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シリアで拘束されたと見られる日本人男性の湯川遥菜さん。
国境近くのトルコ側にいるJNNの記者の取材に対して反体制派、自由シリア軍のメンバーが湯川さんの詳しい足どりを明かした。
先月29日、湯川さんはこの人物にシリアとトルコの国境で出迎えられ、この検問所から一緒に入国したと言う。
その後、彼がシリア国内から得た情報によると湯川さんはアレッポ郊外で戦闘に巻き込まれ負傷、今はシリア北部で拘束されていると話す。
湯川さんは民間軍事会社の代表だが、彼ら自由シリア軍のメンバーには写真家またはジャーナリストと別の職業を語っていたと言う。
湯川さんは、なぜシリアと関係を持ったのか。
今年4月、シリアで取材中だったジャーナリストの後藤健二さんは、反体制派の自由シリア軍から連絡を受けたと言う。
その日本人が湯川遥菜さんだった。
民間軍事会社を設立したばかりの湯川さんは、シリアに来た理由を、こう話したと言う。
後藤さんは湯川さんに危険な場所だから出た方がいいとアドバイスして別れたが、湯川さんはシリアに残り、自由シリア軍の兵士たちと親しくなったと言う。
その後、湯川さんは5月頃、いったん帰国したが、先月27日、再びシリアに向かったと言う。
これは、そのときの湯川遥菜さん名義の搭乗券の半券。
それによると湯川さんは先月27日、トルコ・イスタンブールから飛行機で南部のガジアンテプに向かった。
その後、国境を越え、シリアのアレッポに入ったと見られる。
携帯電話やパスポート、そして、日本製の歯磨き粉。
反体制派の拠点には湯川さんの所持品が残されていた。
モデルガンに興味を持ち、ミリタリーショップを経営していたこともあるという湯川さん。
銃について一定レベルの知識はあったものの後藤さんは、銃を所持することで誤解を招き、逆に危険にさらされる場合もあり得ると忠告していたと言う。
今回の拘束は、銃の所持などからスパイや軍事関係者の証拠と受け止められた可能性が高い。
お盆休みには帰るとシリアから実家に電話をしていたという湯川さん。
父親は、無事の帰りを願っている。
湯川さんを拘束したと見られる過激派組織、イスラム国。
イラクからシリアにかけて、広い範囲に勢力を伸ばし、先月、一方的に国家樹立を宣言したその最高指導者はカリフの称号を持つバグダディ氏。
カリフのもとで厳格なイスラム法による統治を目指すイスラム国。
動画投稿サイトで聖戦への参加を盛んに呼びかけ、戦闘員を次々に増やしてきた。
中には、こんな戦闘員も…そして、この組織の特徴は残虐性。
イスラム教シーア派やキリスト教徒などイスラム国の理念に反対する勢力を徹底的に迫害。
時には人々を殺害していく様子をインターネットに投稿までしている。
イスラム国に対して、イラク北部での空爆に踏み切ったアメリカ・オバマ大統領は戦いが長期化する見通しを示した。
一方のイスラム国もビデオ声明で空爆に対する報復を宣言。
拘束されていると見られる湯川さんにシリアで拘束されたと見られる湯川遥菜さんについての最新情報をシリア国境から中継でお伝えします。
湯川さんと見られる男性が入っていたこちら、トルコ・シリア国境です。
トラックがこうやって並んでいることからもわかるように、ここから第2の都市アレッポまで広がる土地というのは物資の通り道です。
それゆえに、武装勢力やイスラム国との間で、過去にも支配権をめぐった争いがたびたび起こっていて、非常に戦況の見極めが難しい地域です。
VTRに出てきた湯川さんを知るという自由シリア軍のメンバーですがこの国境を行ったり来たりしているようで、我々が日本人だとわかると、自分と湯川さんと見られる男性が一緒に写っている写真を見せてくれました。
マレアというアレッポ郊外の街にある民家で撮ったと話していました。
確かにマレアで日本人を見かけたという別の筋からの情報もあります。
そのマレアの近辺はここ1週間ほどイスラム国の攻勢が続いていた場所でそうした戦闘に巻き込まれて拘束された可能性がかなり高いと言えます。
肝心の現在、男性がどこにいるかということについては、伝聞情報しか持ち合わせていませんでした。
支援物資も持ってきてくれて、とてもいい人だったと心配そうに話をしていました。
岸井さん、動画がインターネット上に投稿されてから2日が経過しようとしていますけれども、湯川さんの安否、依然として不明ですよね。
心配ですよね。
一刻も早い回復を待つばかりですが、それにしても、シリアやイラクにまたがってるイスラム国のこういう戦闘というのは、ちょっと新しいんですよね。
国家の枠組みとか、国境を越えて動いているわけですよね。
9・11以降言われている新たな戦争、そういう形になってきたなという感じがしますね。
今年6月に開かれた東京都議会で塩村文夏議員に対するヤジが相次いだ問題。
所属するみんなの党Tokyoは議会の録音データを使って声紋鑑定ができるかどうか検討していましたが雑音がひどく、発言者の特定ができなかったことを明らかにしました。
騒動から2カ月、解明にはほど遠い形で幕が下ろされようとしている。
6月の都議会でみんなの党Tokyoの塩村文夏議員に浴びせられたセクハラヤジ。
首都の議会から飛び出した、あまりにも不見識な発言は地方議員の質が問われる事態にまで発展した。
その後、当時、自民党の鈴木章浩都議が自ら発言したことを認め、謝罪したしかし、産めないのかなどほかにも複数あったとされるヤジについては発言者が特定されないまま自民党が多数を占める議会は先月末、調査を打ち切った。
「NEWS23」は調査打ち切り後、これまで複数回にわたって自民党の前幹事長や今の幹事長に取材を申し込んだ。
だが、多忙などを理由に、いまだ応じていない。
一方、塩村都議の所属するみんなの党Tokyoは議会の録音データを使って声紋鑑定ができるかどうか検討。
しかし、雑音がひどく、発言者の特定ができなかったことを明らかにした。
大きな波紋を呼んだ議員の発言。
そして、この事態に対し、うやむや決着で事実上の幕引きを図った議会。
これで、有権者の信頼は得られるのか。
どうも最初から発言者を特定しないで、幕引きをしようという意図がうかがえるんですよね。
声紋鑑定する必要もなく、周りにいた議員は、誰が発言したかわかっているはずなんですよ。
ヤジを飛ばした議員は今すぐ名乗り出て、ちゃんと説明責任を私は果たすべきだと思いますけどね。
2020年の東京オリンピックに向けて、1625億円もの費用をかけて建設される新しい国立競技場。
今日、オリンピック終了後も年間3億円あまりの黒字が出るという見通しが示されました。
ただ、見通しが甘いと指摘する声も上がっています。
2020年のオリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場。
競技場を運営するJSC=日本スポーツ振興センターがオリンピック終了後の収支見通しを示した。
収入は、スポーツやコンサートなどの会場使用料などでおよそ38億4000万円。
一方、支出は保守管理や警備の費用などおよそ35億1000万円。
差し引き3億3000万円の黒字になると言う。
JSCがドル箱と見込むのが、大規模なコンサート。
年に12日開催し、6億円の収入を見込む。
ただ、コンサートの開催は芝に悪影響を与える。
そのため、多くの施設では回数を限定していて昨年度、味の素スタジアムでは1回日産スタジアムでは4回だった。
年に12回もの開催は可能なのか。
スポーツイベントととの両立のため、年に3億3000万円を支出し、年に2回、芝を張り替えるのだと言う。
これについて、東京都でオリンピック準備の担当課長も務めた専門家は…また前例のない大規模なスタジアムだけに今後、維持管理の費用が膨らむおそれもあると言う。
年間3億円あまりの黒字は実現可能なのか、今後、議論を呼びそう。
これまでの国立競技場では、維持管理費が年間およそ5億円だったんですが、新しい国立競技場に建て替えられると35億円、7倍、こんなにも大幅に上がってしまうと。
公共事業など箱ものというんですけれども、必ず問題になるのが維持管理費なんですね。
目立つ建設費用にばかり注目がいくんですけれども、長い年月を考えると、維持管理費など、負担がものすごく大きくなることが多いんですね。
仮にそういう負担を強いるということであるならば、多くの国民とか納税者が納得できるような計画を明らかにして、きちっとした運営をしてもらわないと困るということだと思いますよね。
本当にそうですね。
続いては、昨日からお伝えしています世田谷一家殺害事件です。
犯罪史上まれに見る凄惨な事件だった。
殺された宮沢さん一家、家族の笑顔は、もう戻ることはないあれから14年、残された姉は初めて現場に立った。
再びわき上がる悲しみ。
彼女は、どう乗り越えてきたのか。
14年間、いまだ解決していない世田谷一家殺人事件。
昨日は事件以来、初めて現場を訪れた遺族の募る思いをお伝えしました。
殺害された4人の隣の家で暮らしていた姉の入江杏さん。
仲がよかった妹家族を失い何度も死のうと考えたと言います。
そんな入江さんが、どう悲しみと向き合ってきたのか、前を向くきっかけとなったのは、ある1枚の絵でした。
入江杏さん、絵本の読み聞かせなどを通じて妹一家4人が殺害された喪失体験や、その後、悲しみと向き合ってきた体験を伝えている。
棟続きの隣り合わせに住みとても仲がよかった入江さん一家と妹の泰子さん一家。
その妹一家が殺害された。
入江さんは、自分を責め続けたと言う。
人間不信にも陥った。
そして何度も、死んでしまいたいと思った。
そんな状態から入江さんを引き戻してくれたものがあった。
めいのにいなちゃんが残した1枚の絵。
小学校の担任の先生から手渡されたのは教科書に載っていた物語、「スーホの白い馬」の一場面を描いた、この絵。
物語では、主人公スーホがかわいがっていた白馬が王の迫害を受けて死んでしまう。
しかし、スーホは白馬の体で楽器をつくり、やがて、その楽器が国中に広がるという喪失と再生の物語。
入江さんは、主人公のスーホを見つめる原作にはない少女の姿に目がとまった。
事件が発覚した日の前日、バンダナをした、にいなちゃんが笑顔で手を振ってくれた最後の姿と重なった。
1枚の絵をきっかけに背中を押され、前を向き始めた入江さん。
妹一家4人を描いた絵本をつくり、読み聞かせや講演を通じて少しずつ自分を取り戻していった。
さらに入江さんは、グリーフケアを学ぶようになる。
グリーフケアとは、大切な家族を亡くすなど喪失体験をした人の悲しみを支える営みのこと。
ここはグリーフケアを行うため喪失体験を持った人が寄り添う場。
この部屋に集まった4人の女性。
いずれも大切な家族を失った人たち。
加治陽子さんも、この場所で支えられている1人。
加治さんは、7歳のときに小児白血病で3歳年上の兄を亡くした。
5年以上にわたって看病していた母は、息子の死をきっかけに体調を崩し、その後、亡くなった。
さらに、ガンで闘病を続けていた父親も4年前、自宅で加治さんに看取られて亡くなった。
このとき彼女は初めて心の異変に気づいた。
さらに、食べた食事の内容を忘れたり、自分が立っている場所がどこなのかを認識できなくなる症状が出た。
医師にはストレス性の記憶障害と診断された。
異変が生じた原因は、7歳のときに兄が亡くなった現実をしっかりと教えてもらえなかったからではないかと今、振り返る。
そんな彼女は、グリーフケアと出会い、悲しみと向き合うことの大切さを知った。
そして彼女は、グリーフケアを専門的に行うグリーフカウンセラーになった。
末期ガンで最期の時を過ごす患者や残された家族に寄り添い、話を聞く自分の経験から、小さな子どもにもできるだけ現実と向き合うよう勧めている。
入江さんのグリーフケアの活動は広がっている。
震災後、被災地に何度も通い、仮設住宅では絵本の読み聞かせなどの交流が今も続いている。
妹一家を描いた、あの絵本。
どんなに遠く離れていてもずっとつながってるから。
ありがとう、忘れないよ。
これでお話は終わりです、ありがとうございました。
それは耐えることができない悲しみだった。
それでも彼女は向き合う、悲しみを生きる力に。
この1枚の絵との巡り合わせ、それが絶望にうちひしがれていた入江さん、さらに生きる力を与えてくれたというのが驚きですよね。
本当に驚きですよね。
グリーフケアを見ていて感じたのは、いわゆる喪失感とか悲しみというのは、無理に押さえ込むんじゃなくて、その気持ちと真っ正面から向き合って、そこから何を引き出していくかがとても大事なんだということを教えてくれたと思うんです。
今後、学校教育のそういう現場でもこうした問題をどう取り上げていくか、非常に大切なテーマになっていくんじゃないでしょうか。
福島第一原発の汚染水対策の切り札とされる凍土壁にも影響が出そうです。
地下のトンネルにたまっている、この紫で示した部分、高濃度の汚染水を抜き取るため、こうした氷の壁を用いて汚染水の流入を止める予定でした。
ところが壁は凍らず、東京電力は新たな対策を講じると発表しました。
原子力規制委員会の会合で厳しい指摘が入る。
福島第一原発の汚染水をめぐる問題。
現在、建屋に地下水が流れ込まないよう周囲の地盤を凍らせる凍土壁の建設が進められている。
建屋から漏れ出た高濃度の汚染水がトレンチと呼ばれる地下のトンネルにたまっているためまず、建屋とトレンチの接合部を氷の壁で凍らせ、汚染水を抜き取る計画だった。
ところが大量の氷やドライアイスを投入したもののいまだ凍結には至っていない。
このため東京電力は今日、セメントなどの充填材を投入する新たな対策を行う考えを示した。
一方、有識者からは、新たな対策についても効果を疑問視する声が相次いだ。
氷の壁ができなければ凍土壁の建設にも影響が出る。
有識者メンバーの渡邊教授は…規制委員会は今後、充填材の効果を見極めた上で、見極めた上で、投入を認めるか判断するとしている。
岸井さん、当初から凍土壁についてはどの程度の効果があるのか、疑問の声は上がっていたんですよね。
実績がないと非常に疑問の声が多かったですね。
ただ、政府や東電からいうと、国際社会に対してアンダーコントロールだとアピールしちゃった経緯があるんですよね。
そうなると、何らかの実績を急いでつくらなきゃいけないということが背景にあったと思うんです。
しかし今回、規制委員会でも頭を冷やして完全にちゃんと抜本的対策をと言っているわけですから、恐らく恒久的な地下壁をつくるぐらいの抜本策をやらなきゃならないんじゃないか。
汚染水問題というのは待ってくれませんからね。
こうなると、廃炉のスケジュールにも関わる、非常に深刻な問題になってきたなと心配ですね。
ここからは「23TODAY」、今日注目のニュースとスポーツを続けてお伝えします。
岩手沖で起きたサンマ漁船の火災。
依然、乗組員2人の行方がわかっていません。
岩手県沖で昨夜、火災が起きた福島県いわき市のサンマ漁船「第十五観音丸」。
乗組員のうち14人は救助されたが、岩手県陸前高田市の峯井健太さんと宮城県南三陸町の安部三二さんの行方がわからないまま。
2人は船内に取り残されている可能性があり、海上保安庁が捜索と消火活動を行ったが、いったん打ち切られ、明日朝、再開する予定。
東京・中野区のまんだらけで27万円で売られていた鉄人28号のブリキのおもちゃが盗まれた事件。
警視庁は今日、千葉市のアルバイト岩間和俊容疑者を窃盗の疑いで逮捕した。
犯行の3日後に岩間容疑者が別の中古品販売店で万引きしたおもちゃを売却したことが判明し、その際、岩間容疑者が提示した保険証から関与が浮上した。
調べに対し岩間容疑者は売った金で怪獣のフィギュアを買いたかったと容疑を認めているとのこと。
西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大する中、アラブ首長国連邦の空港で18日、ナイジェリア人女性がエボラ出血熱に似た症状で死亡した。
女性はガン治療のため、ナイジェリアからインドに向かう途中で女性の夫のほか、医療スタッフ5人が隔離されているが、今のところ健康に問題は見られないとのこと。
WHOは、エボラ出血熱による感染者が2240人、うち死者が1229人に達したと発表している。
公園で遊んでいた小学1年の男の子が昨日から行方不明になっている。
長野県松本市のジョー・ヘサン君は昨日昼頃、父親と弟と一緒に松本市郊外の公園の滑り台で遊んでいたが父親が目を離したわずかな間に姿が見えなくなったとのこと。
今日も警察や消防団など300人以上が噴火活動が続いている西之島について、東大地震研究所の前野深助教らが明らかにした。
島の東側の斜面が崩壊して海に流れ込んだ場合、およそ130km離れた父島に最大で1mを超す津波が到達するおそれがあるとのこと。
1mを超える津波の威力とは家の壁を突き破るほどのエネルギーがある。
東大地震研究所の前野助教は、津波計などを設置してモニタリングをする必要があるとしている。
夏の高校野球9日目。
超スローボールでアメリカでも話題となったあのピッチャーが登場です。
1回戦、計測不能の超スローボールで話題を呼んだ東海大四・西嶋亮太。
166cmの小さなエースは2回戦でも躍動する。
7回、ついに出た超スローボール。
まさに緩急自在のピッチングで山形中央打線につけ入るすきを与えない。
しかし、味方の援護がなく、試合は延長戦へ。
10回、守備の乱れからピンチを背負うと…タイムリーを浴び、1点を失う。
さらに、エラーがエラーを呼び、痛過ぎる2点目。
132球の力投も実らず小さなエースが甲子園を去った。
史上初、3年連続の顔合わせとなった優勝候補同士の一戦はプロも注目する明徳のエース・岸から5点を奪った大阪桐蔭が打ち勝ち、3回戦進出。
長野の佐久長聖は何度もチャンスをつくりながらもあと1本が出ず、北信越勢、初の敗退となった。
アジア大会まで、ちょうど1カ月の今日、シンクロ日本代表が公開練習を行いました。
井村雅代コーチ、復帰の効果は。
プールサイドに響く懐かしい、あの声。
井村コーチからかなり激しい檄が飛びましたね。
今年2月、10年ぶりに日本代表に復帰した井村雅代コーチ。
シンクロが正式種目となった84年のロサンゼルスオリンピック。
そこから6大会連続で日本にメダルをもたらした最大の立役者。
その指導法は…大きな声で選手を叱咤激励。
そんな井村コーチが日本に復帰するまで指導していたのが中国。
今や、アジアの頂点に立っている。
井村コーチの指導以降、オリンピック2大会連続のメダル獲得など輝かしい成績を残していった中国。
その一方で、低迷を続ける日本のシンクロ。
このままでは、世界はおろか中国にも勝てない。
日本再建のために井村コーチが行ったのが徹底的な体づくり。
一日7時間にも及ぶ筋力トレーニング。
厳しい練習は、選手たちの肉体だけでなく意識も変えてきた。
井村流の成果はわずか半年で着実に現れる。
先日行われたアジア大会前、最後の演技披露。
チャレンジする可能性はある。
井村コーチの指導で印象的なのは大きな声というのも、もちろんなんですが、そのほかにもプールの外、挨拶のときの表情であったり普段の歩き方というのも指導してるんですよね。
というのも、シンクロの選手、やっぱり普段の生活から人に見られることを意識すべきというのを徹底してらっしゃる。
さすが、井村さんだと思うんですねそういう厳しい指導の裏にも、恐らく確かな信念があるからついていっているんだと思うんですよね。
井村流での日本シンクロ復活、ぜひ見たいです。
さて続いてはプロ野球、セ・リーグは首位・巨人と2位、阪神の差が1.5ゲーム。
底力で踏ん張る巨人、抜けそうで抜けない阪神、今日はどうだったのでしょうか。
逆転優勝へ猛虎打線が大爆発。
まずは3番・鳥谷が先制タイムリー。
さらに、5番・マートン、そして4番・ゴメス、強力クリーンナップそろい踏みで大量リードを奪う。
先発のメッセンジャーも持ち前の豪腕ぶりを発揮。
6回、9奪三振でハーラー単独トップの11勝目。
阪神、追撃態勢は万全。
巨人は9回、1点ビハインド。
首位陥落?そうはさせない!長野のこの当たりで原監督の秘蔵っ子、大田泰示が1塁から激走。
土壇場で同点に追いつく。
俄然、勢いは巨人に。
延長11回、キャプテン・阿部。
これが首位の底力、巨人、接戦を制し、連敗ストップ。
2カ月ぶりの白星へ。
広島・野村はチェンジアップを駆使し、低めに集めるピッチング。
持ち味を存分に発揮し今シーズン最多の8回を投げ、無失点。
5勝目を挙げ、チームを3連勝に導いた。
福岡ではファン待望の初対決。
最強セットアッパー・五十嵐。
対するは、3戦連発の記録をたたき出したルーキー・森友哉。
ここは35歳のベテランに軍配。
西武の追撃をかわし、ソフトバンク引き分け。
2位オリックスは4番・ペーニャが会心の一振り。
その打球は、まさに弾丸。
ホームランキング独走の27号同点ツーラン。
迎えた9回、守護神・平野がサヨナラのピンチ。
12球団トップのセーブ数を誇るクローザーが踏ん張り切れず、オリックス、連敗。
一方、山縣亮太は順調な仕上がり。
フォームのチェックにも余念がない。
日本の短距離界を支える2人がアジア大会での活躍を誓う。
続いてはお天気です、國本さん。
こちら、先ほど午後9時半頃の広島市内の様子なんですけれども、急にたたきつけるような激しい雨が降りました。
昨日から2夜連続でお伝えしております世田谷一家殺害事件についての反応、反応をたくさんいただいています。
入江さんのグリーフケアの活動に続けていっているというのはすばらしいですよね。
本当に感動しましたよね。
1枚の絵がきっかけというのは、びっくりしました。
では、また明日の夜に。
2014/08/19(火) 22:54〜23:53
MBS毎日放送
NEWS23[字]【世田谷一家殺害事件