皆さんも是非お試し下さい。
(テーマ音楽)今日の「すてきにハンドメイド」は「キルト」です。
まずはこちらの作品をご覧下さい。
すごい存在感はもちろんですけれどもインパクトもありますし細部にわたるまでホント楽しさが詰まってますよね。
そうですね。
皆さんの中には「今年の『東京国際キルトフェスティバル』で見た」という方も多いかと思います。
作られたのはこの方です。
キルト作家で手芸家の阪本あかねさんです。
よろしくお願い致します。
よろしくお願い致します。
阪本さんは毎年「東京国際キルトフェスティバル」に作品を出品されていてとてもユニークな作風が人気を呼んでいます。
私たちもいろいろと見せて頂きましたが。
今回お持ち頂いたこちらは「ゴッホに恋して」という何かタイトルも印象的なんですけれども。
私はゴッホが大好きで彼に影響を受けました。
彼の「タンギー爺さん」という絵をモチーフにしたキルトです。
そしてエミリさんあちらにいるかわいらしい鳥にもご注目下さい。
だいぶですね視線を感じておりました。
「見られてるな」という。
表情がまた何とも言えませんね。
絶妙ですけども。
この鳥さんたちは?「ボテボテ鳥」と言います。
作った人に顔が何となく似るのが面白いところですよね。
へ〜。
ねっ何かちょっとずつ表情も違いますもんね。
そうなんです。
これも見てるだけで楽しいですよね。
ホントですよねどの作品もユニークさが含まれてますけどこだわりはあるんですか?そうですね…。
ついクスクスッと笑ってしまうような楽しい作品作りをしていきたいと思っています。
このように楽しい作品を作っていらっしゃる阪本さんですけれども来年の「東京国際キルトフェスティバル」では何と「パートナーシップキルト」の担当をされるという事で。
そうです。
ホントに毎年テーマに合わせていろんな方の作品を私たちも楽しみにしているんですけども。
それがこう集まって大きなものになるとまた…。
見応えありますよね。
圧巻ですよね。
では皆さんお待ちかねのテーマをご紹介したいと思います。
今年のテーマ何でしょうね?それがこちら。
「スイーツ」です。
でも「スイーツ」って言ってもいろんなものが?そうなんですよ。
結構ありますね。
「スイーツ」って聞くとついお菓子デザートなんかを思いがちですけれども「かわいらしい」という「スイート」の意味もありますよね。
そうですね女の人が好きなかわいらしいものも含めて「スイーツ」というテーマでキルトのデザインを作りたいと思いました。
ただ見た目がかわいらしいものだけにもこだわらなくてもいいという事なんですよね?そうです「昔の甘い思い出」とか「幸せな思い出」なんかでもいいです。
スイートメモリー。
そうです。
私自身決してスイーツな人間じゃないんですけれどもそれでもやっぱり昔の大切な人との心が温かくなるような思い出なんかそういったものをデザインにして頂けたらと思います。
今回の作品の中には大きく分けて2つの方法があるんですよね?1つは「アップリケ」として作る方法ともう1つは布どうしを縫い合わせる「ピースワーク」です。
まずはそのアップリケをしたキルトトップをこちらにご用意致しました。
いろいろありますけれどもアップリケする時のポイントはどんなところでしょうか?「カーブ」なんです。
アップリケのデザインというのは案外カーブしているパーツが多いんです。
リボンのカーブの部分でありますとかこういったケーキのこういう丸い部分なんかもあります。
これがかわいらしさのポイントでもありますけどここをきれいにカーブを出してやっていくっていうのがホント難しかったですよね。
そうですよね。
そういった時にはこういったアップリケ用の仮接着用シートというのを使うと便利です。
これはどんなふうに使うんですか?この紙を型紙どおりに写して切り取ります。
それをアップリケしたい布の裏面にアイロンで接着して縫い代の部分を縫いまして糸を引くと紙の形に沿って布を折る事ができるんです。
そうするときれいなカーブになるのでどなたでも簡単にカーブを作る事ができます。
何で今まで出会ってなかったんでしょうか。
こんな便利なものがあった訳ですね。
そうなんです。
初めての方にも強い味方ですね。
そうです。
あとはこういったフェルトの部分がポイントになるんですよね?今は台のところですけれども。
こういう細かいカーブを切る時には図案の写し方がポイントになります。
いろんなポイントがまだまだあるようですね。
そうですね。
ではこのリボンとケーキの作り方のVTRを見ていきたいと思うんですが今回から大事なポイントの部分でこちらのワンちゃんが出てきますので注目してご覧下さい。
ワン!材料は…。
セロハン紙に図案を写し布との間に手芸用複写紙を挟みます。
書けなくなったペンなどで図案をなぞって下さい。
土台布に図案が写せました。
ワン!アップリケ用の布を裁つ時はこの「アップリケ用仮接着シート」を使うと便利です。
まずシートにリボンの図案を写しカットしておきます。
型紙に印を入れておくと向きを間違えにくいです。
アップリケ用の布の裏面にシートのツルツルした面を下にしてアイロンで接着します。
ドライアイロンがいいです。
縫い代をつけてカットします。
カーブの外側は多め内側は少なめの縫い代です。
縫い代の中央をぐし縫いで縫います。
この時もしシートが剥がれてしまったら縫い終わったあとにアイロンをもう一度かけて下さい。
端まで縫い終えたら糸を引いて縫い代を内側に倒します。
これできれいなカーブが自然にできます。
あとはアイロンで整えて下さい。
内側のカーブのきついところは切り込みを入れておきます。
アイロンで内側に倒します。
反対のパーツも同様にします。
中心のパーツはぐし縫いをして引っ張ります。
リボンの下の部分は内側のみに切り込みを入れておきます。
外側はシートに沿ってアイロンをかけます。
アップリケ用仮接着シートを先のとがったものなどで剥がします。
土台布に描いた刺しゅうの位置に待ち針で留めます。
カーブ部分を「奥たてまつり」でまつります。
アップリケ布から出た針が土台布にまっすぐ入るように縫い目が斜めにならないように縫うときれいに縫えます。
内側も同様にまつります。
アップリケ布が重なる部分はまつらなくても大丈夫です。
反対側も同様にまつります。
下のリボンをまつります。
最後に中心部分のパーツを重ねて周りを全部奥たてまつりでまつります。
これでリボンの完成です。
材料は…。
表から見たところです。
ケーキ部分はこのように裁って下さい。
表から見たところです。
フェルトで作ります。
シートに図案を写します。
それをフェルトの上に重ねアイロンで接着します。
ワン!いちごはシートを使ってぐし縫いし縫い代を内側に倒します。
ヘタはフリルと同様にします。
重なる部分はまつらないでおきます。
レースペーパーのフリルは図案の中心辺りに置きます。
縫い代の部分をぐし縫いで縫い止めます。
図案を確認しながらお皿を重ねて周りをまつります。
隠れて見えなくなってしまった図案をもう一度描きます。
図案を参照にスポンジ部分いちご部分生クリームと下から順番に重ねてまつります。
最後にいちごとヘタを付けてケーキの完成です。
外側のところももちろんでしたけど細かいカーブってホントに難しくてなかなかきれいにできなくて私なんかも「がたがた」ってなっちゃってたんですけどあれぐし縫いしてキュッと引っ張るだけで圧巻ですねあれ。
そうです簡単です。
すごい気持ちよかったです。
アップリケのほかの作品でポイントはありますか?下のパーツから重ねていくので順番が大切ですね。
なるほど。
なるほど。
続いてはこちらの「ピースワーク」をするタイプです。
これもいろんなのありますね。
ここでのポイントはどうなりますか?これも縫い合わせる順番が大事なんですけれども。
それと裏を見ると分かるんですが縫い代を倒す方向も大切です。
これがきれいに倒されてるので表に返した時にぼこぼこっとならずに?そうです。
こういうふうに矢車のようになるように倒します。
この辺のポイントを押さえながら…。
そうですね続いてのVTR見て頂きます。
こちらの「みつばちの巣」です。
みつばちの刺しゅうも合わせてご覧下さい。
材料は…。
作った型紙をピース用の布の裏に載せて鉛筆などで輪郭を写します。
最初に角に印をつけておくと描きやすいと思います。
1cmの縫い代をつけてカットします。
それぞれの形のピースを作りそのピースを並べます。
並べた状態のままピースワークをしていきます。
1列めの端から2枚取り中表に合わせ待ち針で留めます。
印位置から針を入れ1針返し縫いをします。
縫い始めと縫い終わりは必ず1針返します。
ここから印に沿ってぐし縫いをします。
デザインの外側にくる部分は印の1針先まで縫います。
縫い終わったら縫い目の位置より少し深く折り爪で押して広げて折り目を指の腹で整えます。
これで2つのピースがつながりました。
ワン!ここでポイントとなるのが縫い代を倒す方向です。
全て一方方向に倒すようにしましょう。
4列のブロックができました。
列をつなぎ合わせていきます。
指でなぞった部分を縫い合わせます。
中表に合わせて待ち針で留めます。
1針返し縫いをしぐし縫いで縫います。
印の端まで来たら返し縫いをします。
次の辺を縫う時は印の角に針を入れ次のピースの角に通します。
針を通したまま布端をそろえて待ち針で留めます。
これは1回1回やるよりも逆にこの方がきれいに?そうです。
角がゆるまなくてずれにくくなります。
ここでは返し縫いはせずにそのまま縫い進めます。
角まで来たら返し縫いをして下さい。
この要領で1列めと2列めをつなぎます。
余分な縫い代はカットして大丈夫ですけれどもアイロンはかけずそのままにしておきます。
表から見たところです。
全てつながるとこのようになります。
表から見たところです。
ワン!ワン!全てつなげたら縫い代を倒します。
このパターンは縫い代がたくさん重なるので重なってる中心が風車のように倒れるときれいに仕上がります。
縫い代がはみ出している部分ははさみでカットして下さい。
これで土台布ができました。
みつばちの図案を写したら胴の芯となるフェルトを3つの大きさにカットします。
小さいフェルトから胴の中心にたてまつりでまつります。
中大と順番にまつって重ねます。
この芯があるとはちの胴がふっくらとした刺しゅうの仕上がりになります。
芯の上にサテン・ステッチを刺します。
刺しゅう糸3本どりでまず中心を刺します。
中心から左側の面を隙間なく刺し埋めていきます。
丁寧に隙間なく平行にステッチが並ぶように刺していきます。
この時に針を布に対して垂直に刺すときれいに刺す事ができます。
左側半分が刺せました。
中心に戻って右側も同様に刺し進めます。
目をフレンチノットで刺します。
6本どりの刺しゅう糸を通し針に3回巻きつけて糸を出した根元の少し隣に針先を刺します。
針を抜くと玉留めのようなぱっちりした目ができます。
3本どりの刺しゅう糸に戻し胴のしまを刺します。
一番後ろに戻ってから前へ針を出して進んでいくステッチです。
1針先に針を出し1針分戻ります。
フェルトの部分は3枚重なっていて厚いので1針ずつ針を出し入れして下さい。
この時も針先を垂直に布に刺すようにするときれいに刺す事ができます。
羽と針模様も同様にバック・ステッチで刺して下さい。
これで「みつばちの巣」の完成です。
あの…図柄ももちろんですけど「布選び」というのもすごくポイントであり楽しみな部分でもありますよね?そうですね明るくてかわいい布だけじゃなくって大人っぽい柄なんかも混ぜると楽しさが増しますね。
選ぶのが難しそうですけども作品でフェルトを使ってるものもありますよね?その場合は?フェルトを使うと子供っぽくなりがちなんですけれども使っている木綿布との色のトーンを合わせたフェルトを選んで頂くと失敗がないと思います。
大人な仕上がりにも。
そうです。
メリハリつけて布を選ぶ事がまたポイントになる訳ですね。
切っちゃう前重ねてみてやってみると失敗ないですかね?そうです縫っちゃうと大変ですから。
甘いからって明るい色だけとかそういうものではないんですね?そうです。
勉強になりました。
今回は阪本さんが教えていらっしゃる生徒さんの作品をスタジオにお持ち頂きました。
見ていきましょうか。
はいこちらです。
たくさんあるんですよ。
わ〜。
これも何だか楽しい感じですけども。
これも「スイーツ」というテーマで?そうです今回初めてキルトのデザインをした方も多かったんですけれども例えば「甘い蜜に群がるちょう」だったりですとか。
吸ってますね。
うっとり吸ってる…。
「うっとり」表情が…。
超おいしいんでしょうねでも。
うまい。
働き者のアリがいるかと思ったら…。
カップケーキを運んでるこのね…またかわいいですけれども。
そうすると人のアリが運んでるビスケットをかじってるちゃっかり者のアリがいたりなんかして。
この人相当疲れてますからね。
汗かきながら。
おいしいところを持ってっちゃうアリさん。
ひどいですよね。
でも先生の教え子さんだけあって皆さん個性が…。
個性豊かです。
発揮されてますよね。
この辺は「スイーツ」って言ったりすると何となく想像つくんですけど。
そうですね。
この辺とかまた雰囲気変わるんですね?「昔の甘い思い出に浸りながら紅茶で一息つくマダム」。
お紅茶ですねこれは。
何を思い浮かべてるんですかね?でもこのお隣はちょっと現在進行形な感じしますよね。
「甘い思いに浸る乙女」っていう感じですよね。
恋に悩んでいる少女の表情という。
甘い思いをお届けしてくれる乙女も隣にいる訳ですね。
隣ですねその隣が。
「うっふん」な。
「夏の甘い思い出」ですね。
ちょっと大人の香りがしてくる作品までホントにいろいろありますね。
あとね動物を描かれてる方もたくさんいるんですけども。
この猫ちゃんのお尻のぷりっとしたフォルムとかホントにかわいらしいですし。
やっぱり1つの同じテーマでも皆さんいろんなものを考えられて作品にされるって楽しいですよね?そうです。
皆さんがそれぞれいろいろ思われる甘いスイートなテーマに想像を膨らませてみて作品を作って頂きたいと思います。
その中での布選びというのもまた楽しそうですよね。
そうですね。
阪本さんもやはり「パートナーシップキルト」に寄せる思いは強いですか?そうですねどんな作品が来るのかホントに楽しみです。
またあれが1個1個もかわいいんですけども大っきなタペストリーになった時に…。
なるとね。
1つになった時のハーモニーがまたどんなふうになるのかって楽しみですよね。
またその中に「自分のがある」って見つけた時の喜びったらないですよね。
「自分のを見つけた時」というとエミリさんだったら今回のテーマで何にされます?どうでしょうか?でももちろん甘いおいしいものもありますけどうちのスイートベイビーズのワンちゃんと過ごすスイートな時間とかね。
え〜どういうふうになるんですか?それは。
ただそれが上手に作れるかどうかは別ですけど。
「食べ物かな?」とか「自分の好きなものかな?」とかあと好きな時間とか場所とかいろんなものに思いを巡らすと楽しいですね。
「期限までに間に合うかな?」ってなってきました私。
是非大勢の方にご参加頂きたいんですけれども応募するにはいくつか注意があります。
作品をお送り頂くにはサイズが大事でして…。
作品はつなぎ合わせてからキルティングをしますのでこのように裏布やキルト綿はつけずにお送り下さい。
表側の縫い代部分に油性のペンでお名前をお書き下さい。
詳しくは番組のホームページをご覧下さい。
たくさんのご応募お待ちしております。
では阪本さん最後に「キルトに挑戦したい」という視聴者の方へメッセージをお願いします。
20cmぐらいの布があれば作る事のできる作品ですので気負わずに是非どんどんご応募頂きたいと思います。
阪本さん今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
今回ご紹介しました「『スイーツ』モチーフのキルト」はテキスト6月号に詳しく掲載されていますので是非参考になさって下さい。
表紙はこちら。
放送のラインナップも載っています。
番組のホームページも充実しています。
是非アクセスしてみて下さい。
今日ご紹介した「パートナーシップキルト」は来年1月東京ドームで開催予定の「東京国際キルトフェスティバル」に展示されます。
是非ご覧下さい。
2014/08/21(木) 21:30〜21:55
NHKEテレ1大阪
すてきにハンドメイド「カーブで描く“スイーツ”モチーフのキルト」[字]
キルト作家の阪本あかねさんが、甘いお菓子や、女性が好きな可愛いものを集め20cm四方のキルトトップに仕立てる。カーブのあるアップリケを上手に仕上げる方法も伝授。
詳細情報
番組内容
キルト作家の阪本あかねさんが、楽しいキルトの作品を紹介する。毎年恒例の「東京国際キルトフェスティバル」。2015年の「パートナーシップキルト」のテーマは、「スイーツ」。甘いお菓子や、女性が好きな可愛いものを集めて20cm四方のキルトトップに仕立てる。布選びやカーブのあるアップリケを上手に仕上げる方法も指南。キルトがはじめての方もぜひ挑戦して!
出演者
【ゲスト】中山エミリ,【講師】キルト作家…阪本あかね,【司会】吉井歌奈子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – ファッション
趣味/教育 – 園芸・ペット・手芸
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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