第96回全国高校野球選手権大会[SS] 第11日 第1試合 第2試合 2014.08.21

やや曇り空の大会11日目、甲子園です。
山下剛です。
今日は4試合が行われます。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
雨に悩まされたいよいよベスト8に向けて、今日ベスト8が出そろう1日になります。
富山商業対日本文理です。
大会第11日第1試合、富山商業、日本文理。
注目のエースの対決が始まります。
元石川星稜高校監督の山下智茂さんを放送席にお招きして、実況ABC、山下剛でお送りしてまいります。
富山商業、日本文理、共に北信越の強豪の対決。
決勝の再戦ということになります。
早速ゲームが始まります。
日本文理の飯塚君、富山商業の森田君、左右の今大会を代表するエースの対決ですね。
特に森田君が甲子園に来て、めきめきと力をつけていますよね。
左のナンバー1投手といっていいんじゃないでしょうか。
まずマウンドに上がっているのは、日本文理先発ピッチャー、飯塚。
今大会、飯塚もピッチャーとしてバッターとして、注目。
今大会2試合連続完投です。
当たっています。
デッドボールでノーアウト、ランナー1塁です。
定刻どおり、8時ちょうどにプレーボールがかかったという大会11日の第1試合。
今日でベスト8で出そろうということになります。
この富山商業、日本文理は、春の春季北信越大会で対戦している、再戦になるんですね。
その時は、両エースとも投げてないんですよね。
そういう意味では参考にならないんじゃないかと思います。
富山商業は1回戦、2回戦、それぞれ犠打3つ。
地方大会でも着実に犠打を絡めてきます。
盗塁というのが、地方大会を通じて、1つしかありません。
どんなピッチャーですか。
右の本格派ですよね。
背が高くて、185センチ、76キロという、立派な体格をしています。
まずは単純に送るというのではなくて、こういう動きも見せてきます。
ちょっと抜けていますか。
いつも両サイドに丁寧に投げるピッチャーなんですが、本格派のピッチャーというのは、立ち上がりが不安なところがありますからね。
ボール球を打っていきました。
まだ曇り空の甲子園です。
この両チーム、共通項がたくさんあって、ここまで1回、2回を戦ってくる中で、共にエースが2試合連続完投。
共に両チーム2試合ともノーエラー。
共に2試合ずつ、いずれも3点差以内の接戦を制して、この3回戦まで勝ち上がっています。
なかなか期待したいですね。
三振ダブルプレー。
にこやかな笑顔を見せました。
キャッチャー、鎌倉です。
いい球を投げましたね。
ノーアウト1塁が、一気に2アウト、ランナーなしに。
こういう、いいプレーが出ると、いいボールが来ました。
ここもボールが抜けてしまいました。
坂本が、またデッドボール、この回、2つ目のデッドボールです。
飯塚君としては、珍しいですね。
もともと、ちょっとコントロール面で不安があった去年まで、それをしっかり冬の練習で鍛えて、今大会の非常に四死球が少なかった。
マウンドの中央にエースの森田駿哉、2試合連続完投です。
チームを率います前崎秀和監督。
日本文理の攻撃は1番、星です。
この甲子園でホームランも打っています。
今日の放送席のお客様は石川星稜高校元監督、山下智茂さん。
富山商業も日本文理も同じ北信越エリアということで、よく両チームのことをご存じです。
春夏25回甲子園の経験をお持ちの山下さんのお話でお送りします。
ストレートを中心にスライダー、スライダーが武器ですね。
甲子園に来て、このスライダーが、めきめきと力をつけていますよね。
お互いに注目の両ピッチャーが、先頭バッターを四死球で出し合う、そんなスタートになりました。
日本文理は、非常に打力が光るチームですよね。
粘り強いバッティングをしますよね。
今大会も2試合戦って、犠打は2つ。
いずれも1回戦、2回戦、黒台が1つずつ決めています。
1塁、2塁からの送りバントです。
それほどまでに犠打が少ない、積極的に打ってくるチームが、1回ノーアウトで、まず犠打。
大井監督のどんな気持ちをあらわしているんでしょうか。
森田君がいいピッチャーということで、まず1点を先行しようという作戦じゃないでしょうか。
今日も打ち勝つ野球をしたいんですと、話していました。
大井監督です。
日本文理は1番、星、3番、小太刀、9番の飯塚と、左バッターが3人いるんですが、左バッターはやっぱりスライダー警戒という声が多かったですよね。
全体的に左寄りの守備位置を外野はとっています。
このアウトコースのスライダーが本当に曲がりますよね。
相手は振っちゃいけないボールを振っていた、それが今のスライダーだということでした。
数字もごらんいただきましたが、きっちりと低めにボールが集まれば、ヒットは打たれていない。
森田は、今大会甲子園で2試合投げて、10安打、長打なし。
2試合18イニング、19奪三振。
被安打10のうち、全てがシングルヒット。
すばらしい数字ですよね。
スライダー警戒の余り、甘いスライダーを見送ってしまった小太刀。
インコースから入ってきましたのでね。
バッターとしては、アウトコースをねらっていたんじゃないかなと思いますけど。
2アウト、ランナー2塁です。
森田君もピッチング、すばらしいんですけど、キャッチャーの富川君のリードが今年に入って、すごくよくなりましたね。
森田はよくなってくると、自然と笑顔が出てくるんですと、話します、キャッチャーの富川です。
森田投手も少し立ち上がり、ボール先行。
そんな場面が多くなっています。
池田君が当たっていましたから、ちょっと警戒したんじゃないでしょうか。
2アウトですが、ランナーは1塁2塁となっています。
バッターボックスに小林。
1回戦は先発だったんですが、2回戦はスタメンを外れました。
そして今日スタメンに復帰です。
非常に長打力が持ち味というバッターです。
富山商業のキャッチャー、富川君に話を聞いたんですが、右バッターのポイントは内、外に散らすこと。
チェンジアップ投げるんですかと聞きますと、にやっと笑いました。
徹底的に外を攻めています。
スライダーは右バッターにとって入ってくるボール。
チェンジアップは外に抜けるような感じですね。
注目のピッチャー対決、日本文理の先発ピッチャーは、もちろんエースの飯塚悟史です。
両チーム通じて初めてのヒットが出ました。
先頭バッターがヒットで出塁しました。
しっかりととらえた、いい当たりでした。
1塁ランナーのリードが大きかったんですが、ファーストに誰もカバーに入れませんでした。
1回には、三振ゲッツーという嫌な流れもありましたから。
何とかスコアリングポジションに送りたいところではありますが、追い込まれて、スリーバント行きますか。
行くでしょうね。
犠牲バントですから、ランナーは走ってはいけないですよね。
確実に転がすことですよね。
富山商業、チームを率いますのは、前崎秀和監督。
まだ若い、37歳という青年監督です。
富山商業7番バッター、岩瀬がバッターボックス。
甲子園に来て8の4と、当たっています。
1回戦では、先制タイムリーを、2回戦では、大きなタイムリーを打ったという岩瀬。
守備は本当に両チーム鍛えられています。
放送席のお話、石川星稜高校元監督山下智茂さん、実況山下剛で、2人でお送りしています。
第1試合の試合前取材にもご同行いただきまして、両監督、表情、チームの雰囲気、どうごらんになりましたか。
日本文理の監督さんは、ベテランらしく落ち着いて、しっかりと対応していましたね。
前崎さんも若いんですけど、いい顔をしていましたね。
いい顔というのは。
目の輝きですよね。
ここまで2勝したという、そういう自信ですかね。
それが目に出ていましたね。
実際に注目ピッチャーの、森田、日本文理の飯塚。
お互いにランナーは出しているんですが、要所要所ですばらしいなというところを見せています。
やはりエースですね。
かつて率いていました星稜高校、今大会でも、すばらしいプレーを見せてくれたんですが、残念ながら昨日、勝利することができず、甲子園を去りました。
その星稜高校も出ていた、春の北信越大会、決勝で戦った両チーム、山下さんもごらんいただいたということですが。
後半、打ち込まれてしまってという内容だったんですが。
打線に火がついていましたからね、日本文理は。
あの時とは、お互いにチーム状況が違いますし、自分たちも成長しているし、参考にはしませんという声がたくさん聞かれました。
チーム力が物すごく向上してきましたね。
マウンド上の森田が、1回戦完投、フォアボール1。
2回戦も完投、フォアボール2。
今日、早くも3つ目を出しています。
随所で、ほれぼれするような真っすぐが飛んできます。
今のいいボールですね。
もともと1年生、2年生のときから騒がれていたんですか。
甲子園に来てからすごく成長したピッチャーですね。
びっくりしましたけどね。
こんなにすばらしいピッチャーに成長したんだということで。
真っすぐスライダーに、右バッターにはチェンジアップも投げてきます。
これが決まるとバッターは、かなり幅広く、視線を広げなければいけなくなります。
対右左の割合なんですが。
当然、右バッターには、逃げ落ちる感じのチェンジアップが有効になりそうです。
ちょっとしたすきも見逃さず、1塁ランナーの新井がセカンドを陥れています。
記録はパスボールです。
まだヒットはないんですが、日本文理が2回裏、チャンスをつかんでいます。
大井監督は、今日も打ち勝つ野球をしますよというお話でした。
対森田、右バッターはどんなものが有効と思われますか。
高めのストレートですね。
ストレートをねらうほうがいいと思います。
インコースに行くスライダー。
これは難しいですよね。
ゾーンを高く上げる、それをセンターにねらうというほうがいいと思いますね。
今のボールですね。
森田君の攻略は、右方向に打っていこうという気持ちが出ると、負けますね。
バットがヘッドが下がりますから、どうしてもフライになるんですよね。
そういう意味では、センターに強い打球を飛ばす。
ショートの頭を越える気持ちで行けば、ライトへ行くんじゃないかと思いますね。
にやっと笑ったと聞いています、キャッチャー富川ですが、チェンジアップの割合は、かなり多そうです。
ボールをこぼして、振り逃げをねらったランナーを刺そうとまだノーヒットなんですが、日本文理がランナーを3塁に送り込んでいます。
日本文理は打線が強力だというのですけれども、守りも走塁もなかなか抜け目がない、都会的な野球をしますね。
それは新幹線ができて、関東の野球が入ってきているんですよね。
新幹線開通で。
野球が変わりましたね。
レベルアップしましたね。
お互いに交通アクセスがよくなったことで、あるいは練習試合とか。
北信越地区に、洗練された都会の野球が。
そうですね。
本人も「打つのは大好きです」と話していました。
右バッターにはチェンジアップ。
左バッターには、このスライダーが厄介です。
序盤球数は多くなっている、ピッチャーの森田。
好投手対決は、まずはピッチャーとバッターとして、飯塚が1つ勝ちました。
日本文理、きょう最初のヒットで1点を先制しました。
このバッティングはどうですか。
今スライダーが高く入りましたね。
それを飯塚君が、上から、うまくたたきましたね。
ナイスバッティングです。
マウンド上の森田投手もとにかく北信越大会で見てもいますし、マウンドにも上がっていますし、日本文理打線は、1球ミスボールがあったら、逃さず打ってくる、そういうふうに警戒をしていたんですが。
1点を取られたところで、富山商業は伝令を送ります。
椎名兄弟の双子のお兄さんが今前崎監督の言葉を伝えました。
2回裏、ゲームが動きました。
マウンド上の飯塚は、ピッチャーとしても注目なんですが、今日は、まず2回、先制のタイムリーヒット。
去年の夏、今年の春、そして今年の夏と連続して甲子園に出てきている日本文理ですが、今年が3回戦、全部で甲子園トータル、新チームはあるんですが、飯塚は、全部の試合でヒットを打っています。
バッターとしてはどうですか。
バッターとしては、最高にいいバッターだと思います。
一時4番も打っていましたからね。
神宮大会では、センターのバックスクリーンに打ちましたからね。
日本文理の飯塚が、先制のタイムリー。
気分よくマウンドに上がっています。
富山商業は下位打線から。
柳瀬が甲子園に来て、まだヒットがありません。
ちょっと本格派のピッチャーは、立ち上がりが少し難しいところがあるんだと。
両ピッチャー、お互いに立ち上がり、制球が安定しないのか、警戒心がまさっているのか、どうなんでしょうか。
ちょっと制球が安定していませんね。
自分本来のピッチングができてないですね。
3イニングス連続で先頭バッターが出ています。
ここまで1回、2回とこの先頭バッターをなかなか、きっちり送りバントという場面は見られません。
3イニングス目。
ようやく富山商業としては1アウト、ランナー2塁。
自分たちの形でチャンスをつくることができました。
8番出て、9番ピッチャーの森田が送って、1番。
流れとしてはいいですか。
理想的ですよね。
ここでどういうバッティングをするかですよね。
すきがありません。
ちょっとスパイクがひっかかって、靴ひもを直します。
対飯塚君はどういう、バッターは意識で臨めばいいですか。
ボールが角度があって、ボールが切れていますよね。
ただ、コントロールが、やや安定してませんけどね。
バッターとしては打ちづらいですよね。
逆に絞りづらくなっていますかね。
はい。
先ほどは富山商業の森田に対して、決して、それほど大きく注目されていたわけではないが、甲子園で成長したんだとお話しされましたが飯塚投手はどうでしたか。
飯塚君はもともとピッチャーとしても、バッターとしても、高い評価をしていましたので、センスがありますよね。
去年は大阪桐蔭相手に悔しい思いをしました。
4番手での登板でした。
飯塚。
今年のセンバツは、豊川高校を相手にサヨナラ負け、悔しい思いをしました。
右バッターへの理想的な軌道じゃないですか。
飯塚君はピンチになれば、どちらかというと、真剣に投げますよね。
ランナーがいないと8分ぐらいの力で投げていますからね。
それがエースでしょうね。
ここという時に抑えますからね。
飯塚君は力を抑えながらコントロールよく投げてくると。
あの投げ方を見ている限り、200球投げても疲れないんじゃないですかと。
ただ、要所でフルスロットル。
スライダーというか、カットボールというか。
これは左バッターは苦しそうですね。
ピンチになればなるほど、力を出す。
これがエース飯塚悟史。
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3回裏、1点リードの日本文理。
2番の黒台から。
大井監督が、うちは打つしかないですからとお話しになる日本文理打線。
1回戦、2回戦で、送りバントを決めている、つなぎの2番の黒台騎士。
本人に聞いてみると、僕も本当は打ちたいんですと、そんなふうに笑っていました。
ただ、本物のわき役になるんだと、自分に言い聞かせているんだそうです。
そういう2番がいるということは、心強いですよね。
チーム1人1人に役割がありますから、その役割をどうするかですよね。
今日これで早くも4つ目の三振。
淡々と投げ続けます。
キャッチャーの富川が言うには、森田は投げているうちに、笑顔が出てくると、いい感じですよと。
ちょっと笑っていますね。
2アウト。
森田としては、まずまずのゲームの入りですか。
そうですね。
警戒しまして、フォアボールが多いですけれども、それだけに日本文理の打線がいいということですね。
飯塚が、甘く行ったところは逃さないというところで、日本文理は1安打1点です。
ごらんのように大会屈指の森田君ですから、甘い球を逃さず打ちたいという話です。
時には厳しいことも言うキャプテンだそうです。
チームのみんなは、池田が打てばチームが乗るんだと話します。
前の試合では、藤嶋投手から逆転2点タイムリーを打ちました。
1点リードは日本文理なんですが、やはり森田と飯塚。
2人の注目の投げ合い。
富山商業のチームを率いますのは、前崎秀和監督。
2試合連続ノーエラー、森田の好投もありまして、2試合戦って、1失点。
これに関しては、でき過ぎというお話です。
積極的に打っていければ、勝機はあるでしょうというお話でした。
積極的に打ちに行ったんですが、ショート、ファウルフライ、1アウトです。
その前崎監督がキーマンと上げる坂本倒れました。
バッターボックスは4番の轡田。
飯塚君はスライダーとフォークボールがすばらしいです。
外の真っすぐをねらっていきたい。
フォークボールは捨てますといった話でした。
各バッターがいろんな意識を持っても、そうそう簡単に恐らくさせてくれないのが、飯塚投手のよさだとは思いますが。
球種もさながら、ボールに切れがありますからね。
日本文理も、相手の富山商業も、2試合連続ノーエラーの引きしまったゲームが続いています。
バッターボックスには加藤です。
185センチ、81キロの恵まれた体です。
4人兄弟の長男ということで、甲子園には、みんな来てくれているそうです。
ただ、話はなかなかできないそうです。
いいところで打ちたい、今日もゲーム前に話をしていました。
なかなか富山商業、自分たちのバッティングをさせてもらえません。
今日初めての三者凡退イニングをつくって、日本文理の大井道夫監督は現在72歳でいらっしゃいます。
2009年には記憶に新しいエース伊藤投手を中心とした中京大中京をぎりぎりまで追い詰めた、準優勝がありました。
今日は打ち合いになれば、勝機があるという話。
ちょっとその思いとは裏腹に、1点リードはしていますが、打ち合いという感じではありません。
今大会初めてのエラーランプが富山商業サイドに点灯しました。
うまくボールを送ったんですが、ワンバウンド送球のバウンドが変わったでしょうか。
センター前に抜けるような打球だったんですが。
とった時点ですばらしかったんですが、もう1歩でした。
攻撃の日本文理。
というイメージなんですけれども、やはり相手が森田というところで、また送りましたね。
かたいですね、今日の大井監督は。
新井は地方大会犠打なし、今大会、甲子園でも犠打なし。
この夏、初めての犠打でした。
打席にスタメン復帰の片岡に回します。
笑顔が見えています、森田駿哉です。
7番バッターの片岡に対して、ごらんの守備位置。
全体的に右寄りです。
深いですね。
これだと外野の正面でも、2塁ランナーはかえってこられるかなというところです。
それよりは長打警戒という、守る富山商業。
センターを守る富山商業、加藤君は、失礼しました、ディフェンスの話なんですけれども、森田も非常に打たせる場面は少ないという、富山商業、シングルヒットとしか、この夏はまだ許していません。
長打は、まだ打たれていない森田です。
変化球、切れます。
5つ目。
今日三振です。
得意のスライダー。
インコースに来ますからね、厳しいインコースですよね。
2アウトとなったところで、外野は前に出てきて、センターが若干右寄りに守っています。
浜風が、そこまで強くない午前中の甲子園。
今一見、甘いゾーンに見えるんですが。
低めに来たので、ちょっと鎌倉君、手が出ませんでしたね。
前回の試合でも、反撃のきっかけとなるツーベースを打ちました。
バッターボックスのキャッチャー鎌倉。
8番バッターなんですが、もともと、もっと上位。
6番バッターを打っていました。
低めの変化球に手を出さないというのは、チームとして徹底していまして、バッティング練習とか、試合のときも、低めに手を出したら、みんなが注意するそうです。
ただ、その上を森田が行きます。
ピンチを迎えましたが、森田があっという間にゲームは中盤に入っています。
大井道夫監督、2009年には準優勝の経験があります。
マウンド上、ピッチャー飯塚。
ここまでの投球内容をごらんいただいています。
1回から3回まで先頭バッターを出し続けました。
その後、しっかりと三振を含む後続を打ちとって、点を与えていません。
4回は今日初めての三者凡退でした。
放送席のお客様は石川星稜高校元監督、山下智茂さんです。
6番、富川から攻撃が始まります。
富山商業、チームを率います前崎監督が、随分念入りに攻撃が始まる前、ベンチ前でジェスチャーを交えながら、指示を与えていましたよ。
マウンド上でキックして、ボールをとめました。
大丈夫かね。
ちょっと心配です。
いい当たりではありますが、器用にとめました。
トラップです。
スパイクの底ですかね。
初めて見ました、あんなプレー。
いや、センスがあるんですね。
ちょっとそういう。
ああいうプレーはできませんよね。
選手アンケートにサッカー経験までは書いてないんですが。
何げない動きですけれども。
運動神経が、反射神経がよくなければできないですよね。
体が大きい割に、いいセンスをしているんですね。
見事なピッチング。
さらに、この回には、ちょっと球場を驚かせる足わざも出まして、2アウトになっています。
本格派ピッチャーの立ち上がりは、少し難しいことが多いんだというお話でしたが、実際に1回から3回まで先頭バッターを出し続けました。
4回、3者凡退、この5回も2アウト。
中盤から本来の飯塚君のストレート、コントロール、よくなってきましたね。
ここまで両チームともヒットは1本ずつ。
富山商業は5番、加藤に、日本文理はピッチャー、飯塚のタイムリーヒット。
1本ずつが出ています。
いずれも打たれたボールというのは、高めですかね。
はい。
これがフォークボールです。
落ちますね。
右バッターにも使っていくんですね。
かなりライトの守備位置は浅いです。
軽やかに回って、新井がボールを処理。
飯塚の好投に、内野陣、守りの動きの富山商業、森田。
日本文理、飯塚。
スコアこそ1対0ですが、野球ファンが、わくわくする、ロースコアの火花散る内容です。
静かな激戦といいますか。
そうですね。
両投手が本当に自分の持ち味を出していますからね。
タイムリーヒット。
打っても注目の飯塚がこの回先頭バッターです。
打つほうもナイスなんですと、話しました。
軽く振り抜いたように見えたんですが。
よく飛びますね。
打順トップにかえって、2年生の星です。
レギュラーメンバー唯一の2年生。
この星も1回戦でホームランを打っています。
大井監督が言っていました。
僕はね、長打がある1番バッターが好きなんですよというお話をしていました。
私も日本文理の中で、星君が一番好きです。
足、そして長打ですね。
本当にしぶといバッティングをしますからね。
いやらしいバッターですよね。
今から5年前ですから、小学6年生のときですかね、2009年の9回、追い詰めた5点の攻撃、日本文理の大反撃を見て、この学校に入りたいと思ったそうです。
正直、新潟勢が甲子園で優勝なんてことはできないと思っていたと。
でも、2009年を見て、日本文理ならできると思って、この学校を志したそうです。
小学生のときに、そう思っていたそうです。
夢かない、甲子園に出て、そしてチャンスをつかんでいるという星兼太、2年生。
飯塚のナイスピッチングもありますが、日本文理としても追加点は、この展開、いくらでも欲しいところですよね。
反対に森田君としては、ここで点はやってはいけないですよね。
後半、日本文理は打ちますからね。
これは、ちょっと仕方がないかなという、記録は内野安打です。
つなぎの左バッター、黒台ですが、どうしますか、ここは。
送りバントはほとんどない日本文理。
この黒台は、チームの中で、唯一、2試合、バントしているんですが。
星が2塁へ。
これは富山商業、バッテリー痛い。
そういう意味では、星君の走塁も光りますよね。
ちょっとしたすきを突いていきますからね。
サインは変わるでしょうか。
スコアリングポジションにランナーが行きました。
打ってくると思いますね。
再び富山商業は12番の椎名喬平がマウンドに行きます。
星の2塁進塁は、ワイルドピッチと発表がありました。
今日はヒット2本しか打たれていないんですが。
黒台君はどうしますかね。
右方向をねらってくると思いますけどね。
バントというよりも、ランナーを進めることを最低条件としてのヒッティングですね。
そうですね。
自分は本物のわき役を目指したいと話す黒台。
本当は日本文理の攻撃野球に参加して、どんどん打っていきたいんですと話しますが。
富山商業サイドもじっくりと時間を使います。
もし外野の間を、打球が抜ければ、数歩ずつ前に来ています。
ここは強行。
センターが右寄り。
全体的に若干右寄りです。
2塁ランナーが足の速い星ですから、1ヒット1点というところも十分に想像できます。
2アウト3塁という状況をつくり出して、クリーンナップです。
新潟大会の決勝戦では、逆転サヨナラスリーランを打ちました。
甲子園に来てからは1回戦ノーヒット。
前の試合でこの夏初めてヒットを打ちました。
小太刀緒飛
(こだちおとわ)です。
甲子園にやってきて、やや苦しんでいた小太刀に、待望のタイムリーヒットが出ました。
日本文理、2点目です。
難しいボールですよ、低めの。
スライダーをうまく打ちましたね。
大きな2点目が日本文理に入りました。
大井監督も、この小太刀がよくなってくれればというお話を1回戦の時点で話をされていました。
バッターボックスの池田は、小学校も中学校も、キャプテンを務めていたそうです。
メンバーとメンバーに入れなかった選手たちをしっかりとつなぐことが僕の一番大事な仕事だと話していました。
時には仲間にもかなり厳しいことも言うそうです。
好きな言葉は全国制覇。
森田のピッチングに何か変化はあるんですか。
やはり小太刀君に打たれまして、気持ちが動揺している感じを受けますね。
3アウトになりました。
しかし、この回、小太刀のタイムリーヒットで日本文理、貴重な2点目です。
「燃えろ!ねったまアルプス」行きましょう。
ABCヒロド歩美アナウンサーです。
おはようございます。
おはようございます。
1塁側、盛り上がっています。
この試合勝ちますと、41年ぶりにベスト8になるんです。
富山商業の応援テーマは、「愛と正義」なんです。
なぜ愛と正義、この2つの言葉ですか。
校旗が愛と正義の2つ星なんです。
何年ほど応援されていますか。
高校時代から37年になります。
どんな愛でしょうか。
学校があって、私たちが今あるので、職業学校ですから、会社の社長とかなって、感謝の一言であります。
愛という言葉、どのような心で応援されていますか。
母校が、勝つ事が全てじゃないですけど、みんなと一体となって応援することが、仲間でございますから。
応援とは?人生そのものであります。
富山商業、歴史を塗りかえてもらいたいです。
頑張ります。
愛情あふれる、そういうOBたちにも支えられています。
日本文理サイド行きましょう。
草薙和輝アナウンサーです。
よろしく。
こちら、3塁側には、日本文理のサッカー部の皆さんが来ています。
総勢70人。
みずから志願して今日応援に来たそうです。
野球部がこうして全国の舞台で活躍している姿を見てどう思いますか。
同じ学校の仲間が活躍して、次は自分たちの番だという気持ちが高いです。
正直、野球部と、サッカー部、どちらがもてるんですか。
野球部です。
いや、サッカー部です。
恋愛においてもお互いに高め合っているんです。
準決勝という名のゴールへ。
サッカー部の元気、届きました。
そのサッカー部に刺激を受けたのかというようなプレーを今日、飯塚君は見せていますが足わざで打球をとめるというところもありました。
6回表に入りました。
注目ピッチャーが注目される中、その注目されたどおりの好内容を見せています。
今度は森田が飯塚から打ちました。
ノーアウト、ランナー2塁、ツーベース。
先ほどの対決では、飯塚が森田から、チーム初安打、タイムリーを打ちました。
今度は森田が、バットで1つやり返しましたよ。
腰の据わった、いいバッティングをしましたね。
これが森田、甲子園初安打です。
初安打が大事なところで、貴重な長打として出ました。
まずは1点をしっかり取りにいこうという富山商業。
6回のグラウンド整備、若干の間がありました。
両チームの監督の思いはどうでしょうか。
何とか富山商業としては、食らいついて、何とか1点欲しいなというところにうまく森田君が2塁打を打ちましたよね。
甲子園にいる、ベンチに入っている監督さんにとって、2点差って、どんなものですか。
2点差だったら、まだまだ行けるなという感じでおりますからね。
流れをとるためには、1点ですよね。
そういう意味では、キャプテンの横道君の仕事が大事ですよね。
富山商業は北信越大会決勝で日本文理に逆転負けを喫しています。
あの負け以来の再びの対戦は甲子園。
森田がかえってくる。
1点差。
まだまだ分かりません。
ゲーム終盤です。
山下さんがおっしゃった流れという意味でも、3塁ランナーを着実にキャプテンがかえしました。
飯塚君、この6回はちょっとボールが高いですね。
バッターボックスは3番の坂本です。
今日、監督がキーマンに上げている、坂本が打ってくれれば、うちのポイントゲッターですからという話。
このスライダーは右バッターを苦しめます。
前半に比べると、ちょっと球が高い飯塚ですが、恐らく本人も意識があるんでしょうか。
徹底してアウトコースを攻めています。
坂本君には、よく低めにきていますね。
打たれたくないという意識がよく出ています。
2アウトから、またチャンスをつくりました。
監督の思いにこたえた、3番バッター坂本。
チャンスメークのスリーベース。
ボール1個2個、甘く入ると逃さない。
両チームのレベルの高い打撃です。
本当に甘いボールが来るとバットの芯でとらえますよね。
4番がバッターボックス。
轡田。
フォークは捨てる。
外の直球をねらう。
そんな話をしていました。
どうしても意識しても、手が出てしまうという、ピッチャー飯塚のナイスピッチング。
レフトつかむ。
打っても、守っても、ファインプレー続出。
日本文理のレフトは小林です。
この後、第2試合には、地元大阪の大阪桐蔭、第3試合では、地元関西勢、滋賀の近江が。
健大高崎の攻撃野球に山形中央が挑むという形になるでしょうか。
大会は11日に入りました。
小林がヒット。
先ほどのファインプレーがバットに乗り移りました。
いい守りをした選手はその後、連動しますね。
思い切りよくなりましたよね。
この6回の富山商業、日本文理の攻撃を見ていますと、バッターが思い切り振っていきましたね。
先ほどまで当てていたバッターが、みんな思い切って、振るようになりましたね。
序盤までは打ち切れなかった、振り切れなかった要素はあったんですか。
両投手とも、コーナー、コーナーに来ていましたからね。
地方大会を戦ってくる中で、6試合で犠打は7。
甲子園でも2試合で犠打2。
今日はふんだんにこういう送ったりという場面も見せています。
森田、今日、100球目。
スタミナ、粘り。
これは甲子園で戦って田舎で、になったという話です。
甲子園で成長したピッチャーですと、序盤にお話ししてくれました。
送り切れない、もったいない攻撃が随所にあります。
今日は左の森田投手が先発ということで、ヒットを打った小林と、片岡と、スタメン復帰しています。
代打の竹石です。
失礼、守備で途中出場です。
大変失礼いたしました。
あくまで強硬で来ようと、バットを普通に打ってチャンスを広げようという大井監督でしょうか。
なかなかチャンスが多くはなさそうな、森田と飯塚の投げ合い。
100球を超えました。
森田投手はどうでしょうか。
ちょっと疲れが出ているような感じは受けますね。
3試合目ですからね。
2試合を投げて、いずれも完投。
2試合合計して、248球投げています。
ランナーを出しての粘りが自分自身で褒めてあげていましたよ。
それがエースの条件ですからね。
よく投げていますね、両投手とも。
連打を食らわないように。
ヒット1本1本散発に打たれる分には、これは仕方がないんですと、森田は冷静に話をしていました。
チームメートも話をしていましたが、地方大会、周りから見ていても、負けられないプレッシャーの中、余り楽しそうに投げられていなかったと。
甲子園に来てから本当に楽しそうに投げていますと、チームは話します。
また森田。
エースナンバー1番同士の戦いです。
飯塚が先制タイムリーを打ちました。
森田も、この飯塚からツーベースを打って、つなげました。
飯塚君は、ランナーがいるときには、チャンスに強いんですよね。
ランナーがいないときは、適当に打っているんですよ。
ピッチングもバッティングも、そうなんですね。
ある意味、器用さといいますか、心といいますか、エースの条件ですよね。
要所で力を入れられる。
浜風が強くなってきた甲子園です。
それだけに1球にかける集中力、これが伝わってきますよね。
せっかく取った富山商業の1点ですから、ここは何とか森田君は飯塚君を抑えなければいけませんね。
唯一甘く入ってきたスライダーをタイムリーを打ちました。
飯塚です。
失投は逃しません。
フォアボールになって満塁です。
ただ、バッテリーの意図としては、飯塚のフォアボールはどんなふうに受けとめていますか。
少し疲れが出ているなという感じを受けていますね。
飯塚を下げても、この星がいます。
非常に苦しい。
投げるよりも、精神的に森田君、疲れると思いますよね。
強打の日本文理ですからね。
追加点は許しません。
今大会を代表する、少し秋を思わせる雲も出てきています。
甲子園球場。
今日、ゲーム途中から改めて守備の紹介なんですが、ごらんのようにかわっています。
放送席のお話は石川星稜高校元監督、春夏25回の甲子園、忘れられない戦いを幾つも私たちにプレゼントしてくれました、山下智茂さんのお話でお送りします。
さえわたるスライダーです。
難しい泣きどころのところに投げてきますよね。
すばらしいコントロールですよね。
バッターボックスに富川です。
ちょっと抜けた感じのボールなんですが、ストライクゾーンに決まっています。
マウンド上の飯塚悟史、飯塚、1回戦、2回戦、いずれも9回アウト3つが全部空振り三振なんですね。
ゲーム終盤というところに1つテーマを持って春の悔しさからずっと夏につなげてきたそうです。
それだけにスタミナもあり、エースとして柱として、しっかり自分を磨いていますよね。
今日6つ目。
三振が少しずつふえていきます。
日本文理の練習も見たんですけれども、なかなか飯塚君が1人で孤独にトレーニングをしていましたよね。
こちらに来てですね。
体も大きいけど、やっていることはすごく細かい、メンタルなトレーニングをやっていましたね。
あえて孤独に。
そうですね。
体幹の練習もしていましたし、本当に1人で黙々とやっていましたね。
去年の夏は、4番手で大阪桐蔭相手に登板しました。
チームは敗れました。
1周りも2周りも大きくなって、この夏、3年生最後の甲子園に帰ってきました。
エース飯塚悟史。
145キロ。
自己最速タイ。
富山商業、下位打線というところ。
チャンスをつくりたいところが、ここまで2アウト。
記録は内野安打。
2アウトからランナーが出ました。
完全に詰まったんですが。
インコースの厳しいボールをよく打ちましたけどね。
バッターボックスに柳瀬が入ります。
2アウトではあるんですが、何とかマウンド上の飯塚を揺さぶっていきたいですね。
何とか森田君に回してほしいですよね。
つないでほしいですね。
森田は、ベンチの方向を見て、笑顔です。
よっしゃ、回ってこいという気持ちかもしれません。
単独スチールですが、中学時代からのバッテリー、飯塚と鎌倉、鎌倉が飯塚を助けます。
盗塁を試みてみるところ。
2人は軟式野球部時代からのバッテリーだそうです。
お互いの考えていることも、すぐに分かるし、サインに首を振ることは飯塚は、ほとんどないそうです。
バッテリーで相手の反撃の芽を摘みました。
富山商業は反撃ならず。
森田の力投に期待がさらに集まります。
日本文理のクリーンナップはすごくパワーがありますからね。
ちょっと疲れも見えると、山下さんのお話でしたが、森田、3ボールナッシングです。
フォアボールです。
先頭バッターを出してしまいました。
森田君、本当に頑張ってほしいですよね。
ピッチャーに高橋君かな、富山商業に、岩城君やったかな、左ピッチャーがいるんですね。
もともと彼がエースだったはずです。
この子もいいボールを投げるんですけど、森田君も甲子園に来て力をつけていますので、ここは森田君がエースとして頑張ってほしいですよね。
相手のミスを誘って、一気に3塁へ。
富山商業、ディフェンスには絶対の自信を持っていましたが若干のほころび。
この夏、甲子園で2つ目のミス。
ノーヒットでノーアウト3塁。
富山商業もここは伝令をマウンドに送ります。
3番、小太刀です。
先ほどは貴重なタイムリーヒットを打っています。
3塁ランナー、どう、攻撃側、どう返していきましょう。
高めのボールを外野にねらって打ったらいいと思うんですけれども。
ここで大井監督がよく盗塁をさせましたね。
ベテラン監督らしい、思いきった攻撃ですね。
どうした富山商業。
鉄壁の守りにほころび。
7回裏、大きな3点目が日本文理に入りました。
記録は暴投、ワイルドピッチ。
森田のボールをとり続けてきた、とめ続けてきた富川のまたの間にボールは抜けました。
両チームともノーエラーでここまで戦ってきました。
富山商業サイドにエラー記録が2つというのが、記録されています。
バッターは池田です。
まだまだボールは生きています。
打球が速いです。
いい体をしていますね。
170センチで80キロ。
高校通算は21本。
守りのミスで点を与えてしまいました。
しかし、まだまだ森田のボールは十分切れが残っています。
今日、9つ目の奪三振。
外からのすばらしいボールです。
先ほどの三振を奪ったボールが7回にして、今日最速。
2アウト、ランナー1塁。
すばらしいボールを投げ続ける森田ですが、日本文理打線が簡単に倒れてくれません。
2アウトからチャンス拡大。
笑顔が見えます。
100%笑えているか。
苦しいという思いもあるでしょう。
森田。
周りを見渡すと、みんなが声をかけます。
甲子園球場のマウンドは孤独ではありません。
今のスライダーもいい球ですね。
ここは本当に力を絞って抑えなければいけませんよね。
まだ2点差ですからね。
相手の打線がすごいことは分かっていると森田は言っています。
甲子園に来たときから、北信越大会で敗れた悔しさもありました。
日本文理とやりたかった。
その相手と終盤まで接戦。
仲間の顔を見る回数がふえてきたでしょうか。
ファーストライナーで3アウト。
まだ2点差。
ゲームは分かりません。
飯塚攻略に向けて、飯塚攻略に向けて、柳瀬に代打がコールされました。
代打は椎名喬平。
再三伝令役としてマウンドに行きました。
椎名兄弟の双子のお兄さんです。
中学時代には、今日スタメンの双子の弟、皓平君がピッチャーで、この椎名喬平君がキャッチャーでバッテリーを組んで、軟式野球で全国準優勝という実績があるそうです。
富山商業に進み、この甲子園の土を踏みしめています。
地方大会でも2試合1打数のノーヒット。
甲子園の初打席。
8番に代打を起用して、この8回の攻撃が始まっていますが。
勝負に来ましたね。
デッドボールで雄たけび。
甲子園初打席は会心のデッドボールです。
すごい雄たけびです。
どんな気持ちですか。
当たった痛さよりも、塁に出る喜びほうがあるんじゃないですか。
そして森田に代打です。
エース森田に代打、大倉。
勝負に出た前崎監督。
地方大会、1試合出場。
2打数2安打。
当たっているバッターを甲子園初打席に送って、森田をマウンドから下げました。
森田も球数が徐々にふえてきていました。
代打的中。
森田に代わる代打大蔵。
甲子園初打席、初安打。
前崎采配。
的中。
チャンスをつくり出します。
すばらしいですね。
初打席で、あの飯塚君を打つんですから、大したものですよ。
そして同点のランナーが出たところで、椎名皓平はバントの構え。
兄貴を絶対に3塁まで送るんだという思いでしょう。
見ている我々の気持ちとしたら、おもしろくなってきました。
どきどきしています。
ここは、まず送りで間違いないですね。
送ってくると思いますね。
次はキャプテンがネクストバッターズサークルにいます。
大事な仕事です、椎名皓平。
すばらしいバント。
兄を3塁まで、しっかりと送りました、椎名皓平。
さらに同点のランナーも2塁まで送っています。
いいバントでしたね。
それを処理した飯塚君もすばらしいフィールディングでしたね。
落ち着いていましたね。
セカンドランナーですか。
代走がコールされましたね。
代走が起用されます。
小柴です。
セカンドランナーに代走小柴が起用されています。
勝負どころを迎えました、8回表。
一打同点のチャンス。
富山商業の意地。
同点。
キャプテン横道は、3塁まで行きました。
富山商業、森田に代打。
同点への決死の思いが今つながりました。
さすがキャプテンですね。
終盤に山が待っていました。
同点2点タイムリースリーベースヒット。
さらに勝ち越しのランナーとして3塁上にいます。
富山商業、逆転。
4対3。
これまで苦しめられた飯塚から、ついに、ひっくり返しました。
なおも攻撃は続きます。
富山商業の、ただただ執念がつながりました。
前崎監督の執念が選手に乗り移りましたね。
誰がこの連打を食らっていく飯塚の姿を想像したか。
8回表。
森田の代打を大蔵がつないで、きっちり送って、横道、坂本、連続タイムリー。
この回、打者6人、全員が仕事をしています。
日本文理サイドも1つ間を取りたいかなとも思うんですが。
私もそう思いますね。
ベンチからね。
タイムが欲しいですね。
エースへの信頼なんでしょうか。
2アウト1塁2塁。
1点リード、ここで攻撃が終わると、次はピッチャーが代わります。
もう1点、2塁ランナーをかえせればと。
富山商業としては、何とか、もう1点が欲しいですね。
なぜ飯塚は、やや、つかまっているんでしょうか。
ちょっと力んでいますよね。
富山商業、1球目から積極的に攻めていますよね。
この回、ヒット5本集中。
3点取って試合をひっくり返し、なおも2アウト満塁。
デッドボールでほえた椎名喬平の思いが、森田に代わって出た大倉の意地が、チャンスで打ったキャプテン横道の強い思いが試合をひっくり返し、なおもチャンス、まだ継続しています。
バッター岩瀬は、1回戦、2回戦、いずれも大事なところでタイムリーを打っています。
積極的に初球から来ます。
ここは飯塚君が冷静に変化球を多投しながらしっかりと抑えなければいけないところですよね。
試合の終盤、勝負どころ。
甲子園での悔しい思いを糧に、エースとして勝ち上がってきた。
今岩瀬が、レフト前タイムリー。
2人目はかえれません。
しかし大事な大事な、もう1点を追加。
富山商業、5対3。
全ての思いが結集しての8回表の4得点でした。
森田は、もうマウンド行く事はありません。
仲間が逆転しました。
後は精一杯、声援をこの岩城に送るだけです。
エースとして、甲子園で大注目を集めてきた森田駿哉。
しかし、去年の夏は、もともと岩城がエースナンバー、1番でした。
エースナンバーがかわりました。
その悔しさでここまで来たと、眼鏡をかけたエース、岩城は語ります。
甲子園出場が決まり、いろんな学校が一同に集結して、組み合わせ抽選会が行われるんですが、その時に周りに眼鏡をかけている選手が余りいなかったので、目立つかなと思って眼鏡をかけているんですと言っていた岩城です。
ショートのポジションも若木に代わっています。
まず8回の富山商業の代打策、集中打、逆転劇、どうでしたか。
監督さんが勝負に行った。
選手が肌で感じながら、攻撃に行きましたね。
まだこのゲームは分かりません。
ノーアウト、ランナー1塁。
日本文理は後半強いですからね。
飯塚は、一番近いところでは、おととい、2009年夏の決勝のビデオを見たそうです。
そこで気持ちを高めたんですが、飯塚ダブルプレー。
笑顔満面の眼鏡のエース、岩城。
元エースの意地。
代わったばかりで、先頭が出て、今日先制タイムリーのバッターボックス、飯塚君で、物すごいプレッシャーがある場面だと思いますが。
よく自分の持ち味のピッチングをしましたよね。
夢は甲子園で勝つ事。
好きな言葉は努力。
エースナンバーがかわってもマウンドに上がれば、そんな事は関係ありません。
日本文理、諦めないというDNAはチームに刷り込まれています。
すばらしい走塁ですよね。
富山商業サイドとしては、飯塚君のダブルプレー、しっかりととったのは大きかったですね。
星がツーベースで、バッターボックス黒台。
黒台も言っていました。
中学時代に2009年の伊藤さんたちのいろんな試合は見られなかったんですけれども、熱闘甲子園!、見ていたんですよと。
今日、試合前に話をしていました。
中学時代に絶対日本文理に入りたいと決意を固めたそうです。
つなぎの2番、でも本当は強打のラインナップの中にあって、バットを振りぬきたい。
ここは振り抜ける場面。
フォアボール。
2アウト1塁2塁。
2アウトですが、日本文理サイドも同点のランナーを出しました。
小太刀がバッターボックス。
第3打席でタイムリー。
ライトが特に守備位置深めです。
日本文理の大応援団、大きな声援が響く中、富山商業サイドからも岩城コールが沸き起こっている。
1人かえってくる。
さらに、黒台もかえってきて、これはどうだ。
同点ならず。
日本文理、1点を返しました。
小太刀のタイムリー。
1人かえりました。
2人目、この中継プレイ、阻止。
この時の交錯で、富川が痛む場面もありました。
小太刀のタイムリー、同点にならなかったんですが、もう、この流れは分かりませんね。
若木、この回先頭バッター、出塁することはできません。
放送席のお客様は石川星稜高校元監督、山下智茂さんでお送りしています。
打席に岩城です。
岩城は地方大会でもピッチャーで、登板する場面もありました。
バットのほうでも5打数2安打。
2試合、選手交代なしで戦ってきたという富山商業ですが、今日は代わった選手たちの活躍がすばらしいですね。
そうなんですよね。
よく代わって、甲子園でヒットを打ちますよね。
日本文理ペースでゲームは進んでいきました。
相手に主導権を渡しませんでした。
8回、代わった選手たちの思い、監督の意地、気迫、これで富山商業が逆転。
日本文理も、つい先ほど8回裏に1点を返し、5対4。
ピッチャーの飯塚悟史、何回も何回も2009年の追い詰めたシーン、中京大中京を追い詰めたシーンをビデオで見るそうです。
そして何回見ても鳥肌が立つそうです。
中京のあの3塁ライナーが、今までも目に浮かびますね。
抜けたなという打球をよく飛びついてとりましたよね。
最後の伊藤コールも覚えているファンも多いでしょう。
その精神を受け継いでいる選手たち。
9回に望みを託します。
簡単に相手に流れを行かせないぞという意義あるヒット。
今日初安打。
今日は犠牲フライに、さらに積極的なキャプテンのバッティング。
3アウトになりました。
日本文理、逆転に向けて、今先ほど、クロスプレーでちょっと痛む部分もあった富川がようやくベンチの中で治療をしていたんでしょうか、またベンチに下がりますか。
グローブを忘れていたということで。
今準備を行っています。
手首がちょっと痛そう。
しかし、歯を食いしばります。
暑さだけではない汗かもしれません。
ぐっと歯を食いしばって、自分の持ち場に下がって、そして笑うんです。
富川が今腰をおろしました。
1点差。
日本文理。
4番です。
キャプテンです。
池田から攻撃が始まります。
1点を追いかける日本文理。
最終回の攻撃。
数々の奇跡を山下さんも甲子園球場で体現されました。
今どんな気持ちで、山下さんは迎えられますか。
この9回を。
先頭バッターが、まず日本文理は出てほしいなという心境だし、富山商業は先頭バッターを取ってほしいなと、印象じゃないでしょうか。
既に先ほどの回から森田はいません。
今日は代打が起用されました。
マウンド上に岩城。
ダルビッシュの年にも、マカベ君という、眼鏡をかけた、陰で支えたピッチャーがいました。
先頭バッターが出ました。
1点差。
全く分からない9回裏。
こういうところで打つからキャプテンなんですね。
よく引きつけて打ちましたね。
プレッシャーのかかる場面で、キャプテンらしくセンターに運びましたね。
打席に小林が入ります。
バントではないんですか。
打ってくると思いますね。
なぜ、そう思われますか。
タイミングがよく、一番当たっていますからね。
大井監督はこのチームを、うちは打つしかないですからと、そんなふうに表現されます。
1アウトになりました。
打席に再三の好守備、新井充。
1回戦ではホームランも打っています。
甲子園球場、まさかのいや、奇跡の一発。
余りにもドラマチックな、日本文理の逆転。
6対5。
逆転ツーランホームランで日本文理、サヨナラ勝ち。
信じられない結末になりました。
試合終了は10時8分です。
歓声というよりも、驚きが大勢を占めている甲子園。
新井充。
この夏2本目。
またしても逆転のホームランでゲームを終えました。
諦めない心。
その精神。
受け継いできた日本文理。
6番、新井の逆転ツーランホームランでサヨナラ勝ち。
5年ぶり、2度目のベスト8進出。
一瞬、甲子園球場の時がとまりました。
富山商業、岩城が逆に森田がこの顔。
あとアウト2つがこんなにも遠かったのかという。
放送席のお話は石川星稜高校元監督、山下智茂さんです。
何とも言えない驚きの結末。
新井選手が打った瞬間、シーンと一瞬したような。
甲子園球場がシーンとなりましたよね。
もともとエースナンバーは、この岩城でした。
森田の後を受けて、よく投げました。
しかし最後はつかまりました。
逆転サヨナラツーランホームラン、日本文理。
ベスト8進出を決めました。
改めてごらんいただきましょう。
1回戦で逆転ツーランホームラン。
そしてこの3回戦。
いかがですか。
すばらしいという一言ですよね。
大井監督が、インタビューで、最後の最後までうちは諦めないんだという、そういう執念が選手に乗り移っていると思いますね。
飯塚と森田。
注目の両ピッチャーの投げ合いでした。
ゲーム後半5回以降は、両チームが点を取り合ってきました。
ピッチャー飯塚と森田が万全でなかったというよりも、お互いがよく粘っていい攻撃を見せましたね。
それと両方の監督さんの執念が選手に乗り移って、好ゲームを生んだんじゃないでしょうか。
森田の表情をごらんください。
森田はすっきりとしたような顔をしています。
これが、やり切った男の表情なんでしょうか。
甲子園ですばらしいピッチングをした森田君に拍手を送りたいですね。
野球ファンも、いずれ、いろんな形で、彼の姿に会えるでしょうね。
反対に岩城投手がどういうふうに立ち直ってくれるか。
将来どうなっていくのかということに期待をかけたい、そういう岩城君のここでこうして投げたんだから、そういう意味で、これからの人生で生かしてほしいなと思いますけどね。
まだ涙がとまりません。
ただ山下さん、勝利だけが全てじゃないですよね。
甲子園は。
この悔しい経験。
人生というのはこれからですから、10年後、20年後に、「高校野球をやってよかった」と言われるような野球選手になってほしいなと思いますけどね。
準備が整い次第、勝ちました、日本文理、今日は逆転のサヨナラホームラン。
新井選手ということになるでしょう。
お立ち台の喜びの声をお届けしたいと思います。
8回の逆転劇は、見事でした。
富山商業がすばらしい戦い、終盤の逆転劇、強い思いが結集した8回の攻撃。
鮮烈でいて、さわやかな印象を残して、甲子園球場を去っていきます。
新井選手です。
ナイスバッティングでした。
ありがとうございます。
打ちました。
今の気持ちを。
飯塚も最後まで諦めずに、最後まで諦めるなと言っていたので、つなごうと思って、思いきり振りました。
飯塚も最後まで頑張って投げてくれたので、自分が決めるんじゃなくて、次の人につなげようと思って入りました。
打った瞬間に行ったかなと思いました。
人生で何度もいい当たりをしていると思いますけど、今回の当たりは。
生まれてきて初めて、いい打球を打ったと思います。
富山商業の粘りはすごかったですよね。
自分もセンター前とれなくて、飯塚に迷惑をかけて、富山商業もすごい最後まで諦めずに打ってきたので、強かったです。
諦めない気持ちというのは、根づいていますか。
逆転勝利が多かったので、その粘りの強さが出たと思います。
今後に向けて。
これからが本当に一戦一戦本当の勝負だと思うので、今日の試合みたいに、全員で一戦一勝で頑張っていきたいと思います。
放送席のお話は星稜高校元監督の山下智茂さんとお送りしてきました。
必ずその年、劇的な勝ち方を流れにして勝ち上がる学校もありますから、一言お願いします。
すばらしい戦いに拍手を送りたいですね。
日本文理が5年ぶり、2度目のベスト8を進出を決めています。
石川星稜高校元監督、山下智茂さんとお送りしてきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
甲子園球場は大会11日目。
第1試合、富山商業対日本文理試合が終わったところです。
おはようございます。
ABCアナウンサーの角野友紀です。
第1試合、ねったまアルプスリポートの2人も来てくれました。
おはようございます。
今日のアルプスはどうですか。
割と涼しかったです。
風も少し吹いていました。
今日は気温が31.5度ということで少しずつ秋が近づいているかもしれません。
第1試合のハイライトをごらんください。
日本文理はノーヒットでランナーを3塁に進め、飯塚君。
ライト前に先制タイムリー。
1点を先取。
8回、1アウト2塁3塁で2番、横道君が、タイムリーツーベース。
3対3の同点に追いつきます。
勝ち越しのタイムリーで富山商業、ついに試合をひっくり返します。
8回、日本文理は2アウトからランナー2塁3塁で3番、小太刀君。
このヒットで1点差。
さらに1塁ランナーもホームをねらいますが、タッチアウト。
同点にはなりません。
5対4。
富山商業1点のリードで迎えた9回。
6番、新井君。
逆転のサヨナラホームラン。
日本文理の劇的な勝利でベスト8進出です。
大会11日目、第1試合は6対5で日本文理が勝ちました。
日本文理高校は大会12日目、第4試合で準々決勝を戦います。
せめぎ合いの試合は、たった一瞬のサヨナラホームランで決まりましたね。
惜しくも敗れてしまった富山商業アルプスからは、ヒロドさんがリポートしてれましたが、どんな様子でしたか。
高校は一緒ではなくても、応援に来てくれたんですね。
甲子園という夢をかなえてくれてうれしいと言っていました。
日本文理アルプスからは、野球部の応援に来ているサッカー部をリポートしてくれました。
地方大会前にサッカー部の子が、甲子園に連れていってくれとメールを送っていたようで。
サッカー部っぽい応援をしていましたね。
サッカー部応援に野球部が行くこともあるみたいです。
有言実行で甲子園に連れてきて、格好いいですね。
アルプスの物語です。
アルプスも球児たちの姿を見て、たくさんの涙に包まれます。
「キラキラ輝く、キミの夏」。
心から応援しているからこそ、流れる涙。
球児もアルプスも全力プレーですね。
高校野球の歴史の中で繰り広げられた名勝負をDVD映像とマガジンで紹介する、高校野球不滅の名勝負。
全国の書店で発売です。
20名の方にプレゼントさせていただきます。
ご応募ください。
この後は、注目の試合、第1試合です。
1塁側は角館との公立校対決を制した、八頭高校です。
原動力は、勢いに乗っていますよ。
対する3塁側は大阪代表、大阪桐蔭高校。
2回戦では、明徳義塾の岸君を打ち崩しました。
圧巻のバッティングでした。
阪神タイガースの藤浪晋太郎投手いわく、今年のチームはロースコアではなく、大量得点で勝てるチームだと。
昨年からのレギュラーコンビ、峯本君たちの活躍に期待です。
2年ぶりの全国制覇、その前にベスト8進出です。
当番組は同時入力のため、誤字脱字が発生する場合があります。
また、内容により字幕放送を中断させていただく場合があります。
第1試合激闘の余韻がまだ残っています。
第2試合、3回戦、これから第2試合が行われます。
放送席にはお客様、興南高校監督我喜屋優さんをお招きしてお送りしています。
よろしくお願いします。
それにしても第1試合、すごい逆転ホームランだったですね。
本当に今年の大会は接戦、熱戦相次いでますね。
諦めないという試合が多かったですね。
これから第2試合です。
肩を組みました1塁側に鳥取の八頭高校。
31.5度、湿度は64%です。
鳥取代表八頭、今精神を統一させています。
一方の3塁側、大阪代表大阪桐蔭、3年連続8回目。
岸投手との激突で、3回戦に駒を進めてきました。
試合前のアルプスの様子です。
3塁側大阪桐蔭の様子です。
大野さん。
第1試合からどんどん人数がふえて、たくさんの応援団が集まりました。
その中でも一番元気なラグビー部の山口君にお話を聞きます。
すごい仲よくて、香月君、松本君とも仲よくさせてもらっています。
今日しっかり応援してしっかり勝ってもらいたいです。
絶対勝つぞ。
以上でした。
今日もアルプスは満員になっています。
さあ、後攻めの八頭高校、川添佳穂アナウンサー。
そんな中で根強いファンを迎えました。
ワタナベさんです。
ついにベスト8が決まりますが、事実上の決勝戦、やればできる、夢はかなう。
試合、見どころ、どんなところでしょうか。
4年ぶり8回目の出場、鳥取代表八頭。
鎌谷康平の左腕がしなる。
大きく曲がるスライダー、カーブを織りまぜ、大阪桐蔭、強力打線健在。
投げてもエース福島が粘り強いピッチング。
夏4度目の挑戦。
八頭高校が大阪桐蔭打線にどう立ち向かうのか、初戦は角館との戦いでした。
11本のヒットを許した鎌谷でしたが、2つのダブルプレーなどでしのぎました。
6対1、八頭高校が11年ぶりに勝ったという試合でした。
一方の3塁側の大阪桐蔭、初戦は苦戦しました、1回にいきなり4点を失う立ち上がりになりましたが、島根の開星を破りました。
5対3で明徳を破りました。
3回戦進出、今日勝てば、ベスト8進出ということになります。
大阪桐蔭、過去2年の夏の成績、2年前は記憶に新しい春夏連覇。
去年はベスト16でした。
沖縄興南高校野球部監督我喜屋優さんのお話でお送りしてまいります。
どのようにごらんになってますか。
相変わらず強力打線というイメージと、3年連続大阪大会を勝ち抜いたいった底力ですよね。
一方八頭高校も粘りのあるチームですから、楽しみですね。
こちらが八頭高校の監督です。
第1試合は激戦になりました。
逆転サヨナラホームラン、日本文理が富山商業を下して、明日の進出を決めています。
ベスト8進出、6チーム目を決める試合になります。
大会11日目、第2試合、鳥取代表八頭対大阪代表大阪桐蔭の試合。
鳥取と大阪の対戦になりました。
今日の第2試合です。
先に攻めるのが大阪桐蔭、守りにつきました八頭高校です。
腰の疲労骨折がこの6月にありました。
2年生キャッチャー西垣です。
挑戦者のつもりでやりたいとキャプテンが話していました。
徳永昌平監督60歳、現在は隣町のスポーツ店に勤務しながら、監督を務めています。
マウンドに上がりました3年生サウスポー。
鎌谷。
167センチ、小柄ではあります。
ただ、ランナーを出してからが、自分の持ち味なんですと話していました。
1番のキャプテン中村がバッターボックスに入りました。
立ち上がり、いきなり3ボールになりました。
ちょっと力んでいますね。
今年の6月、腰を疲労骨折してしまいました、その痛みをおしてのマウンド。
おとといにも病院に行ったそうです、痛みどめも服用して、今日のマウンドです。
見事ですね。
3ボールから見逃し三振です。
中村君も、これでちょっと波に乗っていけますかね。
2番峯本です。
1、2番は足が速いんで、まずはその辺り、出塁させないようにとピッチャー鎌谷、話していました。
桐蔭もこのカーブねらって行けと話してると思うんです。
パームボールも今日は投げたいと話していました。
インコース、思い切っていきますね。
決め球はスライダーです。
1番の中村にもスリーツーにもなりました、ただ、見逃し三振、2番の峯本にもスリーツー。
よくとりました、投げましたけどね。
記録は内野安打、1アウト、ランナーが1塁です。
いっぱいいっぱいのプレーですかね。
そうですね。
ショートを守る中尾もけがをして、ここまではノースローで来たと話していました。
香月君もセンター中心に打ち分けるバッターですから、要注意ですよね。
外野はライトがいく分深め。
2回戦の明徳義塾戦でホームランが出ました、西谷監督もこの香月の一発を待っていましたと話していました。
ごらんの外野の守備。
ライトが定位置よりもやや下がっています。
よくとりましたけどね。
2アウト1塁です。
今のバッティングを見ると、やはり強引さではなくて。
さっき言いましたように、打ち分けてますよね。
4番の正隨です。
今ボールに外れましたが、いい低めのボールですね。
立ち上がりは真っすぐ中心。
ピッチャーの鎌谷です。
受けるキャッチャーは2年生の西垣。
タッチアウトです。
すばらしいボールですね。
守る大阪桐蔭、今日の先発は2年生の田中です。
3年生の横井が受けます。
1回裏、八頭の攻撃です。
1番の西原、この人が鍵を握っています。
3球で追い込みました2年生ピッチャーの田中です。
1回戦で先発、5回を投げて99球の5失点という投球内容。
コントロールがいいですよね。
初戦はちょっと慎重になり過ぎましたと、反省の弁を述べていました。
大阪桐蔭率います、西谷監督、春夏連覇を達成。
さあ今年もどこまで上に行くことができるかどうか。
勢いは感じますね。
手元では速いですよ。
興南高校監督我喜屋優さんのお話で第2試合をお送りしています。
2アウトになりました。
今のはピッチャー正面になってしまいました。
ちょっとボール球に手を出しましたね。
3番の中尾です。
追い込むとチェンジアップがあります。
真っすぐで押します。
左バッターにはスライダー、そしてカーブ、右バッターにはチェンジアップ。
変化球です。
的を絞らせてませんよね、バッターに。
2年生ピッチャーの田中、受けるキャッチャーは3年生の横井です。
いいところに落ちましたね。
2アウトから3番の中尾が落としました。
外にねらったボールが、やや入ってきましたかね。
しかし、よく打ちましたよ。
0点に抑えた鳥取代表八頭、2年生の4番です大久保。
0対0の立ち上がりになりました。
2回表は大阪桐蔭、4番を打ちます正隨から。
この人ももちろん大きなのが打てるバッターです。
興南高校監督我喜屋優さんのお話でお送りしています。
非常に落ちついてますよね。
この2試合、7打数3安打という成績。
初球の変化球を捉えましたが西原とって1アウトです。
あらかじめセンターが深めに守ってますよね。
1回の投球は真っすぐ中心というイメージでしたピッチャーの鎌谷ですが、2回はどうか。
レフト前ヒット。
1アウト、ランナーが1塁です。
4番5番と初球の変化球ですが、それを打っていきました。
積極的に高めはねらっていくと思います。
1アウト1塁になりました。
6番キャッチャーの横井です。
逆方向に鋭く打つバッティングをしたいと今日の大阪桐蔭は話をしていました。
逆方向に鋭く打つバッティングをしたいと今日の大阪桐蔭は話をしていました。
ここはしっかりと牽制球を投げます。
これも初球から打って、右ねらいですよね。
外角いっぱいに決まりました、見逃し三振。
2アウト、ランナーが1塁です。
外から入ってきました変化球でした。
2アウト、ランナーが1塁になりました。
打席は7番の森です。
大阪桐蔭も足を使いたいんですけれども、ピッチャーの鎌谷君がうまく牽制をやっていますよね。
1塁ランナーは青柳です。
1球バントの構えで揺さぶります。
青柳は大阪大会で盗塁を一つ決めています、1塁ランナー。
ランナーを出してもストライク先行で投げられてますね。
それで間の取り方がいいですよ。
ここは思い切って足を使ってもいいと思います。
1回、2回ランナーを出しながら、粘りのピッチング、強打の大阪桐蔭打線、1回、2回とエースの鎌谷粘りのピッチング、まさに見せています。
お客様は興南高校監督我喜屋優さんのお話でお送りしています。
大久保君、センター中心に打ってほしいです。
風は右から左です。
センター森がとって1アウトです。
いつもの風の甲子園、浜風が強く吹いています。
打席は2年生の西垣。
鎌谷をリードする2年生。
今日は途中からマウンドに上がるかもしれない、その準備はできていますと話しています。
大阪桐蔭と試合ができて楽しみですと笑みもこぼれていました、試合前の西垣。
予選でも6割近く打ってますからね、期待したいですね。
131キロです。
1回戦の先発、島根戦では、立ち上がりに4点を失いました。
振りはいいですよ。
今日は1回、ランナーを出しましたが、0点スタートになりました、2年生ピッチャーの田中。
いいボールですね。
スリーツーになりました、右バッターへのいわゆるクロスファイヤー。
スタンドに入ります。
今日は2年生の田中の先発、エースナンバー福島孝輔はベンチスタートです。
最後は高めでしたね。
やはり真っすぐには威力があるんでしょうね。
2アウト、ランナーなし、竹内。
挑戦者の気持ち、失うものはもうありませんと話していました。
まさにキャプテンとしてチームを引っ張っていますよね。
全員今日の試合にわくわくしている、優勝候補大阪桐蔭にぶつかっていくのみ。
試合の前には、竹内キャプテン、このように話していました。
1回、2回と守備でリズムをとっています。
中途半端なことだけはしたくないということも話をしていました。
その通りですね。
際どいコースを見ています。
こちらは1塁側アルプス、鳥取代表八頭。
今の変化球にもよく食らいついています。
鳥取県勢としても20年ぶりに駒を進めました。
勝てば鳥取県勢58年ぶり。
粘ってますよね。
これもファウルです。
真っすぐをファウル、スライダーもファウル。
チームの粘りと集中力、キャプテンが見本を見せていますね。
バッターランナーはストップ、1回同様に、2アウトからランナーを出しています。
ピッチャーからすれば嫌なタイプのバッターですよね。
ヒットでキャプテンが出ました。
7番の川田。
外野はライトがやや下がりました。
センター、レフトはほぼ定位置。
もしここでツーベースが出ると、1塁ランナーがかえってくるかどうか。
1塁ランナーはキャプテンの竹内。
右の足首を痛めていて、まだ万全ではないようです。
ただ、鳥取大会では盗塁も決めています。
外角の真っすぐで一つストライクをとりました。
外いっぱい。
この田中の立ち上がりはどうですか。
たまに高めが来ますけれども、要所要所、いいボールを投げていますよ。
決め球もあります。
ゆったりしたフォームから、腕の振りがいいですよね。
春から急成長しました2年生サウスポーです。
正隨とりました。
見事ですね、今のキャッチは。
第2試合は0対0の立ち上がりになりました。
鳥取代表八頭対大阪桐蔭の試合。
サウスポー鎌谷、右の腰の疲労骨折、痛みを押してのマウンド、腰にはコルセットを巻いて、テーピングもぐるぐる巻きだそうです。
打席には2年生の福田。
初戦は2打数ノーヒット、まだこの夏、甲子園ではヒットがありません。
鎌谷君の立ち上がりは我喜屋さん、どうごらんになってますか。
落ちついてますよ。
強打の桐蔭相手に、よく投げています。
3年生が投げて、2年生が受けるという鳥取八頭のバッテリー。
なかなか相手に的を絞らせません。
そのとおりですね。
初球打ち。
ここまで一巡めは成功と見てよろしいですかね、バッテリー。
そうですね、大阪桐蔭も決して無理な引っ張りはしてませんから。
2アウトです。
取れたアウトはしっかり取ろう、鳥取八頭高校、2アウトをとりました。
打順が二回りめに入ります。
キャプテン中村、レフトが下がりましたね。
チームの雰囲気も明徳義塾戦に勝って上がってきていますと話しています。
自打球、当たりました。
日本一に向けて、まずはベスト8を勝ち取りたい。
追い込んだ鎌谷。
イレギュラー、しましたね。
記録はヒットになりました。
最後はねましたね。
そうですね。
2アウトからのヒット、大阪桐蔭はこれで毎回ヒット。
3本目になります。
2番の峯本。
最初の打席では三遊間への内野安打を打ちました。
ボールが2つ続きます。
簡単にストライクも取りに行けないですね。
3ボールになりました。
ランナーが気になりますので、モーションが早くなってきていますね。
次に3番の香月が控えています。
1球見ました。
フォアボールです。
歩かせましたね。
フォアボールは初めてになります、ピッチャーの鎌谷。
伝令が出ました、3年生飯田聖人、ピッチャーです。
徳永昌平監督の指示を伝えに行きました。
2アウト、ランナーなしからヒットとフォアボール。
2アウト2塁1塁。
まず一つめ。
3番の香月を迎えます。
序盤のポイントになりました。
フォアボールの後の初球になります。
大阪桐蔭としては最も期待するバッターですからね。
先ほども言いましたけどランナーが出ることによって、ちょっとクイックで投げ急いでいますよね。
ライト、やや深めのポジション。
ごらんの守備体形です。
2アウト2塁1塁。
ストライク、いいボールですね。
外角いっぱいに決まりました。
2塁ランナーが大きなリードをとります。
2塁ランナーがキャプテンの中村、峯本とともに俊足。
ボールが先行しましたピッチャーの鎌谷。
明徳義塾戦で甲子園での初めてのホームランを打った香月。
ただ、今日はチームバッティング。
しっかりとチームバッティングを心がけたいですと話していました。
表情変わらず。
1回から投げています鎌谷。
127キロ。
コースはいいところに投げましたよ、落ちついてますよね。
2年生キャッチャー西垣。
腕を振れと、先輩に対して、合図を出しました。
追い込んでいますが、バッテリーとしてはどうやって、打ちとりましょうか。
これは、失投しないという本当にボール球でいいからコースをねらうべきですよね。
2塁ランナー、中村の動きを警戒してます。
無理に引っ張ってないですからね。
また左へ。
3アウトです。
甲子園第2試合は3回表が終わりました、0対0です。
大会11日目、第2試合が行われています、鳥取代表八頭対大阪桐蔭の試合。
強打の大阪桐蔭を相手に鳥取八頭高校の鎌谷、2014/08/21(木) 07:55〜11:20
ABCテレビ1
第96回全国高校野球選手権大会[デ][SS][字] 第11日 第1試合 第2試合

【第1試合 08:00〜】
富山商(富山)×日本文理(新潟)
【第2試合 10:30〜】
八頭(鳥取)×大阪桐蔭(大阪)

詳細情報
◇番組内容
第96回の熱い夏 3917校の頂点に立つのは?舞台は今年90周年の甲子園球場!高校球児のひたむきなプレーをあますことなくお伝えします!
◇ゲスト
【第1試合】
山下智茂(星稜 元監督)

【第2試合】
我喜屋優(興南 監督)
◇データ放送1
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是非、ご参加ください。
◇データ放送2
テレビにインターネットを接続すると登録選手情報・本大会の戦績・地方大会の戦績・過去の大会情報など、より詳しい高校野球の情報をご覧いただけます。

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スポーツ – 野球

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音声 : 3/2+LFEモード(3/2.1モード)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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