歩に話してやったお話を思い出しながら
今年デビュー36年目を迎えた長渕剛さん。
先月「SONGS」のためにNHKのスタジオで初めてライブに挑みました。
300人の観客を前にヒット曲の数々を熱唱。
まさにオールタイム・ベストライブです。
夢を追う若者とのトークセッションも行いました。
・「だから真っ直ぐ真っ直ぐもっと真っ直ぐ生きて」・「寂しさに涙するのは」思いが籠もった言葉と歌で熱いメッセージを贈ります。
「SONGS」で大きな反響を呼んだスペシャルライブ。
長渕剛オールタイム・ベストライブ今夜は未公開シーンと共にその模様をたっぷりとお届けします。
客席に立ち観客の目線で音作りにこだわる長渕さん。
メンバーの動きにも指示を出し完璧なライブを目指します。
(一同)よろしくお願いします。
全身全霊で作り上げた一夜かぎりのステージ。
レディー…!
(一同)ゴー!「SONGSライブスペシャル長渕剛」間もなく開演です。
(観客)剛!剛!剛!ようこそ。
(歓声)いくぞ!
(歓声)いくぞ〜!
(歓声)
(拍手と歓声)
(観客)剛!剛!剛!ようこそ!
(歓声)久しぶりです!
(歓声)会いたかったな。
(歓声)夏だぞ夏夏夏夏!
(歓声)今日もめいっぱいいくぞ!
(歓声)いくぞ!
(歓声)いくぞ〜!
(歓声)オーライライラ〜イ!Everybobysay右へ左へwowwowwowwow…。
wowwowwowwow…。
こんな形でみんなと「カラス」を歌えるなんて最高!サキソフォン。
OK!昼田洋二。
オーライオーライ!wowwowwow。
(観客)wowwowwow。
(拍手と歓声)すばらしいね!いくぞ〜!ヘイヘイヘイ!
(観客)ヘイヘイヘイ!ヘイヘイヘイ!
(観客)ヘイヘイヘイ!ヘイヘイヘイ!
(観客)ヘイヘイヘイ!
(歓声)
(観客)剛!剛!剛!ワンツースリーフォー!
(歓声)ここからは長渕さんが夢を追う若者たちと歌と言葉で語り合うトークセッション。
よろしくお願いします。
ナビゲーターは冨永愛さんです。
冨永さんは10代の頃から長渕さんの大ファン。
モデルとして世界中を飛び回っている時長渕さんの歌に勇気をもらっていました。
今では一緒にトレーニングも行うなど公私にわたって交流を深めています。
では1人目千葉からお越しの寺門美咲さん。
よろしくお願いします。
(寺門)お願いします。
今就職活動中という事で…。
就職活動中です。
大変ですか?大変です。
就職活動中に大きな支えとなった曲があるそうなんですけれども。
「Tomorrow」です。
お父さんが私がいろいろ悩んでる高校時代の時に私とお父さんの曲だって言ってくれた曲が「Tomorrow」だったのですごい支えになりました。
何でお父さんと美咲ちゃんの歌なの?茨城から東京の大学に進学したのでその気持ちを伝えた時にちょっといざこざが起きてしまってお互いが心が離れている時に車の中で急に「Tomorrow」が流れた時にお父さんがこの曲は私とお父さんの歌だって言ってくれた時にすごい涙が出てきて聴いてみたら「未来を信じてほしい」とか「明日を信じてほしい」からそういうふうに声をかけたんだよって言われました。
いいおやじだね〜。
すてきですね。
あっお父さんいらっしゃいます。
あっお父さん?ちょっと若いんじゃない?お父さんいくつから聴いてくれてたの?僕の歌。
中学校辺りから聴かせて頂いてます。
すごいですね。
うれしいですよねこうやって世代をわたってね。
そうだね。
・「Tomorrow」ありがとうございます。
頑張ろう。
(拍手)続いていきましょうか。
東京からお越しの岡田壱隆さん。
どちらにいらっしゃいますか?おっいらっしゃいましたね。
剛さん岡田さんはですね芸人さんなんですって。
コンビで漫才をやってまして今日は相方も一緒に来てるんですけど。
よろしくお願いします。
(拍手)ルネサンスという漫才コンビをやってまして漫才で今一本でやってます。
岡田さんは大学時代に福岡でコンビを組みました。
東京に出てきて早10年。
なかなか芸人として芽が出ずプールの監視員やホテルの清掃などアルバイトで生計を立てています。
そんな岡田さんが影響を受けたライブが…。
桜島オールナイトライブの時にちょうど僕が22歳で大学4年生の時でその翌年にもう上京する事が決まってまして2人で東京に行って夢を追っかけようって決めてた時ででもどっかに不安もあって本当に売れるのだろうかとかやっていけるのかなというのがあった時に「逆流」という歌を初めて聴いて「僕は僕を失うわけじゃない」という歌詞に勇気というか背中を押された気がしてこれでいいんだと思える自分に自信がついてそれで上京しようっていう最終的に腹をくくれたっていうか。
読んで字のごとく逆に逆らってでも俺は一歩前に突き進んでいくんだというようなそんな思いをね…。
19歳だったかな…あの時は。
ちょっと岡田さんの悩みというものが。
僕らやっぱりいつか売れたいいつか売れたいと思ってやってるんですけど売れたなって思う瞬間というのが長渕さんの人生の中でその時の気持ちといいますかどんな気持ちだったのかなというのをちょっと僕聞いてみたいなと思って。
売れるとか売れないとかあんまり考えてなかったね。
稽古稽古稽古。
僕の場合は新しい曲を書き続ける。
週1回は書いてたから。
東京上京する時にはもう300曲ありましたよ既に。
プロの第1弾目の時にはその300曲の中の2曲しか使わなかった。
また東京出てきて書いた。
とにかく作品を作り続ける。
多分お笑いで言ったらネタを作り続けるという事なのかな。
それがまず一番。
そして今度はもう一つ大事な事は人が助けてくれるかな。
一生懸命やってるとその一生懸命さに人が手を差し伸べてくれる瞬間がある。
自分の力だけではやっぱり階段上れないしねそのためには助けて助けてって言うんじゃなくてこんなにたくさんの情熱とやる気とそれからたくさんの武器武器って何かって僕だったら歌。
あんた方にとってはネタだよね。
そういったものがあれば絶対いけるんじゃないの?そういうふうに思います。
(2人)ありがとうございます。
答えになったかどうか分かんないけど頑張ろう!ありがとうございます。
頑張ります。
ここでですね剛さんが岡田さんのためにね。
俺が歌う以上は絶対に一端の芸人になってもらわなきゃ困るけど大丈夫?はい。
(拍手)ありがとうございました。
頑張ろうね。
はい頑張ります。
ありがとうございます。
いや〜すてきでしたね。
神奈川からお越しの神辰郎さん。
神さんはなんとプロボクサー。
デビューしてどれぐらいですか?去年デビューして今3戦やってます。
神さん実は学生時代相当やんちゃだったそうです。
何そんなに暴れてたの?若い時。
何が嫌だった?大人に対して。
あ〜分かる分かる。
高校入った時楽しみとかワクワクして入学式に行ったんですけどのっけからもう退学の話とかされて先生にも自分は将来格闘技で生きていくんだって言ったらそういう夢を笑われるような感じで…。
やめるきっかけになったのは職員室で先生に対してどなり散らしてやめてその帰りに歩いて「Myself」聴いてすごい晴れてたんですけどその晴れも邪魔くさく思えてっていう感じで。
いいな〜。
いいですね。
こういう若者が将来何かすごい事をするんだよ。
僕はやっぱりこの時代やこの社会だったらまっすぐものを見てる連中若者の方がやっぱり藪睨みになっちゃうって感じするんだよ。
なぜかっていうと社会や世間がね曲がってるから。
ものが曲がってるのを見るのにまっすぐ見ても見えないわけ焦点が。
だからこんなんして見ないと焦点が合わないわけさ。
だから眼光鋭くなるしこういうふうになっていくっていう感じがしてならないんだよね。
だから若者の特権っていうのは僕はいつも思うけど若さの特権は裏付けのない自信とそれから怒りだよな。
特にそれが人をたたくというようなところではなくてそれを自分の人生の舞台に持っていったというところがめちゃくちゃかっこいいよな。
ありがとうございます。
今日俺の友達来てるよ。
三!僕のトレーニング仲間だったり彼の最後の試合の時には一緒にトレーニングなんかしたりしてもう本当に公私ともに世話になってるんだけど。
総合格闘家の三和雄さん。
PRIDEウェルター級の元チャンピオンです。
現役時代長渕さんは三さんのトレーニングをサポート。
今では長渕さんのフィジカルを支えるパートナーです。
何か聞いてみな。
試合前の恐怖心とかどうやって克服してますか?試合前は皆さんが恐らく想像する以上に不安と恐怖があります。
僕の場合は本当に戦いとして考えてました。
戦場に向かうつもりで戦ってました。
なのでもう試合当日は母に向けた遺書を書いて家を出ます。
ただ最後にスイッチが入る瞬間があるんですね。
それはバックステージ裏に自分が立った時に自分がここまで来れたのはどれだけの人に携わってここに立てたのかなと。
まずそこに来てくれる仲間たちですね。
最後まで一緒に汗を流して涙を流して練習をした仲間。
そうすると怖いっていう思いが全くなくてあとはリングに向かって幸せの中に包まれて試合をするんですね。
そうするともう負けるとかそういう不安は全くなくてそうして自分が戦う事でまた人に何かメッセージを残せればなというふうに思って試合をしてました。
神ね三が僕に話をしてくれた事があってね試合に出る前日の日にねさっき彼言ってたけど遺書を書いて…どうなるか分からないじゃん格闘技ってね。
何で殴られても殴られてもギブアップしないで最後まで戦い抜けるのか。
「お前怖いんじゃないのか?」「違います」って。
そこまで一生懸命僕と一緒に血と汗と涙でねトレーニングしてくれた仲間たちがねリングの下で待ってるって。
だから俺は絶対に生きてリングを降りて彼と抱き合うんだ。
僕には帰る場所帰る友達がいるから僕は戦えるんですって言われた時にさそうか〜と思ったよ。
頑張れよ。
はいありがとうございます。
10代の時に目指した憧れや夢っていうのは生涯のエネルギーになる。
負けて負けて負けて覚える事の方がたくさんあるような気がするから頑張ろうなまだ。
俺と一緒に。
これからだよね。
神がいつの日か世界チャンピオンになるのをみんなも応援しようね。
盛大な拍手を。
(拍手)将来のチャンプ!
(拍手)神辰郎!
(拍手)とにかく僕には歌しかなかったから。
今もそうなんだけどね。
負けて負けてもう突っ伏してどうしようもないっていう時に自分のためによっこいしょと思って書いた歌がねそれぞれの人生の隙間でそれぞれの人たちの傍らにそっと置いといてもらってそれがまあ立ち上がる歌になってもらったりね。
俺一生懸命歌を歌ってきてよかったなってやっぱ思うよね。
(拍手と歓声)
(観客)剛!剛!剛!俺を待っててくれたかな?
(歓声)俺もお前らを待ってたんだよ。
(歓声)どんだけ待ってたのか分かるのか?待って待って待ちくたびれてやっとここに来たよ。
(観客)ありがとう!
(歓声)いつでもみんなと勝負できるように準備は万端だ俺は。
(歓声)Areyouready?
(歓声)Everybodysayyeah!
(観客)イエ〜イ!イエ〜イ!
(観客)イエイ!一緒に歌え〜!
(拍手と歓声)自分の人生を思いっきり走んなきゃ駄目だよな。
そういうふうに思うよ。
いつまでもいつまでも走んなきゃ。
(拍手と歓声)OKいくぞいくぞいくぞ〜!
(歓声)ワンツースリーフォー!
(拍手と歓声)ありがとう!Thankyou!また会おう!
(観客)剛!剛!剛!2014/08/18(月) 02:10〜03:08
NHK総合1・神戸
SONGSライブスペシャル「長渕剛」[字][再]
ヒット曲満載「オールタイムベストライブ」未公開シーンたっぷりのスタジオライブスペシャル版。悩める若者へ熱いメッセージと歌を!
詳細情報
番組内容
ヒット曲満載「オールタイムベストライブ」未公開シーンたっぷりのスタジオライブスペシャル版。そして「トークセッション」では、夢を持ちながら、深い悩みを抱え、長渕の歌に励まされてきたファンと、人生について「本気」で語り合う。そしてリクエストに応えて「弾き語り」で激励する奇跡のパフォーマンスが実現。進行は、自身も長渕の歌に救われてきたという冨永愛。
出演者
【出演】長渕剛,冨永愛
ジャンル :
音楽 – 国内ロック・ポップス
音楽 – ライブ・コンサート
音楽 – その他
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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