先生おっしゃったとおり「うま煮」になってますわありがとうございますよかったサッパリとした夏にはふさわしいう〜ん爽やかな煮物ですねはいありがとうございました当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫「ワイド!スクランブル」です。
タイで日本人男性が代理出産で生ませたとみられる多数の子どもが保護された問題でこの男性がタイ警察に上申書を提出しました。
そこには責任を持って育てると書かれていました。
≫タイで多数の乳幼児が保護された問題。
きのう、タイ国家警察が会見を行い乳幼児らの父親とされる日本人男性に出頭を促した。
一方、この日本人男性は今週月曜日タイ国家警察に上申書を提出。
その中に記載されていた言葉。
それは…。
≫タイで保護された12人の乳幼児とDNAが一致したという日本人男性。
今後、事情聴取に応じることはあるのだろうか。
≫しかし、日本人男性の代理人は早期の聴取には否定的な見方を示した。
これまでにわかっているだけで子どもは少なくとも16人。
なぜこれほど多くの子どもを生ませたのか。
代理母を紹介した団体の代表はこう証言する。
≫500人から1000人の依頼人を抱えているというこの団体。
しかし、これまでこのような依頼を受けたことは一度もないという。
≫一方、このような日本人男性の言動について臨床心理士の矢幡氏は…。
≫また、代理出産の問題に詳しい白井准教授は子どもたちの将来についてこう懸念を示す。
≫一方、1000人ともいわれる子どもを持とうとしたとされる日本人男性は子どもの将来についてどう考えているのか。
≫タイ警察に上申書は提出したんですがまだタイ警察も話は直接聞くことはできていないということです。
スタジオには臨床心理士の矢幡洋さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫まず今回のことおさらいしておきます。
こちらご覧ください。
タイで保護された12人の乳幼児。
これは24歳の日本人男性だとDNAで一致したということがわかっています。
さらにカンボジアへ出国したという4人が代理出産をこの日本人男性が頼んでいたとみられているわけです。
こういったことに関して警察に、今大下さんからあった上申書を提出したということなんですがその上申書には、責任を持って子どもを育てますというふうに記載されてあったというわけなんです。
では、その責任というものはどういうものなのか検証していきましょう。
まず、壮大な代理出産の計画があったということなんです。
代理母を紹介した団体の代表は男性の希望内容というものはこういうものだったと言っているんです。
まず1つ目がこうでした。
死ぬまでに毎年10人から15人の赤ちゃんが欲しいんだと。
さらに、自宅で精子を冷凍保存する機械が欲しいんだということも言ってもいたということなんですね。
こういうことに関してVTRにも出ていただきました生殖医療に詳しい静岡大学の白井さんはこういうふうにおっしゃっています。
親になる覚悟が薄いということなんです。
≫矢幡さんはこの男性の考え方をどう思いますか?≫やたらと人数が出てくるんですよね。
男の子が欲しい、女の子が欲しいまだそういう言葉があるとまだわかる部分もあるんですけれどこう数だけ並べなれると人間というものを数で捉えているのかなというようなそんな感じが出てきます。
これだけ実際に考えるだけじゃなくて実行しちゃうというあたりも確かに一方で大胆な実行力はあるなという点でびっくりしちゃうところもあるんですけれどもしかし、どうもそのあとのこの子どもたちに対してどうするのかということについて頭数ばっかり、これだけ欲しいこれだけ欲しいということばっかり言っていて自分のほうの情はどうなんだろう。
何かしらの情の部分で欠けたものはないかなという感じがします。
≫中野さんは?≫やっぱり矢幡先生がおっしゃったように情の部分というのがこの人、希薄のような感じがしますよね。
20世紀の科学的な遺伝子にすべて書かれていてお金があれば、遺伝子にすべて書かれている部分で理論的に子どもを作ることができるんだといったような人間をすごく機会のように捉えている人なのかなという感じがしますね。
≫そして多くの子どもを望む理由ということに関して男性の元弁護士はこういうふうに言っています。
財産を管理するためなんだと。
ちなみに、タイは相続税・贈与税というものがありません。
この辺り詳しいところはわからないんですが子どもがたくさんいたほうが男性にとって都合がいいのかもしれないということです。
さらに代理母を紹介した団体の代表はこのように言っています。
この男性は、世の中のためにたくさんの子どもを作って命を生み出すことが自分にとっての哲学なんだと言っていましたと。
これに関して矢幡さんはこのようにおっしゃっています。
自己愛と偏った自信。
矢幡さんこれはどのようなことなんでしょうか。
≫元弁護士に対して財産を管理するためだと言っているんですよね。
これとちょっと、団体に対して発言していることが違いすぎるんです。
いきなり団体に関しての発言に関して言うと世の中のため自分の哲学、何かいきなり壮大なかっこいい言葉が出てくるわけです。
こういうのを見ますと何かこの人物は格好つけているのではないかと。
本当は財産対策とかそういうのがどこかにあるかもしれないけれどもそういうのを言わないで哲学だとか何とかですねそういうちょっときれいなことを言いたがっているという部分にどうもこの人物かっこよく思われたいみたいなそういう自己愛の部分を私は感じます。
≫子どもを作る、命を生み出すもちろん大切ですけど末延さんやっぱり育てることが一番大変なことですよね。
その先ですもんね。
≫私も9年ぐらい大学の教員続けてきましたがやっぱり人間が成長していく過程で自分の環境とか自分そのものが何なんだというこのアイデンティティ−。
そういうものを確認しながら悩みながら生きていくんですよ。
そういう人生の壮大な時間を考えるとこういう形で大人になりきれなかったのが恐らくこの男性だと思うんですが生み出してしまった子どもたちの先っていうことを考えるととても説明なしではプライバシーあるかもしれないけれどもちょっとそれは違うだろうというある種の怒りみたいなものを生命倫理が進めば進むほどこの問題をやっぱり考えざるを得ないですよね。
≫まさにその子どもを育てるという部分に関してですが日本人男性が子どもとどのように接していたのかこちらのVTRご覧ください。
≫代理出産をしたという21歳のタイ人女性によると渦中の日本人男性は生まれてきた子どもに強い関心を示したという。
さらに、日本人男性が通っていたという飲食店のオーナーは…。
≫男性は店内で子煩悩な姿を見せていたという。
≫代理出産で1000人もの子どもを持とうとしたとも言われる24歳の日本人男性。
果たして、その深層心理とは。
≫日本人男性がどのように子どもと接していたのかということに関して代理出産をした女性はこのように言っています。
まず男性は出産に立ち会いましたと。
出産後は喜んで興奮していたという様子がわかりました。
さらに、飲食店のオーナーですね。
男性を知る人は子どもと一緒に歌ったり愛情を注いでいるという様子がありましたよというふうに言っているんですがこういったことに関して矢幡さんはこのようにおっしゃっています。
根底に後ろめたさがあると。
これ、後ろめたさというのはどういうことなんでしょうか。
≫やっぱりワンシーンだけではちょっと判断できないんですよね。
それは、この子どもが生まれたっていうときだってもしかしたら、自分の子…たくらみがうまくいったと人間いたずらがうまくいった時だってこれは、はしゃぎますからそれだけでは愛情なのかどうかちょっと私わからないと思うんです。
そして人間の心理として特に後ろめたいものがあるとそれを隠そうとして逆の態度を強調するというそういう傾向があるんですよね。
ですから、あちこちである程度好印象は与えているようですけどこれは逆にもしかしたら何か後ろめたさを感じてそれをカモフラージュしようとしていいお父さんを強調していたのかなという疑いが残ってしまうんです。
≫子どもがたくさんいると一人ひとりに対してこういう対応ができるかというのもありますけどね。
そして、子どもの養育環境なんですけれども現在までは、これまでは9人の子どもに対して9人のベビーシッター。
1対1だったんですね。
それを統括する日本人女性がいました。
そして、これからなんですが元弁護士は子ども名義でまず土地を購入していると。
ここですね、男性に何かあっても子どもは生き残れるというふうなことを言っているんですがこれに対して白井さんは、こちらです。
子どもは1人で幸せにはなれない。
家庭環境、色々ものじゃなくて心の部分も大事なのではないかと言っているんですね。
≫すでに12人のタイの子どもたちは現在、乳児院に預けられて離れ離れになっているわけですよね。
今後、環境というのはこれでよろしいと思われますか?≫これでは父親は不在も同じなんですよね。
それでいいのかということもありますし基本的にどうもこの男性の発想というのがものさえあればいいだろうと。
父親という自分の存在というものの子どもにとっての大事さというものをどうも認識が欠けているのではないかなという気がします。
≫そして、男性が果たすべきこれからの責任ということでお二人、伺ったところ同じでした。
こうです。
子どもの立場に立って養育を続けることなんだと。
≫自己肯定感が持てるようにと先ほど白井さんの話にありましたが矢幡さん、本当子どもの立場が置き去りにならないようにしてほしいですよね。
≫そうですよね。
例えばこれお子さんが育てられたときにひと目でいいから実際の血のつながったお母さんに会ってみたいとそういうことを何人ものお子さんが言い出すときにどう対応するかとかそういうことまで考えているのか。
それを考えますとどうも子どもさんが今後どんな思いを持ちながら育っていくのかということは考えていなくてただ物がそろえてあるからいいだろうという考えしか今のところ見えてこないという印象です。
≫確かにひと様の家庭の話ではあるんですが中野さん、幸せに赤ちゃんが育ってほしいなと。
愛情を持って育って欲しいですね。
≫どんなふうに生まれたというところに関わらず親の愛情を感じられるような育て方をして欲しいなと願いますね。
≫あと1つ不思議なのがおじいちゃん、おばあちゃん24歳の。
人育てるのって簡単なことじゃないんだよみたいなそういう会話とかあったのかなって…。
≫やっぱり、関係者の方は説明をしないと社会通念から見るとやっぱり異常な状況にあるということをわかって欲しいと思います。
≫矢幡さんありがとうございました。
続いては報道フロアから平石さん。
≫お伝えします。
広島市で起きた土砂災害では現在39人が死亡7人が行方不明になっています。
天皇・皇后両陛下はあすから予定されていた軽井沢での静養を軽井沢での静養を取りやめることになりました。
土石流などで多くの建物が流された広島市安佐南区八木では今朝から重機が入り陸上自衛隊や消防などが行方不明者の捜索を続けています。
警察によりますとこれまでに39人が死亡し7人が行方不明になっています。
新たに戸川さん立川洋二さんタナカ・カズコさんの死亡が確認されています。
また、天皇・皇后両陛下は1日たった今も捜索活動は続いていることを受けてあすから予定されていた軽井沢での静養を2014/08/21(木) 12:44〜13:05
ABCテレビ1
ワイド!スクランブル 第2部[字]
大下容子アナが、最新ニュースから気になる生活情報まで、わかりやすく丁寧にお伝えします。“大事なポイント”は見逃しません!
詳細情報
◇出演者
【司会】
大下容子ほか
◇おしらせ
☆番組HP
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※放送内容が変更になる場合があります、予めご了承ください。
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ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
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