(伊達)「東北発☆未来塾」応援団長のサンドウィッチマンです。
(富澤)どうも!あれそうですね。
テレビですか?これ。
あ今回は「家電のチカラ」ですか!?いや違いますよ。
「アートのチカラ」って言ってるでしょ何回も。
このボケも3回目になりました。
もうやめて下さい。
面倒くさい。
こちらは秋葉原のテレビモニター250台を占拠して街の風景を変えるというアートですね。
そうですね。
この作品をつくったのが今月の講師現代美術のアートティスト中村政人さん東京藝術大学准教授ですね。
およく覚えましたねあなたね。
3回目ですから。
あ〜そうかそうか。
前回までアートに必要な感性を磨いてきた塾生たちに中村さんからある課題が出されました。
(中村)そこにあったものがなくなってしまっている。
課題はあの大津波で被害を受けた…わ〜!これ難しいんじゃないですか?難しいですね。
ただやるんですよね塾生たちは。
すばらしい!迷わずいけよ。
行けば分かるさ!どうした?ちょっと迷ってます。
迷ったの。
今回の講師中村さんの課題で未来塾の塾生たちは宮城県の松島湾に浮かぶ浦戸諸島へ向かいます。
大小多くの島からなる浦戸諸島には東日本大震災の前およそ600人が暮らしていました。
きれいな海とおいしい魚が自慢でした。
しかし大津波は島の半数以上にあたる168軒の家を破壊しました。
主な産業だったかきやのりの養殖も大きな打撃を受け多くの若者がやむなく島を離れました。
そんな島をアートで元気にできるのでしょうか?今回塾生は2つのチームに分かれ別の島を訪ねます。
1つは一番大きな島寒風沢島。
そしてもう1つは人が住む中で一番小さな朴島です。
(鈴木)お〜剥がれてる。
(阿部)割れてるのって多分震災のやつ。
アート作品の基となる魅力を探す旅スタートです。
与えられた時間はおよそ4時間。
島には宿泊施設が無いので最終便が島を離れる時がタイムリミットです。
一番小さな朴島担当のメンバーはこの3人。
大学で美術や行政を学んでいます。
船を降りるとすぐに網を干している人に出会いました。
(塾生たち)こんにちは〜。
(塾生)こんにちは〜。
すみませ〜ん。
(穂積)何かどこか町の人しか知らない面白い所とかあるかな〜と思って。
(土井)いや〜。
この菜の花とか…。
あ菜の花?あそっか。
かきの幼生を付着させて…。
この島に住んでいるのは11世帯。
土井雄さんは奥さんと母親3人で暮らしています。
はい。
やってるところ。
帽子取らないと分からないかな?
(シャッター音)
(シャッター音)
(塾生)うわかっこいい。
「今でもここの海が好きだ」という土井さん。
塾生たちはその佇まいに惹かれました。
(土井)何でまたこんな何にもねえとこさ…。
いやいや…。
(シャッター音)こちらのチームさい先いいんじゃない?へ〜。
これが菜の花畑かな?
(塾生)う〜ん…。
「菜の花もう終わったんだよ」と言われて諦めたんじゃ未来塾生として名が廃る。
ひとまず行ってみます。
今島の面白いとことかを見つけるっていうのでいろいろちょっと歩いてたんですけど今何を?刈り取り。
(塾生たち)へ〜!
(阿部)すごい。
すごい…。
菜の花はおよそ100年前からこの地で栽培されてきたそうです。
(シャッター音)災害に何度も見舞われても島の人はこの種を守ってきました。
講師の中村さんの言うアートの感性が少しずつ身に付いてきたみたい。
わ〜!う〜ん。
(シャッター音)木の枝と光が織りなす模様に心惹かれます。
(鳥の鳴き声)すぐ近くでウグイスが鳴いてる。
(鳥の鳴き声)
(塾生)ウグイスかこれは。
(鳥の鳴き声)取っとかなくていい?音。
(鳥の鳴き声)周囲2.2キロの小さな島。
でも宝は次々と見つかります。
こう見ると「島にいるんだ」って確かに思うかも。
一方一番大きな島寒風沢島担当のチームです。
メンバーはこちらの3人。
でも木村さんは大学の用事でこの日欠席です。
2人はまず観光マップに載っている島の文化財を目指します。
アートには島の人が気付いていないような魅力を発見するのが大事なはずですよ。
観光名所で大丈夫?
(鈴木)化粧地蔵…しばり地蔵!恋しい男性が島を出るのを引き止めようと女性が願をかけたしばり地蔵。
確かに珍しいけど…。
(鈴木)でもここ…とりあえずカメラに収めました。
次に目指すのはやはり地図を頼りに砲台跡。
(佐藤)分からない…。
あでも…地図どおりに進むのに精いっぱいの2人。
目を凝らし耳を澄ませば何か感じない?一方数々の魅力を感じている朴島チーム。
再び海辺へ出て来ました。
出会ったのはこの島で生まれ育った…見せてくれたのは取れたての海の幸です。
見た事もない巨大なあさり!みそ汁にしても酒蒸しにしても味は抜群だそうです。
(シャッター音)海の豊かさの象徴です。
「新鮮な島のあさりならではの食べ方がある」と自宅に招待してくれました。
ただ子さんは大震災の後もこの島を離れようとは全く思わないそうです。
(内海)食べてみる?
(塾生)わ〜!おいしそ〜!
(内海)取りたてだから。
う〜ん!
(穂積)おいしい?おいしい!
(内海)ハハハ!
(穂積)いいな〜!あ!すごいこれ!…う〜ん!
(大谷)あ〜やばいですよね?めちゃくちゃおいしいこれ!
(阿部)陸の方で暮らそうとかは?
(内海)いや思わない。
あのね小ちゃい時からここで育ったでしょ。
車の音がうるさくて寝られない。
(阿部)あ〜なるほど。
(穂積)やっぱ夜静か。
ここは静かだよ。
船だけだから。
(穂積)ふ〜んそっか。
1回来て泊まってみな!え!いいですか?行きたい。
あっという間に最終便の時間。
いろいろな収穫がありました。
(シャッター音)う〜ん…。
どう思った?もうひたすら「おいしかった」しかない。
(阿部)逆にその「おいしかった」っていうのを「本当においしかったんだ」っていうふうに伝えるためにはどういうふうなのが一番見る人にとって入ってきやすいのかというところを考えないと。
別に「これを知って下さい。
だから来て下さい」みたいなそんな事しなくても別にいいんじゃないかなと思ったんです。
私たちがあそこに何かしてあげられるみたいな事って全くないと思っていて。
うん。
だから何か今回は本当に感想みたいなのでいいのかなって。
どう伝えるかってね難しいよな〜。
(大谷)いや。
どう伝えるかじゃなくて何を伝えたいかですよ。
(阿部)そうか。
一方こちらも終了間際の寒風沢島チーム。
山を歩いた後たどり着いたのは田んぼ。
この田園風景に何かを感じます。
(佐藤)…ここ。
(鈴木)それはあります!何か。
(鈴木)ば〜!って…。
「ぼくのなつやすみ」ってゲームあるじゃん。
そんな感じするよね。
それが何か日常すぎて当たり前かもしれないですけど…確かにのどかな景色ですがその感想はきっとどこの田んぼでも同じなんじゃないかな?この日撮影したのはほとんどが風景写真。
島の暮らしや人の気持ちが見えてきません。
アートで島の人を元気にするという高いハードル。
何を軸にすればいいのか2人には分からなくなってきました。
島の方々にとっては当たり前になっている場所もあったりとか僕ら2人で感じた坂があったりとかそこを走ってみたい。
何だろう…。
その島の人にその魅力を伝えるという時に…。
う〜ん…。
何を軸にゴールをどこにすればいいのかいろいろ考えてたらちょっと分かんなくなってきちゃって。
う〜ん寒風沢チームの方は頭抱えちゃったね。
いや〜確かにね島の魅力を見つけるって難しいです相当ね。
この様子をモニターしていた講師の中村政人さんからアドバイスです。
意識化するためのアクションをもう1個起こせばいいんですよ。
今の段階では第一印象でそれぞれが思っている事があるはずだから感じている事があるはずだからその感じている事をもう少し要素を絞ってその事を感じようという視点で意識的に見いだす。
場合によってアクションが生まれてきて誰かに会いに行きたくなったりとか何か積極的にその場に対してもっと…そのアクションが大事だよね。
中村さんのアドバイスを聞いて寒風沢チームは再び島を訪れました。
玄関から居間に入ってお茶でも呼ばれるつもりかね?いや気持ち的な意味で。
気持ちか。
今回はどうしても抜けられない用事があった佐藤さんに代わり前回参加できなかった木村君が登場です。
まあ学生も忙しいからね。
ね〜。
「何を軸にしていいか分からない」という事でとにかく島の人に会って話をしようというそういう再挑戦ですね。
こんにちは〜。
(木村)こんにちは〜。
(鈴木)お忙しいところすいません。
いいえ。
あ〜。
ハハハ!出会ったのは島の漁師土井さん夫婦。
前回を反省してこの島で生きる気持ちを聞きます。
(土井ふみこ)津波で1階まで。
(土井謙一郎)俺リフォームしてさ…あのうち1階全滅で。
(土井謙一郎)店並んでたんだからねえ。
とにかくまず…
(土井謙一郎)だって誰だってあんたらだって皆ふるさとあるすぺや。
そこをあんた津波で一瞬のうちにねくなってしまったらば帰る所ねくなんだわ。
だから俺は…「ふるさとを守る」と語る顔がまぶしく見えました。
(鈴木)写真撮らせてもらってもいいですか?
(木村)お仕事されてる姿でいいのでちょっと。
おじさんこっちに顔ください。
はいチーズ。
顔見ろって?
(シャッター音)もっと暮らしに触れようと島の奥へ向かいます。
出会ったのは農作業中の島津さん夫婦。
島の田んぼは全て海水につかったそうです。
(島津)ただやっぱりね私どもの…あと何年すると…島の将来を考えると問題山積み。
それでも笑顔を絶やしません。
(シャッター音)「うまいんだぞ〜」てか?
(笑い声)
(鈴木)こんにちは〜。
(木村)こんにちは〜。
海を見ているおじいさんにも出会いました。
復興工事が続く港の様子をここから見るのが日課だそうです。
(郷古)今な仕事してねぇの何にも。
(郷古)勤めらんねえんだここで。
少し寂しそうな郷古さん。
でも最後にステキな笑顔を見せてくれました。
(塾生)いやいやかっこいいですかっこいいです。
(シャッター音)是非こちらに顔をお願いします。
3時間の滞在で10人の思いを聞きその表情をカメラに収めました。
(シャッター音)
(鈴木)OKです。
ありがとうございました。
島の人たちを元気にする作品の軸何か見えてきたんじゃない!塾生たち頑張ってるね。
頑張ってますね。
感性を大事にしながら更に一歩踏み込む事で大切なものが見えてきたんだね。
うん。
迷わず行けよ。
行けば分かるさ。
ダー!お前ずっと迷ってるな。
さあ次回はいよいよ「アートのチカラ」最終回。
塾生は悩みながらも作品にまとめていきます。
お急に進行してますね。
中村さんからの課題島の人を元気にするアートは出来るんでしょうか?かっこいい。
さあ期待と不安の作品発表です。
それは次回ですね。
(2人)お楽しみに!2014/08/18(月) 23:00〜23:20
NHKEテレ1大阪
東北発☆未来塾「アートのチカラ 中村政人 島の宝はどこにある?」[解][字]
「被災した島の人を元気にするアートを作れ!」難題を出された未来塾の塾生たちは五感を研ぎ澄まし、松島湾に浮かぶ島を歩き回る。しかし、思うようには…【語り】川島海荷
詳細情報
番組内容
今回の講師で現代美術のアーティスト・中村政人さんから出された難題をクリアするために、塾生6人は宮城県の松島湾に浮かぶ浦戸諸島を訪ねる。そこで人が暮らす最も小さな島と最も大きな島に分かれて、島の人が気づかない島の魅力(宝)を探す。しかし、島の人に「見るところはなにもない」と言われたり、名所・旧跡を巡るのに精いっぱいになったり、思うようには…【応援団長】サンドウィッチマン【語り】川島海荷(9nine)
出演者
【出演】東京藝術大学准教授・アーティスト…中村政人,サンドウィッチマン,【語り】川島海荷
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
趣味/教育 – 音楽・美術・工芸
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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