宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦 宇宙開発大百科 2014.08.19

こんにちは。
カンニング竹山です。
黒田有彩です。
今私たちは「宇宙博2014」の会場に来ています。
そうなんですよね。
ワクワクしますね「宇宙博」。
おっ竹山さんも宇宙好きですか?僕ねやっぱり男っていうのもありますから…私はですねもう…何かねそうらしいね。
そうなんですよ実は。
やっぱり今回いろんな宇宙開発の今までの歴史だったり未来だったりそういうものが展示されているので。
それが中にあるって事なんですね。
それが「宇宙博」って事だ。
という事で早速会場に入っていきたいと思います。
よろしくお願いします。
千葉市の幕張メッセで9月23日まで開催されている…アメリカ航空宇宙局NASAや日本の宇宙航空研究開発機構JAXAの協力で実現した国内最大級のイベントなんです。
会場はとってもビッグ!設営にかかった期間はなんと2週間。
それもそのはず宇宙に関する貴重な展示がおよそ500点も集められているんです。
…で会場は大きく3つのコーナーに分かれているんです。
案内してくれるのは宇宙飛行士になりたくて大学で物理学を勉強した…そんな黒田さんがスペースシャトル大好きのカンニング竹山さんと一緒に「宇宙博」の見どころを徹底紹介しちゃいます。
おっと申し遅れました。
ナレーションはアメリカも日本もよ〜く知ってるパックンことパトリック・ハーランが引き受けます。
よろしくね!さあまずやって来たのはアメリカの航空宇宙局NASAのブースでございます。
ここにはNASAの貴重な資料がなんと300点ほども。
そんなあるんですか?あるんですよ。
あ〜竹山さんあれですよあれ!ちょっと見て下さい。
あっアポロだ。
見た事ある。
アポロ計画を支えたサターンVでございます。
これのサイズなんですけど。
のサイズの模型なんだ。
本当は111mあります。
縦に?はい。
大体ビルの高さで言うと35階建てぐらいのビルですね。
今までのロケットの中でもまだ歴代で一番大きいです。
一番大きいんだ。
(発射音)アメリカが誇る世界最大のロケットサターンV。
打ち上げから4日後アポロ11号で初めて人類が月に到達したんです。
その様子は世界中に配信され6億人が興奮したとか。
この時月面に降りた宇宙飛行士の言葉って有名だよね〜。
その後アメリカは次々と月面に到達。
アポロ15号からは月面車も持っていったんだ。
これで一気に行動範囲が広がった。
月面車は「宇宙博」の会場にも展示されているんだぞ。
うぉ〜!これは分かるよ。
こちら月面車ですね。
注目してほしいのがこちらなんですよこのタイヤ。
普通タイヤってゴムで出来てるイメージありますけど。
あら!ゴムをカバーしてるんじゃないじゃんこれ。
違うんだ。
金網?あと月面って地球に比べるとブレーキが利きにくいんですね。
だからこういうチタン製の板をこう接地面に…。
あれだ車でチェーン履いてるようなものを常に作ってるという事だ。
そうなんですよ。
でも何か…だってさシートとかもさこれ海とかプールに置いてあるような…。
バカンス感あるよね?続いては必見!アポロに関するお宝の展示だ!さあそのお宝とは…あちら!おお!パラシュートで〜す!パラシュートなのねあれ。
大きいですよね。
うわ〜すごい!一見見るだけだと…うわ〜でっかいな近くに来ると。
こちらですねアポロ計画の最後の月面着陸を行った17号の地球帰還の時に実際に使用されたパラシュートの3つのうちの1つなんですよ。
レプリカじゃないんだ。
本物なんだこれ。
本物なんですよこれ!え〜すごい。
ちょっと焦げたりしてるじゃん。
ちょっと破れたりとか。
これは何?焦げるというのは摩擦とかで焦げたって事なのかな。
実は月から戻るための司令船は大気圏に突入すると表面が3,000℃以上にもなるんだ。
パラシュートを3つも使ってゆっくり海に着水するんだけどその時パラシュートがまだ熱い司令船に触れると焦げたり溶けたりする。
その跡がこれなんだ!すごい!ありがたみを感じる。
ありがたみを。
これで降りてきたんだ。
はい。
さあ次もアメリカNASAを代表する展示だよ。
あ〜竹山さんスペースシャトルですよ!うわっでかっ!でっかいですよね。
あれはですね最後のフライトを行ったアトランティスの実物大の機種の模型ですね。
この大きさが実物大なんだ。
はいそうです。
うわ〜僕もう…何台も模型を持ってるんですよ。
そうなんですね。
いろんなスペースシャトルの。
スペースシャトルの勝手に研究みたいなのも自分でやってて。
研究ですか?そうなんですよ。
例えば何か…。
これこういうの知ってる?何か蓋みたいなのあるじゃない?蓋とかあるんだって思いました。
これね全部が全部じゃないと思うけどエンジンだったりするんですよ。
うん?この辺からも向き変える時とかシューとかいってこうやったりとかねそういうのも付いてるらしいんですよ。
竹山さんも大好きなスペースシャトルなんですがもっとお宝な展示があるんですよ。
それがこちら!実際にスペースシャトルがはいていたタイヤでございますよ。
ほんとだ。
もうタイヤ擦れてるわ。
タイヤとしては今使っちゃいけないような感じぐらいまで擦れてるけど。
大体6回ぐらいまでは使っていいようにはなってるんですけど実際は大体1回から3回ぐらいまで使ってもうそれで役目は終わるという。
こいつだってさ何かのスペースシャトルにこのタイヤははかれて宇宙に行ってそして帰還したわけですもんね。
いつの時代かこいつが。
はい。
さて次に2人がやって来たのは日本のJAXAコーナー。
あ〜あるね。
ISSだ。
いいですよね。
国際宇宙ステーションISSです。
これがだって今現在もあるのよ上に。
本物が回ってるのよ。
不思議だよねそれを考えると。
地球の上空およそ400kmに浮かんでいる。
日本をはじめ世界15か国が共同で運営する国際プロジェクトなんだ。
全長は108m。
大きさはサッカーグラウンドほど。
その姿は地球からも見えって…時速はなんと…現在ISSには6人がおよそ半年交代で滞在していていろんな実験を行っているんだ。
そんなISSに取り付けられたのが日本の実験棟「きぼう」。
日本が初めて造った有人宇宙施設でISSの中で一番大きなモジュールなんだ。
うわうわうわ…すごい!すご〜い!「きぼう」の実物大の模型です。
これ実物大なの?実物大です。
もっと小さいワンルームマンションぐらいのものかと思ったけど。
これ違うねでかいね。
あそこも実際に中に入って…。
この「きぼう」って公募で選んだんですね。
2万通ぐらい応募が来たんです。
名前ですか?こちらですね「宇宙教育の父」とも呼ばれているJAXAの名誉教授の的川泰宣先生です。
どうもよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
的川先生すみません。
お名前はもちろん聞いた事ございます。
公募の時ね私も応募したんですけど。
関係者なのに?先生も?選定委員じゃないので。
「四畳半」って応募したんですよね。
先生が?最初見た事ないので四畳半ぐらいかなと思って。
でも現実に見るとこれ相当広いですよ。
でもそんな先生さえこんなに大きいとは思ってなかったって事ですか?そうです。
「宇宙博」で一番大きな展示物が「きぼう」。
その「きぼう」の中に入る事ができるよ。
は〜こんな感じか。
結構高いですね全然高い。
うわ〜すごい!ちゃんと…なってるんだ。
全部使えるようになってますね。
へ〜!確かに。
左右の壁はもちろん床や天井にも装置がびっしり!重力のほとんどないISSならフワフワ浮かびながらどこでも使えるってわけだ。
無重力だからこうなってるんだ。
ちょっとそれがないけど。
ちょっとジャンプして静止画でやってもらって無重力っぽい絵を撮ってみません?じゃ止めて頂いて。
(竹山黒田)せ〜の!無重力っぽくなるかもしれない。
これできっと絵が…。
あんまり私は飛び上がらなかった。
ごめんなさいね先生にこんな事させて。
申し訳ないです。
はいはい。
お遊びは置いといて…。
何か「きぼう」とかさああいうモジュール見ると日本もやるなと思いますけど今ほらこうやってロケットあるじゃないですか。
会場には日本のロケットの模型がずら〜っと並んでいる。
いろんなロケットがあるんだね。
さあそんな日本のロケットで…うん何?それがこちら!いや何でこれ恐らくあれでしょ。
エンジンで一回使ったやつでしょ。
そうです。
そうなんですが…。
エンジンは結構見てきたしもう。
だいぶ焦げてるから一回使ったエンジンが何が…。
そうなんですけどこれには…これも?はい。
1999年11月H2ロケット8号機の打ち上げです。
「エンジンスタート」。
「543210」。
「リフトオフ」。
ぐんぐん上昇するロケット。
とその時…。
1段目のエンジンLE−7にトラブル発生!やむなく1段目を切り離す。
しかしその影響で2段目は制御不能になり爆破。
海に落ちて沈んでしまった。
失敗続きのH2ロケット。
日本のロケット技術の信頼が大きく揺らぎました。
ロケットの設計を担当した五代富文さんは海に沈んだLE−7エンジンを捜し出す事にした。
しかしロケットが落ちたのは縦およそ10km横42km深さは3,000m。
めちゃくちゃ広くて深い海の底。
でも見つけなければ故障の原因を正確に突き止める事ができない。
そこで深海を調査する探査機を使った大捜索を始めたんです。
深さ3,000mの海底を調べる事1か月半。
ついに沈んでいた問題のLE−7エンジンを発見。
3,000mの海底から執念でエンジンを引き上げたんです。
へえ〜じゃこれが海底から引き上げられたって事なんだ。
そうなんですよ。
そこまでして引き上げる必要があったんですね。
引き上げる必要があった…。
宇宙の事故っていうのは大体車の事故のように現場に行って測量するとかという事が原理的にできないんです。
だから電波で送られてくるデータを頼りにしてみんながこう想像を膨らませて事故の原因というのを究明していくわけですけどその時はどういうデータを見てもどうしても絞りきれなくて拾ってくれば確かに分かるよねっていうのでまあ非常に苦労をして。
その結果これをずっと調べていって非常にしっかりと原因が分かったんですよね。
引き上げたエンジンを調べたところ内部にある羽根が1枚破損していた。
羽根の角度に問題があって振動が起こりそれが原因で破損した事が分かったんです。
そのあと出来たものっていうのは非常にしっかりしたものが対策ができたから失敗がなくなったんですよね。
ものすごく日本のロケットそのあと進歩しました。
じゃもしこれ海底から拾わなかったら下手したらいまだに…。
多少見当違いの事をやってたかもしれませんね。
いまだに失敗する打ち上げとか結構あったかもしれない。
これは大変大きな事件だったと思いますね。
やっぱりあれだね…貴重ですよね。
これがあるから今JAXAの技術が進歩したっていう。
やっぱり先生たちにそうやって話を聞いてみないと分からないね。
見ただけじゃただのガラクタですもんね。
まあそうですけどね。
ドラマが詰まってますよね。
それも何か…いよいよ未来の宇宙開発のコーナーにやって来ました。
あああ…!ああれは!これあれでしょう?はい。
現在火星で探査中のキュリオシティ君で〜す。
え〜!タイヤも見た事ない形だしほんとにロボットの顔がついてるみたいだね。
生き物みたい一つの。
「キュリオシティ」って名前もいいよね。
いいですよね。
「好奇心」っていう意味なんですけどね。
「好奇心」っていう意味なんだ「キュリオシティ」って。
アメリカの女の子が名付け親だそうです。
2012年8月。
キュリオシティは火星に着陸。
使命は火星に…搭載したカメラはグルーッと回って火星の様子を撮影できるすぐれものだ。
更にアームの先にはドリルがあって火星の岩に穴を開ける事ができる。
岩の内部を採取する事ができるんだ。
採ったサンプルはその場で分析する事もできちゃう。
ほとんど「ラボラトリー」…っと失礼「研究室」の事です。
こうして生命の痕跡を探しているんだ。
探査を始めて2年。
これまでに水の流れた跡を発見するなど成果を上げているキュリオシティ。
今後も新たな発見を目指して火星探査を続けます。
キュリオシティは結局火星でいろいろ調査してて今何が分かったの?今現在はですね火星の土を調べたところ生命に必要な元素が含まれてるという事が分かったんですよ。
という事は生命体が過去にいたのかそれかもしくは我々が行く事も可能なのかどうかという事を調べてるって事?そうなんです。
火星とは言わないまでも宇宙がほんとに身近になろうとしているんだ。
こちらは「ドリームチェイサー」。
国際宇宙ステーションへの新たな輸送手段としてただいま開発中!近い将来手軽に宇宙に行くための宇宙船になる…かもしれないよ。
このドリームチェイサー開発しているのが民間企業というから驚きだよね…。
更に宇宙エレベーターの展示もある。
エレベーターのように人や物を乗せて宇宙に向かうというもの。
ある民間企業は2050年の実現を目指しているとか…。
いや〜「宇宙博2014」いろんな展示見てきましたけどほんとにたくさんお宝がありましたね。
宇宙に行ったら何したい?でも。
う〜ん…えっとやっぱり一番したいのは宇宙からのオーロラを見てみたいんですよ。
あ〜よく言いますよねうん。
それを見るのが夢の一つであとは…宇宙で結婚式挙げてみたいです。
何で?無重力でこうやりながら?宇宙服にちょっとしたベールをつけてもらって理解のある旦那さんと一緒に地球をバックに「イェイ」みたいな。
僕は単純にオーロラというよりもまず宇宙からの地球を見たいよね。
はい。
でもう一個見たいのは宇宙から見た宇宙空間というのを見てみたいんですよ。
真っ暗な闇なのか向こうの方に太陽だけあるのか。
もしくはアニメとかさああいうもので見たみたいに星がうわ〜とあるのか。
うわ気になりますね。
そういうのをねちょっと見てみたいんですよ。
まず宇宙空間に出たいというのはちょっとありますね。
「宇宙博2014NASA・JAXAの挑戦」いかがでしたか?今回番組で紹介できたのは会場にある展示物のほんの一部だけ。
会場にはまだまだ他にもお宝展示がいっぱいだよ!宇宙に挑み続ける人類の限りない夢と情熱を是非「宇宙博」の会場で直接感じてほしい。
是非是非足を運んで下さい!…という事で黒田さんよろしく。
2014/08/19(火) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
宇宙博2014 NASA・JAXAの挑戦 宇宙開発大百科[字]

9月23日まで幕張メッセで開催されている「宇宙博」。その見どころをたっぷり紹介。いくつかの展示物については貴重な映像を使って深掘りした情報を伝える宇宙開発大百科

詳細情報
番組内容
9月23日まで幕張メッセで開催されている「宇宙博2014−NASA・JAXAの挑戦」は、国内最大級の宇宙博。その魅力は、宇宙に関するアメリカや日本の技術の数々が一堂に会し、目の当たりにできることだ。そこで宇宙博の見どころをたっぷり紹介。いくつかの展示物については、興味を持って見られるように、宇宙番組で蓄えた貴重な映像をふんだんに使った深掘りした情報を伝える。宇宙へのロマンあふれる宇宙開発大百科だ。
出演者
【出演】黒田有彩,カンニング竹山,【解説】宇宙航空研究開発機構名誉教授…的川泰宣,【語り】パトリック・ハ−ラン

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 宇宙・科学・医学
情報/ワイドショー – イベント

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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