そうですね。
女性です。
ホワイトボードで説明を始めたのは20代の女性が結婚詐欺にあった事件。
Aが被害者の女性。
そして加害者はなんと3人。
56歳のオンナに加えてオンナの甥甥の同僚女性。
やはり詐欺グループによる犯罪だったのか?なに!?1人で?なんと被害者の女性は56歳のオンナがネット上でなりすました「架空の甥」とメールのみで結婚を約束。
300万円をだまし取られたという。
(刑事)まずこれが被害者の20代の女性ですね。
と被疑者逮捕時55歳の女性なんですが。
この「架空の甥」と被害者はメールのやりとりで交際が始まると。
その中でいろいろな名目でお金を要求されると。
警察も驚いた「一度も会わない結婚詐欺」。
それにしてもメールだけでなぜ結婚を決めたのか?被害者に取材を申し込んだ。
しかし…。
承諾は得られなかった。
となると被害者の心理を知る手がかりは被害者が「架空の甥」と交わしたメールにしかない。
警察に証拠として保管されているメールを見せてほしいと申し入れた。
返事を待つ間今回の事件をどう思うか街で聞いてみた。
(ディレクター)えっ!?何をきっかけでつきあわれたんですか?番組では1500人を調査。
「一度も会わずにネット上のやりとりだけで結婚してもいい」と答えた人は100人を超えた。
(インターホン越しに)「はい」。
NHKの鶴見ですけども。
取材を進める中ある夫婦と出会った。
この2人一度も会わずにネット上でプロポーズをして結婚したという。
知り合ったきっかけは離れた場所にいる人とネット上で同じゲームができるオンラインゲーム。
(鶴見)「kaetee_yが…」。
(佳永)これが私のゲーム上で使ってる名前ですけど。
ここにマイクが付いててこう付けてしゃべるとインターネット上の遊んでる人に声が聞こえる。
当時佳永さんは奈良県のペットショップで匡さんは岡山県の会社で働いていた。
2人は同じゲームをするうちに意気投合。
一度も会わずに1年後ネット上でプロポーズ。
それまで匡さんはあえて会わないよう心がけていたという。

(鶴見)会おうってことは2人とも言わなかった?言わなかったですね。
(鶴見)何でなんですかね?
(佳永)メメ本人の人柄とメメが他の友だち…2人によればメールやSNSを分析すれば相手の人柄や価値観は十分わかるという。
では今回の結婚詐欺事件どう思っているのか?う〜ん。
運がよかっただけじゃないか。
2週間後。
宮崎北警察署から返答が来た。
今回の事件で被害者が実際にやりとりしたメールを特別に見せてくれるという。
こちらが被害者女性の携帯に残されていたメール。
多くは消去されていたがそれでも942件が保存されていた。
事件をおさらいしよう。
被害者は20代女性。
近所に住む56歳のオンナがネット上でなりすました「架空の甥」とメールだけで結婚を約束。
金をだまし取られた。
「架空の甥」から最初のメールが届いたのは2010年11月。
「こんな時間に申し訳ないです。
叔母がお世話になってるらしいですね」。
「叔母」とはあの56歳のオンナのこと。
1週間後。
「今日は早く帰れたけど体調不良だよ。
もう寝るよ」。
妙になれなれしい。
2週間後。
「会えてないけど好きだよ」。
いくらなんでも早すぎやしないか。
被害者が控え目な女性だと近所に住む56歳のオンナは知っていたのだ。
メールを始めて1か月後のクリスマス。
「こんな俺だけどついてきてほしい…」。
「架空の甥」から結婚をほのめかすメールが届く。
さらに…。
結婚の意思を固めさせるやいなや詐欺師がその本性を現した。
「頼む。
俺に25万貸してほしい」。
さらに話に説得力を持たせるため架空の恋敵甥の同僚女性「谷口」を登場させた。
56歳のオンナは恋敵谷口にもなりすまし女性をののしるメールまで送った。
オレオレ詐欺で犯罪組織が集団でターゲットを追い込む手口に似ている。
それをこのオンナはたった1人でやっていた。
それにしても…。
(鶴見)なんですぐに会おうということには?会いたいとかそういったことは言ってなかったんですかね?
(刑事)やっぱり仕事が忙しいと。
今日も徹夜だったと。
でずるずる会えないというのが続いたみたいです。
「架空の男」の要求に応じ金を渡し始めた被害者女性。
1年後。
貯金が底をついた。
それでも親戚などから金を借り要求されるまま工面した。
しかし交際から1年半後の2012年3月。
女性の家族が不審に思い男が勤めているとされた地元テレビ局に電話。
実在しないことが明らかになった。
警察は56歳のオンナを逮捕。
そして驚くべきことが判明する。
だまし取っていたというのを把握してます。
その1つがこちら。
被害者は関西に住む20代の男性。
56歳のオンナはコミュニティーサイト上で医学部に通う女子大生になりすまし被害者に接近。
結婚をほのめかし一度も会わずに5年で800万円をだまし取ったという。
底知れぬネット社会の闇がかいま見えた。
すごい事件ですね!これ。
(徳永)ねぇ。
事件と言うか。
考えられないんだけど。
いろんなことが。
この人もここまで物語作れるんだったら小説書けばいいのにね。
たった2台の電話しかも「ガラケー」と言われるタイプの携帯電話だけであそこまで。
男にも女にもなりすましていて。
警察も全容はどこまでかはもちろんわかっていなくて。
僕らは見ないと。
今日はその辺のところを専門家の3人にお越し頂いておりますのでよろしくお願いします。
(3人)よろしくお願いします。
ご意見ある方。
(3人)はい。
(笑い声)牛窪さんからお願いします。
(牛窪)はいすいません最初に。
私たち私も今40代なので私たちの世代からするとあんまり信じられない事件かもしれないんですが。
ただ今の若者たちはもう生まれた時からネットや携帯が当たり前の世代ですし実際に逆にリアルの実際の対面で会うよりも…ネット上でのやりとりは自分のいいように解釈するわけじゃん。
危ないということはわかってない訳じゃないんですがただやっぱりいい方に感じたいっていう…あ〜!
(2人)はぁ〜!
(澤口)あと文章っていうのは奥が深いし行間を読んだりするし…。
疑わしい方への想像力は欠落してませんか?もともと頭のいい人って信用しやすいんですよ。
それでいいんですけどそういう意味では。
そこでとうとう…これちょっと皆さん気をつけてくださいっていう…FBIが出てくるの?あらま〜!FBIが発表したガイドラインですけどこんな感じです。
ネット上で一晩で恋に落ちたらそれだけで危ないよ。
相手はプロ。
相手のプロフィール写真がカッコ良すぎたりモデルのようにキレイすぎると注意。
注意。
(モーリー)そこは当たり前ですよね。
最後。
「国際バックグラウンドチェックサービス」というものがあります。
言ってみれば国際的な興信所。
民間の探偵機関なんですね。
電話して「あの人は危ないわ」とか言って調べてくれるんですね。
FBIがこれを押し出してんだからアメリカもロクな国じゃない。
(笑い声)
(徳永)2つ目の事件に参ります。
タイトルはこれだ!ドーン!
(笑い声)いい!いい!
(徳永)このニュースもあまり取り上げられていないんですがこれ言ってみれば国際犯罪です。
ちょっと見ていきたいと思います。
舞台はこの国です。
日本から遠く9,000km離れたハンガリーです。
ハンガリーの空港に日本から荷物が着きました。
「フィギュア」と書いてあるんです。
税関の職員がこれはちょっと怪しいぞと思ったんです。
ちょっとチェックしなければと開けてみたらビックリ!これフィギュアでも何でもなかったんです。
違うものだったんです。
何かわからなかった職員は焦ります。
これ麻薬なんじゃないの。
テロなんじゃないの。
恐る恐る調べてみたら実はこれだったんです。
盆栽。
盆栽。
日本の盆栽をフィギュアと称して送っていたんです。
実は盆栽ってのは必要な手続き検疫などをしなければ送ることはできないんですが。
今年の5月埼玉県の送り主の男性が書類送検されたというニュースなんですが調べていくと今が見えてきました。
所さん!事件ですよ!男性はなぜハンガリーに盆栽を不正に輸出したのか?その謎を解くため男性が住むという埼玉県川口市に向かった。
ここは日本有数の盆栽の町。
50以上ある盆栽園を一軒一軒当たる。
(ディレクター)お邪魔してよろしいですか?どうやら地元では有名らしい。
ん?海外では盆栽が売れているのか?とそこに!謎の外国人の姿が!聞けばスペインから盆栽を買い付けに来たバイヤーだという。
(主人)ヤマモミジ。
何万円もする盆栽を次々買っていく。
40万円で購入したこの盆栽。
それがスペインなら…。
聞くとスペインやイタリアでは「盆栽バブル」が起きているという。
不正輸出をした男性もこの熱に浮かされたのか?聞き込みを始めて6軒目。
ここは盆栽をネットで海外に売っているとうわさされている店。
ここが問題の盆栽園だった。
オーナーの息子が書類送検されていた。
実は盆栽をヨーロッパに輸出するには検疫を受けた証明書が必要。
害虫の広がりを防ぐため6年前EUが突然規制を厳しくしたのだという。
しかし許可が下りるまでの2年間国内の商売だけではやっていけなかったのか?全然もう今ね…男性は国内市場が冷え込む中海外の盆栽バブルを知りネット販売を開始。
5年で70回以上検疫証明書なしで輸出したという。
だったら行くしかない!ハンガリーへ!「ドナウの真珠」と呼ばれる首都ブダペスト。
早速今回の不正輸出を見抜いた植物検疫を担当する機関に事件のことを聞く。
ハンガリーの検疫官の優秀さがわかったところで街に出てみると…。
なんとハンガリーでも盆栽バブルが起きていた!きっかけは人気テレビ番組で盆栽が紹介されたこと。
クールジャパンの象徴だとこの5年市場は拡大。
扱う店も急増している。
不正輸出した男性はこれに目を付けたのか?自宅で300を超える盆栽を育てるカリスマも登場!日本の盆栽を独学で学び山に生えた木を取ってきて作ったという。
あっ!首都ブダペストの一等地にも盆栽店があった。
この2年で売り上げは3倍に増えたという。
しかしよく見ると日本で売られている盆栽とは少し違う。
実はハンガリーで売られている盆栽の9割が中国産。
日本産は1割に満たないという。
盆栽バブルに目を付けた中国が取るのに2年もかかる検疫証明書を付けて大量に送り込んでいた。
しかし今こんな意見も広がっている。
盆栽バブルと言いながら中国産だらけだったハンガリー。
日本の盆栽を手に入れる数少ない手段がネット販売だという。
でも盆栽園の皆さん輸出する時は証明書を忘れずに!あら世界盆栽騒ぎなのね。
(笑い声)ホントにそうだなと思えるのはこのデータを見ればもう一目瞭然です。
ドーンと。
えっ!これ盆栽植木も含むんですけど盆栽の輸出額が10年間で10倍になってる。
10倍になった!そう。
こんなに規模が拡大してるので世界中は「おお盆栽盆栽」と。
実はですねこういうときにありがちなのが…言い出しそうだね。
ところが中国だけじゃなくて隣にあるベトナムも昔から「本家だ」と主張してベトナム版の盆栽というのは「ホンノンボ」と呼ばれていておよそ日本の小っちゃい盆栽とは違って巨大なもうね巨岩と言っていい大きな岩の上に背の高い木をくっつけて。
ヨーロッパの人たちは全部クールジャパンだと思って「盆栽だ!」ってありがたがってるわけです。
(徳永)所さん所さんひとつこういうニュースがあるの皆さんご存じですか。
これ2017年にさいたま市でWBCが開催されることが決まったんです。
何?WBCって。
野球野球。
大きな間違いです。
これ実はワールドボンサイコンベンション。
「世界盆栽大会」が2017年さいたま市でついに開かれるわけです!日本はそんな盛り上がってないよね。
沸き返っています。
(牛窪)何か私はもうちょっと日本のマーケット特に「盆栽ガール」に注目してほしいんですね。
盆栽ガール?アラフィフぐらいの…
(牛窪)盆栽というのは。
やっぱり皆さん…旦那さんも彼氏も思うように育てられないけど…旦那を針金でくくるわけにいかないからね。
(笑い声)最後は小さいけど見逃せないあるペットについての事件です。
このペットです。
海賊の腹心としても知られているこの動物です。
実は最近ですねとあるNPOにこんな相談が来てます。
うちで飼ってるオウムとか大きいインコもそうですがうちのオウムちゃんインコちゃんを引き取ってくださいという依頼が殺到してるんだそうです。
依頼を受けてくれるの?そうなんですよ。
もういいかげんに飼ったけどやっぱりめんどくさいから預けちゃおうかという飼い主がいるのかと思って調べに行ってみたんですがいろんな事実が見えてきました。
そこには事情があるんだ。
あるんです。
いきましょう!所さん事件ですよ!ディレクターが向かったのは埼玉県新座市。
オウムや大型インコを引き取っているNPO法人はこの町にあるという。
(鳴き声)
(ディレクター)こんにちは。
(オウム)シロちゃん。
どうやらここらしい。
(ディレクター)こんにちは。
ここは自宅で飼えなくなったオウムや大型インコなどを引き取り新たな飼い主を探してくれるNPO法人。
(鳥の鳴き声)
(職員)そうですね。
大きな声でこう。
今いるのは104羽。
去年飼い主が置いていったのはそのうち21羽だという。
(鳥の鳴き声)
(鳥の鳴き声)高い知能を持ち元の飼い主から教わった言葉や歌を忘れない。
(職員)モモちゃんよ。
屋内で飼えて世話も簡単。
昔から日本ではペットとして人気が高い。
飼い主たちはなぜ手放してしまったのか?ああ。
まあそうですね。
ただまあ…。
なぜか言葉を濁す職員たち。
我々は元の飼い主たちへの取材を申し入れた。
(ディレクター)こちらはどういう書類になるんですか?こちらが…そこに気になる数字があった。
(ディレクター)これは42歳ですね。
さらに35歳。
37歳。
(職員)そうですね。
人間と変わらない年齢。
そう。
オウムや大型インコにとって40歳50歳は当たり前。
…は100歳を超えても生きていた。
地元報道ではずっと「くたばれナチス!」と叫んでいたという。
それにしても長生きだ。
これが事件の鍵なのか?ディレクターは去年NPOに手放した飼い主たちのもとへと向かった。
この辺でオウムを飼ってらっしゃる方って?オウム?オウム。
まずは去年4月に引き取られたヤン坊とロリータの元飼い主を探す。
ああ!あそこの家。
あっあっちの家の方だ。
近所では有名人だったようだ。
教えられたのは古い木造のアパート。
飼い主はなぜ手放したのか?
(ディレクター)ここか。
あっ。

(ノック)こんにちは。
(ノック)こんにちは。
電気のメーターも止まってます。
人の住んでいる気配がない。
そのとき…。
こんにちは。
すいません突然に。
あの○○さんて?あっ亡くなったんですよ。
えっ?亡くなられたんですか?なんか?ペットのこと取材してるんですよ。
私たちNHKで。
(ディレクター)あ〜!飼い主の男性は去年病気のため86歳で亡くなっていた。
生前の様子を隣人が知っているはずだという。
突然すいません。
長谷川様でいらっしゃいますか?
(長谷川)はい。
私NHKの者なんですけども。
どんな感じで世話をされてたかをお話伺ってもいいですか?いいですよ。
いいですか?カメラがあるんですけども。
すいません。
鳥さんでしたよね。
ヤン坊とロリータっていう。
そうそうそう。
よかった!ええ。
飼い主は21年前妻に先立たれヤン坊たちを飼い始めた。
ずっとひとり暮らしで子どものように溺愛していたという。
あっ!押し入れの下の…。
中。
ここに1個ともうひとつがこっちかな?奥に。
うん。
ほう〜!しかし去年男性は心臓を患い入院。
ヤン坊たちも連れていきたかったが病院に持ち込めず隣人に世話を頼んだ。
入院中は絶えず2羽のことを気にかけていたという。
病状が悪化すると男性は「2羽を引き取ってほしい」と病院からNPOに連絡。
その2日後亡くなったという。
この日大型インコを去年手放した元飼い主の親戚と連絡がついた。
名前は「タロー」43歳。
やっぱり長生きだ。
あっいらっしゃいませ。
こちらの男性元飼い主の娘婿だという。
(ディレクター)まだご健在で。
ではなぜ手放してしまったのか?タローの元飼い主田中豊吉さん93歳。
飼い始めたのは昭和46年。
2人の娘の子育てが終わりその寂しさを紛らわせるためだった。
以来40年余り。
豊吉さんは実の娘以上にかわいがって育てていたという。
しかし転機は突然訪れた。
ああ鳥に。
鳥にかけちゃった。
豊吉さんに認知症の症状が出て飼うのが困難になった。
そこで子どもたちがタローを自宅に引き取り世話をする事に。
(タロー)「パパー!」。
「パパー!」。
パパって。
「ワ〜!」。
しかし…。
子どもたちの自宅は集合住宅。
(タロー)「ワ〜!」。
朝。
(タロー)「ワ〜!」。
昼晩。
大きな鳴き声がマンション中に響き渡った。
(タロー)「ワ〜!」。
飼い主の認知症が悪化して3か月。
タローはNPOに引き取られていった。
今回飼い主の病気が原因で引き取られたケースが去年だけで5件確認された。
この事件飼い主の身勝手で起きたとは言えそうにない。
7月NPOで1人の男性が職員と話し込んでいた。
長年飼ってきた「アオボウシインコ」を手放したいので新たな飼い主を探してほしいというのだ。
男性の自宅で事情を聞くことに。
(インコの鳴き声)
(ディレクター)おっ聞こえますね。
あ〜!ハァハァハァハァ。
男性が24年間飼っているアオボウシインコの「コウ」。
自分の名前から1字取った。
飼い始めたのは男性が43歳のとき。
偶然立ち寄ったペットショップで一目ぼれした。
独り身で子どももいない男性。
以来アオボウシインコと人生を共にしてきた。
なのになぜ手放すのか?今回の取材で多くの元飼い主が70歳以上でその半数がひとり暮らしだったことが判明。
飼い始めたときには想定していなかったオウムたちの長すぎる寿命が事件を生んでいた。
いろんな事情があるんだもんね。
涙的なお話じゃないですか。
いいんですか?「カワイイカワイイ」と言ってるだけでなくこうなのでそういう意味で…でもですねいかんせん寿命長すぎ。
(牛窪)最近アラフォーのひとり暮らしぐらいの女性たちにインタビューするとやっぱりひと事じゃないというのがすごく出てくるんです。
やっぱり40歳になるかならないかぐらいの時から……という事を皆さん言い出して。
あんな話聞くと僕が次は飼いますからって人も来ますよね。
こういう情報でね。
所さんは?うちは…オウム?オウム。
20何年いたかな。
へぇ〜!
(一同)え〜!?この日NPOは慌ただしい雰囲気に包まれていた。
行ってきます!急な引き取り依頼が舞い込んだのだ。
(口笛)タロー!キエリボウシインコの「タロー」30歳。
寝巻き姿で足を引きずりながら出てきたのは70代の飼い主。
この女性急に心臓に痛みを感じ翌日から入院することになったという。
30年間共に過ごしてきたタローとの突然の別れ。
幸せになってね。
(泣き声)
(インコの鳴き声)バイバイ!小さいけれど見過ごせない。
そんな事件が今日もあなたの周りで起きている。
2014/08/21(木) 22:05〜22:50
NHK総合1・神戸
所さん! 事件ですよ「刑事も仰天“前代未聞の結婚詐欺事件”ほか 」[字]

えっ、一度も会わない結婚詐欺?巨大なオウムを飼い主が手放した切ない理由とは?そんな小さいけど見過ごせない事件の意外な真相を解明する。語りは石炭王こと吉田鋼太郎。

詳細情報
番組内容
新聞の片隅の載っている小さいけれど見過ごせない謎の事件の数々。その意外な真相を浮き彫りにする。最初に取り上げるのは、56歳の女が逮捕された結婚詐欺事件。でも被害者は、なぜか男性と女性だった…。現役刑事も驚いた前代未聞の手口を明らかに。次は○○をハンガリーに不正で輸出したため書類送検されてしまった男性の話。最後は、あの大きなオウムを手放す飼い主が急増しているという話。裏事情はとっても切ないです。
出演者
【ゲスト】澤口俊之,牛窪恵,モーリー・ロバートソン,【司会】所ジョージ,徳永圭一,三輪秀香,【語り】吉田鋼太郎

ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい

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