ニュース 2014.08.18

こんばんは。
6時になりました。
ニュースをお伝えします。
戦闘が激しさを増すウクライナ東部の情勢を巡って、ロシアとウクライナ、ドイツ、それにフランスの4か国の外相が行った会談について、ロシアのラブロフ外相は、停戦に関する合意には至らなかったことを明らかにしました。
ウクライナ東部で、政府軍と親ロシア派の武装集団との間で激しい戦闘が続く中、ドイツの首都ベルリンで17日、ロシアとウクライナ、ドイツ、それにフランスの外相が会談し、事態の打開策に関して話し合いました。
これについてロシアのラブロフ外相は18日、ベルリンで記者会見し、ロシアがウクライナ東部に向けて送った支援物資を積んだトラックが、国境で足止めされている問題について、ウクライナ側と合意したと述べ、近くウクライナ側に向けて、出発するという見通しを示しました。
しかし、ウクライナ政府軍と武装集団の停戦について、ラブロフ外相は、肯定的な結果をまだ報告することはできないと述べ、合意には至らなかったことを明らかにしました。
さらに、ロシアとの国境から数キロの所で戦いが続いている。
ロシアの領土を守るための措置を取るとして、国境付近にロシア軍を再び展開する可能性も示唆しました。
ラブロフ外相によりますと、ウクライナ東部での停戦に向け、近いうちに再び4か国の外相が集まって、会談する予定だということです。
江戸時代に伊能忠敬が全国を測量して作った日本地図の北海道部分は、間宮海峡を発見した間宮林蔵の測量データをもとに、すべてが作られていたことが、専門家らの調査で初めて分かりました。
これまでは、伊能と間宮の合作とされてきたことから、間宮の功績を再評価するうえで、貴重な発見として注目されています。
これは、伊能忠敬の地図を研究している専門家らのグループが、きょう、東京都内で会見を開き、明らかにしたものです。
それによりますと、これまで伊能の地図の北海道部分は、伊能と、その弟子で、サハリン、もとの樺太を探険し、間宮海峡を発見した間宮林蔵との合作と考えられていました。
しかし江戸時代の寛政12年、1800年に、伊能が測量したデータと、完成した地図のデータを比較したところ、海岸線が最大でおよそ5キロずれていることが分かったということです。
研究グループでは、完成した地図には、伊能の測量から12年後に間宮が測量したデータのほうが、最終的に採用されたことが初めて裏付けられ、間宮の功績を再評価するうえで、貴重な発見だとしています。
伊能忠敬研究会の渡辺一郎さんは、今後も研究を進め、伊能の地図の全体像にさらに迫っていきたいと話しています。
北アルプスの穂高連峰で、登山中に連絡が取れなくなった広島県の男性と見られる登山者が、急斜面で倒れているのを、警察のヘリコプターが見つけました。
警察によりますと、反応はなかったということで、天候の回復を待って、あす以降、救出に向かうことにしています。
広島県福山市の会社員、藤石典万さんは、今月13日に仲間と入山し、その後、1人で長野県と岐阜県にまたがる奥穂高岳を目指していましたが、おととい、合流予定だった長野県の上高地に現れず、仲間が警察に連絡していました。
警察が捜索を続ける中、きょう昼過ぎ、ヘリコプターが、奥穂高岳と前穂高岳の間にある吊り尾根付近の急斜面で、男性の登山者が200メートルほど滑落した状態で倒れているのを見つけました。
警察によりますと、服装などから、藤石さんと見られていますが、ヘリコプターが近づいても反応はなかったということです。
きょうは視界が悪く、風も強いということで、警察は、天候の回復を待って、あす以降、救出に向かうことにしています。
JR東日本のICカード乗車券、スイカの会員向けのホームページに不正なアクセスがあり、750人余りの会員の氏名や生年月日などの個人情報が閲覧された可能性があることが分かりました。
JR東日本によりますと、今月15日の未明、スイカの利用でたまったポイントを電子マネーに交換できる、スイカポイントクラブのホームページに、およそ29万6000件の大量のアクセスが確認されました。
このため、サービスを停止して調査した結果、756人の会員のページが、不正にログインされていたことが分かったということです。
この不正なログインによって、会員登録に必要な氏名、生年月日やメールアドレスなどのほか、会員によっては、住所や電話番号などの個人情報が閲覧された可能性があるということです。
会員のポイントの不正な利用などの被害は確認されていないということです。
このホームページには、ことし3月にも、およそ94万件の大量のアクセスが確認され、一部で不正なログインがあったということです。
JR東日本では、不正にログインされた会員については、一時的にサービスを停止したうえで、パスワードの変更を要請することにしています。
谷垣法務大臣は、長野県軽井沢町で開かれた、みずからが顧問を務めるグループの研修会で、来年10月に予定されている消費税率の10%への引き上げを、予定どおり実施すべきだという考えを強調しました。
谷垣法務大臣は、ことし4月に消費税率が8%に引き上げられたことに関連して、4月から6月のGDP・国内総生産の数字が悪いなどと伝えられたが、大体想定内だとしたうえで、消費税率の10%への引き上げについて、次のように述べました。
そして、なんとしてでも来年、消費税率を引き上げる形を作り、決断をしていくことが大事だと述べ、予定どおり10%への引き上げを実施すべきだという考えを強調しました。
また谷垣大臣は、安倍総理大臣が、来月3日に行うことにしている内閣改造を念頭に、来月の人事で、新しい法務大臣が誕生する可能性が多分にあると述べました。
夏の全国高校野球、第2試合は、日本文理高校と東邦高校が対戦しました。
日本文理の先発、飯塚は、ランナー2塁3塁とされた4回。
キャッチャーのパスボールで1点を先制されます。
さらに1点を失った日本文理は6回、東邦の1年生ピッチャー、藤嶋から1点を返し、4番、キャプテンの池田。
1年生には負けられないと、狙い球を絞っていました。
逆転します。
リードをもらった飯塚は、ミスからの失点を引きずらず、6回以降は、東邦打線をヒット2本に抑えて2試合連続の完投。
2014/08/18(月) 18:00〜18:10
NHK総合1・神戸
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ニュース/報道 – 定時・総合

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