体の中から皮膚に働きかけましょう。
ある山奥に数学をチョー基礎から教える変な道場がある
高校の数学もへっちゃらになると評判らしい
(3人)お〜っす!1×1=1。
(大輪)ん?ん〜まだまだ重心が高いな。
これから私大輪教授がビシビシ鍛えていきますよ。
え〜もう疲れた。
私も数学苦手。
あぁ情けない。
マス猫様私が数学の基本の形を身につけたのも数学芸人として芸能界にこうやって君臨しているのも全てはマス猫様のお力のおかげでございます。
マス猫様この悩める2人にもお力を!芸能界に…。
君臨…。
してたっけ?お前たち!とにかくそうやって最初から諦めていたら「チョー数学分かんない」って事になっちゃうんだぞ。
え〜それは嫌だ。
(湯浅)大丈夫ですよ。
あ〜お帰り。
大丈夫ですよ。
この道場で小中学校で学ぶ数学のチョー基礎を修行すればいいんです。
彼は我が道場の師範代湯浅君だ。
湯浅君は修行の傍ら多くの高校生や受験生に数学を教えている私の一番弟子だ。
(あんなれいな)へぇ〜。
あんなさんれいなさんこの道場に伝わる奥義をしっかり身につければ数学はできるようになりますよ。
奥義?うん。
はぁ〜!我が道場には数学の苦手を直す40の奥義がある。
これらをマスターすれば高校の数学なんてちょちょいのちょいなんだよ。
それでは修行その1。
ほ〜わ〜た〜た〜。
それを貸して。
そうだこれなんだ。
何かと役立つ…
(あんな)最小公倍数?
(れいな)…っていうか何で金ピカなの?最小公倍数はこの先何かと役に立つありがた〜いものだからだ。
ん〜例えば分数の計算。
比の計算。
それから連立方程式。
これからさまざまな問題を解く時に大切なまさにチョー基礎なのだ。
よし分かりやすくするためにこの最小公倍数をはぁ〜!チェスト〜だ〜たっ!痛いよ。
ではまず倍数です。
3の倍数ってどんな数だったでしょうか?九九の3の段を思い出してみましょう。
掛ける数が1増えるごとに3ずつ増えていきます。
3に整数を掛けて出来た数を…じゃあ4の倍数はいかがでしょう?え〜っと九九の4の段だから4×1が44×2が84×3124×416。
これが4の倍数ですね。
そうですね。
まだたくさんありまして4×520とか4×6244×728などもあります。
倍数は分かったかな。
じゃあ今度は…ダン!公倍数。
「公」というのは「共通の」という意味です。
この2つに共通する倍数を3と4の公倍数といいます。
…など3と4の公倍数はいくつもあります。
その中で一番小さい公倍数を…3と4の最小公倍数は12です。
3と4の最小公倍数は12なんだ。
しかしこのように共通の倍数を書き出して探すのはちょっと面倒だよね。
面倒で〜す。
フフハハハハハ!ではマス猫様悩める者たちに奥義の伝授を!
(2人)わ〜。
湯浅君修行の成果を…。
はい。
12と18の最小公倍数をすだれ算で求めてみましょう。
12と18を書きます。
これをすだれのようにするんですけども。
12と18この両方を割る事のできる一番小さい数は2です。
12÷2=618÷2=9です。
6と9これ2で割れますか?
(あんなれいな)割れません。
そうなんです。
ですから今度は次に小さい数3で割ってみます。
3で割ると…。
6÷3=29÷3=3です。
もうこの2と3は両方同じ数で割る事はできません。
この最後に左側下側にある数を順番に掛けていきます。
つまり12と18の最小公倍数は36です。
(あんなれいな)簡単かも。
計算する数が大きくなるとこうすだれのようにどんどん長くなっちゃう。
そこですだれ算と呼ぶんだ。
(あんなれいな)わ〜すご〜い。
もう手早くだよ。
手早く。
こっちもちゃんとやってるの?ホントに。
きれいにしてよ。
(警報)おっ…あっ!・頼もう!何だ?何だ?
(チロ)天下御免の道場破りだ!おうおう〜。
(ゴン)俺たちの作った問題が解けなかったらこの道場もらうぞ!なんの!道場主兼数学芸人の私大輪教授が相手になる。
よ〜しこの問題解けるかな?よ〜し。
おぉ〜。
さああんなれいな行け。
え〜!教授まさかできないんじゃないの?奥義すだれ算があるから大丈夫。
落ち着いて順番にいきましょう。
え〜っとまず30と42は両方とも2で割れるから…。
え〜っと答えは15と21。
はい。
いいですね。
出てきた15と21は2で割れますか?割れません。
じゃあ2の次に小さい3で割ります。
そうですね。
え〜っと答えは5と7。
はい次は?え〜っと5と7はもう同じ数では割れないので…。
あとは2と3と5と7を掛け合わせて…。
え〜っと2×3が66×530に7を掛けて210。
30と42の最小公倍数は210です。
はいよくできました。
お〜どうだどうだどうだ!くそ〜!この次は必ず倒すからな。
もっと出番をよこせ!ところで最小公倍数はそんなに役に立つんですか?最初にお話しした分数の計算で活躍をします。
例えばですね30分の1と42分の1を足すという計算の時に210分の7足す210分の5。
分数の分母をそろえるというところで役に立ちますね。
あ〜何か昔やったね。
よ〜し。
その調子で復習もしっかりやるんだぞ。
今日の稽古はこれまで!お〜っす!おす!さあ最後にどうぞ!
(ゴン)雑だな教授。
何か知んないけど。
(チロ)分からない事がハテナ…ビックリマーク。
分かった!分からない事がハテナな。
(チロ)ハテナからビックリマーク。
もっとビックリすると…。
2014/08/19(火) 14:00〜14:10
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 チョー基礎から始めよう!ベーシック数学▽何かと役立つ最小公倍数[字]
高校の数学がわからない、つまらない。そんな悩みは数学道場でふっとばせ!40の「数学奥義」を身につければ、分数から2次関数まで完全マスター。もう数学は怖くない!
詳細情報
番組内容
倍数、公倍数、最小公倍数について理解する。最小公倍数を求めるときに便利な「すだれ算」の使い方を覚え、確実に計算できるようにする。
出演者
【講師】湘南工科大学特任講師…湯浅弘一,【ゲスト】ビックスモールン,【出演】大輪教授,蒼あんな&れいな
ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
バラエティ – その他
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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