報道品質セミナーのご案内

2014年8月29日カテゴリー:

第4回報道品質セミナーの開催が決まりました。元日本経済新聞編集委員でジャーナリストの牧野洋さんをお招きし、「徹底検証!『吉田調書』報道はスクープか誤報か」をテーマに開催します。

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■第4回 報道品質セミナー ~徹底討論!「吉田調書」報道はスクープか誤報か~

ゲスト講師は元日経新聞編集委員の牧野洋さん。米国コロンビア大ジャーナリズムスクールを卒業、米国での滞在歴も長く、日米欧のジャーナリズムに大変詳しく、著書『官報複合体』(講談社)などで報道倫理にかかわる数々の斬新な問題提起をされてきました。

今年5月20日、朝日新聞は、福島第一原発の吉田昌郎所長(当時)の政府事故調査委員会によるヒアリング結果いわゆる「吉田調書」を入手、「吉田所長の命令に違反し東電所員の9割が福島第二原発に撤退した」と報じました。この一連の報道を素材に、そもそもスクープとは何か、誤報とは何か、一次資料は全部開示すべきか、といった報道の根本問題について、牧野さんとじっくり議論します。政府も近く「吉田調書」を公開する方針を決定しました。当日はメディア関係者も多数参加することが見込まれ、「吉田調書」(日本報道検証機構も情報公開請求中)を踏まえて徹底討論する予定です。

  • 日時: 2014年9月15日(月・祝)14:00~17:40
  • 場所: スマートニュース株式会社オフィス(東京都渋谷区桜丘町8-9 メイセイビルディング2F)
  • 定員: 50名
  • 参加費: 3000円、学割1500円 (※当機構の一般会員の方は無料入会申込みはこちらからお願いします。非会員の方も参加できます。)
  • 申込:  お申し込みフォームからお願いいたします。定員に達した場合は受付を締め切りますので、ご了承ください。
  • 主催: 一般社団法人日本報道検証機構
  1. 企画趣旨の説明 〜「吉田調書」報道とは何か〜(楊井代表)
  2. トークセッション(牧野洋講師、楊井代表)
  3. ディスカッションの説明
  4. グループディスカッション(参加者全員)
  5. 全体ディスカッション(参加者全員)
  6. 懇親会(別料金)

《取り上げる予定の記事》

吉田調書特集フクシマ・フィフティーの真相」(朝日新聞デジタル・有料版)

朝日新聞2014年5月20日付朝刊1面

朝日新聞2014年5月20日付朝刊1面

 

【お願い】チラシ配布・設置にご協力いただける方は、「お名前」「連絡先」「送付先住所」「希望部数」「配布/設置場所・方法」について、メールフォームからご連絡ください。お願いする場合は、無料(送料は当機構負担)で配送いたします。


◇過去の報道品質セミナー

第1回報道品質セミナー(2013年3月17日)
特別ゲスト:下村健一さん テーマ:首相官邸で働いて初めてわかったこと
第2回報道品質セミナー(2013年7月28日)
特別ゲスト:堀潤さん テーマ:今こそ求められるオープンジャーナリズム
第3回報道品質セミナー(2014年3月16日)
特別ゲスト:江川紹子さん テーマ:えん罪を生む「事件報道」の見極め方

(2014/8/14掲載、8/29更新)