報道ステーション 2014.08.20

当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫山の上のほうから大規模な土石流が通った跡がはっきりと確認できます。
≫今、住民がつり上げられました。
レスキュー隊のヘリに収容されようとしています。
≫こんばんは。
≫荒々しい晩夏の雨が甚大な土砂災害を広島の山あいの地区にもたらしました。
今日は専門の方を含めましてゲストにお招きしております。
まず静岡大学防災総合センター牛山素行教授にお越しいただきました。
よろしくお願いいたします。
今日は、いろいろと伺います。
それから、もうひと方気象予報士の荒木真理子さんに入ってもらいましたどうぞよろしくお願いします。
亡くなった方が出てしまいました。
そして、行方不明の方々もいらっしゃいます。
一体、何が起きたのか伝えると同時に今回の土砂災害の特徴としましてまず、雨の特徴があります。
それから土壌の問題があります。
この土壌というのは、もちろん全国各地にも通じる問題として取り上げられるわけです。
更にはもう1つは夜間にこのところ大変な雨がもたらされている。
ここは一体どう対応していったらいいのか。
つまり異常気象に対応する手立てというのも併せて今日考えます。
≫広島市安佐南区の八木だけでも数か所土石流が発生しました。
こちらもその土石流のまさに通り道です。
このお宅は半分が土石流で流されてなくなっています。
そして、3軒あった家も流されましてほかの家に押しつぶされるようにして止まっています。
≫安佐北区可部東の土砂災害現場です。
こちら、今夕方の4時ですがこの時間になっても大変な水の量があります。
山から水が流れてきて道を川のようにしてしまっていますね。
≫安佐南区の阿武山の周辺を飛んでいます。
ご覧のように峰もこの辺りからたくさんの土石流の跡が確認できます。
あちらこちらから土石流が発生しています。
かなり大規模です。
山の上から川まで流れ込んでいます。
そして下流方向にも土砂は広がりました。
この八木地区もあちらこちらが泥水そして、泥自体に覆われているのがはっきりわかります。
町全体が真っ茶色になっています。
町のいたるところがこの土砂で覆われてしまっています。
その中に家々が浮かんでいるような状態に見えます。
≫今日未明から降り始めた雨は局地的豪雨となり土砂災害を引き起こし大きな被害をもたらした。
≫土砂災害が起きたのは多くの人が眠る深夜のことだった。
押しつぶされた家屋。
流された車。
被害の爪痕が無数に広がっている。
大きな被害が出た地区は広島市の北部太田川沿いに広がる山のふもとにある住宅地だ。
広島県によれば土石流が23か所で発生。
2か所で土砂崩れの発生を確認したという。
大きな被害が出た地区を確認する。
広島市安佐北区可部町同じく、安佐北区可部東そこから更に南安佐南区八木。
隣接する安佐南区緑井。
そして、安佐南区山本だ。
≫安佐南区の山本です。
こちらの裏山が崩れてしまいまして土砂がすぐここまできています。
家と家の間は土砂で完全に埋まってしまっています。
この左手のお宅の1階で寝ていた11歳と2歳の男の子が流れ込んできた土砂に巻き込まれて亡くなってしまいました。
≫午前4時過ぎの映像。
土砂災害が起きた現場には多数の消防車両などが到着していた。
≫家族だろうか。
現場で聞こえた、悲痛な声。
≫現在4時半過ぎです。
こちらのお宅の中に家の中に土砂が入り子どもが生き埋めになっている模様です。
≫ここでは11歳と2歳の男の子の兄弟が亡くなっている。
隣人が土砂災害が発生したときの様子を語った。
≫裏山が崩れて押し寄せた土砂は家屋をあっという間にのみ込んだという。
亡くなったのは平野遥大君と都翔ちゃんだ。
2人とも、土砂が押し寄せた1階にいたとみられている。
≫性格はどんな子でしたか。
≫ここだけではない。
各地区で懸命の救出活動捜索活動が続いた。
最も被害が大きかった安佐南区八木。
≫線路も途中見えなくなるぐらい土砂で埋まってますね。
水もたまっています。
どんどん住民の方が避難していますね。
≫町中が押し寄せた土砂に埋もれていた。
≫水もまだあちこちから流れ出てきていますね。
あの奥の建物も間がなくなっていますね。
あれ、平屋ですよね。
右と左に分かれているの。
建物の間だけ流されてきたという感じですかね。
≫無残に破壊された家屋が土石流のすごさを物語る。
≫現在こちらでは捜索活動が続けられています。
行方不明になっているのは高校3年生の男子生徒です。
同級生がこちらに集まりまして捜索の様子を見守っています。
≫同級生が見守る中懸命の救出活動が続いていた。
土砂災害が迫ったときの状況はどうだったのか。
≫八木地区に流れた土石流は標高586mある阿武山の山頂近くから崩れ始めていて斜面を下って、住宅地へ。
特に八木地区の3丁目は4か所で発生していて土砂は住宅地に広がりおよそ500m離れたJR可部線の辺りまで到達している。
この地区だけでおよそ400棟もの建物が被害を受けた。
≫安佐北区可部東の土砂災害現場です。
こちら、今も大変な量の水が濁流となって流れています。
≫救出活動や復旧活動を妨げるように水があふれ、流れていた。
≫現在午後2時を回りました。
男性がストレッチャーに乗って運ばれて救出されています。
酸素を吸入しているんでしょうか。
意識はあるようです。
≫手が上がったように見える。
男性はそのまま病院へと搬送された。
≫可部東です。
こちらで起きた土砂崩れは小さな男の子もろともこの住宅を、のみ込みました。
そして、近くに救助に来ていた消防隊員もそのあとに起きた土砂崩れでのみ込まれたということです。
≫二次災害が発生。
男の子も命を落としている。
亡くなった男の子は畑中和希ちゃん、3歳。
消防隊員は政岡則義さん、53歳。
≫夏休み中だった安倍総理大臣はプレー中だったゴルフを切り上げ、総理官邸に入った。
被災者の救助に全力を挙げるため派遣する自衛隊を数百人規模に拡大するよう指示を出した。
今回の局地的豪雨はどんな雨だったのか。
≫その雨が強くなり始めたのは今日未明。
午前2時ごろから強烈な雨を表す赤の部分が全く動かない状況が続いた。
この地域の8月の平均雨量は143ミリ。
そのおよそ1.5倍の雨がわずか3時間で降り注いだことになる。
1時間あたりの雨量を確認すると100ミリを超える猛烈な雨が短い時間に集中して降ったことがわかる。
広島には過去にも同じような事例がある。
これは1999年の映像。
今回と同様に呉市など広範囲で雨による土砂災害が起きた。
1999年の豪雨では大朝で1日に199ミリの雨量が観測された。
今回の安佐北区三入と比べてみるとそれを上回る217.5ミリという雨がわずか3時間で降り注ぐ猛烈な雨だった。
≫なぜ今回のような局地的豪雨となったのか。
西日本の北、日本海には前線が停滞している。
そこに、南から温かい湿った上空の南西風が流れ込んだ。
更に、太平洋側から海上の風が流れ込み広島の辺りで上昇気流が発生した。
そのため局地的な豪雨になったとみられる。
短時間に降り注いだ強い雨。
広島県によると20か所以上の避難所に914人の住民が身を寄せているということだ。
ここは小学校に設置された避難所。
≫午後9時現在。
岡村健二さん星野藤夫さん真鍋美千子さん沢本範子さん、竹内重喜さんの死亡が確認された。
犠牲者の数は36人。
行方不明者が7人だ。
消防130人、警察730人。
自衛隊は500人以上が捜索などの活動を続けている。
この活動は、夜を徹して行われる予定だという。
≫恵村さん15年前にも大変な同じような災害があった場所でまた起きてしまいました。
≫今回は短い時間で大きな被害が出て、ちょっと衝撃を受けていますけど。
15年前の現場今回とよく似た現場で起きているわけですが災害は同じ場所で繰り返すといいますけどその教訓が生かされなかったのは残念に思います。
≫行政の対応を含めてどういうことだったのか今後の教訓としてどうなのかということもまた後ほどお伝えしたいと思います。
牛山先生、ご専門なのでぜひうかがいたいのはまず雨の種類なんですが15年前は、例えば10日間の長雨があったあとに災害が起きている。
今回は3時間で強烈な雨。
被害に遭われた方々が異口同音に、屋根をうがつような強い雨だといっている。
この強い雨大量なだけじゃなくて強いんですね、短時間で。
この辺りはどうなんでしょう。
≫1999年の豪雨のときも短時間の雨量がかなり激しかったんですね。
ですので今回のほうが激しいかはまだよくわかりませんけれども例えば1時間100ミリだと猛烈な雨だといいますけど。
1時間100ミリの雨が1時間で終わってしまえば実はそんなに大きな災害に結びつかないんですね。
ところがそれが、2時間、3時間と続く。
あるいは、その前に何時間か何日かだらだらと降り続けてそのあとで強い雨が降ると大きな災害に結びつくということがありますね。
≫なるほど。
今回はそうであったのかという点でちょっと、更に考えますと当然、この2階に逃げるのも窮余の一策で必要な状況にあると思いますが今回のような土砂災害を見ますとそれだけで対応しきれないところもあるかと思いますが。
≫最近は避難といえば避難所にいくというのが必ずしも最善といえないと。
避難所に行く途中で遭難してしまうということもありますよね。
ですので洪水の危険性があるところでは2階にとどまるのもやり方ですね。
ただ土砂災害だと今回のように家が丸ごと壊されてしまうということがありますので土砂災害の場合ですと土砂も谷筋に沿って流れますからその土砂の流れるところから谷のほうから少しでも離れるそういうことが次善の策ということになるかもしれませんね。
≫このあと、夜中の時間帯に起きたときどういうふうに避難すればいいかという問題点も探りたいと思います。
とにもかくにも事前にチェックしたらあえてとどまらずに出る出る場合は避難所もないといけません。
≫ただ避難所というのも行政が決めた避難所に限ったことではないんですね。
土砂で危険なのは谷の出口が危険です。
そうすると、谷の出口から1軒だけでも隣の家に移動するだけでもかなり話は変わってきます。
事前にいろいろ考えていくということは重要になってくると思いますね。
≫きめ細かく。
全国に当てはまる話ですからね。
後ほどまたいろいろ伺いますが、ここで中継を結びます。
まず、今回の甚大な被害があった中でも安佐南区の八木ここは一番被害が多かったところですが。
こちらが一番大きな土石流を伴った土砂災害と思われますがこの付近、この赤い○のところに富川悠太アナウンサーが行っています。
富川さん、そちらから伝えてください。
≫今、映っています明かりのついている建物が八木の皆さんが避難している小学校です。
300人以上の方が避難生活を送っていらっしゃいます。
そこから300mほど山に向かってきたところに私はいます。
ここはまさに土石流の通り道でした。
土砂で埋まっていました。
それを取り除いてふさがれていた木を切ってようやく通れるようになりました。
手がつけられていない場所には土砂がこのようにたまっています。
家の3分の1から半分が土砂で埋まっていましてこういう大きな岩まで転がってきています。
住民の方によりますとこの建物の奥には立ち並んでいた3軒の家がすべて流されてしまったそうです。
一時は10人以上が行方不明になっていたそうです。
現在もまだ行方不明の方いらっしゃるということで午後8時半過ぎに自衛隊の皆さんがこの照明器具を設置しました。
現在、重点的に捜索が行われているのがこの右側のお宅です。
ご覧のように1階部分に土砂や流木が入り込んで斜めになった2階をかろうじて支えているという状況です。
ですので、捜索活動をする際には木を少しずつ切ったり土砂を手作業で取り除いて手作業で少しずつやっていかないとつぶれてしまう危険性があるということでかなり時間を要しています。
現在、行方不明となっているのはこちらのお宅に住む高校3年生の鳥越さんです。
野球部に所属していました。
家からは鳥越さんのものと思われるグローブやバット。
そして、去年の夏の大会に撮られた集合写真なども出てきました。
先ほど、チームメートの方に話を聞きましたら鳥越さんはムードメーカー的な存在で今年の夏も代打の切り札として登場するとチームも盛り上がって球場全体が盛り上がったということです。
皆さんから愛されていました。
こちらには、中学校の同級生もずっと捜索活動を見守っています。
彼なら笑顔で出てくるんじゃないか。
そう話していらっしゃいました。
≫富川さん、今雨はそちら、やんでますね。
≫はい。
今日はぽつぽつと降るぐらいで雨は、ほとんどこの辺りは降っておりません。
≫また明日が心配ですが。
ありがとうございました。
今回、土砂災害といっても2種類の土砂災害が同時多発しました。
これもまた後ほど先生に詳しくうかがいます。
もう1か所、中継です。
安佐北区になります可部東、こちらも土砂災害の被害がありました。
この赤い点のところに山口豊アナウンサーが行っています。
山口さんそちらからお願いします。
≫私がいますのはその可部東地区の住宅街の入り口にあたる場所なんですね。
後ろ、今、これ川が流れているように見えますがこれは川ではありません道路なんですね。
今、この時間も道路上を山からの大量の水がご覧のように流れているんです。
そして、大きな岩なども流れ着いていますね。
私の足元にもこういう石がいくつも転がってきてこの道路上を埋め尽くしているんです。
そして、あちらに見えてくるのが可部東の住宅街ですが入り口の辺りは今も滝のようになっていますしその横には車が横転したままです。
こういう光景がずっと奥まで広がっています。
この奥が山になるんですがこの可部東地区では、現在までに5人の方の死亡が確認されています。
そのうちお一人の方はこの集落の一番上のほうに住んでいた家で家ごと流されてしまったそうです。
4人家族だったそうですが4人とも一時生き埋めになりました。
3人の方は救助されましたが、お一人が亡くなられたということです。
それから沢とはちょっと違いますが向こう側にもう1本沢が流れておりましてそちらで3歳の男の子を救出しようとしていた消防士の方が流されそこで3歳の子とそれから消防士の方お一人が亡くなられています。
皆さんここに、今真っ暗に見えるかもしれませんがこの奥には今も明かりがついていてとどまっている方もいるんです。
というのは昨日の夜逃げようとしたんですけれども外は雨がすごくて道路も川状に流れていたと。
むしろ危ないので2階にとどまってくださいと消防隊から言われて現在も2階で過ごしている方もいらっしゃるんです。
この場所なんですが、実はあちらに見えてくるのが広島の住宅街の北部になるんですね市街地です。
この近くには可部駅という駅もありまして比較的山あいですが便利な場所に造られた造成地なんですね。
お話を伺うと手の届きやすいマイホームだったと、皆さんおっしゃっているんです。
もちろん99年にも広島では土砂災害がありました。
ただ、そのときにはもっと、あれは山の中だったしそのときもここは崩れなかったので大丈夫だろうという思いでここを購入した方が多かったということなんです。
ただ、そういう皆さんも今回の雨は経験したことがないようなとんでもない降り方だったと皆さんおっしゃっています。
そして、雷がずっと鳴り響いていたそうなんですが今思うとそれが土石流の音だったり家が流されてしまった音だったのではないかと話していました。
今この時間も皆さんこの中で何人かの方は不安なときを過ごしていらっしゃいます。
≫山口さん、これからの二次災害の懸念というものを視野に入れますといろんなご事情があると思いますが避難で動いていただく可能性を模索してほしいところもありますね。
≫そうかもしれませんね。
自分の家の周りは大丈夫だとおっしゃる方も多いんですがただ、経験したことのない雨が降ったあとですのでこのあとも非常に心配な状態だと思われます。
≫山口アナウンサーが伝えました。
ここから荒木さんに解説していただきます。
よろしくお願いします。
大変強い雨というものが短時間に降ったというこの辺りからまず説明をしていただきたいと思います。
≫寝ている時間に降りましたので何が起きたのか詳しく見ていきたいと思います。
こちらは雨雲レーダーですが広島県内にライン状の雨雲が見られます。
この幅が、わずか20kmにも満たないほどの狭い降水域だったんですね。
実際に雨の量を見てみますとたった3時間で広島市内では200ミリを超える猛烈な雨が降りました。
その一方で隣の東広島市内ではわずか7.5ミリというような状況だったんですね。
この降水の形状から当時バックビルディング現象が起こっていたのではないかと推測されます。
バックビルディング現象というのは、同じ場所でビルが立ち並ぶように次々と雨雲が湧く現象ですが。
ひと塊の大きな雨雲ではなくて次々と雨雲が湧いて流れ込んできたことがわかります。
≫湧いて、小さな積乱雲が雨として降る、消える次からくる。
また、それが増える、消える。
また次からくると繰り返しですね。
≫その原因になったのが地形の影響と考えられます。
今回は豊後水道を渡ってきた暖かく湿った空気が山口県内の山にぶつかって立て続けに積乱雲が発生しました。
更に広島市内の地形も影響しています。
広島市内は、この逆漏斗型の地形をしています。
このため市内を流れる太田川に沿うような形で先ほどの積乱雲が次々と流れ込んで広島市内で、集中的に雨が降ったといえるわけです。
この局地的な大雨ですがいつどこで起こってもおかしくない状況です。
≫明日にかけて非常に各地、心配になってきますし雨が降りそうなところが多いようですし。
それからこの広島のこの地区もどうなるんだろうというのがありますよね。
≫その辺りを水蒸気の分布で見ていきたいと思います。
水蒸気の分布雨雲のもとですが今も列島が水蒸気の川と化しているような状況です。
これは太平洋高気圧のふちを回って前線に向かって湿った風が次々流れ込んでいるような状態です。
こういった地域ではちょっとしたきっかけ山の影響であったり風のぶつかり合いであったり。
そういったことで局地的な大雨になりやすい状況なんです。
一旦、現在の雨雲の様子を見てみますと今は、兵庫県内であったり山口県内に局地的な雨雲が点在していますが広島県内には目立った雨雲は見られません。
ただ、明日の明け方にかけては弱い雨が降る可能性があります。
少しの雨でも危険ですし更に明日の夜遅くには本降りの雨になる恐れもあるんです。
≫広島の被災地域でいいますとそういう雨の明日の予想があるとするとこれ、土壌に含まれている水の半減というのは72時間3日間といわれますよね。
そうしますと完全に半減する前に更に強い雨が降るとなると二次災害の懸念を考えなくてはいけないですよね。
≫雨がやんだあとも心配ですし、少しの雨でも警戒が必要な状況です。
特に夜間というのは雨雲が発達しやすい状況です。
実は昼間と夜で雨雲が発達する高さというのが変わってきます。
湿った空気が流れ込んだときには昼ごろは気温が高いのである程度上昇気流が強くないと雨雲は発生しません。
これは、気温が高いためにその分、水蒸気を多く含んでおけるからなんですが。
ただ、夜になりますと気温が低いために弱い上昇気流でも低い高さでも雨雲が発達します。
そのため積乱雲が拡大しやすいということが考えられます。
夜間になりますと避難が遅れるケースもありますし気づかないケースもあるので早めの対策が必要になってくると思いますね。
≫土砂災害の種類にもよるんですが、崖崩れ裏山が崩れるなんてケースを想定するとちょっとした音とかそういうものがあったらすぐ避難するという動きとかそういうことが非常に大切になりますね。
≫土砂崩れの元凶もよく考えてほしいなと思いますね。
≫荒木さんありがとうございました。
次は、今回のこのエリアの土壌を考えてみること。
≫続いて土壌について見ていきたいんですが。
今回、いくつかの異なるメカニズムによる土砂災害が一気に起きてしまったんですね。
どうしてこういうことになってしまったのかを見ていきますとこの地域特有の土壌、土の性質があったようなんですがこれ、同時に全国どこででも起き得る可能性もはらんでいるんです。
≫広島大学の海堀正博教授。
土砂災害の専門家だ。
国交省の調査団の一員として現場を訪れた。
≫真砂土。
この土は各地にもあるのだが広島県に特に多い土だ。
粗い粒子で非常にもろく崩れやすい。
雨に対しての耐性が低くある程度まとまった雨が降るととたんに危険になるという。
これは、実験映像。
真砂土でできた斜面に人工的に1時間あたり50ミリの雨を降らせると斜面全体が一気に崩れ落ちた。
表層崩壊という現象だ。

広島市周辺ではたびたび土砂災害が発生し多数の死者を出してきた。
15年前の1999年には24人が犠牲になった。
このときの原因は梅雨の長雨で今回と雨の降り方が違う。
更に、この付近は山の中まで宅地開発が広がってきた。
1947年この地はご覧のように平地の多くを田畑が占めていたが高度成長期以降日本各地で起きていた宅地開発は当然ここでも広がってきたのだ。
≫最も被害の大きかった八木地区です。
町全体が真っ茶色の土砂に覆われてしまっています。
泥水が道行く道すべてを覆っています。
そして家が何軒も流されてしまったようなそうした跡も確認できます。
土石流が通った跡がはっきりと確認できます。
≫今回の特徴は狭い範囲で種類の違う土砂災害が同時多発したことだ。
被害前の写真。
そして、被害後の写真。
よく見ると2種類の土砂災害が見える。
おびただしい土砂が広い範囲を襲ったケース。
そして山の一部が崩れたケース。
後ほどスタジオで説明する。
更に、これまで発生してきたこの地域の土砂災害とは少し違う新たな視点も出てきた。
現場を今日、調査した海堀教授。
≫今回崩壊したとみられる真砂土は花崗岩という岩が風化などしてできるのだが今回は流紋岩という別の岩石も崩落した可能性があるという。
流紋岩は花崗岩に比べ非常に硬い。
≫牛山先生土砂災害の2種類について伺いたいんですがまず1つ目ですけれどもこの八木地区でいいますと一番、奥のほうまで土砂がいった。
この場合は典型的に土石流というふうに考えていいようなんですがまず、こちらの説明からしていただけますか。
≫土石流というのは土砂と水とかあるいは流木倒れてしまった木ですね。
こういったものが混ざり合って一体となって流れ落ちる現象を土石流というふうにいいます。
土石流というのは一番破壊力が大きくて移動する距離も長いんですね。
数百メートルから数千メートルくらい。
しかも高速で流れる。
一番大きな被害を広域的にもたらすのは土石流ですね土砂災害の中では。
≫幅が小さい、狭いにしても沢があって、水と土砂、岩。
更に根こそぎ周辺の樹木を流木としてさらっていく。
最終的にドーンと下のほうにいってしまうという典型的な例ですね。
それから、もう1つ八木ではなくて、安佐南の中でももうちょっと南の山本地区。
そこで本当にお母様とみられる方の悲痛な声が先ほど、聞こえました。
お子さんのことをずっと叫んでらして。
そのお宅で見させていただきますと後ろの裏山が土石流と違って狭い範囲でごそっと民家を襲う形になった。
これは全く土石流とは違う崩壊だと。
≫これは斜面崩壊とか崖崩れと呼ばれる現象ですね。
これは、広い範囲で崩れることもあるんですけど土砂が崩れて付近にたまったあるいはその付近にあるものを壊したという状況です。
ただ、その土石流の発生する場合でも上流部ではたいていは斜面崩壊が起きています。
斜面崩壊で土砂が供給されてそこに更に水が加わって土石流となって流れ下っていくというのが一般的な現象ですね。
≫逆に言うと水が絡まないということでそこだけで…。
水を含んだだけで斜面が崩壊するというのがこの崖崩れ。
≫斜面崩壊を起こす原因は水である場合が多いですね。
水と一緒に崩れますがそんなに遠くまで流れていかないのが斜面崩壊といっていい。
ただ斜面崩壊は小規模だから怖くないかといったらそういうことではありませんで。
今の現場でもありましたように住宅を直撃するとそれによって犠牲者が出ることはしばしば見られることです。
≫これは全国各地でいえることだと思って気をつけなければいけないわけですが。
全国各地に視野を広げますと今回、真砂土といわれる花崗岩が風化したもの。
これが原因の1つであったであろう確かにそうだと思います。
ですが専門家の方がおっしゃっていたように硬い岩も一緒に流れてきているということを見ますと余計に全国各地いろんなところで当てはめて考えないといけないと。
≫よくこの山は崩れないというようなことを聞きますが基本的に日本の山は雨が降って崩れないところはまずないと考えていただいていいと思います。
もちろん崩れやすい地形とか。
真砂土は比較的崩れやすい地質とはいえますがでもここは真砂土じゃないから安全だとかそういったふうには考えないほうがいいと思いますね。
≫全国的に林業の衰退山に手が入っていないのも山がこらえ切れない要素の1つです。
≫それも要素の1つではありますがやはり基本的に我々が住んでいる地形というのが山が雨が降って崩れて平らなところ緩やかなところを形成してきているんですね。
ですので山あいに近いところはどこでも土砂災害が≫今回の災害ここまで被害が拡大してしまったその理由の1つは真夜中という時間帯にあります。
深夜の災害への対応の難しさが改めて浮き彫りになりました。
≫真夜中の空を照らす雷。
3時間で217.5ミリを記録した観測史上最多の豪雨は真夜中に住民に襲い掛かった。
≫今回、これほどまでに被害が広まった原因の1つ。
それは、午前1時という時間だ。
ここで昨日の夜からを振り返る。
広島地方気象台は昨日午後9時26分大雨・洪水警報。
午前1時15分には広島市全域に土砂災害警戒情報を出した。
午前3時過ぎ被害が出始める。
広島市によると午後10時ごろから防災無線で注意の呼びかけを始めた。
呼びかけはほとんど同じ内容で21回にわたり行われたという。
≫ただ、住民にはっきりと避難を呼びかける避難勧告を出したのは午前4時20分になってから。
その1時間前には安佐南区で2歳と11歳の兄弟が生き埋めになるなど被害が出始めていた。
≫専門家は、自治体による特に夜の時間帯の避難判断の難しさを指摘する。
≫では、大雨が降り出す前の段階で住民を避難させるために予報できないのか。
これは気象庁が今月から運用を開始した高解像度降水ナウキャスト。
大きな積乱雲が発生したあとにどこで雨が降るのかかなり範囲を絞って予測するシステムだ。
ただ、今回は積乱雲が同じ場所で次々と発生した。
ナウキャストは積乱雲の発生を事前には予測できないため豪雨も予測できなかった。
左の画像は今回、ナウキャストが午前0時時点で1時間後の雨を予測したもの。
しかし、右の画像は午前1時の実際の雨の様子だ。
降り方が予測よりかなり激しくなっていることがわかる。
では、どうやって住民は命を守ればよいのか。
広島市では、15年前の大規模土砂災害を受けハザードマップを作り普段から注意を呼びかけていた。
≫これは今回の被災地域のハザードマップ。
土砂災害が発生した場所はほぼすべてが危険な地域に含まれていた。
繰り返される被害から何を学ぶべきか。
≫牛山教授はその予測システムに関してどんなお考えですか?≫確かに正確に予測できればそれに越したことはないですがなかなかこれは難しいですね。
ですので、予測情報もそうですし避難の呼びかけこれも事前に確実に知らせてもらえるものだというふうにはあまり思わないほうがいいと思いますね。
もちろん信用できないというふうに決めつけてしまってはいけないんですが。
なるべく多くの情報を集めて危険を少しでも早く知るということですね。
何よりも重要なのは土砂災害というのは決して予想もつかないところで起こるわけではないんです。
さっきの危険箇所の地図がありましたように起こりやすいところで起きてしまう。
となると自分が住んでいる地域がどういう災害が起きそうなのかをあらかじめ知っておく。
これが何よりまず重要だと思いますね。
≫夜中に大雨がというケースということも想定するとどうでしょうか。
≫夜中は行動がしにくい。
しかも情報を集めるのも難しいですよね。
ですので、まずは自分の地域が危険だということを知ったらちょっと雨が降りそうだと思うときには早めに情報収集をする。
もし可能であれば早めに避難をするということも対応の候補の1つだと思いますけど。
いざというとき動いて安全なところはどこかをやっぱり日ごろからいろいろイメージして考えておくこと。
これが、いざというときに。
≫先ほどお話になった、所定の避難所がなくてもちょっと動くだけでも…。
≫話は変わってくると思いますね。
日ごろからイメージをわき立てておくということが非常に重要だと思いますね。
≫大変ですがそれに対応しなきゃいけない状況ですね。
恵村さんはいかがですか?≫難しいことだと思うんですが15年前と今回の災害で次を起こさないためにやはり今回の経過をしっかり検証することが必要だと思います。
とりわけ行政の対応についてなんですが住民の方に情報をお伝えしてそれで、命を守る行動につなげるということはやっぱり行政の大事な仕事の1つだと思います。
夜になって避難を呼びかけても住民がなかなか避難するのが難しいというのは昨年の伊豆大島でも同じことが問われたわけですし。
気象は年々荒くなっていますからたとえ空振りになっても早めに避難を呼びかけるとか避難所を作ってそこに行こうということを呼びかけるということが予防的な対応としてはあってもいいかな。
それができたらどうなのか難しいかもしれませんが検証する必要がありますしそれからもう1つは普段からの構えの問題ですよね。
15年前の災害というのはそれをきっかけとして土砂災害防止法という法律ができるほどの災害だったのでなのにこの広島県はこの法律に基づいて住宅分譲などを許可制にする特別警戒区域といった指定がなかなかうまく進んでないんですね。
人不足などいろんな状況があるようですが結果としてそれが住民の意識を弱めるということにならなかったのか、どうなのか。
その辺も改めて確認する必要があると思いますけど。
≫難しいところですね。
小川さんそれにしても、この広島のここ以外でも被害が出てますね、大雨の。
≫お伝えしておりますが降り続いた大雨は、九州各地にも被害をもたらしました。
福岡県では今朝川に女性が浮いているのが見つかり死亡が確認されました。
≫川から引き上げられた人の懸命な救急活動が続けられています。
消防隊が人工呼吸などを今、行っているところです。
≫警察によりますと今日午前9時半ごろ福岡市博多区の御笠川でうつぶせの状態で川に浮いている女性を消防が発見しました。
女性は川から引き上げられましたがおよそ1時間後に死亡が確認されました。
警察は女性が大雨の影響で増水した川に流された可能性もあるとみて身元の確認を進めています。
また、長崎県の佐世保市では午前7時半までの24時間雨量が278ミリと8月の観測史上最多を記録。
この大雨で道路が陥没しました。
崖崩れも発生しましてこの影響で市の中心部に水を供給してる水道管の1本が破損しおよそ5000世帯で一時断水しました。
≫さまざまな地域で明日にかけても≫長野県でおとといから行方がわからなくなっていた小学1年生の男の子が遺体で発見されました。
≫今日午前9時ごろ長野県松本市内のJR篠ノ井線の線路で人が倒れていると110番通報があった。
駆けつけた松本署員が子どもの遺体を発見。
おとといから行方がわからなくなっていた市内の小学1年生ジョー・ヘサン君、7歳と確認された。
≫ヘサン君はおととい現場近くの公園に家族と一緒に遊びに来ていた。
父親が目を離した1分ほどの間に行方がわからなくなっていた。
線路脇にはフェンスや柵はなく警察は遺体の状況から列車にはねられたとみている。
≫アメリカ・ミズーリ州で丸腰の黒人青年が白人の警官に射殺されてから10日以上がたつ。
人種差別などを訴えるデモは激しさを増している。
≫18日夜はデモ隊の一部が警官隊に火炎瓶を投げつけるなどして80人近くが逮捕された。
現場には州兵が投入され厳戒態勢が続いている。
現地メディアはミズーリ州の大陪審が射殺した白人警官を起訴するかどうか近く判断すると伝えた。
また19日には隣のセントルイス市のコンビニエンスストアで窃盗容疑の黒人の男が警官に撃たれ死亡するという事件も起きた。
デモに拍車をかける可能性もある。
≫黒装束の男の隣でひざまずいている男性。
このあと処刑される場面が続くという。
これはイスラム過激派組織イスラム国が公開したアメリカ人とみられる男性を処刑する動画。
CNNなどによるとこの男性はおととし11月からシリア北西部で行方不明になっていたアメリカ人ジャーナリストジェームズ・フォーリー氏だとみられるという。
動画にはアメリカに対しイラクでの軍事作戦を終わらせるメッセージを訴えるよう要求される場面も。
≫ここでスポーツです。
青山さん、お願いします。
≫まず高校野球からお伝えします。
夏の甲子園は大会10日目。
今日からベスト8をかけた戦いが始まりました。
≫4点差を逆転された沖縄尚学は6回ツーアウト3塁とすると…。
二松学舎大付属のバッテリーミスで同点に追いつきます。
初戦、14奪三振で完投した沖縄尚学のエース、山城。
≫3者連続8個目の三振を奪いました!≫4回までに5点を失うも粘りのピッチングで同点のまま9回を投げきります。
その裏、ワンアウト2塁。
一打サヨナラのチャンスを作り4番、安里。
≫左中間!大きな当たりだ!落ちた!沖縄尚学サヨナラ勝ち!≫夏7度目の甲子園で、沖縄尚学初のベスト8進出です。
≫今日はそのほか青森の八戸学院光星三重、そして福井の敦賀気比がベスト8進出を決めています。
続いてプロ野球です。
≫広島は1回1番、天谷が初球先頭打者ホームラン。
広島が先制します。
2対1と逆転された3回3塁2塁で2番、菊池。
レフトへのタイムリーツーベースで逆転に成功。
7対5とまたも逆転されて迎えた4回満塁で打席には3番、丸。
広島ファンの思いを乗せた満塁アーチ。
逆転に次ぐ逆転劇。
更に球団タイ記録の8試合連続2桁安打で4連勝です。
≫ヤクルト先発新外国人ナーブソンは緩急自在のピッチング。
緩い変化球と140キロ台の速球で巨人を7回までノーヒットチームの連敗を3で止めました。
≫同点のまま迎えた7回阪神がツーアウトながら満塁のチャンスを作ります。
センター大島がまさかまさかの落球。
運を味方につけた阪神。
首位奪取へ巨人との差は0.5ゲームです。
≫パ・リーグの結果です。
ロッテは大嶺投手がおよそ1年ぶりの勝利。
≫現在の雨雲の様子です。
広島と長崎にはほとんど雨雲がかかっていませんが大雨警報が出ていますので引き続き注意が必要です。
また、東北北部では強い雨が降り始めています。
広島の土砂災害は小さな雨雲が引き金となりました。
今はどこで活発な雨雲が発生してもおかしくない状況となっています。
こちら、衛星画像で日本列島を見てみますと今、上空は雨雲のもとである白い水蒸気で充満している状態であることがわかります。
この状態明日もほとんど変わりませんので全国的に不安定な天気が続きます。
特に明日は東北の青森や秋田を中心に雨となります。
今日大雨となった福岡や長崎でも雷を伴って急に激しく降る恐れがあります。
更に、傘マークがついていない地域でも油断はできません。
局地的な大雨となる可能性がありますので天気の急変には十分、注意してください。
そして、明日は曇りマークとなっている広島の天気を詳しく見ていきます。
朝までは雲が多く弱い雨が降ったりやんだりでしょう。
昼になると日差しが出て今度は暑くなります。
32度まで上がる予想ですので暑さと戦いながらの救助作業となります。
そして、夜になると再び雨が降り始め雨脚が強まる恐れがあります。
ここで土の中に含まれている水分の量を見てみます。
現在、広島はこのように水分がたっぷり含まれた状態なんです。
そのほか九州北部や高知県でも黄色になっています。
このように、いつどこで土砂崩れが起きてもおかしくない危険な状態が続いています。
≫八木地区に富川悠太アナウンサーが行っています。
富川さんと再度、結びます。
富川さん、お願いします。
≫行方不明となっている鳥越康太さんの救助活動、救出活動は現在も続いています。
つい先ほど自衛隊員が10人ほど増員されまして現在はもともと家のあった場所を重点的に掘り進めているという状況です。
ただ、まだ見つかったという声は上がっていません。
そして現在こちら雨は降っていないんですが非常に蒸し暑くなっています。
28度あるということで熱帯夜になっているんですね。
避難所、体育館はクーラーが効いていません。
そのため、段ボールを四角く切って仰いでなんとか暑さをしのいでいるという状況です。
薬を持って逃げてくるのを忘れたという方もいらっしゃいました。
住民にとっては非常に厳しい夜となりそうです。
≫水分補給はかろうじて避難所の方々はできているんでしょうか?≫差し入れなどは入っていますのでそういった水はちゃんと補給できていると思います。
≫熱中症も気をつけないといけませんよね。
富川さんありがとうございました。
それから明日にかけての天気も非常に気になるところ。
先ほど林さんもお伝えしたように土の中に高知などでは水が含まれているそれからすでに東北北部に雨が降り始めているようですが2014/08/20(水) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

広島で複数土砂崩れが…犠牲者多く行方不明者も。今夜も雨で救出難航…。災害への備えどうする▽シリア・人質解放交渉の行方▽世界の強豪が勢揃い!競泳日本は…

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
【コメンテーター】
恵村順一郎(朝日新聞論説委員)
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツ】
松岡修造、工藤公康、澤登正朗、中山雅史
◇おしらせ
☆番組HP

http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

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ニュース/報道 – 定時・総合
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映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz

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