当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんにちは。
≫「スーパーJチャンネル」です。
27人の方が死亡10人の方がいまだ行方不明です。
≫広島市で昨日夜から未明にかけて局地的に猛烈な雨が降り複数の場所で大規模な土砂災害が起きています。
≫山肌があちこちで削り取られています。
緑の中がくっきりと茶色で爪痕が残されているのがわかります。
いつもは小さなおとなしい水の流れが滝のように流れた様子がわかります。
≫住宅街を埋め尽くす泥や岩。
広島市の北部に位置する安佐南区と安佐北区。
未明にかけて降った猛烈な雨で土砂崩れが発生し27人が死亡10人が行方不明になっている。
≫現在捜索現場のすぐ近くに毛布のようなものが広げられました。
≫土砂崩れは午前3時半ごろ、発生。
≫においは、土砂崩れの前兆だったのか。
大きな被害が出たのは安佐南区の3つの地域と安佐北区の2つの地域。
安佐南区八木では少なくとも5人が命を落とした。
濁流の勢いは2階建ての住宅の1階部分をなぎ倒すほど。
≫土砂崩れが起きています。
山からの大量の土砂で複数の住宅が倒壊しています。
≫かろうじて残った住宅には高齢の女性らが取り残された。
≫今、八木1丁目付近です。
倒壊した住宅から男性と女性1人ずつが助け出されました。
≫自衛隊員でさえ足をとられかねないほどの大量の泥。
住宅街では車をすっぽりと、のみ込んだ。
≫ここ、線路の踏切になっているんですがその上も、川のようになってしまっていますね。
山側から、こちら踏切のほうに向かって水がとめどなく流れてきています。
≫大量の土砂、岩そして木々などが散乱する中住宅から出られない人も。
≫今、住民がつり上げられました。
レスキュー隊が抱え上げるようにしてそして、ロープを使って消防のレスキュー隊のヘリに収容されようとしています。
≫八木地区の土砂崩れ前の様子。
集合住宅の横には山へと連なる道があり脇には別の住宅があった。
しかし、崩れた土砂の勢いで流された。
土砂はふもとのかなり広い範囲にまで広がっている。
≫土砂が崩れ出したのは私の後方にあるあちらの山です。
現在も、山肌が大きく崩れ上のほうから水が流れているのが確認できます。
≫切り立った斜面からはいまだ大量の水が。
そのすぐ下に住宅が密集している。
隙間には木や土砂がたまった状態だ。
山のふもとから300mほど先にJR可部線が走っている。
≫JRの可部線ですね。
線路の上、泥が覆ってレールが一部、見えないような状況になっていますね。
≫八木地区から南西に8kmほど行った山本地区。
午前3時20分ごろ住宅の裏山が崩れ土砂が室内に流れ込んだ。
中には男の子2人がいたとみられる。
≫2人は朝、救出されたが2歳の男の子が死亡11歳の男の子は心肺停止の状態だ。
なぜ被害はここまで拡大したのか。
≫夜が明けて、だんだん現場が見えてきました。
裏側の山の土砂が崩れて家の中に流れ込んだ模様です。
≫土砂災害が起きたのは今日午前3時半ごろ。
広島では昨日の夜から局地的に強い雨が降り続いていた。
これは、災害が起こる直前までの雨雲の様子だ。
被害の大きかった地域にライン状に非常に活発な雨雲が、続けて流れ込んでいることがわかる。
≫安佐北区にある雨量計ではわずか3時間で217.5ミリの雨を観測。
観測史上最大の雨となっていた。
≫こちらご覧いただいているように道路が、ここ、ずっと真っすぐ続いているはずだったんですが流れ込んだ土砂で完全に寸断されてしまっています。
≫こうした局地的な大雨に加えこの地区の地形も被害の拡大につながったとみられる。
≫消防の方について崩れた山のふもとまで来ました。
かなり木や木材すべてが勢いよく押し流されてしまっている状態です。
≫被害の大きかった安佐南区の八木地区。
山頂からの距離はわずか2kmだ。
≫更に…。
≫ものすごい勢いで山のほうから水が流れてきています。
茶色く濁った水です。
普段は地元の人が使う生活道ですが道とは思えないほどに水で大変なことになっています。
≫大量に流れ出た土砂もこの地区特有の地質によるものだという。
≫実際、1999年にも安佐北区などを含む地域で土砂災害が発生。
30人以上が亡くなっている。
その地盤は、今回の被害地域と同じ構造だったという。
≫切実な住宅事情と豪雨がもたらした被害。
太田川を挟んだ東側でも起きていた。
≫広島市安佐北区可部東の現場です。
谷筋に数百メートルにわたって立ち木もろとも土砂が流れ落ちた様子がわかります。
≫安佐北区では3人が死亡うち1人は消防署員だった。
≫こちらで起きた土砂崩れは小さな男の子もろともこの住宅を、のみ込みました。
そして、近くに救助に来ていた消防隊員もそのあとに起きた土砂崩れでのみ込まれたということです。
≫飼い主を失ったのだろうか。
≫安佐南区八木の土砂崩れが起きた現場です。
こちら、大量の土砂が流れ込んでいてこのように手がすぐ届くようなところに電線があるような状態です。
そして、多くの家々が押しつぶされていましてこちらには犬が取り残されています。
飼い主の方はどちらへ行ってしまったんでしょうか大変心配されます。
≫こちらは避難所となっている八木地区にある梅林小学校です。
ここでは、水や食料が無料で配られていまして被害に遭われた大勢の住民の方がここに避難してきています。
≫政府は午前10時から災害対策本部を開いた。
600人を超す自衛隊員を現地へ派遣する。
≫現場では今も行方不明者の方の捜索そして、復旧活動が行われております。
複数箇所で土砂災害が起こっているためそれぞれの現場から中継で伝えてもらいます。
まず、安佐南区上空から木戸崇之記者です。
お願いします。
≫広島市安佐南区八木地区上空です。
標高600m弱の阿武山から太田川に向かって斜面に何本もの茶色い筋が見えています。
山の高い場所からふもとに向けて土砂が一気に流れ下った跡です。
地区ではこれまでに6人の死者が確認されました。
いまだに8人の行方がわかっていないということで救助活動が行われています。
流れてきた土砂は山に立っていた木も含まれています。
根の部分ごと流されてきています。
また、人の背丈もある大きな石も見えます。
土砂崩れというより土石流といった様相です。
家は、無残に押しつぶされていまして1階の部分が土砂に…。
無残に押しつぶされ隣の家に寄りかかるようになっています。
今なお現場周辺は茶色い泥に覆われていましてどこが道だったのか判別がつきません。
谷筋は土砂災害危険箇所に指定されていました。
山はまだ水分をたっぷり含んでいるとみられまして現在も周辺には避難指示や避難勧告が出ています。
二次災害に警戒しながら一刻も早い救出活動が待たれています。
≫続いては安佐北区可部東の現場から広島ホームテレビ吉野記者の中継です。
吉野さん、お願いします。
≫こちらも被害の大きかった可部東地区です。
山あいに沿うように住宅が並んでいます。
今、私が立っているのはこちらの大きな岩や木これ、すべて大量の土砂が流れ込んでいます。
本来、こちら、向こうをご覧いただくとわかるように車が止まっていましてこちら、真っすぐな道になっています。
この辺りの人々がよく通勤に使う比較的広い道路になっているんですがここが、すべて土砂で埋まっています。
真ん中には山から流れ出た水が川のように流れているような状況です。
現在、広島市の災害対策本部の発表ではこの地区で少なくとも6人の方が亡くなっているという大きな被害が出ています。
その中でもあちら、緑の木々の奥ですね。
団地の奥のほうで裏山が崩れてその近くの住宅にいた3歳の男の子が亡くなってしまう。
また、その男の子たちを助けに出動した53歳の消防士の男性の方も亡くなってしまうという悲しいことも起きてしまっています。
こちら、現在この周辺は住民の方の話によると周辺すべて停電が続いている状況なんですね。
これから夜を迎えます。
非常に、真っ暗になって不安だという住民の人々の声が聞かれました。
≫続いては土石流で73歳の女性が亡くなった安佐南区緑井。
ここから中継です。
板倉さん。
≫安佐南区緑井地区です。
ご覧のように、あちら車の前方部分の半分ほど土砂に埋まってしまっています。
実際に土砂災害が起きた発生地点というのはここから数百メートルの地点の山側なんですが、この辺りも土砂の被害がかなり広範囲に及んでいます。
この場所は実際の地面ではなくて本来はもう50cmから60cm低い場所にあるんですね。
これはごみ集積ボックスなんですが取っ手の位置が低いところにあるので土砂がいかに堆積しているかがわかるかと思います。
非常に足場はぬかるんでいましてこの辺りは手がつかないといった状況ですね。
住民の皆さんももう、この状況ですので片付け作業も諦めている状況です。
あちら、みてみますと家の正面に土砂だけでなくて泥水が大量にたまっていてあちらの住民の方は中に入れないということでした。
実際、どれだけ土砂がたまっているかといいますとこちらに棒がありまして抜いてみますとこれだけの土砂が今もなお堆積しています。
一時よりは減っているということなんですが一時期はここに線がありますが1mぐらいまで土砂が堆積していたということです。
非常にたくさんの土砂が堆積しているんですが私の後ろではJR可部線が通っていましてそのレールの復旧作業が職員の方によって行われています。
これでもかなり土砂や泥が取り除かれましたがまだこのようにレールに土が覆っていまして復旧まではまだまだ時間がかかるといった様相です。
土砂で流されてきた木々であったりありとあらゆるものがこのように散乱しているという状況が続いています。
これだけの土砂ですので家の中から外に出られないという方が大勢いらっしゃってそのうちのお一人許可をいただきましてお話を特別に聞かせていただきます。
大変なときにすいません。
よろしくお願いします。
≫ご苦労様です。
≫今、どういう状況ですか。
≫今、土砂と水で床下浸水だったんですが泥でドアも開けられない状態で庭にも、泥と水が入ってきていましてどうにもできないような状態です。
≫なんとか出ようとは試みてはみたんですか?≫そうなんですよ。
ドアを開けたらですねとたんに泥水が玄関に入ってきちゃったもんですからもう慌てて戸を閉めたような状態です。
≫ライフラインはどうでしょう。
水道、ガス、電気というのは。
≫水道のほうはずっと出ているんですけどもガスがLPガスなものですから止まってはいないんですけれども一応、ご覧になったらわかると思いますがボンベが水で転がってまして。
ガスが漏れているわけじゃないんですが漏れてる危険性があるので全く使わないようにしています。
電気は今日の3時ぐらいから止まってましてやっと昼過ぎ、正午過ぎぐらいに復旧しました。
≫水道は大丈夫ですか。
≫水道のほうは夕べからずっと流れています。
≫出られないという状況が続いているということですが食料とかは?≫たまたま妻がレトルト食品を多めに買っていたものですからそれを今日の朝と昼と恐らく、今晩もというような形で食べるような形になるだろうと思います。
≫今日、このあと明日以降というのはどのようにされる予定ですか?≫一応、恐らく水が引けるので一応、そうなれば泥のほうも固まって外に出れると思いますのでとりあえず、家の周りをきれいにしてそれからここは二十数軒の自治体なものですからその人たちと打ち合わせをしてなんとか皆さんでこの泥も含めて整理していきたいなと思っております。
≫わかりました。
大変なときにすいません。
ありがとうございました。
≫板倉さん、中井さんが今そういう状態にあるということは自衛隊、あるいはレスキューは把握しているんでしょうか?≫何百人ものそういった救助隊が入っていますがまだ行方不明者の方がたくさんいらっしゃる山側のほうに集中しているようでして広範囲にはそこまでレスキューの手が伸びていないというのが現状のようです。
≫その状況にあるということは把握はしてもらっていますかね。
それ、もしされてなければぜひ伝えてください。
≫わかりました。
伝えておきます。
≫では、次の中継ポイントです。
安佐南区八木の現場です。
ここですが、朝日放送の高橋大作アナウンサーが入りました。
そちらの様子を伝えてください。
≫こちら、先ほどの板倉アナウンサーが伝えた緑井から数百メートル山側に来たところなんですがまさに土石流の上に私たち、立っています。
街を人の背の高さを大きく越すような岩などが破壊していったという様子が見て取れます。
今、川のようになっている場所があるんですがここは生活道路でした。
もともと駐車場があってその横を坂のようになっている生活道路。
これが、陥没しまして滝のようにまだ水が流れている状態です。
今、少し雨が降ってきたんですが水の勢いというのは全く衰えることがありません。
山の上のほう見えますでしょうか。
岡山県警と広島県警そして自衛隊が共同で、今救助活動を行っています。
まさに、あちらに行方不明者の方がいらっしゃるという情報をつかみましてなんとか助け出そうということでたくさん人が集まって救助活動を続けています。
こういったところに人が集中しているので先ほどの緑井というところに人が回せないという状況が続いています。
たくさんの家があるんですがこちらに十数軒の家があったんです。
家の土台だけが残って家の上の部分は流されてその上には木であったりあるいは大きな岩が残っている状況で町は360度めちゃくちゃに破壊されている。
しかも復旧のめどは全く立っていないという状況です。
≫広島で起きた土砂崩れの被害状況をもう一度確認します。
最も大きな被害が出たのは広島市の北部に位置する安佐南区と安佐北区で少なくとも5か所で複数回起きたということです。
消防庁によりますと安佐南区の八木では少なくとも5人の死亡を確認。
山本では2歳の男の子が死亡。
11歳の男の子が心肺停止状態になるなどこれまでに安佐南区で亡くなった方は確認されただけで7人。
また、安佐北区では可部町、可部東の2つの地域で3人が亡くなり広島県警によりますと現在、両区合わせて死者27人。
行方不明者は10人です。
未明にかけて降った猛烈な雨で土砂崩れは午前3時半ごろに発生。
大きな被害が出た安佐南区八木では大雨によって崩れた土砂がすぐ近くの住宅地や学校などに押し寄せて巻き込みながら崩れ落ち、土砂はふもとのかなり広い範囲まで広がっています。
≫気象予報士の今村さんに来てもらいました。
よろしくお願いします。
大災害になってしまった今回の事態ですがこの発生の原因を気象の面から少し解説してほしいんですが。
≫雨雲の様子をレーダーから見ていきたいと思います。
こちら、昨日の夕方からの様子なんですがすると、九州から中国、四国地方に雨雲が細長くなって何本か見られると思います。
そのうちの1つがこのように広島にかかったんですね。
このように細い雨雲を線状降水帯といいます。
これ、湿った風が入り込むときにこのような形のものができるんですが今回も太平洋高気圧と日本海上の前線に挟まれた西日本には暖かく湿った空気が集中していたんですね。
中でも、広島には豊後水道を吹き抜けるようにして湿った風がより強く吹き込んでいたこととその湿った風が中国山地にぶつかって強い上昇気流を起こして雲が発達した。
よりここで激しい雨になったということが考えられます。
この線状降水帯というのは湿った空気に沿って活発な雨雲がいくつも連なっていますので一度かかると、同じところで激しい雨が続くという特徴があります。
その特徴が広島を拡大してみるとよくわかります。
今日の午前0時なんですがこれ、線状降水帯。
だんだん、長くなりながら安佐南地区安佐北区にかかったのがわかります。
やはり雲頂高度、雲の高さが限界ぎりぎりの1万5000mまで発達した積乱雲がずっと連なっていたわけなんです。
これで猛烈な雨となりました。
特徴的なのは本当に、赤いところの幅でして。
これ、20kmもないぐらいの狭い幅なんです。
ですから赤いところの下安佐北地区の三入というところでは3時間で217ミリという平年の1.5か月分の雨量となったわけなんですがこの雲の外に外れるとすぐ隣の東広島市内では同じ時間帯にたった7.5ミリしか降っていないという状況だったんです。
≫わずか、この距離なのに。
≫このかかったところだけに集中して降ったということがよくわかるかと思います。
≫しかも、これ北東、南西方向につらなっていますね。
この辺りは全く昨日はこの時間帯は雨は降っていないという雲がかかっていないということになるんでしょうか。
≫中国山地がここにありましてそこに湿った風がぶつかりましたのでその南東側で雲が発達したということになりますね。
≫未明に住宅地を襲ったこの土石流だったわけですが。
午前3時過ぎ辺りから住民の方から土砂災害の救助要請などが入ってきているということが情報として、あるんですが。
これ、雨の量は時間的に見るとどうだったんでしょうか。
≫昨日の降り方を振り返ってみたいと思いますが安佐北区の三入というところの雨量です。
昨夜9時ごろからやや雨脚が強まりましてそこで気象庁は東広島市内に大雨警報を発表しました。
そのあと深夜0時前後にかけては雨は弱かったんですがそのあと深夜に雨が強まると予想して1時過ぎに土砂災害警戒情報が出されたんです。
そのあとやはりその予想どおりに雨は強まったんですがその強まり方が本当に3時には1時間に80ミリという猛烈な雨になりまして更に、そのあと4時には1時間に100ミリを超えるという猛烈な雨になりました。
そのピークになったところ3時半ごろに土砂災害が発生したとみられます。
このように猛烈な雨が2時間ずっと降りっぱなしということは本当、なかなかないことなんですね。
本当に今回は、場所的にも集中時間的にも集中して降った豪雨ということがいえると思います。
≫先ほど、助け出された方高齢の方がパジャマを着てらっしゃいましたね。
つまり全く、朝未明で皆さん寝ていらっしゃる。
そういうところを土石流が襲ったということになりますね。
今入った情報ですが広島県警によりますと土砂災害による死者は32人行方不明の方は9人ということになりました。
≫この地図を見ていただきたいんですが広島市の中心街はこの辺りですね。
そして、安佐南区、安佐北区というふうに山に向かって、北側に向かって広島という町が発展した様子がおわかりいただけると思うんですが。
こういう具合になります。
安佐南区については1965年ごろから山地を宅地開発しまして人口が急増しました。
今、およそ24万人の方が住んでいる広島市で最大の区となっています。
一方の安佐北区のほうですが広島市で最も面積が広い区です。
広島県内では1999年にも先ほどもご紹介しましたが豪雨による土砂災害が発生して30人以上が亡くなっております。
このときも安佐北区では6人の方が犠牲になっているところです。
再び現場から中継です。
安佐北区可部東に取材を続けている吉野記者です。
吉野さん、広島に住んでいる皆さんにとって安佐南区、安佐北区というのはどういう地域どういう場所になるんでしょうか。
≫今回も大きな被害が出たこの地区ですが広島県では1999年に県内で31人の方が亡くなって1人の方が行方不明になるという大きな豪雨災害が発生しています。
特に安佐北区もその地区の1つとして皆さんは警戒をしている地区になります。
≫やはり、人口が増加していわゆる広島の皆さんにとってはベッドタウンといっていいんでしょうか。
≫そうですね。
この辺りも比較的大きな通りからは少し入ってきて車でいっても10分、15分入ってきているところですが山あいに沿って住宅がいくつも並んでいる。
また、新しい家もいくつか見える。
新しい家も古い家も住宅が立ち並んでいる地区になります。
≫山肌すれすれまで家が建っていてむしろ、山を開発してそして、住宅が奥へ奥へと進んでいった地区というふうにこの画面から想像できるんですが吉野さん、その辺りは地盤が脆弱ではないかとこういう指摘がありますがその点はどうでしょう。
≫実際に今、大量に流れ込んでいる土砂を見てみますとこちら、この地区は真砂土という土が非常に多い地区なんですが。
ご覧いただけますでしょうか。
1つ1つの目が粗いといいますか触ると、ボロボロと塊になって落ちてしまう。
また、この真砂土が乾くとこちら、少し白っぽくなって触るとサラサラと…。
このように、非常に触った感触でももろい印象を受けます。
≫それはいたるところがそういう土ですか。
つまり、岩盤の上にその、真砂土ですかそれが、重なっている。
そういう地質というふうに考えていいんでしょうか。
≫そうですね。
専門家の方の指摘ではこの真砂土というのは花崗岩が風化したものが真砂土なんですが広島県は、花崗岩が占める割合が全国で一番多いといわれています。
専門家の方の指摘ではこの可部東地区はその中でも特に真砂土の割合が多い地区だとそういった指摘を受けている地区でもあります。
≫わかりました。
ありがとうございました。
≫広島を襲う記録的な非常に激しい雨。
その上空には長さ数十キロ以上にもわたる積乱雲群を確認することができる。
こうした積乱雲群を線状降水帯という。
≫強い上昇気流が生じて積乱雲が次々と生まれる状態が集中豪雨をもたらし帯状の限られた地域を通過するのが特徴だ。
2年前九州北部を襲った集中豪雨。
気象庁では線状降水帯が引き起こしたとしている。
≫今年、その線状降水帯の発生が増加しているという。
一体なぜなのか。
長時間の豪雨はときに大きな被害をもたらす。
線状降水帯を形成する活発な積乱雲に注意が必要だ。
今月、集中豪雨が襲った和歌山・海南市。
住民が土砂崩れの瞬間を撮影していた。
≫和歌山では台風11号の接近に伴って活発な積乱雲が南から流れ込んだ。
先月、大規模な土石流が発生した長野県南木曽町。
台風8号の接近に伴い湿った空気が流れ込んだことにより積乱雲が発達。
猛烈な雨を降らせた。
≫今回の大きな被害をもたらした原因の1つが線状降水帯というキーワードが1つ出てきていますが今村さん、ここを見ますとさっきの中継の映像もそうだったんですが、山からまだ、これだけの水分が水が、川のように流れてきている。
ということは、相当まだ山には水が含まれているというふうに考えていいわけですよね。
≫そういうことになります。
土の保水能力をはるかに超えた豪雨ということになったということになります。
このような状況が広島以外にも実は起こっている恐れがあるんです。
というのは今の土の中に含まれている水分量を表したもので。
黄色いところほど水分量が多く地盤が緩んでいる危険性がありますがこの広島付近はもちろんなんですけれどもそのほか九州北部そして、高知県などでも黄色いところが見られるんです。
昨日から四国や九州でも線状降水帯がかかって強い雨が降って特に、九州・長崎の佐世保ではここ2日で300ミリ以上というこちらでも記録的な雨量となっています。
ですからこういうところでは本当に少しの雨でもきっかけとなって土砂災害が起こる可能性がありますので厳重な警戒が必要です。
その雨なんですが今後まだ降る恐れがあります。
現在の雨雲の状況を見ていきたいんですが。
今日お昼ごろからなんですが活発な雨雲は海上が中心ですがまだところどころ雨雲がかかっているんですね。
このあと今夜も西日本方面ではやや強まることがありますので警戒は緩めないでいただきたいと思います。
更に、今、全国的に不安定になっていまして関東や東北でも活発な雨雲がかかって、雨が強まっています。
さっき入った情報で午後5時までの1時間に福島県内でも1時間に100ミリという記録的短時間大雨情報が出されています。
ですから新たなところでまた災害が発生する恐れがありますので雨の降り方には本当に警戒いただきたいと思います。
≫「Jチャンネル」でもたびたび、ご紹介してますが土砂崩れなどの予兆。
もう一度詳しく教えてください。
≫確認しておきたいと思います。
まず土石流の予兆ですがこういうことがあります。
山鳴りがしたり木の裂ける音がしたり急に川の水位が下がる。
これは上流で土砂崩れがすでに起こって水がせき止められているという可能性があるからです。
次に、崖崩れの前兆を見ておきたいと思います。
こちらは崖に亀裂が入っている。
そして小石がパラパラと落ちてくるということが挙げられますね。
そのほかこれまでの過去の証言として土ぼこりのようなにおいが急にしてきたことも挙げられるのでそのようないつもと違う点を何か感じたら早めに避難していただきたいと思います。
≫土砂災害警戒情報。
あるいは避難勧告。
≫濁流がごうごうと音を立てて流れています。
その中で救急隊が救助活動を行っています。
今、捜索を始めました。
≫今朝、福岡県春日市で男性が川に流されたと通報があった。
≫今は、かなり川も落ち着いて見えますが当時は川があふれるほどに水が流れていたということです。
≫更におよそ2時間後。
現場から7kmほど下流でも…。
≫川から引き上げられた人の今、懸命の救急活動が続けられています。
消防隊が人工呼吸などを今、行っているところです。
≫福岡市では御笠川に女性が流され引き揚げられるも1時間後に死亡が確認された。
今朝にかけて九州地方を襲った激しい雨。
長崎県佐世保市では24時間雨量の最大値が広島県を超え278ミリを観測。
8月の史上最大の雨となった。
道路が損壊するなどの被害を出した佐賀県では…。
≫午前7時半過ぎの佐賀市内です。
道路は車が通ると大きな水しぶきを上げ波打つような状態になっています。
≫九州北部では今後も増水による川の氾濫土砂災害に厳重な警戒が必要だ。
≫ニュースを続けます。
食べろとすごんで女の子の口に総菜を詰め込んだ疑いです。
≫保育士の松丸知美容疑者は先月、千葉市の保育施設で2歳の女の子の頬をわしづかみにして口の中に総菜を無理やり詰め込み食べさせようとした疑いが持たれています。
警察によりますと松丸容疑者は女の子が食事を拒んだことに腹を立て「食べろって言ってんだよ」「部屋に閉じ込めるよ」などと声を荒らげて頭をたたいたということです。
目撃した別の保育士が女の子の家族に報告したことから発覚しました。
松丸容疑者は食べ物を詰め込んだが食べなさいなどとしか言っていないなどと供述しています。
≫けんかの仲裁に入った男に殴られ男性が死亡しました。
昨日午後8時ごろ横浜市の路上で60歳くらいの男性が倒れているのが見つかりその後、死亡しました。
≫警察によりますと男性が酒に酔った状態で通行人に絡むように声をかけていたところ通りがかった知人女性に注意され口論になりました。
その声を聞いて仲裁に入った男がなんらかの原因でトラブルになり男性を殴って逃走しました。
男は20代後半くらいで赤色っぽいTシャツを着ていたということです。
警察は傷害致死の疑いも視野に男の行方を追っています。
≫シリアの反体制派組織自由シリア軍の幹部は19日、武装組織イスラム国に拘束されたとみられる湯川遥菜さんがアレッポ北部の刑務所でとらわれていると明らかにしました。
そのうえで、イスラム国に対して捕虜交換の形で解放に向けた交渉を試みているということです。
この幹部によりますと自由シリア軍に属するイスラム戦線と行動をともにしていた湯川さんは、イスラム戦線とイスラム国との戦闘中イスラム戦線の兵士らと逆の方向に逃げて捕らえられたということです。
日本政府は湯川さんの安否確認を急いでいますが依然としてわかっていません。
≫農林水産物の輸出額が過去最高となる見通しです。
≫こちらの会場ではコメや日本酒など国内の生産者と海外から来日したバイヤーを結ぶ商談会が今まさに行われています。
≫今回、開催された国内最大級の商談会にはヨーロッパなど海外から過去最多の27社が参加しました。
日本の農林水産物は原発事故による輸入規制や風評被害などで輸出額が落ち込みました。
しかし、ユネスコの無形文化遺産に和食が登録され、世界的なブームになったことをきっかけに今年の輸出額が過去最高になる見通しです。
≫女性に続いて男性も日本人が世界最高齢に認定されました。
≫ギネス社は今日さいたま市に住む111歳の百井盛さんを世界最高齢の男性に認定しました。
百井さんは明治36年に福島県で生まれ埼玉県の県立高校の教師として校長まで務めました。
現在は東京都内の療養型の病院で生活していて1日3回の食事を完食するなど元気に過ごしているということです。
女性は116歳の大川ミサヲさんが世界最高齢と認定されています。
≫広島市の大雨による土砂崩れは甚大な被害をもたらしています。
これまでに亡くなった方が32人9人の方と連絡が取れていません。
≫土砂崩れが起きています。
山からの大量の土砂で複数の住宅が倒壊しています。
かなりひどい状況です。
≫昨日夜から今朝にかけて局地的に猛烈な雨が降った広島市。
安佐南区を中心に大規模な土砂災害や河川の決壊で死者・行方不明者が多数出る甚大な被害に見舞われている。
≫時刻は午前6時30分です。
今、倒壊した住宅から男性と女性1人ずつ救出されました。
お二人とも歩いています。
≫土砂崩れ現場から救助される住民。
だが、現場で泣き崩れる人の姿も。
土砂災害が起きたのは午前3時半ごろだった。
≫被害が大きかった安佐南区。
住宅の裏山が崩れ子ども2人が生き埋めとなった。
≫現場に救助隊も駆けつけた。
朝になり救出されたが2歳の男の子と11歳の男の子が死亡した。
山に挟まれた地区の至るところで起きた土砂災害。
山肌には激しく土砂が流れた跡が残っている。
土砂の流れに沿って住宅は削られあるいは流されてしまっている。
安佐南区の北に位置する安佐北区でも大きな被害が出た。
≫こちらご覧いただいているように道路がまっすぐ続いているはずだったんですが流れ込んだ土砂で完全に寸断されてしまっています。
≫大雨がもたらした甚大な被害。
雨雲の様子を見ると九州や中国地方にライン状の活発な雨雲が流れ込んだ。
広島市内では、わずか3時間で200ミリを超える観測史上最大の雨量を記録した地点もある。
≫現在も山肌が大きく崩れ水が流れているのが確認できます。
付近住民によりますと今日午前3時ごろに周辺に泥のにおいが立ち込め大きな音と地響きとともに土砂が崩れだしたということです。
≫こちらには神社があったのですが建物の一部を押し流してしまいました。
周辺には大きな岩が道路をふさいでいます。
≫レスキュー隊の方がヘリに向かって両手を上げて救助の作業を続けています。
≫大きな被害が出た安佐南区。
取り残された人がヘリコプターによって救助されている。
≫今、住民がつり上げられました。
レスキュー隊が抱え上げるようにしてそして、ロープを使って消防のレスキュー隊のヘリに収容されようとしています。
だが、現場に行き着けない地区も多くある。
立ち往生する消防車。
≫安佐北区では住民の救助活動を行っていた消防隊員も土砂崩れに巻き込まれ死亡している。
≫こちらで起きた土砂崩れは小さな男の子もろともこの住宅をのみ込みました。
そして近くに救助に来ていた消防隊員もそのあとに起きた土砂崩れでのみ込まれたということです。
≫住宅街を埋め尽くした土砂。
広島市の被害があった地区では32人が死亡9人が行方不明となっている。
≫安倍総理は自衛隊を630人態勢で災害派遣する考えを示し現地に古屋防災担当大臣を派遣することも決めた。
現場周辺は明日も大気の不安定な状態が続きそうで少しの雨でも土砂災害が起こる可能性があり依然として厳重な警戒が必要だ。
≫では、安佐南区八木から中継です。
朝日放送高橋大作アナウンサーですお願いします。
≫こちらでは懸命な救助活動が続いています。
広島県警に加えまして大阪府警兵庫県警といった他府県の警察更には自衛隊といったメンバーを加えての捜索が続いています。
かなり広範囲に土砂が流れてきているためどこに生き埋めとなっている人がいるかわからないといったことが考えられます。
自衛隊の皆さんは長い棒を持ってあのように土の中を探るような活動をしています。
非常にぬかるんでいますので重機を入れることはもちろんできません。
あちこちで作業が続いていますがこちらのお宅でも通報がありました。
4人家族で父親が1階で寝ていて逃げ遅れたという通報がありました。
つい先ほどまで自衛隊などによる捜索がたくさんの人数で行われていましたがそういった自衛隊たちの姿がなくなりました。
まだ詳しい情報は入っていないんですが父親の姿が見られるということはなかったのでなんらかの結果が見られたのかもしれません。
現場は雨はやんではいるもののずっと水が流れている状況です。
少しの雨でも崩れる可能性があるということで救助隊の皆さんも非常に緊張感のある中作業を続けています。
近所の住民の方にも厳重な警戒が必要です。
≫続いては安佐北区可部東から中継です。
広島ホームテレビの吉野記者です。
吉野さん、お願いします。
≫これまでに少なくとも6人の方が亡くなっている大きな被害を出している可部東地区です。
こちら、ご覧いただけますように画面の奥側が山側です。
画面奥、山側から大量の土砂が手前に向けて流れ出ています。
よく見ていただくと道路のアスファルトがめくれ上がったりあるいは陥没したりとしているんですが山に近づけば近づくほど被害は大きくなっています。
山側に近い位置ではアスファルトの下の土がえぐれてその上のアスファルトもなくなってしまって、その周辺の住宅や建物がすっぽりと抜け落ちてしまっているような状態になっていました。
ですので、そこで山に近いほうから流れ出たその辺りのたくさんの土砂がこの辺り一帯に広がっているものと思います。
こちら、この道路が真ん中、川のように今、なってしまっているんですがその反対側先ほど15分前ほどでしょうか警察車両が2台止まりました。
警察官の方が交通整理をしています。
というのも、この道路今、寸断されてしまっているこの道路は非常に周辺の方々がよく使う生活道路なんです。
夕方になると車が多くなるということで警察官の方が出てきて今、交通整理のほうを先ほどから始められています。
その警察官の方も言われていたんですがこの周囲は今、停電が続いています。
ですので、これから暗くなってこの夜は防犯上という意味でも二次災害の意味でも不安な夜になるとこぼしていました。
≫次のニュースです。
長野県で、おとといから行方がわからなくなっていた小学1年の男の子が遺体で発見されました。
遺体は最後に目撃された公園から600m離れた線路脇で見つかりました。
≫行方不明だった小学1年の男の子が発見された。
遺体だった。
≫ヘサン君はこの線路上で発見されました。
≫今日午前9時ごろ長野県松本市。
公園の滑り台で遊んでいるのを最後におとといから行方がわからなくなっていた松本市の小学1年生ジョー・ヘサン君が遺体で発見された。
ヘサン君はいなくなったアルプス公園から西に600mほどのJR篠ノ井線の線路脇で倒れていた。
一体なぜヘサン君はそんな場所で見つかったのか。
それは、父親が目を離したほんのわずかの間のことだったという。
夏休み真っただ中。
この日も多くの子どもたちでにぎわっていたのだろう。
ヘサン君も父親と弟と高さ7mほどの大型の滑り台で遊んでいたという。
しかし…。
≫父親と弟はヘサン君が遊具の辺りにいるのを確認し岩山から滑り降りました。
しかし、その後行方不明となりました。
≫ヘサン君の姿が消えていたというのだ。
それはわずか1分ほどの出来事だった。
延べ300人態勢で警察・消防などが捜索を行う中ヘサン君の親戚や知人がチラシを作り情報提供を呼びかけるなど懸命な捜索が続いた。
しかし家族や関係者の願いは届かなかった。
≫公園の中にはこうした遊具のすぐ近くにも踏み固められた道なき道のようなものがいくつも通っています。
その中には山のふもとにあるJRの線路まで続いているものもあるといいます。
公園の職員にこの辺りにJRの線路まで続く道があると聞いてきたのですが途中で道が消えてしまいました。
草木が生い茂っていてどこが道なのか全くわかりません。
≫JR東日本によると通常、運転士は人をはねれば、わかるが現場を通過した運転士から連絡はないという。
警察から要請を受け通過した列車の損傷などを調べるとしている。
≫小学1年生のジョー・ヘサン君はおととい正午父親が公園の滑り台の近くで見たのを最後に、行方がわからなくなっていました。
ヘサン君の父親は午後2時半過ぎに警察へ連絡。
警察や消防が300人態勢でおとといから公園や周辺を捜索していました。
そして、今日午前9時過ぎいなくなった場所からおよそ600m離れたJRの線路の近くでヘサン君の遺体が発見されました。
見つかった時間帯には30分に1本の間隔で列車が通過していましたがそれまでは運転士から倒れている人を見たなどの報告はなかったということです。
≫マンホールから落ちた男性が下水道に流され行方不明です。
午前10時過ぎ千葉市で、マンホール内で同僚が流されたと通報がありました。
警察によりますと行方不明の作業員の男性はマンホールの中で生活排水などを流すためのポンプの点検をしていて4.3mほど下の下水道に転落しました。
下水道は水深およそ1.5mで水の流れは非常に速いということです。
この下水道が流れ着く花見川終末処理場からは男性の名前が入ったヘルメットが見つかっています。
≫路上で仰向けになり動かなくなってしまった男性。
こちらは酒を飲んで泥酔し道端で眠ってしまう路上寝をとらえた映像です。
沖縄県石垣島ではこうした路上寝の通報件数がここ半年で300件を超え近年最悪となっています。
その実態を取材しました。
≫真夏のビーチリゾート沖縄県石垣島は多くの観光客でにぎわっていた。
しかし、夜の街では…。
≫路上寝が多発。
≫車道に足を放り出すような形で動かなくなっています。
これ、寝ていますね。
≫こちらの男性は車の往来がある車道脇で眠ってしまっている。
これは非常に危険な状況だ。
≫裸足で…。
サンダルが車道にはみ出していますね。
≫過去には車道で寝ていた男性が車にひかれ死亡した事故も起きている。
こうした危険な路上寝に対して…。
≫道で横たわっている男性に警察官が話しかけています。
≫地元の警察は路上寝をする人に警告書を交付したり後日、呼び出しをするなどして危険性を指導してきたがその数は一向に減ることがない。
≫お兄さん、起きれる?≫今年上半期の路上寝件数は去年を76件上回る319件発生していて近年で最悪の数字となっている。
≫地元ラジオ局でも…。
≫連日、注意を呼びかける放送をしている。
≫特に夏場となり読み上げる件数も増えているという。
8月は石垣島の観光客数が最も多いと同時に路上寝も頻発する時期なのだ。
≫8月の週末。
我々は石垣島で続々と路上寝を目撃した。
≫男性が路上で横になっています。
シャッターの前で寝息を立てながら動かなくなっています。
≫歩道で深い眠りに入ってしまっている男性。
路上で眠った人を狙った窃盗事件も起きているため車が通らないような場所にも危険は潜む。
≫声をかけると意識を取り戻した。
≫家は近いから歩いて帰ると言っていたのだが…。
その1時間後。
≫神社の前で座ったまま動かなくなっている人がいます。
先ほどの男性ですね。
≫家までたどり着かずに再び寝入ってしまったようだ。
≫その後、男性はしっかりとした足取りで歩き去っていった。
≫寝ている人がいます。
店の目の前で男性が寝ています。
≫車通りの多い繁華街でも路上寝を目撃。
≫一向に目覚める気配がない男性。
更に、その数十メートル先の路地でも…。
≫1本入った細い路地の先に男性が横たわっています。
大の字になって寝ていますね。
≫地元の男性が熟睡していた。
≫相当泥酔している様子だ。
こうした状況に地元の人が警察に通報しパトカーが駆けつけた。
2人の男性は警察官に起こされて注意を受け去っていった。
今後、地元警察署は常習者などに対しては道路交通法での検挙も視野に入れ路上寝の根絶を図っていくという。
≫広島市の災害現場では現在も懸命の捜索活動2014/08/20(水) 16:53〜18:15
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