孤独のグルメSeason4 第7話「台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド」 2014.08.20

《これが春日通り…かな?》《鳥越鳥越…ってことは左に出て清洲橋通りを行くのか》《ん?あそこを抜けて行っても行けるよな》《ほう…》《ん?風鈴》
(風鈴の音)《ばあちゃん家にあったな》いらっしゃいませ。
金魚ってのはカネを運んでくる魚で縁起物ですから人気がありましてね。
ああそうなんですか。
《日本ものが好きなアランとジェニファーに送ってやろうか》
(風鈴の音)いい音でしょ。
ええ。
《う〜ん日本の夏…だね》
時間や社会にとらわれず幸福に空腹を満たすときつかの間彼は自分勝手になり自由になる。
誰にも邪魔されず気を遣わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた最高の癒やしといえるのである
〜《この穏やかな喧騒。
生き生きした商店街は歩いているだけで元気がもらえる》《大仏…》《えっそうなの?一番古いのは金沢の片町商店街。
老舗の歴史はよく聞くけど商店街の古さなんて考えたこともなかった》〜《さっき渡ったのが清洲橋通りだから》はい井之頭です。
ああどうも。
はい。
鳥越神社はい。
蔵前橋通り沿いはいはい。
わかりましたわかると思います。
はいはい。
では失礼いたします。
はいどうも。
《蔵前橋通りってどっちだ?》《まだ来てないみたいだな。
そんなに焦ることもなかったか》《ならば》〜あの井之頭さんですか?ちょっといいですか?すみません。
すみません。
いえ。
はいはい。
すみませんでした。
突然待ち合わせ場所変えちゃって。
いえいえ。
実家に行ってたカミさんが急に帰ってきちゃって。
バレたらこんなになっちゃうんで。
でご依頼いただいたのがこちらです。
やった!スミス&ウェッソンモデル29『ダーティハリー』モデル!Goaheadmakemyday!Ohshit!なんてね。
いや〜でも滝山ちゃんが言うとおり井之頭さんは仕事が早いですね。
いえいえ。
滝山とは長いんですか?滝山ちゃん毎年ここのお祭りに神輿担ぎに来てくれるんですよ。
滝山が?今年は終わっちゃったんですけどね。
来年は井之頭さんもどうです?神輿?いや〜とてもとても。
大丈夫ですよ。
滝山ちゃんだって担いでるんですから。
それに神輿は見るもんじゃなくて担ぐもんですから。
あぁなるほど。
あっそれじゃあそろそろ戻らないとやばいんで。
あ…ありがとうございました。
あぁすみません。
はい。
あそこの佐竹商店街って日本で2番目に古いんですよね?そうそう。
一番は片町商店街です金沢の。
ですよね。
寄ってきませんでした?書いてあったでしょ?えぇ…いやすごいですよね。
あぁまあね。
じゃあここで。
どうも。
《にわか知識で知ったかぶり沈没》《ゴム跳び…打ち水…。
いいなぁ》《ここは?》《おかず横丁》《グっとくるネーミング》ありがとうございました。
ありがとうございます。
《グーな漬け物ゲット》《こっちは?》いらっしゃいませ。
あっかぼちゃの煮物ください。
はい。
《明日の朝はかぼちゃと漬け物で炊きたての飯を食おう。
フゥ〜最高。
想像したら腹が…減った》《明日の朝飯よりも今食うべき飯だ。
このへんきっといい店がある》《スパゲッティに…たいのカブト焼。
メガは余計だけどえびフライも悪くない。
こんな喫茶店飯もたまにはいいかも。
あれ?》《でもまあ喫茶店で食おうが居酒屋で食おうがえびフライはえびフライだ。
下戸ビビるなかれ》いらっしゃいませ!《3名様すでにご宴会中》いらっしゃいませ。
お一人ですか?はい。
どうぞこちらの席に。
よかったら後ろのハンガーお使いください。
あっはい。
あこれ荷物もいいですか?どうぞ。
《主猫好き》お飲み物はどうしますか?あ〜ウーロン茶お願いします。
はい。
《厚切ベーコンあぶりやきに京のおつけ物》どうぞ。
あっはい。
《初心貫きえびフライでいくかな。
うわっ》《切り分けて出すんだ。
イタリアンスタイルか》はい。
まめぞでございます。
はい。
《生ハムにいぶりがっこにブルーマウンテンが共存している。
でたらめに近いほどカオスな店》はい。
7時に4名様ですね?はい。
お取りしておきます。
はい。
ありがとうございます。
《これは気をつけないと注文がとっちらかっちまうぞ》いらっしゃいませ。
いらっしゃいませ。
7時に赤松さん4名だって。
あっはい。
《とりの唐揚げにフィッシュ&チップ。
干しホタルイカ…干しホタルイカ?》《名物かつサンドに名物もずく雑炊。
もずく?名物2つが全然方向違い》はいこれテーブルに。
あっはい。
お待たせしました。
刺身のもりあわせと蒸しギョ−ザです。
《刺身にギョ−ザ》生おかわりください。
あっ僕レモンサワー。
私日本酒のみくらべセット。
はい。
少々お待ちくださいね。
温かいうちに食べよう。
《本当にえびフライでいいのか?》《サラダも4種類あるし》《うわぁパスタも。
なんだろうこの店。
中心が見えない》《このにぎす干も気になるがいや今日は居酒屋系に引っ張られずあの生ハムをカンテラにしてイタリアンの道を進んでみよう》《う〜ん。
うん。
うん!》すみません。
お決まりですか?はい。
え〜明太クリームパスタと…。
はい。
生ハム。
生ハムは一人前とハーフがありますが。
ハーフ?といってもお一人様だったら十分な量ですけどね。
じゃあハーフで。
はい。
それとせんちゃんサラダっていうのはどういうサラダなんですか?キャベツの千切りにパルメザンチーズが振りかけてありましてそこにシーザードレッシングをかけるんです。
あ…キャベツの千切りでせんちゃん?ええ。
《ナメとんのか》じゃあそれもください。
かしこまりました。
以上でよろしいですか?はい。
少々お待ちくださいね。
お願いします。
はい。
はい。
《念を押されるとちょっと不安になる…》はいもしもし。
井之頭です。
あどうもどうもどうも。
先ほどは失礼いたしました。
あ〜すみません。
店の中にいたものですから…。
はいはい大丈夫です。
すみませんね。
実はまたお願いしたいものが出てきちゃって。
はいはい。
ベレッタのM9ですね。
はいはい。
ここのかつサンドおいしいよね。
おいしいよね。
私もねお昼によく買って帰るよ。
やっぱり。
おいしいよね。
おいしいよね。
《そうなんだ。
かつサンドうまいんだ》もしもし?聞いてます?井之頭さん。
もしも〜し!もしも〜し!《ほぉ〜》お待たせしました。
どうぞ。
《控えめにのっかってるオニオンスライスがいじらしい》《確かにかかってるなパルメザン》いただきます。
《あっパルメザンがちゃんといきてる》《よいよい。
せんちゃんよい》お待たせしました生ハムです。
《う〜んうん!》《これはせんちゃんとの相性もいいに違いない》《ほ〜らバッチシ》お待たせしましたパスタです。
どうぞ。
《クリームたっぷりだな》《うん明太クリーム正解》《パスタうまい。
ソースに負けてない》いらっしゃいませ。
どうも。
いらっしゃい。
今日は?え〜とビールと厚切りベーコンのあぶりやきと明太子の粕漬けとあっあとにぎす干で。
はい。
《ふ〜んやっぱにぎす干外せないか》すみません。
はい。
僕もにぎす干もらえますか。
はい。
《いかんすてきなカフェランチにのんべえの手先を乱入させてしまった》《見た目はシシャモっぽいけど。
ほほぉこうきたかにぎす干》うんうんうん。
《深海魚だけに深い味わい。
これはこれでありだ》《しかしパスタとの連携はギクシャク》《俺はいい指揮官にはなれそうにない。
しかし男は一度決めた注文を後悔すべからず。
進撃あるのみだ》《パスタがあってサラダがあって生ハムも深海魚も同居する。
ギョーザもあればえびフライだって食える。
この店まさにひとりおかず横丁。
下町の商店街の食卓そのものじゃないか》あ〜ごちそうさ…。
ここのかつサンドおいしいよね。
あっおいしいよね。
私もねよくお昼に買って帰るあっすみません。
はい。
あのかつサンドを持ち帰りにしてもらうことってできますか?ええお近くですか?いや近くではないんですけど。
あっそうですか。
いえ作りたてがおいしいんで。
では6切れあるんですが1つここで食べてみてください。
残りはお包みしますので。
わかりました。
お待たせしましたかつサンドです。
でかいですね。
うちのちょっと大きいんですよ。
《うわっうま何これ。
これは確かに出来立てが命かも》〜いかがですか?フッ…すっごくおいしいです。
何かソースが全然違うような感じが。
ええ特注で。
そこに置いてあるのがそうです。
〜《うわっ甘みが全然違う》〜《いや〜これは…》《今まで積み上げてきた俺のかつサンド経験に今まったく新しい1ページが開かれた》《あっこれだけ包んでもらうってのもな…》すみません。
はい。
あっじゃあ残りお包みしますね。
いや全部食べちゃいそうな勢いなんで大丈夫です。
あっそれはそれは…。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
(笑い声)いやいやいや…。
(笑い声)いや〜やっぱり体が大きいとね。
ハハッ。
ねすごいねフフフッ…。
《世の中にはまだまだ驚くべき店が潜んでいる。
ごちそうさまでした》《煮物に漬物か。
もう1品くらい何か買ってくか》
原作者久住昌之が実際にお店訪問…
商店街おかず横丁の一角にある居酒屋まめぞ
これは迷いますね。
ご主人がおいしいと思ったものは何でも作ってしまうので本当にメニューが豊富。
見かねた奥さんが…
パスタもあるんですね。
今日は…。
ということで奥さんの提案する飲み物に合わせたオーダーがこちら。
さてその飲み物はというと
はあ〜。
岐阜の井戸水…。
ちょっといただいてみますね。
うわ〜おいしい。
これはまずい。
まず出てきたのは
お待たせしました干ほたるイカです。
干ほたるイカこういうのがね井戸水にはピッタリなんだよ。
うんこれはたまりませんねこれおいしい。
肝が溶けてるところがおいしいんですよね。
あ〜そうなんだ井戸水飲みにはもうフフフ。
たまらないですよね。
さて続いては
はいお待たせいたしました明太子の粕漬けでございます。
粕漬け。
はい。
へ〜。
先ほど飲んでいただいた日本酒の酒粕で漬けました。
へ〜!俺ちょっと初めて明太子の粕漬けねぇ。
初体験明太子の粕漬けいかが?
お〜おいしいですね。
ほんと確かにマイルドになるっていうか。
あっこれご飯も食べたくなる味ですね。
と言いつつ口に入れるのは井戸水
これはおいしい。
アジフライはまめぞ特製ソースでいただきます
なんかこれおいしそうな感じ見た目ビンビンですよこれ。
ちょっと。
うん!おいしい。
軽いすごい軽い。
ということで奥さんが
うっ。
ドッドッドッドッドなんだこれは!なんかこの専用…アジフライ専用飲み物来たようなんで。
あっ合いますねこれヘヘヘ。
うんまた新たにおいしい。
これねどうしたことでしょうねこれ。
う〜んこれがあるとアジフライがどんどんおいしくなるっていうね。
あ〜!これはたまりませんね。
CMのあとは久住さんが大好きなソーメンと井戸水が
こちらがまめぞ名物これがあるっていうのはもう心強いですよね。
最後にこれでしめるっていう。
あっほんとだ極細ですねこれね。
久住さん大好きなそうめんいっちゃってください
う〜ん最高ですね。
ありがとうございます。
う〜ん。
箸の勢いが止まりません
う〜んフフフ。
おいしいですねフフフフフ。
う〜ん。
(笑い声)
五郎さんの食べたかつサンドは持ち帰りもできますよ皆さんもぜひ
2014/08/20(水) 23:58〜00:45
テレビ大阪1
孤独のグルメSeason4 第7話「台東区鳥越の明太クリームパスタとかつサンド」[字]

異色のグルメコミックを松重豊主演で実写ドラマ化する第4弾!雑貨輸入商を営む井之頭五郎は仕事で訪れた町で、ふと店に立ち寄り自由に食事をする。今回は「鳥越」。

詳細情報
ストーリー
都営大江戸線の新御徒町駅から出てくる井之頭五郎(松重豊)。今日はなぜか鳥越神社で待ち合わせ。ちょっと危険な空気の中、モデルガンの受け渡しをする。その後、おかず横丁を歩いていると、思わず漬物を購入してしまい…そのうちお腹がすいてきた五郎は、ちいさな居酒屋、と書かれたお店に引き寄せられていく。中に入ると気のいい店主(小日向文世)と奥さん(西田尚美)が迎えた。
出演者
【出演者】
 井之頭五郎…松重豊

【第7話ゲスト】
 主人…小日向文世
 奥さん…西田尚美
 酒井…東地宏樹 ほか

原作脚本
【原作】「孤独のグルメ」
作/久住昌之・画/谷口ジロー(週刊SPA!)
【脚本】田口佳宏
音楽
The Screen Tones(久住昌之、フクムラマサトシ、河野文彦、西村Shake克哉、栗木健)
監督・演出
溝口憲司
プレゼント告知
番組中にステキなプレゼントのお知らせがあります。お楽しみに!
関連情報
【ホームページ】

http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/

【Twitter】

https://twitter.com/tx_kodokugurume

【Facebook】

https://www.facebook.com/kodokugurume

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
情報/ワイドショー – グルメ・料理

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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