イエ〜イ!
(グリーン)おみごと!にょほほ〜にょほほ〜!大気や水にあふれるわたしたちの地球は地震やふん火がたえ間なく起こる生きている星だ。
はい今10mだよ。
天気の仕組みをだれにでもわかりやすく教える達人気象学者の茂木耕作先生から台風の正体とその動き方を学ぼう。
夏から秋にかけて毎年のように日本に上陸する…多くの人がけがをし時には何十人もなくなってしまう災害だ。
台風から身を守るためにはどうしたらいいんだろう?被害をふせげるかもしれないよね。
世界を飛び回る気象学者…人よんで…今回はモテサクが台風についての特別じゅ業をするぞ!こんちは〜!おっしゃあ!やって来たのは横浜市金沢八景にある学童クラブ。
小学1年生から4年生まで40人ほどが集まってくれた。
じゃあいくよ!さっそく風のいりょくを体験してもらおう。
モテサクが用意したのは…。
「送風機」と「風速計」。
今ねこれで風速5mになったところ。
いい?じゃあこれをね風速5mを今順番にここを浴びて通ってってほしいの。
いい?これだよ。
これ5mね。
みんな風速5mだとよゆうの表じょうだ。
よしじゃあ次もうちょっと強くしてみようかな。
(児童たち)10m!最強にしちゃおうぜ!
(児童たちのかん声)おれたち飛ばされたいぜ!風速10mになった。
(かん声)でねこれはまだ10mしか出せないんだけど台風が来たらどれぐらいかっていうと…。
最低でも風速17m以上になったら台風っていうんだよ。
もっと強い風もいっぱいあるわけ。
それが出せる実験しせつでビデオとってきたからそれちょっと今からね見てもらおうかなと…。
京都大学にある強力な風を作る事ができる実験しせつ。
そこへやって来たのは…すね毛が生えた小学生?あっ!モテサクだ!装置の中には工事用コーンやお店の看板など道ばたにありそうなものを置いてみた。
看板がたおれた。
発ぽうスチロールの箱も…。
10mになると工事用コーンやゴミ箱が飛ばされてしまう。
13m。
傘をふつうにさす事はできない。
いよいよ…台風の風だ。
ああっ!大人でも立っているのがせいいっぱいだ。
実際の台風では…飛んでいく先にはまどガラスをセット。
ガラスがつきやぶられてしまった。
台風は傘でさえきょうきにしてしまうおそろしいはかい力を持つんだ。
強い風と大量の雨で町に被害をもたらす台風。
それは日本のはるか2,000km以上も南…ここはモテサクと研究仲間が調査してきたフィリピン近くの熱帯の海。
海水の温度は29℃。
まるで温水プールだ。
暑さで水はどんどんじょう発し上空に大きな雲を作る。
この雲がいくつもいくつも集まって台風の元になる。
これは台風が生まれるところをさいげんする装置。
ドライアイスのけむりが雲の代わりだ。
装置全体を回転させてみる。
実際の地球も自転しているのでこのような回転する力がかかるんだ。
雲たちがうずをまきながらどんどん中心に集まっていく。
これが台風の正体だ!ただし…。
台風は生まれてすぐ日本に上陸するわけじゃあない。
熱帯で生まれてから日本に上陸するまで1週間以上もかかっているんだ。
だから台風による災害はそなえる事ができるんだ。
…わかるといいよね。
そこで2011年の台風15号が日本に上陸する前日の夜の天気予報を見てみよう。
この点線でかかれた円はなんだろう?今丸かいてあったでしょう?これどういう意味なのかっていう事に関するクイズ出すぜ。
台風がどうなっちゃうの?このあと。
この123で答えてくれる?風速25m以上の暴風域は20日の夜9時にはここにあった。
では次の日の夕方6時にはどうなった?1。
円の大きさに合わせてどんどん大きくなった。
2。
大きくはならずに円の手前まで動いた。
3。
円のはしっこ辺りに動いた。
1番だと思う人!
(児童たち)は〜い!いい?はいじゃあ2番だと思う人!おおいない?し〜ん。
じゃあ3番だと思う人!おっ!ほんとに3番でいいの?いいよ。
いいのかい?ほんとに。
いいよ別に。
それで引っかかると…。
じゃあね実際に次の日の天気予報でなんて言ってたか見てみればいいじゃん。
さて台風はどうなったかな?答えは3番。
この円は台風の大きさではなく台風がどこに進むかを予測したものだったんだ。
これだけはねぜっ対に覚えておいてほしいんだけど「予報円」っていう名前で…わかる?知ってました?自分ちがどこにあるか考えてこっちに来たらほんとに危ないんだなってわかるでしょ。
ところで…予報円のさ丸があったでしょ。
風が強い所はもっと広くまで広がるかもしれないよ。
だから予報円のまわりも風が強くなるかもしれないから注意しなくちゃいけないよって事。
わかった?今日のBOSAIポイントは…。
台風が円の中のどこに行くかはわからない。
次回はもし台風が来てしまったらぼくたちはどうすればよいのかについて勉強しよう。
それじゃあ!2014/08/21(木) 09:30〜09:40
NHKEテレ1大阪
学ぼうBOSAI「台風の進路を予測しよう!」[解][字]
自然災害の起こるしくみを正しく理解し、命を守る行動へつなげていく新しい「防災」番組。今回は気象学者茂木耕作先生(モテサク)から台風の正体と進路予測について学ぶ。
詳細情報
番組内容
シリーズ「地球の声を聞こう」では、第一線の研究者が実際の映像やCG、実験などを駆使して「自然災害」のメカニズムを教える。今回はJAMSTEC研究員・茂木耕作さんが、台風が生まれて発達する仕組みや、進路予想図の見方を分かりやすく説明。台風は備えることができる災害。予報円とは何か、正しく知ろう。また、モテサクが京都大学の風洞実験装置で風速20m/秒の暴風を体験し、台風の怖さを伝える。
出演者
【出演】JAMSTEC研究員 理学博士…茂木耕作,【語り】DJナイク
ジャンル :
趣味/教育 – 幼児・小学生
趣味/教育 – 中学生・高校生
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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日本語(解説)
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