ニュース 2014.08.18

てっ!花子がラジオに。
ごきげんよう。
さようなら。
1時になりました。
ニュースをお伝えします。
アジアに拠点を持つ日本企業が増える中、日本語を学ぶタイやインドネシアなどの学生を招いた就職面接会が東京で開かれました。
大手就職情報会社が主催した面接会には、中国や東南アジアに拠点を持つ機械メーカーや商社など、日本企業8社が参加し、タイやインドネシアなど5か国から招かれたおよそ50人の学生が、面接に臨みました。
学生たちは大学で日本語を学んでいて、工業用機器メーカーの面接では、タイの学生が日本語で、材料の調達などのシステムを手がけたいと、志望動機を話していました。
主催した就職情報会社によりますと、日本語が堪能で、現地の文化や習慣にも詳しい学生は、日本の本社との橋渡しをする人材として、採用を希望する企業が増えていて、今回は、日本で学ぶ留学生に加えて、初めて現地の学生を面接会に招いたということです。
面接会はあすも開かれます。
東日本大震災で、校舎が浸水する被害を受けた宮城県亘理町の小学校では、盛り土された場所に新しい校舎が完成し、落成式が行われました。
震災から3年5か月、新しい校舎が完成した亘理町の長瀞小学校です。
きょう、夏休み中の児童も集まって、完成を祝う落成式が行われました。
長瀞小学校は震災で1階が浸水し、児童たちはおよそ1キロ離れた中学校の仮設校舎で授業を受けていました。
新しい校舎は、元の校舎よりも1メートル高く盛り土された場所に建てられているほか、近隣の住民も一時避難所として使える避難階段が、2つ設置されています。
新しい校舎では、今月26日の始業式から、191人の児童が新たな学校生活を始めます。
JA全農・全国農業協同組合連合会は、原発事故以降、海外に輸出できなくなっていた福島県産のコメについて、安全性への理解が得られたシンガポールに向けて、今月から輸出を再開すると正式に発表しました。
JA全農は、福島県須賀川市で生産されたコシヒカリ300キロを、今月、シンガポールに向けて輸出するということです。
輸出の再開は、原発事故のあとに収穫されたコメとしては初めてです。
福島県は、原発事故の前は、香港や台湾などに、年間100トン余りのコメを輸出していましたが、事故のあとは、風評被害などが影響して、輸出できない状態が続いていました。
JA全農では、輸出の再開を目指して、福島県産のコメは県の放射性物質の検査を受けているなど、各国に安全性をアピールしてきました。
コメは今月22日から、シンガポール市内の日系の高級スーパーで販売されるということです。
JA全農では、主要な輸出先だった香港などにも、引き続き安全性をアピールするなどして、原発事故の前の水準に輸出量を回復させたいとしています。
2014/08/18(月) 13:00〜13:05
NHK総合1・神戸
ニュース[字]

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ニュース/報道 – 定時・総合

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