日本郵便は10日、埼玉県和光市に建物総面積が約7万8千平方メートルの物流施設をつくり、来年5月に稼働させると発表した。東京23区北西部などの各郵便局がしてきた「ゆうパック」などの仕分け業務を集約し、配送効率を上げる。同様の施設をつくるため、札幌市、静岡県富士市、新潟県見附市、山口市でそれぞれ3万~5万平方メートル規模の土地を確保するめどが立ったことも明らかにした。日本郵便は、2016年度までに総額1600億円をかけ、全国の物流網を再編する計画を立てている。

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