VOICE【突然の雷から命を守る最新技術▽小児がん経験を歌に】 2014.08.20

格安スマホのシェアはおよそ1割にとどまっているため、フリービットは異業種との提携を通じて販売ルートの拡大を図る戦略。
一方のエイブルも、不動産仲介業の競争環境が厳しさを増す中、番組の一部に字幕のない部分があります。
ご了承ください。
けさ早くに起きた広島市の大規模な土砂災害。
短い時間に降った大雨が原因ですが、関西でも同じような災害が起こりうるのか、専門家は地質の面から警鐘を鳴らします。
広島市安佐北区三入では、午前4時半までの3時間で降った雨量が204ミリと観測史上最多を記録し、土砂崩れが起きました。
警察庁によりますと2歳と11歳の男の子や、救出にあたっていた消防隊員など死亡や心肺停止の人は32人、9人が行方不明になっています。
局地的な大雨がもたらした災害ですが、なぜこれほどの被害になったのか、地盤災害に詳しい専門家に聞きました。
花崗岩が風化してできた「まさ土」。
水を含みやすく、もろいため、広島市では過去にも土砂災害が相次いでいます。
今回、山すそに造成された住宅地が被災しましたが、同じような地質は関西では兵庫県にあるいいます。
今月、台風11号などで多くの雨が降った近畿地方。
土砂崩れの恐れのある地域は、すでに対策が打たれているところが多いといいますが、地盤が多くの水を含んでいる場合は、危険性が増します。
ただ、「どの斜面がいま危険なのか」については具体的にはわからないというのが現状です。
【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】大阪都構想の設計図である特別区設置協定書案をめぐり橋下市長と松井知事がきょう新藤義孝総務大臣と面会、新藤大臣は「議会などの正常化をめざして欲しい」と注文を付けました。
午後2時半、新藤総務大臣を訪ねた橋下市長と松井知事。
現在、総務省で審査されている都構想の設計図である協定書案について説明しました。
新藤総務大臣は協定書案の中身や手続きに意見をつける立場ですが自民、公明の議員らが「維新の会だけで作られた」として慎重に判断するよう2度申し入れています。
新藤大臣もきょう橋下市長らに対し、議会などの正常化を目指して欲しいと話したということです。
新藤大臣は今月中にも意見をつけて協定書案を返すとみられ来月の府や市の議会で審議されることになります。
高島屋和歌山店できょうから始まった閉店セール。
食料品や衣料品が3割から7割引となっていて朝から大勢のお客さんで賑わいました。
今月末で廃業する高島屋和歌山店はここ10年ほど赤字続きで、昨年度の売上高はピーク時のおよそ3分の1になっていました。
この店は南海電鉄和歌山市駅の駅ビルにあります。
市の玄関口なんですが、駅前はご覧のようにシャッター通りとなっています。
駅の利用者が減っているのに加え今年3月に郊外に大型ショッピングモールができたことで駅前の空洞化に拍車がかかりました。
駅ビルには来月から新たに食品スーパーなどが出店しますが、駅前に人の流れは戻ってくるのでしょうか。
【この部分は字幕がありません】落雷の危険と隣り合わせでもある夏の野外イベント。
運営側は観客の命を守ろうと、対策を講じます。
そして新たに登場した謎の金属物の正体は?広島市で起きた土砂災害で、多くの犠牲者が出ました。
自然災害の恐ろしさを改めて感じましたが、今年の夏は落雷の被害もありました。
夏の野外は常に落雷の危険と隣り合わせです。
実は今、落雷被害を減らそうとイベントなどの主催者は様々な対策を始めています。
最新の取り組みを取材しました。
暑い夏に、熱い音楽。
人気アーティストが一同に会する夏の音楽イベントには、多くの観客が集まります。
しかし、夏の野外イベントは「ある危険」と隣り合わせです。
それは…。
落雷、です。
おととし8月、大阪・長居公園。
人気音楽グループが出演する野外ライブ直前、会場近くの木に雷が落ちました。
この落雷で木の下で雨宿りしていた女性二人が死亡しました。
いかに観客を落雷から守るか。
その対策作りはイベント主催者にとってとても重要です。
神奈川県相模原市のフランクリン・ジャパン。
「ライトニング・スコープ」というシステムを開発しました。
これは先月27日の神奈川県周辺です。
青や黄、赤と色で時間帯ごとの雷の発生状況が分かれていて雷の動きがひと目でわかります。
全国30か所にセンサーを設置し、雷が起きる際に発生する電磁波を捉えて情報を集めます。
野外イベントの場合、半径20キロ圏内で雷が発生し始めたかどうかが、避難を促す目安のひとつだといいます。
これまで野外イベントでの使用実績は年間10件程度でしたが、大阪・長居公園で起きた落雷死亡事故の翌年度、2.6倍に増えました。
東京で開れた夏の音楽イベント、「ワールドハピネス」も観客を落雷から守ろうと、このシステムを利用しました。
ライブ当日は、近畿地方に台風11号が上陸。
関東でも激しい雨が降り出し、ライブ会場も一時、豪雨に見舞われました。
落雷が起きるか判断が求められました。
ところが、システムでは雷は会場から30キロ以上離れた場所で確認できるだけ。
ライブ中断の判断は、しませんでした。
とはいえ、こうしたシステムはすべての野外イベントで利用されている訳ではありません。
いざというときどのように落雷から身を守れば良いのでしょうか。
これはマネキンを使った実験映像です。
雷は高く突き出たものにより落ちやすい性質があります。
雷の音が聞こえたら近くの建物に避難するのが先決ですがそれが無理な場合は、できるだけ姿勢を低くします。
ほかにも注意すべき点はあります。
これは木のそばにマネキンを立たせて雷を落とす実験です。
電気が木の表面を通って、マネキンに流れるのがわかります。
東京ビッグサイトで先週開かれたコミック・マーケット。
屋外のコスプレエリアは、多くの若者でにぎわっていました。
この2日前の設営日、会場に運び込まれた不思議な金属の物体。
これは一体?落雷を避ける仕組みは、こうです。
通常、雷は雷雲のマイナスの電荷と地面のプラスの電荷が引きあわされることで発生します。
従来の避雷針は先端にプラスの電荷があり、ここに雷を誘導します。
ところが、新型の避雷針は絶縁体を挟むことで、雷と同じマイナスの電荷を集め、落雷自体を避ける可能性を高めるというのです。
まずは従来の避雷針の実験映像です。
避雷針の先に雷が落ちているのがわかります。
続いて新型の避雷針です。
同じ電圧をかけても、避雷針に雷は落ちていません。
この避雷針を開発した横浜の会社「落雷抑制システムズ」の話では、高所作業車で20メートルの高さに設置すると、会場全体を雷から守れる可能性が高くなるといいます。
実際、その効果が期待され、海洋研究開発機構の探査船「ちきゅう」に採用されたほか…横浜市内の公園や国交省の管理事務所など全国およそ380か所で使われています。
新型の避雷針について、雷防護に関する国際会議では「効果が実証できていない」とされていますが、松本社長はさらに観測データを積み重ねて効果を実証したいといいます。
【この部分は字幕がありません】【この部分は字幕がありません】みなさんは人生で何度か「神様、ありがとう」と思ったことがあるかもしれません。
きょう紹介する、小6のこの子。
一時は神様を恨み、今はありがとうと感謝している、そんな男の子です。
体育の時間。
運動会の練習をする男の子がいました。
奈良市の近畿大学付属小学校6年生、竹森皇くんです。
皇くんが、走るのが苦手になってしまったのには、理由がありました。
6歳の誕生日を迎える直前。
高熱が続いたのを心配した両親が皇くんを病院に連れて行きました。
診断された病名は、急性リンパ性白血病。
骨髄の90%以上が、がん細胞に侵されていました。
激痛を伴う骨髄検査や辛い抗がん剤治療は、退院したあとも2年あまり続きました。
その間、皇くんを支えたのは歌とギター。
練習を重ねるうちに、周りから、「病気と闘ってきた自分のことを歌にしてみたら」と勧められ、去年、初めて歌を書きました。
タイトルは、「神様、ありがとう」。
皇くんの素直な感謝の気持ちは多くの人の心を捉え、大阪や福岡のライブハウスから出演依頼がくるようになりました。
この日は、大人の出演者の中で、初めてトリを務めます。
抗がん剤治療を終えてから5年を迎えるまで、あと半年。
がんが再発するリスクは、ぐんと減ります。
そろそろみんなを楽しませる歌も書いていきたい、と、皇くんは考えています。
【この部分は字幕がありません】【天気予報は字幕がありません】時間の許すかぎりニュースです。
大津市の琵琶湖で遊泳中に行方不明となっていた男子大学生がきょう午前、遺体でみつかりました。
遺体で見つかったのは大阪府高槻市の大学生上野凌さんで、きのう午後大津市南小松の近江舞子中浜水泳場でアルバイト先の仲間4人と共に湖岸から20メートル離れた場所で泳いでいたところ、行方がわからなくなっていました。
警察と消防が40人態勢で捜索にあたり、きょう午前11時頃、浜辺からおよそ40メートル離れた湖底で上野さんの遺体を見つけました。
死因は溺死でした。
現場は遊泳エリアですが、10メートルから12メートルの深さがあるということです。
豪雨で大きな被害を受けた兵庫県丹波市では、市外から駆けつけたボランティアが土砂をかき出すなどの復旧作業を進めました。
丹波市では16日からの豪雨で1人が死亡、3人がけがをしたほか住宅28棟が全半壊し1100世帯以上が浸水の被害にあいました。
兵庫県は、被災者生活再建支援法を適用し住宅の再建のため最大300万円の支援金を支給することを決めています。
アスベストによる健康被害が明らかになった大阪府堺市で、今年10月から無料検診が実施されることになりました。
堺市では今年4月、アスベストを入れた麻袋をリサイクルしていた市内の工場労働者や近隣住民14人が「中皮腫」などアスベスト特有の病気にかかり、うち10人が死亡していたことがわかりました。
市内では1970年代にかけこうした麻袋の工場が少なくとも11あり、他にも被害が出ている恐れがあるということで、検診は、曝露した可能性のある40歳以上を対象に来年の3月中旬まで市内各地で15回実施されます。
【この部分は字幕がありません】
今水族館で空前の大ブーム
そう…
特設コーナーも設置されるほど
2014/08/20(水) 18:15〜19:00
MBS毎日放送
VOICE[字]【突然の雷から命を守る最新技術▽小児がん経験を歌に】

危険!突然襲いかかる雷から命を守る最新技術とは▽小児がん経験を歌に

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