≫こんにちは。
≫この時間は予定を変更して広島県で発生した大規模な土砂災害に関するニュースをお伝えしていきます。
最新の情報です。
警察庁のまとめによりますとこれまでに8人の方の死亡が確認され、13人の方が行方不明という情報が入っています。
では、被害の大きかった現場上空にはテレビ新広島の青坂アナウンサーがいます。
ヘリコプターで飛んでいます。
青坂さん、現在の情報を伝えてください。
≫こちら広島市安佐南区八木の上空ですたった今ヘリコプターによりまして住民の救助が行われているところです。
たった今、行われているこちらがヘリコプターを使いまして住民の救助が行われている様子です。
≫現在安佐南区ということですがヘリコプターでの救助ということは孤立してしまっているという状況でしょうか。
地上からはたどり着けない場所なんでしょうか。
≫先ほど、上空から確認しますと画面の下に、2〜3階建てのマンションのようなアパートのような住宅があるんですが。
そこの、ひさしの部分から住民をヘリコプターで上げているのが確認できましたね。
≫ということは建物の屋上なり屋根に避難していた方をヘリコプターで救助しているという状況ですね。
≫そうですね。
ベランダとは違うひさしの部分に上がっているのが確認できました。
≫画面中央辺りにオレンジ色の服を着た方が見えますがこれは、救助に向かった方と考えていいでしょうか。
≫これが、救助隊ですね。
地上から近くまで近づける場所もあるんですがヘリコプターを使った救助も続いていますね。
≫それから今、ベランダに心配そうな表情で出てきた方もいらっしゃいますがその地区ではまだ救助を待っている方がいらっしゃるんですね。
≫そうですね、今見えるのが安佐南区の八木地区なんですけど。
広い範囲で各地でこういった消防隊員の救助が続いている状況です。
≫青坂さん、場所はおおむねどのような場所と考えたらいいんでしょうか。
≫広島市中心部からは北西に車で20分ほど離れた場所なんですが。
こういった安佐南区内は特に、各地に住宅地が点在しているような場所なんですがこちらも山あいにちょうど囲まれた住宅地ですね。
≫中国山地が間近に迫っています。
そして、画面中央かなりの濁流がいまだに止まらずに流れ続けています。
現地では弱い雨がこのあとも降り続くという予報になっているという状況の中二次災害の心配もある中懸命な救助が続いています。
時間がたつにつれて被害の大きさが徐々に明らかになっています。
これまでに8人の方が亡くなって13名がいまだに行方不明という情報が入っています。
更に、上空からの映像をお伝えします。
すぐ画面の上方向緑の部分は中国山地です。
中国山地ぎりぎりまで開かれて作られたニュータウンの地域。
このように木が根こそぎ持っていかれているのがわかります。
いまだに濁流が止まらずに流れ続けているのがわかります。
3時間で120ミリを超す大雨が降った地域もこの周辺にはあります。
いまだに弱い雨が降ったりやんだりの状況だという情報も入ってきています。
大量の土砂が民家を押しつぶした様子がこちらに、映し出されています。
広島市の安佐南区八木地区の様子です。
青坂さん、上空から見てもこの地域の被害というのはかなり大きいのが確認できますか?≫この地域なんですが地図と照らし合わせると東西に1.5kmそして南北に3kmの広い範囲に土砂と濁流が及んでいます。
≫青坂さん、また1人ヘリコプターで救助されていますね。
≫そうですね。
ヘリコプターによる住民の救助が今まさに行われているところです。
≫安佐南区八木地区民家の中からまた1人住民の方でしょうか避難していた方が救助されています。
陸路からそしてヘリコプターから続々と救助されている状況です。
これまでに8人の方が亡くなっているという情報が入っていますがそれと同様に、続々と救助されている方も増えているという状況です。
こちらは地上からとらえた救助のヘリコプターの様子です。
安佐南区八木地区では続々と住民の方が救助され続けています。
地上の映像ですね。
地上からヘリコプターをとらえている映像です。
すぐ奥に中国山地が迫っています。
この中国山地の一部森や大量の土砂を雨水が押し流しました。
そして民家をのみ込みました。
こちらが安佐南区の八木地区です。
画面上のほうから大量の土砂と木々が押し寄せたのがわかります。
この辺りには大量の材木のようなものそして、もともとは生えていた木でしょうかせき止められるようにたまっているのがわかります。
再びヘリコプターの映像です。
青坂さん、こちらは八木地区の上空ということでいいでしょうか。
≫こちらが広島市安佐南区八木地区の上空なんですが、すぐ隣には緑井という地区もありまして広い範囲で被害が及んでいます。
≫青坂さん先ほど壊れかけた民家の屋根の上からヘリコプターで救助された方もいましたが同じように屋根の上に避難されている方もしくはバルコニーに逃げている方というのは上空からは確認できますか?≫上空からはですねオレンジの建物の方が唯一、人数にして2人なんですけれどもひさしの上に上がっているのが確認できるんですが。
ほかの住宅を見ますとそういった方は今のところ、上空からは確認できないですね。
≫こちらのオレンジの建物のすぐそばには地上からの救助部隊の姿も見えます。
地上と、そして上空から両方からの救助が続けられています。
最新情報をお願いします。
≫では、これまでに入っている被害情報をお伝えします。
消防などによりますとこれまでに8人が死亡。
13人以上が行方不明となっています。
死亡が確認されているのは広島市山本地区の2歳の男の子。
広島市八木地区の男性2人そして、77歳の女性などの合わせて8人です。
8人は土砂崩れで家屋が倒壊し巻き込まれたほか土石流に流され被害に遭ったとみられています。
また、これまでに13人以上が行方不明となっています。
行方不明者の情報があるのは安佐北区可部地区安佐南区山本、緑井、八木の3地区で警察や消防が行方不明者の創作を続けています。
安佐北区の15の地区と安佐南区の4つの地区で避難勧告が出されていて引き続き土砂災害などに厳重な警戒が必要です。
もう一度繰り返します。
消防などによりますとこれまでに8人が死亡13人以上が行方不明となっています。
≫今回、広島市郊外のこの安佐北区安佐南区で大変な土砂災害が発生しました。
先ほど上空からご覧いただいたのは安佐南区のこの八木という地区です。
この地域で一番、被害が大きかった模様です。
更に情報によるとこの安佐北区の可部町桐原という地区でもまだ、未確認ではありますが行方不明の方がいらっしゃる可能性があるという情報も入っています。
最新情報について八木地区からお伝えします。
三上記者です。
≫お伝えします。
土砂崩れが起きました広島市八木地区の災害現場です。
ご覧のように、災害現場は山の中腹が幅およそ100m以上に渡って崩れておりまして民家が全壊もしくは半壊となりまして行方不明になっている方々の救出が行われています。
家屋の向こう側になるのでこちら側からは見られないんですが今も、あの家屋の向こう滝のように山肌から水が流れ出ています。
危険な状況は続いています。
ふもとには土石流で押し流された大きな岩々、そして木々が民家に向かってなだれ込んでいます。
車も多数埋もれています。
土石流がとにかく広範囲にわたっていまして土砂が堆積して緊急車両が入れないという状況が続いています。
ですので、先ほども救出がありましたが防災ヘリで一人ひとりロープを使っての救助が続いています。
こちらの家屋の住んでらっしゃる皆さんは今も窓から体を乗り出して不安そうに外を見ていらっしゃるご年配の方であるとか多くの方が人々の影が見られます。
一刻も早い救助が待たれます。
≫三上さん、緊急車両が入れないとなりますと救助に向かった方は大変な土石流とそれから材木のがれきを乗り越えて救助に行っているということなんでしょうか。
≫がれきも乗り越えなければいけないのですがまだ山肌からどんどん水がふもとにあふれ出ている状況で水の流れに足をとられそうになる場面も多々見受けられるんですよね。
自衛隊の方も、こちらに到着して救助は続いているんですがとにかく中に入れないというか一歩一歩進んでいくのがやっとという状況ですね。
≫そして後方でサイレンが鳴っていますがこれは八木地区に救助に向かっている救急隊ということでしょうか。
≫そうですね。
救急隊、消防車、あと緊急車両サイレンが鳴り響いています。
ひっきりなしに、車両は向かっているんですがこの土石流で中に入れないためこちらで列を成して待っているというような状況でどんどん来てはいるんですけど中に入れないといった状況です。
≫それから見える範囲でかまわないんですが新たな土石流の発生であるとか火災の発生。
家屋の倒壊などはどうでしょうか?≫今現在は、雨はやんでいます。
雨はやんでいてそういった状況は、ここからは見受けられないんですけど深い雲も垂れ込めていますしいつ、雨が降るかもしれないかなという状況で不安は続きますね。
≫それから午前6時半には広島県から自衛隊に災害要請があったという情報が入っていますが自衛隊の救助部隊は今、その八木地区には到達しているんでしょうか。
≫先ほど、3人ほど自衛隊員と思われる方が救助に入られました。
3人ほど入られた姿がこちらからも確認できました。
≫自衛他の方の活動というのはどうでしょう?≫まだ、本当に家々の中には人の姿が多く見られましてなんとか救助を皆さんも待っているし救助したいんだけれども、大木あと、車。
あと、大きな岩が邪魔をして救助隊の人が中に足を踏み入れたとしても人々は外に出られないといった状況が続いています。
ですので呼びかけには皆さん、応じているんだけども下からの救出には至っていません。
ですので、防災ヘリのほうがロープを使って一人ひとり救出している状況です。
≫そちらの場所は安全が確保されていますね。
≫はい、私は大丈夫です。
5階の建物の屋上から今、中継していますのでこちらからは全体的な様子がはっきりと見られます。
≫わかりました。
また後ほどお願いします。
そしてやはり同じ八木地区に東條さんが行っていますが、東條さん中継ができますでしょうか。
≫いま、つながっていますか。
≫つながってます。
≫こちら、広島市安佐南区八木の土砂災害があった現場です。
携帯で申し訳ないんですが奥のほうに被害場所が見えると思うんですがこちらに数軒の家があったということですが跡形もなくなっています。
更に下のほうに目をやっても住宅があったということですがすべて、土砂にのみ込まれてしまっています。
更にこちら。
実は今、半壊している住宅で救助活動が行われています。
行方不明2名がこちらの住宅の中にいらっしゃるということで先ほど、消防隊員の呼びかけには応答したということだったんですけれども意識レベルも低くなっているということで酸素マスクを先ほど要求していました。
更にチェーンソーなども使って救助活動が行われています。
≫東條さん中にいらっしゃる方は声などは聞こえますか。
≫先ほどまで呼びかけには応答していたそうですがそれが2時間前ですのでそれから、暑さもあって意識レベルが低下しているというふうに消防隊員の方はおっしゃっていました。
更に住宅がご覧のように半壊の状態なんですね。
ですので非常に危ない状況ですので消防隊員も非常に慎重に救助活動を行っている状況です。
≫東條さんが立っている場所というのはまさに、その土石流が流れた場所なんでしょうか。
≫そうですね、今私がいるのは土石流が発生したちょうど、50mぐらい上に土石流が発生した山がありましてそのすぐふもとにそちらに今、私はいます。
≫二次災害の恐れはないでしょうか、大丈夫ですか?≫今のところ、こちらの現場雨は降っていないんですがこちら避難警報が出ていますので近所の住民の方は皆さん、避難している状況ですね。
≫わかりました。
では、また後ほどお願いします。
気をつけて取材を続けてください。
≫続きまして広島市安佐南区の災害対策本部とお電話がつながっているようです。
今回の被害状況は地図にあったところです。
広島市安佐南区災害対策本部の新宅さん。
そちらどういった状況でしょうか。
≫1時半ごろに警戒本部が立ち上がりましてそのあと2時過ぎには出勤したんですが3時過ぎごろから消防等によりまして被害が出ているという情報が入ってまいりました。
それで、それぞれの対応を消防を中心にしてやっていただいたんですが明るくなってから、市民の方がいろんな被害の状況が入って今てんてこ舞いな状況になっています。
≫新宅さん、現在我々の手元には8人の方が亡くなって13人の方が行方不明という情報が入っているんですがそちらにはどういった情報が入っていますか?≫細かい情報がまだこちらのほうには届いていない状況がありますが今、消防等々によりまして被害の最終的な確認をして、情報の共有化を図るように努めております。
≫それから八木地区の映像を見ますと大変な土石流が襲ったんだなということがわかるんですが。
まだ連絡の取れない方行方不明かどうかもわからない方というのは相当数、いらっしゃると考えたほうがいいんでしょうか?≫安否確認をしてほしいというご連絡がこちらのほうに入っていますけどなかなか、状況はつかめないので多数の方がいらっしゃらなければいいんですがいらっしゃれば迅速に対応したいとは思っています。
≫それから救助に向かっている方二次災害の恐れなどはご心配でしょうね。
≫消防中心に、うちの職員も現場には確認とか作業のために行っているんですけど二次災害が起きないように慎重にやっていると思います。
≫そもそも安佐北区と安佐南区の中国山地沿いというのは土砂災害が起きやすい地域と考えたほうがいいんでしょうか?≫そうですね。
山の形状なので雨が降ると崩れやすい状況が≫広島県広島市で起きた大規模な土砂災害によってこれまでに8人が死亡13人以上の方が行方不明です。
現地対策本部によりますとまだ被害が広がる恐れは十分にあるということでした。
≫テレビ新広島からお伝えできますでしょうか。
お願いします。
≫TSS報道センターから今わかっている情報をお伝えします。
警察庁によりますとこの災害で8人が死亡13人が行方不明となっています。
また広島市消防局によりますと広島市安佐南区山本で2歳の男の子が死亡11歳の男の子が心肺停止の状態となっています。
また、同じ安佐南区の八木で77歳の女性が死亡。
また同じ八木で男性2人が死亡したという情報が入ってきています。
ただ、現在のところ警察の発表、消防の発表また広島市災害対策本部の発表など、その数字が異なっておりまして全体像は把握しきれていないという状況です。
また、広島市災害対策本部によりますと広島市安佐南区の4つの地区安佐北区の16の地区合わせて20の地区で避難勧告が出ています。
また、避難所も開設されています。
広島市安佐南区で7か所広島市安佐北区で17か所合計24か所の避難所が開設されました。
現在のところわかっているだけで82人の方が避難されています。
また広島市災害対策本部によりますと9時前現在の状態で怪我などの人的被害が把握できているだけで20件。
ただ、それ以上は調査中でわかっていないということです。
こちらでわかっていることは以上となります。
≫テレビ新広島のスタジオから最新情報をお伝えしました。
更に避難勧告が出されているという情報が今、入りました。
被害の大きかった安佐南区にお住まいの方と電話がつながっています。
お忙しいところすみません。
フジテレビのスタジオですが今、どういった状況でしょうか?≫もしもし。
≫大変なときにすいません。
今、どういった状況でいらっしゃいますか?≫今は、こちらのほうは私は山本なんですがだいぶ落ち着いている状態ですね。
明け方からずっとヘリが飛んでましたけど今は、音も静かになっておりますね。
≫山本地区ですと2人の男の子が生き埋めになったという情報が入っていますがそちらは大丈夫でしたか?≫私のほうは何もなかったんですがお子さんが亡くなられたところがちょうど山のほうにお家があって、それで土砂が流れ込んできたみたいですね。
≫大体、土砂が流れてきた場所とはどれぐらい離れているんでしょか?≫うちの家のベランダから見えるんですが車では5分ぐらいのところですね。
≫天候などはいつごろから急変したんですか?≫昨日の10時ごろから雨、雷と夜中中でしたね。
≫どんな雨だったでしょうか?≫外にはちょっと怖くて出れなかったんですが家の中にずっといたんですがもう、たたきつけるような雨で朝、窓を見ていましたらすごい雨しずくでしたね。
初めてです、こういうのは。
≫土砂崩れが起きたことに気づかれたのはいつごろでしょうか?≫土砂崩れはテレビ等で知ったんですが。
≫それまではお気づきにならなかった?≫ちょっと私は高台にいますのでそこまではわからなかったですね。
≫別の地区ではいまだに水が出ているようですが山本地区はいかがですか?≫山本のほうは落ち着いています。
≫わかりました。
引き続き、ご注意ください。
大変なときに失礼しました。
ありがとうございました。
≫続きまして国会記者会館からお伝えします。
西垣さん。
≫この豪雨による土砂災害を受けまして安倍総理は今朝被災者の救助に全力に取り組むなどの3つの指示を発表しました。
この指示の中で安倍総理はまず早急に被害状況を把握して政府が総力を挙げ被災者の救命・救助などに全力で取り組むよう指示しました。
また、関係省庁が緊密に連携して今後住民の避難などの支援に万全を期すよう指示しています。
更に今後の情報提供などを政府からもきちんと行い今後の被害の拡大が防止できるようにこの3つの指示を出しています。
今日、安倍総理大臣は夏休み中で山梨県内で森元総理大臣らとゴルフをする予定だったんですがまずこれを中止して先ほど山梨県を出発して午前11時過ぎ総理大臣官邸のほうに戻る予定で今、東京に向かっています。
首相官邸では今日午前4時20分に危機管理センターに情報連絡室が設置されまして状況の把握が官房長官などのもとで進められています。
また小野寺防衛大臣ですが先ほど、今朝6時半広島から自衛隊の災害派遣要請がありましてすでに初動部隊が現地で活動していると説明しています。
状況について先ほど話されましたのでお聞きください。
≫また、古屋防災担当大臣は午前10時から関係省庁の担当者を集めて災害対策会議を開いておりまして今後の気象情報情報収集、人命救助あとは、今後の被害拡大を防止するような今、対応の協議をしているところです。
≫西垣さん、今総理は官邸に戻っている途中ということですね。
≫休暇中の山梨から≫まずは到着してから官房長官など≫引き続き広島市で発生した大規模な土砂災害に関するニュースをお伝えします。
まずは災害の現場上空にテレビ新広島の青坂アナウンサーがいます。
青坂さん。
≫こちら広島市安佐南区八木の上空です。
全体、上空から見た被害をもう一度、確認しますと東西1.5kmそして南北3kmにわたって広い範囲にわたって土砂そして濁流が流れ込んでいます。
そして、山肌のほうからこの住宅の裏山がちょうど高さが400mから500mほどの山なんですがそこから、5か所もしくは6か所ぐらいから山肌が削り取られる形で土砂が住宅地の中に流れ込んでいます。
長いところでは見る限りなんですが1kmほど及んで、山肌が削り取られている場所も確認できます。
そして、午前10時くらいから防災ヘリが上空から住民を引き上げて救助するという姿が多く見られるようになりました。
先ほどもマンションのひさしから住民を引きあげる様子もありましたし1階部分に土砂が流れ込んで傾いた屋根瓦の上に住民3人ほどが身を寄せて救助を待っている様子も確認できました。
山肌のほうからは濁流が流れ続けている状況もあります。
≫青坂さん、20分ほど前に伝えてもらったときにはまだまだ大量の泥水のようなものが山のほうから流れてきていましたが現在はどうでしょうか。
≫現在も山肌からの濁流なんですが流れ続けているのが現状です。
ここから山肌が崩れているのが5か所、もしくは6か所確認できるんですがどの場所でもそういった濁流が流れ続けているのが、上空からは見て取れますね。
≫そうしますと地上からの救助部隊というのはなかなかその現場にたどり着くことが難しい状況ですね。
≫そうですね。
まず濁流で全く道路が見えない状況というのがありますし。
車が押し流されているような状況も見られるように車では近づけないというのが上空からも確認できますので。
ヘリからの救助というのが非常に盛んに行われるようになりましたね。
≫それから青坂さんその近くにはJRの可部線であるとか山陽自動車道などが通っているわけですがそういった道路や交通網の寸断の様子というのはいかがでしょうか?≫山陽道の高速に関してはまだ、少し離れているので被害は及んでいないんですが上空から線路は確認できないですね。
≫わかりました。
青坂さん、また1人住民の方が救助されていますね。
≫こちらが広島県警のヘリなんですけれどもこうしたヘリを使った救助というのが午前10時ぐらいから盛んに行われています。
≫青坂さんが確認できる範囲では何人くらいの方が救助されていますか?≫引き上げている住民だけを今朝から見ますと大体4人から5人くらいは救助されている人を見ましたね。
≫わかりました。
引き続き取材を続けてください。
≫現在も屋根の上に身を寄せて救助を待っている人もいます。
≫わかりました。
上空からテレビ新広島の青坂アナウンサーでした。
≫今、入ってきた情報です。
広島市消防局によりますと救助活動中の男性署員が心肺停止という情報が入ってきました。
救助活動中の男性署員が心肺停止です。
一番恐れていた二次災害ということでしょうか。
救助中の消防隊員が心肺停止というニュースが入ってきました。
先ほどから上空からお伝えしていますがこちらが、安佐南区の八木地区一番被害が大きかった地域です。
こちら側が中国山地。
山肌が上空からの情報によりますと5〜6か所にわたって崩れているのが確認されているということなんですが。
その八木地区から中継でお伝えします。
三上記者です。
≫上空から山肌からの濁流が見られるようにこちら、ふもとから見ましても山からの濁流は流れ続いていることがわかります。
必死に救助を行っている救助隊員の方々もその濁流によって足をすくわれる場面が何度も見られます。
こちら、避難勧告が出されている広島市の八木地区です。
避難勧告が出されているんですがこちらから見ましても相当数の方が土砂の堆積のため家から出られないという状況が続いています。
屋根に上ったりベランダから身を乗り出したりしているんですがなにせ40cm、50cm深いところでは1m以上の土砂が堆積しているため外に出ようにも出られないという状況が続いています。
そのため、今も防災ヘリがロープを使って住民を救助しています。
≫三上さん先ほど道路が寸断していて救助隊がその地区になかなかたどり着くのが難しいといっていましたがその後、道路の状況などは改善されているでしょうか?≫先ほどと大きく状況は変わっていません。
とにかく山のふもとに向かって水がどんどんと流れ出ている様子でしてだから逆流して上っていかなければいけない状況が続いていましてこちらから見ましても30人ほどの救助隊員が下から救出作業に当たっているんですが。
消防隊員の方も担架を持って入ろうとしたんですがやはり、土石流のために入ることができず後戻りされていました。
≫今、踏切が映ったんですがこれはJR可部線ですか?≫今、こちらは運転見合わせています。
線路も見えない状態になっていてところどころは見えるんですがちょっと深くなると足のひざ辺りまで濁流がきているのでこちらも今は運転見合わせ不通となっていますね。
ですので、この線路の手前側に消防車≫この時間は予定を変更して広島市で発生した大規模土砂災害のニュースをお伝えしています。
≫広島市に降った局地的豪雨によって土砂崩れなどが市内の各地で発生しました。
これまでに8人が死亡更に13人以上が行方不明です。
≫引き続き広島市で発生した大規模な土砂災害のニュースをお伝えします。
土砂災害の救助現場のまさにすぐそばに東條記者がいます。
東條さん。
≫こちら、広島市安佐南区の八木の災害現場に来ています。
今、広がっているのが実はこちらに数軒の住宅があったということですが現在は跡形もありません。
ここから数百メートル下に下りた辺りにも住宅街があったそうなんですが土砂で埋まってしまっています。
更にこちらでは消防隊員による救助活動が行われています。
先ほど、2名の方が親子が消防隊員の呼びかけに応じたということで今、救助活動が行われてます。
近所の方によりますとこちらでは3度ほど昨日の未明に土砂災害ドンというおとが聞こえたということで一度大きなドンという音が外に出てみると跡形も家がなくなっていたとおっしゃっていました。
また短時間に雨が降ったということで近所の方の話によりますと逃げるのが難しかったというふうにおっしゃっています。
現在も、消防隊員が必死に呼びかけをしながら救助が行われています。
以上、現場からお伝えしました。
≫東條さん、親子が呼びかけに応じたという家屋、こちらからhがれきが邪魔してよく見えないんですが家の状態はどういう状況ですか?≫家の状態ですか今、見えるのは半分が完全に崩壊している状態ですね。
そのがれきの下に2名ほど人が埋まっている状況だということです。
≫親子が呼びかけに応じたということなんですがどのような声だったかというのはわかりますか?≫最初、発見されたのが今から3時間ほど前だったんですけれどもそのときは、はっきりと声が聞こえるということだったんです。
先ほど、お伺いしたところ意識レベルが低下しているということで非常に緊迫した状況になっています。
≫それから東條さんの足元にもちょっと水が見えたような気がするんですがまだ水は出続けているんでしょうか?その辺は。
≫こちらのほうは、今水は流れていないんですが下のほうに目をやるとまだ濁流となって水が流れているのがわかります。
≫わかりました。
引き続き気をつけて取材を続けてください。
≫スタジオには都市防災救助の吉村さんにお越しいただきました。
お忙しい中ありがとうございます。
今、災害現場をご覧になった率直な感想はいかがでしょうか。
≫今、広島市の安佐南区という現場が映ってますけど実は、広島県内というのは日本でも有数の土砂災害の危険地域なんですね。
先日、呉市などでも大規模な土砂災害起きましたけれどもこの中国山地というのは非常にもろい地盤なんですね。
ですから、ひとたび集中豪雨が起きますとこうした危険性がものすごく高い地域。
ですから日本でも有数の土砂災害の危険地域であるということが1つですね。
それから、今朝私、広島市の廿日市市というところに住んでいる友人がいるんですけれども元消防署長をやっていた人間なんですが。
どんな雨の降り方だったんだって聞いたんですが昨日の段階ではほとんど集中豪雨がくる気配が全然なかったと。
それで天気予報も、集中豪雨が起きる危険があるという予報は昨日の段階ではなかったと。
突然、今日の未明になってものすごい大雨が降ったということを言っていますので地元の方にとってみたらもともと集中豪雨というおは姿なき台風ともいわれていまして予測がつきにくいんですね。
非常に予測のつきにくい気象情報なんですけれども。
そういった面ではもともと地盤の悪い、そういった地域に、いきなり集中豪雨がやってきたと。
避難する間もなかったということはいえるんじゃないでしょうか。
≫吉村さん今、被害現場の映像を見て何か特徴的なものはあるでしょうか。
≫もちろん、集中豪雨による上流から土砂災害が流れ込んだと。
昔は鉄砲水とか山津波とかそういうふうに言ったんですが今は土石流といわれていますけれども大量の土石流が住宅地を襲ったという感じがしますね。
≫かなり、もろいといわれている中国山地ぎりぎりまで住宅街が迫っていますよね。
もともとこの中国山地というのは山間部が、大体80%。
平らなところが20%ですからそういった地域に住宅が張り付いているという状況ですよね。
ですから、こういうことが起こるということがもともと予想されているんですがとにかく最近、気象庁なんかの予報を聞いているといろいろと情報が出るんですけど≫引き続き広島市の土砂災害のニュースをお伝えしていきます。
スタジオには都市防災がご専門の吉村秀實さんにお越しいただいていますが吉村さん、もう1点とても残念な情報で消防隊員の方が心肺停止状態だというニュースが先ほど入ってきましてどういうご心配をされていますか?≫それは消防団員の方は集中豪雨があまりにひどいというので現場を見回りに行ったのかあるいは、土砂災害が起きたよということでいち早く現場に駆けつけたら次の土砂災害が起きたのか。
どちらかだと思うんですけど非常に残念ですね。
≫そして、吉村さんこちらは今の映像なんですがこの映像から今後心配しなければいけないこと注意すべきポイントはなんでしょうか?かなりまだ水が出てますよね。
≫今の気象状態ですね。
次なる大雨がやってくる危険性がないのかどうか。
どうも日本の今の気圧配置などを見ますと南岸沿いに秋雨前線といわれていますが前線が今、ずっと停滞している状況ですよね。
ですから、それに向かって南側から非常に暖かい空気をもたらすと。
そこへ、またこれから秋といいますと台風シーズンですからこの台風なんかがやってきますとますます集中豪雨の危険があるということでとにかく消防団員とか消防署の方々それから警察の方々は行方不明の方の捜索に当たっておられますけど場合によっては二次災害に遭ってしまう危険もあるのでそういった面で言うとこれからも警戒を怠りなくという感じがしますね。
≫それから吉村さんすでにこの地域で雨が小降りもしくはあがってから3〜4時間たつんですけれどもいまだにこれだけの水が山から流れ出てくるというのはこれはあることですか?≫大体、大量の雨が山間部で降りますと何時間かたってから濁流が下へ流れてくると。
一番、私どもが心配するのは上流で集中豪雨が降りますね。
そうすると土砂崩れが起きるんですよ。
川沿いで。
そうするとその土砂が川をせき止めてしまうんですね。
川をせき止めると土砂ダムといっていますけれどもこれが、その後の雨量がどんどん増えていくとそのダムが、一気に決壊するという恐れもあるわけで。
ですから、なお二次災害の危険がありますので警戒が必要だという感じがいたしますね。
≫その辺りについてはスタジオに望月圭子気象予報士にも来ていただいています。
望月さん、現在そして、これからのこの地域の天気というのはどう見たらいいでしょうか。
≫現在、画面で見るとおり雨は小降りまたはやんでいるんですがまだまだ油断はできないんですね。
広島の大雨、峠は越えたんですが夜に掛けても所々雨が降る予想になっています。
また、明日もまた小雨が続く予想になっています。
すでに、かなりの水分がたまっていますので土壌水分量がまだ高いので油断はできないですね。
≫昨夜が3時間で200ミリ近くですか大量の雨が降ったという話も出ていますがこれから降る雨というのはそれくらいの規模も想定しておいたほうがいいですか?≫全く降らないとはいえませんが。
少しの雨でもまだ地盤が緩んでいるので影響が出る恐れがありますね。
≫一番、気をつけるべき気象のポイントやはり雨ですが、それ以外には気になるところはありますか?≫実は、今回の雨なんですが今回の前に実は西日本はかなり雨が降っているんですよ。
8月になって台風が11号がやってきました。
そのときにかなり雨が降っていて実は広島市ではここ20日間の雨が平年の3倍、4倍と降っています。
≫広島市安佐南区の上空からお伝えしてまいります。
ここは広島の駅から5km6kmほどの場所です。
ですから非常に住宅地の多い場所になっています。
非常に広範囲にわたって土砂が広がっているんですが家の何倍もある5倍から6倍ほどある非常に幅のある土砂崩れが起こっています。
家々をのみ込んで住宅街に流れ込んでいます。
もともと家がどこにあったのかわからないぐらい非常に家が流れてしまっています。
細かく見ていきますと流された家もあるんですけれども道がすでに茶色く染まっておりまして。
ここも、恐らくはもともと、茶色い濃い家の屋根が並んでたと思うんですけれどもそのうちの1軒が今、下流のほうに流されてしまっています。
土砂崩れが起こったことによって下のほうに流されてしまっています。
水がちょろちょろと流れているのがわかります。
これが、先ほどからずっと流れ続けております。
上空からですと、その勢いはあまりわからないんですが水が流れ続けている状況ではあります。
山の中腹上の部分から流れています。
≫坂元さん救助の活動は確認できるでしょうか。
≫救助の状況は今、上空にヘリコプターが飛んでいることが確認できませんので地上での活動が続いているものと思われます。
これは消防隊員の方だと思うんですけれども道が、土砂で埋まってしまって車で近づくことができないんですね。
ですから救助隊員の方もなかなか現場に近づくことができない。
そういった状況が今上空から見えます。
≫わかりました。
では引き続き取材を続けてください。
関西テレビの坂元アナウンサーの中継でした。
スタジオには都市防災が専門の吉村秀實さん。
そして、気象予報士の望月圭子さんに来ていただいていますが望月さん改めて天気の状況お伝えください。
≫まず大雨の原因からご説明していきます。
こちらに天気図を用意したんですが大雨の原因実はこの日本海に停滞する前線が原因の1つです。
この前線に向かって暖かい空気と冷たい空気が流れ込んで、暖かい空気と冷たい空気がぶつかって雨雲ができるところというのが前線なんですね。
今回の場合、高気圧のふちを回るように暖かく湿った空気が流れ込んだのが大雨の原因ということになります。
特にこの雨が降った時間のレーダーを見てみたいと思うんですが広島県付近に次々と赤い表示が同じようなところに帯状に流れていくのがわかるかと思います。
これ、地形の影響もあって同じようにどんどん湿った空気が流れ込んだので記録的な大雨になったと考えられます。
≫赤い筋のところが中国山地と考えればいいんでしょうか。
≫中国山地にぶつかって湿った空気が流れ込み続けたとなります。
≫これが、これまでのことで今後についてはどうなんでしょうか。
≫今後の広島の大雨峠は越えたんですがまだ弱い雨が今夜にかけて断続的に降る可能性があります。
明日も、まだ広島北部を中心に雨の予想があります。
これが雨の予想です。
広島の辺り赤い表示は、このあと、それほどなくなってはいくんですがところどころ、活発な雨雲流れ込んでいくのが予想されています。
これまで、かなり雨が降っていますから少しの雨でも警戒が必要なレベルだと思います。
≫望月気象予報士に伺いました。
そして吉村さん、このあともそれほど強烈な雨ではないにしろ雨が降り続くということで今、あの地域にお住まいの方々がまず、気をつけないといけないことはなんでしょうか。
≫津波にしてもそれから土砂災害にしてもこれは日本の宿命的な災害だということをお忘れなきようということです。
それで、命を守る防災対策なんですがとにかく避難に勝る防災はありません。
しかも、避難するに当たって無駄足覚悟で早めの避難というのが肝心ですから。
今、お住まいの方もっと安全な場所へ避難をしていただきたいというふうに思います。
≫今、こちらが生の映像でご覧いただいていますがおそらく住民の方だと思います。
紺色の服を着た女性ががれきを乗り越えながらやっと、家の中から出てきた瞬間の映像をご覧いただいています。
赤いジャケットを着ているのが救助に向かった人です。
そして青い服の人がこの地域に住んでいた女性とみられます。
一方、こちらは上空からとらえた現在の映像です。
青い救急の方でしょうかそして赤いジャケットを着た救助隊の方。
懸命にほぼ半壊状態の家屋からがれきを取り除いて懸命の救助を続けています。
先ほど地上からの中継では親子から家の中から声が聞こえたということなんですがそれから、すでに3時間以上が経過していて救助隊が心配しているという情報も入りました。
上空の坂元さん、現在の状況を伝えてください。
≫今も画面に映っていると思いますがたくさんの救助隊員が家の中を探そうとしているところです。
ですけれどもたくさんの木々あるいは土砂もうすでにもともとどういう形であったかがわからない状況ですので、そういったものを1つ1つどかしていって今、入っていくところです。
これは、もともと道があった場所ではないと思います。
土砂がたまったことによって1階部分が覆われてしまっている。
そのため2階部分から救助隊員の方が入ろうとしている状況だとみられます。
≫もし、中に人がいたとすると救助したあと救急車などは近くに近づけるんでしょうか。
≫道が今、申し上げましたようにどこにあったかわからない状況ですね。
ですから救助隊員の車パトカー、あるいは救急車なども現場に近づくことができない状況です。
ですからヘリコプターが1つの選択肢にはなると思うんですが今、非常に雨がちょっとパラパラと上空降ってまいりまして弱い雨が、私が乗っているヘリコプターの窓にもたたきつけるような状況にもなっているのでこれから先もし天気が悪くなるということがあればヘリコプターによる救助も非常に難しくなるのかなということも現在、感じています。
それから、非常に二次災害が心配される状況にあると思うんです。
上から濁流が流れ続けていますので現場には絶対近づかない住民の方もたくさん見に来てる方いらっしゃるんですけどそれはやめたほうがいいのかなと思います。
≫わかりました。
上空から坂元アナウンサーでした。
そして、こちらが地上からの映像です。
画面ほぼ中央の黄色い壁の家おそらく2階部分だと思いますが救助を待っている方がいらっしゃいます。
今、電気も通らない大変暑い、湿った状況の中だと思いますが救助を待つ男性の姿を地上のカメラがとらえています。
このすぐ右手には土石流が流れた跡が迫っています。
そしていまだに大量の水が出ている場所です。
恐らく、電気も水道も通っていない場所だと思います。
窓を全開にしてタオルで汗を拭きながら救助を待っている状況です。
こちらは、東條記者ですね。
東條さん。
≫広島市安佐南区八木の災害現場に来ています。
先ほど救助活動を行っている状況だということでしたが1名の方が今、がれきの中から救助されました。
意識はあるようで消防隊員が意識の確認をあと、治療を行っております。
救助活動を行ってからおよそ3時間ですね。
意識はあるようです。
今、意識を確認している状況で。
2名のうち、女性の方が救助されたということです。
≫足の辺りにかなり泥がこびりついているのがわかります。
救急隊員がひざの辺りに包帯を巻き始めました。
≫体中泥まみれになっているようですが意識ははっきりしているようです。
もう1名、家の中には生存者がいるということで現在、残りの消防隊員で救助活動が行われています。
救助活動が始まった3時間ようやく1名の方が救助されました。
今、1名の方が救助されました。
≫3時間を越えて女性が1名救助されました。
≫酸素ボンベを口につけ担架で運ばれています。
呼びかけには応じているようなのでなんとか、命に別条はないのかと思われますが。
今、消防隊員が懸命の救助活動を行っています。
≫映像切り替わって上空からです。
坂元さん、聞こえますか。
≫はい、聞こえています。
≫そちらでもかなり救助活動が懸命に行われているようすがとらえられていますね。
≫今、捜索活動広島市安佐南区八木の大規模な土砂災害が発生した現場で住宅が崩壊し、その下敷きに2名がなったという状況の現場に今、います。
捜索開始からおよそ3時間2名のうち1名の方が生存確認されたと思われます。
まだはっきりと、こちらからはわからないんですが呼びかけに応じているように見えますので命に別条はないかと思います。
ご高齢の方なんでしょうか。
体中どろどろになった状況になっています。
衣類もぼろぼろの状態で3時間、消防隊員の呼びかけに応じながら救助を待っていたということです。
救助活動開始から3時間。
2名のうち1名が現在、救出されました。
今、酸素ボンベを口につけていますので今、小さくうなずきましたね。
消防隊員の呼びかけに小さくうなずいたように見えました。
無事なんでしょうか。
3時間、ちょっと次第に現場にもちょっとずつ雨が降り始めています。
捜索を始めて3時間。
がれきの下敷きになった2名がいらっしゃったんですが1名の方が救出されたと。
大丈夫そうですかね。
今、担架で運ばれます。
≫引き続き広島市で発生した土砂災害のニュースをお伝えしていきます。
災害現場から三上記者がお伝えします。
三上さん。
≫お伝えします。
土砂災害が起きました広島市安佐南区の八木地区です。
30分ほど前から雨が降ったりやんだりしています。
二次災害の危険がある中また雨が降り始めました。
土石流に埋まっている家々から身を乗り出して白いタオルを振り救助を求める人の姿や身動きが取れないご年配の姿が多く見られます。
ここ、八木地区は現在1000戸以上が停電していて住民も情報を入手しにくい状況が続いています。
避難場所になっているのはこの近く梅林小学校という場所なんですがその小学校も土石流や冠水のため避難できない状況になっています。
ここ安佐南区八木3丁目なんですがこの3丁目地区だけでも少なくとも6人が生き埋めとの情報が入っています。
また一体、何軒の家が押し流されているのかがわからないため今後、行方不明者が増えることが心配されています。
救助隊員、土石流の中なかなか、一歩一歩前に足を踏み出すことが難しい状況が続いている中懸命に1軒1軒家の中を見て回り安否確認を続けています。
≫三上さん気温はどうでしょうか。
かなり電気も通らず蒸し暑い状況かと思いますが。
≫大変、蒸し暑いですね。
25度は超えているかと思われるんですけれどもですから、電気が使えないのでエアコンですとか扇風機なども使えない蒸し暑い屋内の様子が見て取れます。
まだ、家の2階部分などから救助を求めている方というのは三上さんから見てもかなりいらっしゃるんでしょうか。
≫驚くほどですね。
避難勧告が出ている地域なので皆さんどんどん避難を進めているかと思って到着したんですけれども来てみると腰の辺りまで土砂が堆積する場面が多くて家の外に出られないという。
だから救助隊員の方も近づけない。
今、真ん中に2人ほど立ち尽くしている救助隊員の方が見られるかと思うんですが1歩進むことが難しいんですね。
まだ、上から濁流が続いていまして地元住民の方が大変心配して声を上げているのが水かさが増しているということなんです。
≫濁流の水かさがまだ増しているんですか?≫増していますね。
線路が見えていたんですが全く埋まっていて今いる救助隊員の方でひざぐらいなんですが濁流が押し寄せている場所が。
それ以上に水かさが下のほう増してきている状況です。
30分ほど前から雨も降り始めているので倒れ掛かっている家々が本当によくわかるんですね。
上空の、今、救助された家が見られるかと思うんですがそれから北へ300mほど渡ったところに家が斜めになってまさに、倒れようとしている家が見えるんですがわかりますでしょうか。
≫ちょうど、映像は家の2階部分から高齢の男性が救助された様子をとらえています。
かなり暑い中、電気も通らずエアコンや扇風機などもない中3時間から4時間ほどでしょうか懸命の救助の末、今、2階から高齢の男性が助け出されました。
三上さん、こうやって助け出して担架に乗せますがそこから、先ですね。
例えば病院に運ぶ手段とか何か想定できそうですか。
≫消防隊員の方が何度か担架を持って入ろうと挑戦されていたんですが今、私が見る限り画面には映らない下手のほうに担架は準備されていてとてもじゃないですけど住宅の中腹までは担架は持ちいれられない状況ですね。
≫そうなりますととりあえず倒壊しそうな家から人を担架に乗せてもそこから先ですね。
どのように、こういった方々を病院などに運んでいくんでしょうか。
≫救助隊員、消防隊員の方は取り急ぎ道をふさいでいる大木をなんとか脇に移動させて寸断されている道を通ろうと今、懸命に作業を続けているんですけれども何せ、土石流と混じっての大木なのでなかなか人の力では動かしづらいというところですね。
緊急車両も入ろうとしているんですけれどもやはり何十台もこちらから見て上から濁流に押し流されている車が連なっている、うずたかく積まれていることもあってこれは、ちょっと車両が中に入るのは無理だということが見て取れますね。
ですから、人力で担架なしに運んでいくしか手段がないのかもしれないですね。
≫1時間半ほど前の中継で三上さん数名の自衛隊員の方が到着したといっていましたがその後、災害派遣の自衛隊の方というのは、人数は増えていますか。
≫こちらからは、あれ以来は自衛隊の方は見ていません。
家々が、結構連なって、中腹にひしめき合っている住宅団地ですのでちょっと奥に入るとその姿は、土石流、岩ですね。
大きな岩に隠れて向こうが見えないような状況なのでどちらかで救助活動は続けているとは思うんですがこちらからは見られないですね。
自衛隊の方は。
≫わかりました。
引き続き気をつけて取材を続けてください。
一方、画面は上空からの映像に替わっていますがほぼ倒壊しかけた家の場所に救助隊員が多く集まっています。
上空の坂元さん、聞こえますか。
≫聞こえています。
今、救助隊員の方10名ほどいらっしゃると思うんですけれども、先ほどからこの場所を重点的にスコップで土を掘ったりしておりまして今、真ん中辺りにロープを抱えている方もいらっしゃいますね。
ですから、もしかしたらこの辺りに行方不明の方が2014/08/20(水) 09:50〜11:15
関西テレビ1
よ〜いドン!【国宝さん▽元ヤン娘と母の感動物語▽かとうかず子&東国原結婚舞台裏】
国宝さん・元ヤン娘のレストラン、女手ひとつ育てた母&凸凹な革職人コンビ▽かとうかず子&東国原、知られざる結婚舞台裏▽芸妓も愛するおでん
詳細情報
番組内容
「となりの人間国宝さん」を始め「本日のオススメ3」「産地の奥さんごちそう様!」「いきなり!日帰りツアー」「思い出ごはん」「人気モン見学」「関西ワーカー」「関西いっちょうらコレクション」など人気コーナーが続々!朝の忙しい時間が一段落した中、リラックスしたスタジオから「ゆったり」「ほっこり」「にっこり」をお届けします。
番組内容2
街のおじさん&おばさん、職人さん、芸能人・・・有名無名な人々の「ゴキゲンなライフスタイル」の中にシアワセに生きるヒントが満載です。
出演者
【メインパーソナリティー】
ハイヒールモモコ
【レギュラーパーソナリティー】
円広志
【パネラー】
月亭八方
【思い出ごはんゲスト】
かとうかず子
【進行】
高橋真理恵(関西テレビアナウンサー)
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
情報/ワイドショー – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 1/0モード(シングルモノ)
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32724(0x7FD4)
TransportStreamID:32724(0x7FD4)
ServiceID:2080(0x0820)
EventID:13490(0x34B2)