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連日衝突が続いているウクライナ東部で18日避難する民間人のバスの車両が親ロシア派のロケット弾の攻撃を受け、多数の死者が出たとウクライナ政府が発表しました。
18日には停戦に向けロシア、ウクライナを含む4か国での外相会談が開かれたものの協議はまとまらず緊張状態は終わりが見えない状態です。
そんな中、ロシア国内では…。
駆け抜ける戦車そしてとどろく号砲。
一体何が…。
実はこれ、なんと戦車の運動会だったんです。
ご覧ください水しぶきをあげ大きな川を通過していく戦車。
猛スピードで坂を駆け上がっていく戦車が何台も何台も次々と。
使われている砲弾もすべて本物だというこの運動会はその名も戦車バイアスロン世界大会2014。
戦車で障害物を突破しながら標的を撃つ技術を競う大会だったのです。
≫集まった大勢の観客は戦車のド迫力に大満足の様子。
しかし実はここにもウクライナ情勢は影を落としていたのです。
≫私はなんか、違和感がありますこのニュース。
≫ちょっと違和感は確かにあるんですよね。
≫なんだかなと思ってしまいます。
≫今、まさになんでこの時期にというところがやっぱり出てくるわけですけど戦車での運動会というところをお伝えしたわけですがこれは冬のオリンピックの種目でもありますクロスカントリースキーとライフル射撃を組み合わせたバイアスロンという複合競技の戦車バージョンということです。
その名も、戦車バイアスロン世界大会2014。
今月の4日から16日まで開催されていました。
世界大会でしてロシアの国防省が主催をしている。
戦車のスピードや砲撃の正確性を競うもので、一応目的としては軍事協力の発展や強化のためのことだという建前になっているということです。
今大会では、参加国は12か国ありました。
1つの国に対して3チームずつですから戦車が36台登場したということで全長およそ10mしかも40トン近くもある戦車が一気に36台競い合うわけですからとんでもない大会になっているということなんですがこれ、本当に国防省の気合の入りようが尋常ではないということがこういうことからも伺えると。
プロモーションビデオが作られているんですね。
本当に映画のプロモーションビデオさながら大会のPR動画が公開をされているわけですが。
水谷さん、これだけの気合の入りようでやっている大会だと。
≫僕も大下さんと同じでね違和感がありまして。
これを格好いいとか思われたら困りますね。
≫ちょっと子どもが見るとわーって…。
≫子どもは好きですからね。
≫当然日本は参加していないんですよね。
≫していません。
日本は参加の要請があったのかどうかちょっとこれについては調べてもわかりませんでした。
バイアスロンのレースだったので結果発表もあったということでチーム戦はロシアが1位。
団体戦はロシアが1位。
両方、ロシアが1位だったわけですね。
そして、各国のチームごとの結果と国ごとの対抗戦はこうなったわけですが。
世界大会ですから、掲げているメダルだとかトロフィーを見てみても戦車があしらわれている。
トロフィーにも戦車が掲げられている。
優勝チームの全員に、ここまで戦車をPRしているわけですからロシア製の戦車かと思いきや新車がプレゼントされたという。
それにしても相当な、太っ腹ですよね。
注目は1つ、水谷さんも先ほどおっしゃいましたが参加国に注目をしていただきたいんです。
ご覧のとおり冷戦の間に関係が深かった東側諸国が中心になっているということなんですね。
やはり旧ソ連系の国がほとんど。
その中で、40か国以上に声をかけるも参加お断りの国が多数あったということなんです。
やはりウクライナ情勢のこともあってアメリカは参加を辞退しています。
実はウクライナ情勢の悪化が目立ち始めたのが去年の秋ごろ。
オファーをされたのは去年の、ちょうどすぐその前の夏ごろだったと。
一度は参加の意思を示したとロシアサイドは話していますがウクライナの問題もあってアメリカを含むNATOは参加を辞退。
ここに出てくる国、驚きです。
なんとこの国にもオファーをしていた。
ウクライナ。
ロシアからウクライナにオファーをしていたが当然参加拒否という形になった。
こうした状況は国防省のトップも痛感しているようでしてこのように話しています。
厳しい国際情勢にもかかわらずこの大会に参加してくれたすべての国の代表チームに心からお礼を申し上げると。
こんなふうに話しているわけですがこうやってわかっているんだったら牛窪さん、なんで今のタイミングでっていうのがありますよね。
≫ちょっと考えすぎかもしれませんが気持ち悪いものを感じますしさっき、水谷先生とお話してたんですがこれがこういう戦車の運動会とかオリンピックっていうことをいうならば、オリンピック自体が本当は平和の象徴のイベントですからやっぱりちょっと戦車ではない形で別の連携というのを考えてほしいとは思いますね。
≫本当にロシアの野望は≫戦車バイアスロンは陸軍でしたが海軍ダービー、航空ダーツと陸海空合わせて1つのイベントにしてミリタリンピックの種目となり定期的に開催されると国防省の局長は話しているということですが。
兵器を使っての競技を大々的に行っていくって水谷さんどう感じますか?≫もともとオリンピックがギリシャの各ポリス間をオリンピックという競技によって戦争をなくそうと。
これは違う。
だったら、例えばどこの国のウサギが一番速く10m走るかとかどこの国のバッタが一番高く跳べるかと、もっと子どもも平和でにこやかに参加できるそういうオリンピックを作ってほしいですね。
これは間違いです。
≫「ウサギと亀」のリアルバージョンとか。
2014/08/19(火) 11:30〜11:42
ABCテレビ1
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