(鬼塚英吉)失敗して挫折して諦めようとした今がお前の本当のスタート地点だ。
(桜井)彼は傍観者にはならないから。
たとえうまくいかなくても決して生徒を放り出さない。
藤川先生にはありますか?傍観者にならない覚悟。
(あゆな)4カ月だって。
(葛木)ちょっあゆな。
(あゆな)話すことなんてないじゃん。
ほいおはよう。
おぉ〜!お前ら相変わらず元気そうだな。
(徳山)元気だよ。
(麻理子)先生こそ相変わらずね。
急に招集かけるんだもん。
(佐奈)連絡回ってきたときは何事かと思ったよ。
(さつき)ほんとバスケ部の練習試合の応援しにこいってはぁ〜ん?芹澤がアメリカ行っちまうっていうからな。
みんなで応援してやんねぇと。
あっついね。
イェ〜イ。
(さつき)あんたもね。
(野上)えぇ?クラスのみんなも来んの?
(藤川ほなみ)昨日急に鬼塚先生から連絡回ってきて。
(野上)よくここまでまとまるようになったわね〜。
鬼塚先生が来て生徒たちも変わってきたみたい。
私もちゃんと生徒に向き合わないとなぁ。
あら。
何か教師っぽい。
教師ですよ私。
(回想あゆな)子供出来た。
大丈夫。
おろすから。
・
(社本)葛木。
おはよう。
(社本)どした?あっいや何でもない。
おはよう。
(社本)行こっか。
お〜い!
(橋本)あっ痛い!よ〜しおめぇら張り切って応援するぞ〜!
(大場・徳山)イェ〜イ!
(麻理子)先生あんまはしゃがないでよ!
(由亜)もう向こうの生徒が見てるって。
(楓)笑われてるよ笑ってる。
いいんだよそんなのお前。
応援はお前目立ってこそだろ。
なっ。
よしウェーブ!
(宇佐美)ウェーブ?痛っ!おい橋本お前から順にいくぞ。
せぇ〜の!うい〜〜!
(大場・徳山・橋本)うい〜〜!
(楓・由亜)うい〜〜!
(加奈子)わぁ〜!ナイスウェーブじゃねぇか。
(宇佐美)ナイスウェーブ。
今度逆からいくぞ。
ピーッ!
(ホイッスルの音)・「Highschool・love」よっしゃ〜!
(歓声)
(歓声)あぁ〜!
(大場・徳山)あぁ〜!頑張れ頑張れ頑張れ!大場スコアは?
(大場)1点差。
残り5秒。
ピピーッ!よっしゃ〜!うわ〜!
(徳山)やった〜!
(神谷)よ〜し!やった〜!うわ〜!よっしゃ〜!
(徳山)やった〜!いや〜すごかったわね芹澤君大活躍。
(芹澤)みんなが応援しにきてくれたしね。
(橋本)最後鳥肌立ったよ。
あっ!
(つぐみ)あれ入れちゃうんだもんね。
(徳山)そら選ばれるわなアメリカ留学のメンバーに。
(社本)ほんとほんと。
(橋本)それそれ。
(森野)あれ?鬼塚先生は?
(楓)あれ?いない。
さっきまでいたのにね。
・あゆな!どうした?せっかくみんなで応援したのに黙って先帰っちまうのか?葛木と何かあったのか?べつに何もありませんよ。
今日用事あったんです。
抜けてきてたから早く帰らないと。
失礼します。
(徳山)あっ。
ていうかさどうする?これから。
(加奈子)いやせっかくみんな集まったんだしどっか…。
(加奈子・智美)行っちゃう?
(佐奈・佳永子)行く〜!
(徳山)いいね!
(さつき)どこ行く?カラオケ?ボーリング?カラオケかしばらく行ってないなぁ。
(遊沢)やっぱ今日はちょっとやめとく?まあ試合で俺たち疲れてるしね。
(森野)また今度で。
(麻理子)そうだね私も用事あるし。
(さつき)そっかしょうがないしょうがない。
(麻理子)ごめん。
じゃまた今度で。
うんみんな気を付けて帰ってね。
(加奈子・智美・つぐみ)はい。
(つぐみ)さよなら。
さよなら。
(遊沢)さよなら〜。
お疲れさま。
(森野)お疲れっす。
(遊沢)きついわ〜。
(森野)きついわ〜。
(遊沢)こっちがきつい。
(徳山)また負けた〜!・
(加奈子)やった!勝った〜!・あっほなみ先生。
生徒たちはもう帰りましたよ。
あっ聞きました?今徳山から電話かかってきたんすけどこれからみんなでカラオケ行くって。
えっ?行きましょうよ。
俺のロック聴かせますよ。
あれ?ほなみ先生?私は誘われてないんで。
えっほなみ先生。
おいお前らさほなみ先生もちゃんと誘ってやれよ担任だろ?
(加奈子)いやまあそうだけどさぁまあぶっちゃけねちょいウザ的なね。
(智美)うんうんうん何か今日一緒に来ようとしてたよね。
(加奈子)うんそれびっくりしちゃった。
(遊沢)まあ先生とカラオケは行かないっしょ。
(徳山)はじけられないもんな。
おい。
おいおいおい…おい俺もティーチャーだぞ。
(佐奈)鬼塚先生は先生って感じがしないんだよね。
(佳永子)全くね。
(佐奈)全くね〜。
おいお前どういうことだそれ。
(さつき)少なくともほなみ先生とは違うってこと。
ど…どう違うの?どど…どう違うの?悪ぃ俺先帰るわ。
(大場)えっ?
(つぐみ)葛木君帰っちゃうの?
(のぞみ)そういえば志条さんは?
(大場)途中からいなかったよな。
じゃあ俺ここで。
楽しんでじゃあね。
(徳山)じゃあな。
(加奈子)お疲れ〜い。
(森野)あっ!腕つったつった。
えぇ〜!
(徳山)伸ばせ伸ばせ伸ばせ。
(一美)隆一。
模試の結果見たわよ。
あまり良くないみたいだけど大丈夫なの?あなたはあの病院継がなきゃいけないのよ。
あなたには期待してるんだから。
葛木君?葛木君。
どうしたの?通りがかったら葛木君がいるのが見えたからちょっと元気なさそうだなって。
何かあった?いやべつに海見てただけですから。
あの心配事があるなら先生相談…。
ないですよ。
すいません塾あるんでもういいですか?じゃあ。
葛木の様子がおかしかったって?あいつ何でもないって言ってたんでしょ?そうなんですけどちょっと思い詰めた様子だったんで。
海見てただけっしょ。
そうなんですけど。
ほなみ先生葛木と話したんすよね?何でそんなに気になるんだったら葛木に直接聞かなかったんすか?いやあんまり立ち入ったこと聞くと生徒のプライバシーが。
プライバシーねぇ。
今の生徒たちは繊細ですから。
繊細なのは生徒じゃなくてほなみ先生なんじゃないっすか?私が?プライバシーだ何だって御託並べても結局問題に立ち入らないのはめんどくさいからでしょ?本気で生徒のこと思うんだったら正面からぶつからないと。
生徒から逃げてちゃだめっすよ。
だめ出しですか。
えっ?何で私が鬼塚先生にだめ出しされなきゃいけないんですか?私は葛木君の様子がおかしかったから気を付けましょうって教えにきただけなのに。
そういうわけじゃなくてあの…。
来なきゃ良かった。
あっちょ…。
何だよ正夢かよ。
・藤川先生怒ってましたね。
おっ富士さん。
怒らせる気はなかったんすけどね。
(富士宮)女性っていうのはねなかなか一筋縄ではいかんもんです。
そうっすね。
富士さんはこんな朝から菜園ですか?うん夏野菜は生徒と一緒で目が離せない。
あれ。
堆肥まきは老人にはきついです。
ははっはははっ。
はぁ〜お代わり。
(弾間龍二)いつにも増してすげぇな。
何かあった?べつに。
普通でその飲み方ないっしょ。
何があったのよ。
説教された。
説教?誰に。
鬼塚先生。
鬼塚に?生徒から逃げてるって。
生徒の問題に立ち入らないのはめんどくさがってるだけだって。
それはまたずばっと言われちゃったね。
私だってわかってますよ。
だから少しでも生徒と仲良くなろうとしてるのに。
(野上)でも生徒は全然ついてきてくれないむしろ迷惑がってる。
難しいよね生徒と関係作るのって。
鬼塚先生みたいに生徒の間にずかずか入っていくなんて無理。
だって生徒と教師の間には絶対壁があるものそれが現実。
でもさぁあんただってそういう鬼塚みたいな教師になりたいと思ってたんじゃないの?教師になりたての頃はさ。
(野上)そういうのっていつから忘れちゃうのかね〜。
たかだか3年で生徒たちは卒業していく。
私たちにできることなんて限られてるけどね。
(大前)今夜行なわれます湘南ゆかたまつりですがえぇ〜まあこれはこの地域の夏の風物詩となっており近隣の中高生も多数見物に訪れます。
(向井)毎年騒ぎになってますよね。
(神谷)浮かれてますからね生徒たちは。
(入江)夏の思い出作り勘弁してほしい。
(大前)そこで先生方には今年も会場及びその周辺をパトロールしていただき本校の生徒たちがトラブルに巻き込まれないよう監視をお願いします。
えっ俺らっすか?
(大前)そうです何か?俺今日ダチと焼きそばの屋台を。
(内山田)屋台!?あっいや何でもないっす。
(大前)まあ先生方にはご苦労をおかけしますがこれも生徒を守るため何とぞ…。
(野上)問題が起きたときの言い訳作りだろ。
ちょっと。
(内山田)このまま問題なく新学期を迎えられるよう先生方も気を引き締め直してください。
副は付けどもこの内山田副校長がしっかりと皆さんを監視してますからね。
いいですね。
特に鬼塚先生君だ!は〜い。
(内山田)伸ばさない。
(大前)なおパトロールはクラスの担任副担任一緒に行なってください。
(着信音)もしもし。
(社本)あっ葛木?俺社本。
ああどうした?湘南ゆかたまつり徳山とか麻理子たちと行くんだけど一緒にどう?ゆかたまつり…。
麻理子があゆなに声かけてるとか言ってたからひょっとして聞いてるかなと思ったんだけど。
(智美)あゆな来られれば良かったのにね。
(加奈子)うん都合悪いとか言ってたけどどうしたんだろうね。
(さつき)残念だけどさ私らは私らで楽しもうよ。
(社本)賛成!
(さつき)賛成。
(加奈子)えっでも行ったらまず先に何食べる?くぅ〜夏っすね〜。
ねぇ。
ほなみ先生今日機嫌悪いっすね。
ひょっとして昨日のこと怒ってます?怒ってません。
何つうか意見交換ですよ。
担任と副担任として。
余計なこと話すのやめてください。
私あっち見てきますので。
かしこかしこまりましたかしこ〜。
(社本)おぉ〜きたね。
(徳山)きれいははっ。
いいなお祭りって。
(さつき)ねぇわくわくするよね。
(加奈子)忘れたでしょ。
(徳山)何を?
(加奈子)もろこし…。
(徳山)忘れるわけないだろう。
(社本)まだ言ってるよ。
(圭輔)いってぇなこの野郎。
・ちょいちょいちょい…。
・どっこ行くの〜。
(圭輔)痛てて肩外れちまってるよこれ。
どうすんの?あれ?無視?はははっ無視ですか。
ばかじゃねぇの。
あぁ?
(葛木)ばかが寄ってたかって情けねぇつってんだよ。
(圭輔)俺たちとやる気か?てめぇらなんかにびびると思ってんのかよ。
・おいおいおい高校生が向こうでけんかしてるって。
・マジで?・見にいこうぜ。
あっ…ちょっとどこでけんかしてるって?えっ?どこでけんかしてるの?あっち桟橋のほう。
ありがとう。
うっ…。
・あなたたち何やってるの!ちょ…葛木君大丈夫?何だよあんた。
明修湘南高校の教師です。
あなたたち高校生よね?どこの学校か言いなさい!めんどくせぇ。
おい何だよ逃げんのかよ。
(圭輔)はぁ?てめぇらも大したことねぇな。
ちょっと。
何だお前。
・こら!君ら何してる!圭ちゃんヤバいよ逃げようぜ。
おい行こうぜ。
(圭輔)助かったなお前。
でもこれで終わりじゃねぇぞ。
こら待ちなさい!・大丈夫か?君。
葛木君。
・ほなみ先生。
あっ鬼塚先生。
葛木。
(社本)葛木どうした?大丈夫か?葛木君…。
葛木君。
葛木君一体何があったの?他校の生徒とけんかなんてまるで君らしくないじゃない。
何が原因でそんなことに。
君らしくないって俺のことなんか何も知らないじゃないですか。
葛木君?適当なこと言って教師ぶんのやめてください。
藤川先生生徒に興味ないでしょ。
そんなことないよ私は担任だもん。
やりたくてやってるんじゃないですよね。
ウザいんですよはっきり言って。
生徒に何の関心もないくせに上っ面だけでお利口なことばっかり言って。
そんな態度にはうんざりなんです。
クラスのみんなだってそう思ってますよ。
僕らのこと心配してるふりするのはもうやめてもらえませんか?僕らは何も求めてないし先生だって無駄なことする必要ないでしょ。
(内山田)こちらは市会議員の木内先生だ。
あの私たちにご用というのは?
(内山田)昨夜の湘南ゆかたまつりで2年A組の葛木隆一が先生のご子息に因縁をつけ暴力を振るったそうだ。
君たちはんんっ!現場にいたんだね?見回り中に騒動を聞いて現場に駆けつけました。
けんかを仲裁しましたが詳細までは。
(内山田)ご子息はショックを受けられ寝込まれているそうだ。
(木内)あまり大ごとにはしたくないと思ってます。
こんなことで明修湘南高校の名前がメディアに出るというのもねぇ〜。
(内山田)そ…それはもうふふふっ。
息子を殴った生徒を速やかに処分していただきたい。
それでこの問題は終わりにしましょう。
処分って。
悪いことをした生徒は罰則を与えられる。
これ当然でしょう。
でも葛木が自分から問題を起こすなんて思えません。
ねぇほなみ先生。
・最近の若者は複雑ですからね。
学校での態度と家での態度が全く違うなんてこともよく聞きます。
逆に先生方の葛木君への指導が行き渡っていないということも言えるのかと。
ちゃんと指導してるから葛木じゃないって言えるんです。
(大前)木内先生この件我々は規律を持ってしっかりと対応させていただきますので。
副校長!あっ!大前先生のおっしゃるとおりです。
本日は理事長が不在のため明日会議を開き速やかに葛木を処分する方向で検討します。
ちょっと!
(大前)鬼塚先生。
そうしていただければこちらも問題ありません。
よろしいですね藤川先生。
致し方ないと思います。
葛木君にも問題があったのかもしれません。
何なんすか?さっきの。
何で葛木をかばってやんなかったんすか。
葛木の様子がおかしいって言ってたじゃないですか。
何か理由があるんじゃないんすか。
何で葛木を信じてやんないんすか。
そんなこと言うなら鬼塚先生がどうにかしたらいいじゃないですか!私は鬼塚先生じゃないんです。
同じようなことを求められてもできません。
この前私のこと生徒から逃げてるって言ってましたよね。
そうです。
逃げてるんです。
逃げなきゃやっていけないんですよ!何かあればすぐ報告書見回りパトロール。
学校は対応しましたっていう意味のないアリバイ作りに忙殺されて本来の仕事もまともにできない。
生徒のことを考えたって生徒はちゃんと振り向いてくれない。
そんな中でどうしろっていうんですか!限られた時間の中でしか対応できないんです。
クラスで起こる出来事全ての責任なんて負えるわけないんですよ!これが現実なんです。
そんなに生徒に向き合うのが怖いんすか。
全部言い訳じゃねぇかよ。
生徒に向き合って何も解決できないだめな自分を発見するのが怖ぇだけじゃないんすか?自分のだめさに目ぇつぶってるだけじゃねぇんすか?生徒たちはよみんなそれぞれに悩み抱えてるんすよ。
それでも必死に耐えて今を生きてる。
俺ら教師が踏みとどまらなくてどうするんですか!かける言葉なんてなくたっていい。
教師らしいことなんてできなくたっていい。
でもただそばに寄り添ってやる。
それだけでいいんじゃないんすか?それすらしようとしねぇあんたは何なんだよ。
あんたもしっかり踏みとどまって向き合えよ!教師なら!ううっ…。
ううっ…ううっ…。
・いいですね海は。
富士宮さん。
私も海を見るのが好きでね。
若い頃何か悩みがあるといつも海を見てました。
(富士宮)おかげで一時視力が4.0まで上がりました。
はははっ。
まあそれだけ悩みが多かったんでね。
そうですか。
鬼塚先生がそんなことを。
私教師に向いてないんです。
私もね教師時代何度もそう思いましたよ。
担任していたクラスにどうしようもない不良がいたんです。
親からも見捨てられ教師たちからも見捨てられそれは手のつけようがないほど荒れてました。
私もほとほと手を焼いて。
でもね1人だけそんな不良を見捨てなかった人物がいたんです。
不良とは何の接点もない学校一の優等生でした。
彼だけはその不良にだめなものはだめだと言い続けてましたよ。
そのおかげで不良の生徒は道を踏み外さずに済んだんです。
脇道にそれそうな度にまっすぐ進む彼がすぐそばにいたから。
そんな不良も今じゃ教師です。
えっ?その不良というのは鬼塚英吉先生です。
(富士宮)人間他人のために何かできることなんてそうありません。
でも他人のために何かしたいという気持ちはすばらしいもんです。
(冴島)だめな自分と向き合え!なんてちょっと言い過ぎたんじゃないっすかね。
英吉さん?まあお前の言うこともわかるけどよ。
みんながみんなお前みたいにストレートに生きられるわけじゃねぇんだぜ。
世間体とか仕事とかにがんじがらめになって自分がどっち向いてんのかすらわかんなくなるときもある。
(冴島)そうそう俺なんて警察っていう組織ん中でがんじがらめっすよ。
お前はもうとことんがんじがらめになっとけばか。
えっ何で?龍二。
わかってんだよそんなことは。
あっ。
あぁいらっしゃい。
手伝ってもらえませんか?葛木君が悪くないって証拠を見つけたいんです。
お願いします。
一緒に探してください。
行きますか。
ふふっ。
はい。
龍二ちょっくら行ってくるわ。
おぉ行ってこい行ってこい。
英吉さんそうこなくっちゃ!うるせぇ!頑張って〜。
けんかを目撃してた人を探し出せれば向こうの言い分が間違いだって証明できます。
そうっすね。
でもどうやって?あぁ…あっ会場近くを片っ端から聞き込みましょう。
じゃあ俺あっちを。
お願いします。
高校生のけんかなんですけどご存じないですか?知らねぇな。
ボックス行くよほら。
ありがとうございました。
先日のゆかたまつりで高校生のけんかがあったんですけどご存じないですか?ちょっとわからないですね。
あぁそうっすか。
(一美)どういうつもりなの!?塾サボって遊んだあげくにけんか!?PTA会長の私の立場はどうなるの?退学になるかもしれないなんて周りに何て言われるか。
(一美)待ちなさい隆一まだ話終わってないでしょ。
隆一。
高校生のけんかなんですけど。
はい。
見てませんか?いや〜見てませんね。
他当たったほうがいいかもしれません。
そうですかありがとうございます。
・
(足音)あっ!ほなみ先生。
鬼塚先生。
かなり聞いて回ったんすけど。
このままだと葛木君が一方的に…。
くっそ〜。
・カタン…
(木内)あの一件以来息子は部屋に籠もったきりです。
いわれなき暴力を受けて相当にショックを受けているようです。
(木内)葛木君にはそれ相応の処分をしていただかないと納得できません。
木内先生はどのような処分を葛木君に望まれているのでしょうか?今までの事例からするとやはり退学が妥当かと。
退学?
(桜井)退学…。
(木内)教育委員会からもこういったケースが常習的ないじめに発展する可能性を指摘されています。
退学以外でこの件を収拾するおつもりは?ありません。
それでは葛木君は退学処分にしていただけるということでよろしいですね?待ってください。
(大前)藤川先生?葛木君の退学処分は不当です。
(大前)ほほっ何を言いだすんでしょう。
(内山田)申し訳ありません気が動転してるようで。
動転なんてしていません。
藤川先生今あなたの出る幕じゃない。
引っ込んでなさい!引っ込みません!もう一度双方からきちんと話を聞いてください。
処分はそれからでも遅くないはずです。
うちの息子がうそをついているとでも?そうとは言ってません。
ただこんなやり方は不公平です。
これでは欠席裁判と同じではないですか!とんでもない誤解ですよ。
公平を期するためにこうやって会議を開いていただいているんです。
書面で要求だけしても良かったんですよ。
しかし葛木君だけにけんかの責任を負わせるのは納得いきません!はぁ〜。
ちっこれじゃ話になりませんな。
お願いします。
もう一度双方から話を聞いてください。
お願いします。
(内山田)藤川先生。
(木内)桜井理事長。
はい。
私の要求はあくまでも断固たる処分です。
受け入れていただけないのなら正式な手続きで訴えてもいいんですよ。
・
(ドアの開閉音)まだやってます?あぁ〜良かった良かった!
(内山田)鬼塚!何しにきた!あっうちの担任の命令でこちらの方お連れしたんですよ。
あっどうぞどうぞお入りください。
(桜井)えっ?
(内山田)あぁ?どうぞどうぞ。
何ですか?その人は一体。
部外者はご遠慮いただきたい。
この方は部外者じゃないんですよ。
けんかの一部始終を見ていた目撃者。
自由人の富井さんです。
(富井)富井です。
(木内)目撃者?この前けんかになった現場で彼を見かけてほなみ先生と別れたあと話を聞いたんです。
けんか見られたんですよね?富井さんの話では木内先生のご子息が友人たちと一緒になって一方的に葛木を殴っていたということなんですが。
随分話が違ってますよね。
(富井)葛木って子は1回も殴り返さなかったよ。
なんと1回もですか!?
(木内)何なんですかこれは一体。
こんな茶番劇につきあってる暇はありませんよ。
茶番劇?
(木内)大体その人の言ってることは証拠にも何にもならんでしょ。
不愉快だね。
そうっすか。
じゃあ裁判沙汰にでもしますか。
(木内)何?これな〜んだ。
ほなみ先生これそこのテレビで再生してもらえますか?あっはい。
(圭輔)行け!おらぁ〜。
おいどうしたどうした守ってるだけか〜?
(葛木)うっ…。
次は俺だよ!おらおらうっ!
(大前・内山田)あぁ〜!よっしゃ〜!おらぁ〜!防犯カメラの映像です。
土下座しろよ!他にもありますよ〜。
おたくのご子息は随分自由に生活されてるみたいでははっ。
えぇ〜喫煙飲酒ナンパ集団による暴行器物破損万引き窃盗。
あんたが欲しい証拠ならここには腐るほどありますよ。
さて問題です。
難癖つけて大勢で暴力を振るったほうと1人で手も出さずに暴力に耐えていたほうどっちが処分されるべきでしょうか?木内先生どっちでしょうね?では改めて今回の事件を巡る処分について話しましょうか木内先生。
貴様!悪いことをした生徒には罰則を与える。
当然でしょ?鬼塚先生ありがとうございました。
いや俺は何もしてないっすよ。
だって葛木君が無実だって証拠を持ってきてくれたじゃないですか。
あぁあれっすか。
偶然っすよ。
えっ?最後に葛木を守ったのはほなみ先生です。
葛木のために体を張ったから真実が証明されたんです。
私は葛木君を信じただけで。
それでいいんすよ。
うい〜っす。
はははっ。
はははっははっ。
あっ私葛木君ところに行ってきます。
はい。
それじゃあ。
はぁ〜。
あっ冴島。
助かったぞ〜。
おうおう防犯カメラの映像ばっちりだったよ。
ははっわかってるよちゃんと埋め合わせすっから。
ああじゃあな。
あぁ〜はぁ〜。
・葛木君退学になんなかったんだ。
めいり。
(めいり)あの葛木君がこんな騒動に巻き込まれるなんて普通じゃないと思わない?どういうことだ?最近葛木君とあゆなが一緒にいるところ見ないよね。
(めいり)白浜産婦人科。
あゆな今そこにいるよ。
これってまさか…。
それ以上は直接本人に聞いて。
隆一がいません。
部屋にいたはずなんですけど。
もしあの子に何かあったら私…。
あっ捜してきます。
お母さんはここで待っていてください。
ええ。
葛木君。
まさか…あっ。
葛木君!待って!早まっちゃだめ!あっ…。
待って!はぁはぁ…。
死んでどうするのよ!葛木君の無実はちゃんと証明されたよ!何の処分もされない今までどおり。
だから死ぬ必要なんてないんだから!苦しいことやつらいこといろいろあると思うよ。
私にだってある。
わかるよ。
でもねちゃんと今を生きなさい!死なないですよ。
えっ?水につかってただけだったんだね。
あぁごめんね私てっきり葛木君が自殺しようとしてるのかと思って。
ひどいな。
ごめん。
でもありがとうございました。
えっ?
(葛木)いやほんとに俺のこと心配してくれてるんだなって思って。
もちろんだよ。
そうですよね。
悩んでるのは俺だけじゃないんですよね。
葛木君。
この前はすいませんでした。
生徒に関心ないくせに教師ぶるな!とか生意気なこと言っちゃって。
謝るのはこっち。
えっ?葛木君の言ったことはほんとだったから。
私ね生徒たちから逃げてたのよ。
一人一人とちゃんと向き合うのが怖くて。
自分の未熟さを生徒たちに見透かされるのが怖かったの。
だからみんなと距離を取ってた。
それが教師と生徒の適切な関係だと思ってたの。
でも違った。
今だったらはっきり言える。
私は教師がやりたいみんなの担任をやりたいんだって。
生徒たちの悩みを解決してあげることはできないかもしれない。
でも一緒に悩むことはできる。
その問題に立ち向かうことはできる。
志条さんと何かあった?ゆかたまつりんとき肩がぶつかったとかってけんか売られて。
俺そんときむしゃくしゃしてたからもうどうにでもなれって思ってて。
何でそんなこと…。
あゆなとのことがあって。
全部俺が悪いんです。
あゆなが不安なときに黙ってそばにいてやることもできなかったから。
・あゆな。
あゆなお前まさか…。
結局自分のことしか考えてなかったんです。
自分のことで精いっぱいであゆなの気持ちを考えられる余裕がなかった。
大丈夫って言われたとき罪悪感はありました。
でも…。
おろすって言われたとき正直心のどっかでほっとした自分がいました。
これで自分の将来が崩れずに済んだって。
えっ?最低なんすよ俺は。
葛木君それって…。
あゆな妊娠してるんです。
先生大丈夫ですから。
もうおろしたんで。
・
(佳永子)芹澤!後戸締まりよろしくね。
あぁおう。
芹澤!?慢性硬膜下血腫?
(医師)まひが残ってしまいます。
(芹澤)何で俺がこんな目に遭わなきゃなんねぇんだよ!お前にはまだボールをつかめるこの手が残ってるじゃねぇか!
(桜井)強い意志があるかぎりあなたはまた前に進めるはずよ。
何回倒れても立ちゃいいんだ。
最後まで闘ってみねぇか?自分の運命と。
ピッ!ウィ〜ッス!2014/08/19(火) 22:00〜22:54
関西テレビ1
GTO #07[字][デ]【妊娠高校生…悩む男子が暴力事件!見捨てる教師に鬼塚激怒!】
「妊娠女子高生とのすれ違い…優等生が暴力事件!見捨てる教師に鬼塚が大激怒する!」AKIRA 比嘉愛未 山本裕典 松岡茉優 菊池風磨・田山涼成 城田優 黒木瞳 他
詳細情報
番組内容
鬼塚(AKIRA)を中心にまとまりを見せ始めた2年A組の中で、生徒たちとの距離が縮められないことを気に病むほなみ(比嘉愛未)。そんな折、ほなみは思い詰めた様子で海辺に佇む葛木(菊池風磨)を見かけ、心配になって声をかける。だが、葛木は足早に立ち去ってしまった。あゆな(松岡茉優)から妊娠を告げられた葛木は、誰にも相談できず、動揺していた。
翌日、ほなみは葛木の様子を鬼塚に報告する。すると鬼塚は、その
番組内容2
理由をなぜ葛木に直接聞かないのかとほなみを問いただし、生徒の問題から逃げていると指摘。ほなみは怒り出すが、鬼塚の言葉が鋭く胸に突き刺さっていた。
そんなある夜、夏祭りで葛木が他校の生徒・木内圭輔(高橋龍輝)とケンカをする騒ぎを起こした。ほなみは葛木から事情を聞くが、生徒に関心もないのに心配するふりをするなと突っぱねられてしまう。
明くる日、圭輔の父親で市議会議員の木内剛(佐戸井けん太)が学校に現れ
番組内容3
葛木が一方的に因縁をつけ、暴力を振るったと主張。葛木に処分を下すよう内山田(田山涼成)に迫る。鬼塚は、葛木をかばうが、ほなみは反論もせず、木内の要求を受け入れてしまう。
納得できない鬼塚に対し、ほなみは学校の雑事に忙殺される教師にすべての生徒の問題と向き合う時間などないと反発。これに激怒した鬼塚は「教師ならしっかり踏みとどまって生徒と向き合え」と厳しく非難し、立ち去る。一人残されたほなみは…。
出演者
AKIRA
比嘉愛未
山本裕典
・
小野武彦
風見しんご
丸山智己
馬渕英俚可
阿南敦子
藤沢あやの
・
田山涼成
城田優
黒木瞳
【2年A組男子生徒】
菊池風磨
竜星涼
片寄涼太
堀井新太
新里宏太
荒井敦史
佐野玲於
岡本カウアン
西川俊介
町山博彦
武井証
池田永吉
【2年A組女子生徒】
松岡茉優
三吉彩花
小芝風花
木